閉じる


<<最初から読む

10 / 11ページ

第四章 3~4


    3

 

 遠い地平に思いを馳せる様にして、晴美は語っている。
「あの時、私は思いました。同じ戦争に行って、貴方は無事で帰って来たのに、どうしてお父さんはあんな怪我をして帰って来たんだろう、って。貴方と逆なら良かったのに、って」
 今真次郎の目も同じ地平を見ている。
「……私は優しくて物静かだったっていう、戦争に行く前のお父さんのことを全然知りません」
 引き抜いた包丁を床に落し、自分から噴き出した血の海に谷本は倒れていく。ドシャーン!
 麻里恵は背中を丸めて放心している。晴美は鮮血に染まった顔を覆って泣いている。
「何やってんだ! このバカ! 何てバカな女なんだ……ちくしょう、お前は、全く、しょうがねぇ……」
 起きてしまったことを収拾することも出来ず、真次郎もまた立ち尽くしている。
 病室で話を聞いている沙奈も、まるで今自分もそこにいる様に放心している。
「私はあの時、お母さんがお父さんに殴られてるのに、他人事みたいに知らん顔してた貴方のことが憎かったのと、これから先お母さんまでいなくなったらどうしようと思って。それで警察に、貴方が刺したって言いました」
 ベッドの上の真次郎が急に血迷った様に喚き出す。
「……うう……それ、は違う! ……俺じゃない、ああ俺じゃ……ないんです……よう!」
 暴れ出した真次郎を見て沙奈が慌てて宥める。
「相沢さん。相沢さん、大丈夫ですよ、相沢さん、もうここは警察じゃないんですよ。ここは病院ですよ。もう誰も捕まえる人なんかいませんから、大丈夫なんですよ……」
「……」
 真次郎は病室を見回す。沙奈の顔を見る、晴美のことも。
 そしてやっと今の状況を思い出したのか、喚くのを止める。やはり薬の効き目が薄らいでいるのか、少し意識が朦朧としている。
 ……そうだった。俺は、やっと思い出したんだ。今までのことを全部……そうだ。俺は麻里恵を殺すんだ……。
「貴方はそのまま警察に捕まって、裁判でも有罪になりました」
「……」
 ……そうだ。それから始まったんだ。俺の五十年が……。
 晴美はベッドの脇に置いてある真次郎の持ち物の中から通帳を取り、開いて見る。真次郎は一緒に置いてあるスプーンのことを思い、ハッとして晴美を見るが、スプーンには感心を寄せていない様子である。
「やっぱり……私が持って行った二百万円は、相沢さんが持ったままだったんですね」
「……」
「あのお金のことは、警察の人には言わなかったんですか?」
 ……違う、最初はとぼけてたけど、俺は言った。兎に角谷本さんを刺したのは俺じゃないってことを信じて貰う為に、全部正直に言わないと信じて貰えないと思って。
「俺は……お金の、ことも……言いました。でも、信じて……貰えなか……った」
 取調室の刑事が真次郎の預金通帳を見ている。
「……この金は、麻里恵さんの娘が自宅から持って来たってのか?」
「そうですよ、でも俺は、その金だけ取って麻里恵は返してしまおうと思って……」
「嘘つけよ!」
 バーンと机を叩かれて真次郎は縮み上がる。
「そんな金のこと谷本さんの方では何も言って来ていないぞ!」
「そんな! 確かにアレは晴美ちゃんが家の金庫から盗んで来たと……」
「あれだけの大金を盗まれておいて、被害届も出さない訳がないだろうが!」
「だから、それは、闇市で稼いで税務署に隠して持ってた金だから……」
「いい加減なこと言ってんじゃねぇよ!」
「本当ですよ」
「お前が何処か他所から盗んで来たんじゃないのか!」
 ……もう何を言っても信じて貰えないと思った。
「……そうだったんですか。でもそれは私も話したんですよ。でもそれは貴方に言われて盗んで来たってことにして、私は作り話をしました」
「!」
「貴方が、母さんに一度家に帰って、金庫から谷本が隠してる財産を盗んで持って来たら家に置いてやるって言って、持って来させたことにしたんです。でもそのことは谷本の実家の方でも、アレは税務署にも届けていない闇のお金でしたから、無くなっていることは解かっても、被害届は出さずにいた様です。そもそも谷本が自分の金庫に隠してたから、谷本の両親も金庫にどれくらい入ってたのか知らなかったみたいです。だから警察の方でも、それは貴方が何処か余所から盗んで来たお金だということにして、表に出さなかったんですね」
 沙奈が口を挟む。
「だけど、実際はそのお金のことも警察が相沢さんを犯人だって思い込む原因になってたんじゃないの」
「そうだね……でも相沢さんも刑務所に入って、お金を使うことも出来ずに、結局はずっと持ってるしかなかったんですね、五十年も」
「……」
 晴美は通帳を閉じて元の位置に戻す。真次郎はスプーンのことが気になるが、やはり晴美は気にも止めていない。
「……あの時私が、父さんに連れ戻されたお母さんに、もう一度私を連れて逃げてなんて言わなければ、あんなことにはならなかったんですよね」
 ……その通りだと思う。だが、今はそう言わない方が良いだろう。
「嫌、それは、違う……それは、ね、晴美さん……」
 晴美が真次郎の言葉を遮る様に言う。
「それから裁判の日が決まって、きっと裁判で相沢さんは自分はやっていないって言うから、私と母さんも証人として裁判所に行かなきゃならないと思ってましたけど、相沢さんはそのまま罪を認めておしまいになったんですね?」
 ……それも違う、俺はあんまり刑事の取り調べが朝から晩まで毎日続くので、もう意識が朦朧としてしまって、一度は自分の供述ですと認める書類に名前を書いてしまったのだ。
 でも裁判の時に、今度こそ裁判官の人たちに本当のことを聞いて貰おうと思って、一生懸命言った。頼むからあの二人を、麻里恵と晴美ちゃんをここへ呼んでくれって、自分で言ってやりたいって、でもそれも聞き入れて貰えなくて、結局は判決を決定されてしまった。
 そうか……あの金のことも、本当は警察も解かってて、俺を犯人だと決めつける理由のひとつになってたのか……でももうそのことも、もうどうでもいい。それよりも今は、晴美さんと沙奈さんにもっと俺に同情して貰って、麻里恵のところに連れて行って貰える様にしなければ。
「……はい、もう。何を言って……も、仕方無い、と思って、俺は……諦めて、しまった……んです」
「そうだったんですか」
 と言って頷くと、晴美は話を続ける。
「事件の後、母は谷本の実家から離縁されて、私を連れて武田尾温泉の実家に戻りました。旅館をやっていた母の両親もいい顔はしませんでしたけど、私は、お母さんが可哀相だったということを、祖父母に一生懸命言いました。お父さんにはいつも叩かれていて、相沢さんには騙されて連れて行かれたのだと言いました。私と母さんは、もう他に行くところもないのだと……祖父母も中学生だった私のことは不憫だと感じてくれたのか、黙って置いてくれる様になりました」
 真次郎はじっと聴き入っている。
「母は谷本の姓から実家の三浦姓に戻って、一生懸命旅館の仕事を手伝って来ました。ことあるごとに、刑務所にいる貴方のことを思って泣いていましたけど、その度に私は、悪いのは相沢さんなんだから、お母さんは悪くないんだからと言って宥めすかしていました。それから、母は貴方がもし刑務所から出て来たら、自分に仕返しに来ると思って、怯えてましたから。私は相沢さんが刑務所から出て来る日があるとしたら、その時は知らせて貰える様に警察の人にお願いしました。だから私は、実は相沢さんが刑務所で脳梗塞になって医療刑務所に移ったことも、認知症になって施設に入ったことも警察から連絡して貰って知っていました。ただ、まさかそこで沙奈と貴方が出会ってたなんて……」
 真次郎に話す晴美の横で、沙奈はまるで麻里恵の意志を代弁するかの様に、済まなそうな顔をしている。
「何年か前に沙奈は東京で勤めていた会社が倒産して、介護の仕事に就いたということは知っていましたけど、まさかその施設に、相沢さんがいたなんて……だけどよく相沢さんは、沙奈が母の孫だってことに気付かれましたね」
「……」
「沙奈からの電話で、貴方の名前を聞かされた時には、愕然としました。相沢さんという名前を知っているかどうか、母に聞いてみてくれって沙奈は言いましたけど、勿論母には言いませんでした。それからの毎日、生きた心地がしませんでしたよ。でも沙奈の話だと、貴方は身体の半分が麻痺して、酷い認知症だということでしたから、このまま何もなく貴方が死んでしまえば良いと思っていました」
「……」
「でも、相沢さんが突然旅館に現れた時には、私は覚悟を決めたんです。だってもう、何をどうしたって取り返しのつかないことですから。これはもう、貴方を殺すしかないと思って……」
「……」
  ガチャリと病室の扉が開く。先ほどの看護師が入って来る。
「三浦さん、麻里恵さんの意識が戻りましたよ」
「えっ……」
 と沙奈は晴美の顔を見る。
「解かりました。すぐ行きます」
 と言って晴美は沙奈を見て頷く。そして真次郎を見る。
「相沢さん。私、母に話して来ます。相沢さんが、会いたいと言っていますって、相沢さんはもう母のことを許して、恨んでなんかいないからって、それでいいんですよね?」
「そうです……その通りです、よ……」
 と答えながら、真次郎の心は躍動している。よし、やった……やったこれで、殺しに行ける、やった。でもあのスプーンを、何とかして取って持って行かなければ、パジャマに隠して持って行かなければ……。
 晴美は看護師と一緒に部屋を出て行く。病室には沙奈と二人だけになる。
「……沙奈、さん……」
「はい、何ですか」
「その……通帳と……俺の物を……」
「ああ、コレですね、はい」
 と沙奈はベッド脇の台の上に置いてある通帳と印鑑、それにスプーンをビニール袋に入れて真次郎に渡す。
「そういえば相沢さん、施設でもスプーンを盗んでいつも削ってましたけど、それは何に使うつもりだったんですか?」
 ギクリとする。咄嗟に出て来た言葉はこんなことだった。
「コレは……ね、俺……の、お守り……なんだよ、大事な……」
「スプーンを削ると、お守りになるんですか、そんなの初めて聞きましたけど」
 真次郎は袋を毛布の中に入れると、中でスプーンを取り出し、パジャマの中へ入れる。
 そして不思議そうな顔をしている沙奈に笑って見せる。
 スプーンは自分のお守り……誤魔化そうとして咄嗟に言った言葉だったが、真次郎にとってこのスプーンは、本当にお守りの様な物だったと思う。
 長い受刑者生活も、施設で訳が解らなくなっている時も、真次郎はこのスプーンに思いを託していた。
 ……そうだ。俺は、刑務官に見つかって取り上げられても、また次のスプーンを盗んで、施設では職員に取り上げられても、また次のスプーンを盗んで。自分が何故そんなことをしているのか、訳も解からなくなってしまっても、俺は自分の意志でスプーンを削っていた。俺は、コレに、自分の生きる目的を託してたんだ……。
 ……そして、今やっと恨みを晴らせる時が来たんだ。絶対にやらなければ、このままでは死んでも死にきれない。
 ……あの時、誰も俺の言うことを信じてくれなかった。くる日もくる日も永遠に続くかと思われる労働をさせられた日々……あの時の俺の為に、俺は復讐してやらなければならない。でなければ、俺が可哀相すぎる。理不尽に無駄にさせられた俺の人生が……おお、俺はなんて可哀相なんだ。待ってろよ麻里恵、今こそ俺は人生の恨みを晴らしてやるからな。
 ガチャリとドアが開いて、晴美が戻って来る。
「どうだった?」
 と沙奈が訊ねる。
「会うって」
「お祖母ちゃん身体は大丈夫なの?」
「うん、バイタルは安定してるから、先生がもう明日は退院しても良いからって」
「そう」
 晴美は真次郎の顔を見る。
「相沢さん。母は会ってもいいって言ってますから。いえ、会ってもいいなんて言い方は間違ってますよね、母の方が悪いんですから。母の方でお詫びしなければならないんですものね……」
 ……母、この人の母……そうだ。この人の母が麻里恵なんだ。
 真次郎は一瞬病室に入って来た晴美が誰なのか解からなかった。やはり薬の効き目が落ちてきている。急がなければならない。
「……いや、もう……いいんですよ。本当に、私は……許すんです。マリに……許すと、言ってやりに……行きたい……んです」
 そう言いながら懐に入れたスプーンを握り、確認している。
 ……早く、早く俺を麻里恵のところへ連れて行ってくれ。
 このままではきっとここが何処なのかも、自分が何をしているのかも分からなくなってしまう。
 また以前のように訳が解らなくなってしまうのは時間の問題である。
 晴美と沙奈に支えられて、真次郎は身体を起こし、ベッドから降りる。
 そして左手で杖を持ち、右腕は晴美に支えられながら、歩いて病室の出口へと向かう。
 沙奈が病室のドアを開けてくれる。
 真次郎は病室を出て、廊下を歩き始める。
 白い壁と、等間隔に電灯の点いた白い天井が真っ直ぐに延びている。
 ……あれ? ここは、風呂に行くまでの廊下だったか……?
 瞬間真次郎の頭は施設に戻り、入浴する為に廊下を歩いている。
 ……いや違う、違う違う、しっかりしろ。俺は、神戸の武田尾温泉の近くにある病院にいて、今晴美さんと沙奈さんに連れられて、麻里恵を殺しに行くところじゃないか。
 杖を握っている左手を胸元に当て、そこにスプーンが入っていることを感触で確かめる。
 ……俺は大丈夫だ。きっと、自分の意識を失ったとしても、麻里恵に会えば、俺の身体はちゃんと自分のやるべきことを実行する筈だ。その為に長年生きて来たんだから、俺が、コレを忘れる訳がない……。
「大丈夫ですか? もう少しですからね」
 と真次郎の右腕を支えている晴美が歩きながら言う。
「……え、ええ、大丈夫です、よ」
 と真次郎は答える。
 そのままエレベーターに乗る。グィンとエレベーターは上昇し、ひとつ上の階に停まり、ドアが開く。
 瞬間それが施設のエレベーターと重なって見える。
 ……違うぞ、俺よ、ここは施設じゃない。今俺は、やっとのことで辿り着いたんだ。俺はやっと、麻里恵を殺せるんだ。と自分に言い聞かせ、意識をしっかりと持たせる。
 ……そうとも、俺はやるべきことをちゃんとやるぞ。俺の身体は、俺の意志が支配しているに違いないのだから、俺は自分の身体を信用していればいいんだ。例えまた訳が解らなくなったとしても、俺の口は、俺の喋るべきことを喋り、俺がやるべきことを実行するに違いない。
 そう思いながら廊下を進む。
「相沢さん。お祖母ちゃんは、この部屋にいます」
 と先に行った沙奈がドアの前に立つ。
 晴美に支えられて真次郎が来ると、沙奈がドアを開いてくれる。真次郎はその病室に足を踏み入れる。
 ……何をすべきかは、俺の本能が知っている。俺は俺のするべき事をやるだけだ。俺はそうする。俺はやっと、自分の意志を通すことが出来る。俺の好きな様に出来るんだ。もう何も心配はいらない、俺は俺のすることにまかせておけばいいのだから……。

 

    4

 

 杖を突きながら真次郎が足を踏み入れると、ベッドには誰も寝ていない。
 見ると小さな老婆が床に正座して座っている。
「お祖母ちゃん……」
 沙奈が声を掛けると、老婆は途端に顔を両手で覆う。
「おおおお……おおおおおお~~~」
 低いくぐもった声で嗚咽を漏らし始めたかと思うと、それは大音響になって部屋中に轟き渡る。
「ああああああ~~~~あ~~~~あああああ……」
 真次郎は立ち尽くしたまま、呆然とそれを見つめている。
 真次郎の目にはそれが誰なのかが解かっているのか、その様子は、まるでもう自分が誰なのかということすら忘れてしまっている様子である。
「お祖母ちゃん、お祖母ちゃん!」
「おおおおおお~~~おうおうおうおう……」
 麻里恵が顔を覆っている手の間から、ポタポタと涙が滴り落ちている。
 沙奈は病室の隅に立ち尽くしたまま、その光景に見入っている。
 カシャン……。
 真次郎が杖を前へ突き出す。そして一歩、足を前へ踏み出す。タッ……。
 カシャン、タッ、カシャン……。
 真次郎は正座する麻里恵に近付くと、パジャマの懐に左手を入れて、ゴソゴソと何かを取り出そうとする。
 カラーン!
 沙奈が見ると、音を立てて床に落ちたそれは、先端を削られたスプーンである。
 ズルッ、ドシャーン。
 杖を踏み外したのか、真次郎は麻里恵の前に転ぶ様にして座ってしまう。
「大丈夫ですか、相沢さん!」
 と思わず晴美も真次郎の身体を抱き抱える。
 見ると真次郎は左手を伸ばし、泣いている麻里恵の右手を取る。
「もう、泣かなくて……いいんだ、よ……マリ……俺だよ……」
 真次郎に右手を取られても、麻里恵は両目から流れ続ける涙を左手で拭っている。
「また、会えた……ね、やっと、会えたね……元気に、してた……かい?」
 頷いているのか、ただ震えているのかも分からないが、麻里恵は顔を上下にガクガクと動かす。
「もう、心配しなくて……も、いい、んだよ……もう、俺は、怒ってない、よ……」
「おっ、おっ……おお、うう……わああああああーーーーーー」
 叫ぶ様にして麻里恵は真次郎の胸に飛び込んで行く。真次郎はその小さな背中を左手で受け止める。
「おっ、おっ、おっ、おおおおお~~~~ううあああああ~~~」
 麻里恵の声はただ激しく呻いているだけの様に聞こえるが、沙奈の耳にはその声が「ごめんなさい~ごめんなさい~」と言っていることがしっかりと解かる。
 晴美はブルブル震えながら涙をながし、今にもその場に崩れてしまいそうなのを辛うじて耐えている。

 今、この二人を見ながら沙奈は思う。この先、もうずっと永遠に、この二人は一緒にいるのだろう。
 例えどちらかが死のうとも、二人とも死んでしまおうとも。この世界がなくなったとしても、それはきっと変わらない、二人はずっと一緒にいる。


                                         おわり


奥付



「そこへ行く男」


http://p.booklog.jp/book/98695


著者 : tochiro
著者プロフィール:http://p.booklog.jp/users/tochiro/profile


感想はこちらのコメントへ
http://p.booklog.jp/book/98695

ブクログ本棚へ入れる
http://booklog.jp/item/3/98695



電子書籍プラットフォーム : ブクログのパブー(http://p.booklog.jp/
運営会社:株式会社ブクログ



この本の内容は以上です。


読者登録

tochiroさんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について