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死者の沼

死者の声を聞きたければどこそこの沼へゆけと、その地方の人々は指さして言う。ずいぶん手近な冥界への入り口もあったものだと、半ばあきれながら、私はその沼をめざした。

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クローズド・アクアリウム

女性だけが罹る、遺伝子異常をもたらす病気。罹患率、百パーセント。十五歳までの致死率、八十何とかパーセント。二十歳まで生きられる女性は、ほとんどいない。その凶悪なウイルスのせいで、僕らの社会はいまの形に...

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河岸の月

いつになく雨のない日の続いたある午後、コダは河辺で一人の子供を拾った。痩せこけてみすぼらしい少年は、洗うと見違えるように美しくなったが、目を覚ましても茫洋としたまなざしで宙を見つめるばかりで、まったく...

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鳥たちの楽園

少年のころ、養い親にあたるその人と、二人で旅をしていた。街道脇で野宿をしたある夜、焚き火を見つめながら、養父は静かな声音で語り始めた。はるかな西南の地にある鳥たちの楽園と、そこに棲む、人語を話す鳥につ...

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マルゴ・トアフの銀の鳥

鳥から進化した種族・トゥトゥ。生まれつき抱える障害のために飛ぶことのできないエトゥリオルは、いつも地上からひとり、同胞たちの姿を見上げていた。

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雨の国

 その土地では、いつも雨が降っていた。 晴れ間ののぞく日など月に一度か二度という、そのような場所にも人が住んでいると聞いて、旅人は険しい道を越え、その国へと向かった。 雨の国の住民は、洞穴の中で暮らす...

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とこしえの黄昏の国

一話完結の連作形式になります。「とこしえの黄昏の国」 地の涯にはとこしえの黄昏の国があり、そこには夜も昼もなく、太陽は地平線の上をゆっくりと巡っているという。父親から聞かされたその話を、信じていなかっ...

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Unshared Blue

 AI工学の発展に伴い、戦場からは人の姿が消えた。自律型AIが軍用機を操り、人間のかわりに戦う時代。濃紺に澄み渡る高高度の空に、いま、一機の戦闘機が舞いあがる。

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紫鱗に透ける

 レピシス――うまれつき手足や背中に、半透明の鱗をもつ人々。 その突然変異が起きた原因は不明。ある年を境に世界各国で生まれるようになった彼らは、急激にその数を増やしつつある。 けれどまだ多くのレピシス...
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