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どれもみんな おんなのこに みせたくて

なかなか きまりません

ふと おんなのこのかいた えを みあげました

 

 

そこには ピクニックにでかけたのに

あめがふってしまったひのえや

いっしょに パンをつくって

だいしっぱいした えも あります

でも どのえも みんなえがおです


 

 

おんなのこは どんなちいさなことからも

えがおのたねを みつける めいじんでした

 

 

しっぱいしたパンは あまりおいしくなかったのに

おもいだすと また たべたくなるし

あめのなかできいた かえるのうたは ふたりだけのきょくです

ふたりで はんぶんこすれば おもいでには

いつも えがおのはなが さいていました


 

 

 

「どんなパンをつくるかじゃなくって

どんなパンでも

ふたりでいっしょなら おいしいんだ」

 

 

それから まいばん よるおそくまで

おみせには あかりが ともっていました


 

 

そして すうずつがたち

おんなのこが もりへ かえっていkました

まっさきにむかうのは パンやさん

 

 

「きみへのパンを つくったけれど

きっとふたりでつくったら

もっと おいしいパンが できるとおもうんだ」


 

 

ひさしぶりにあって

パンやさんも おんなのこも

すこし ドキドキしています

 

でもだいじょうぶ

こねて まるめて ねかせて…

パンができあがるまでには

まだまだ いっしょのじかんが

たくさんあります

 

パンを かまにいれるころには

すっかりいつものふたりです



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