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  • アトラス⑧ 日満つる月
  • アトラス⑧ 日満つる月
  •  もはやテピト・テアナには、滅びに到る道しか残されていない。それが冷厳なる現実だった。チェリアとアサジも島を離れるしかなかったが、その途次チェリアは、アサジとの間に、紛れもない「夫婦としての絆」を見いだす。妻として夫に愛されているという確信、この確信が彼女の心を隈なく満たす。日の光に充たされた月(満月)のように。そんな「妻として愛されている確信」が、彼女の中で「母としての強さ」に転換されたとき、チェリアは島に引き返す。そこに“わが子”のごときアトラスがいるからである。
  • 連載 ギリシア神話 キリスト教 夫婦愛 別れ コンテスト コスモス文学新人賞

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 もはやテピト・テアナには、滅びに到る道しか残されていない。それが冷厳なる現実だった。チェリアとアサ...

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