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1.食事

まあ、そんなわけで、2014年12月に、2週間ばかり、

マレーシアに出かけていたわけです。

 

基本的には、取るに足らぬ任務があって、

遺憾ながら遊び回れたわけではないのですが、

多少のことは残すに値するだろうと、

今回SIMカードの無いスマホも持ち込んで写真とったので、

メモ書き程度に書いて置きます。

 

1)食事

 

今話題のエア・アジアが経営するホテルに泊まっておったのですが、

もともと朝飯の無いところで、

朝はだいたい毎日、同じ屋台で食べておりました。

 

ちなみに屋台システムは、

まず、席を確保します。

次に、うまそうな屋台に行って、何か頼みます。

席で待ちます。

そのうちに、店舗全体のあるじが来るので、飲物を頼みます。

屋台の人が、頼んでいた飯を持ってくるので、お金と引き替えます。

あるじが飲物を運んでくるので、これもお金とひきかえにします。

食べます。

 

伝統を言えば、このシステムは、もともと単なるコーヒーショップだったところに、

飯も食べられるようにと、外部の屋台商人を呼んできた、という仕組みらしい。

なので、飯だけ頼んで飲物なし、はあり得ず、飲物だけで飯はなし、は可能。

 

まー、そんなこんなで、あたくしの朝の定番は、

スープ・ヌードル・ウィズ・チッキンと、オレンジジュースでした。

オレンジジュースは生搾りの実にうまいものです。

 

 

体がぽかぽかになります。

ちゅか、食べ終わるころには汗だくです。

 

 

毎朝通っていた屋台のおばちゃん、たいへん感じが良くて、

三日目の朝には、「スープ・ヌードル・チキン」と、あたくしの顔見ただけで返事し、

五日目くらいには、こちらが何も言わずに指一本出すだけで、スープ・ヌードル・ウィズ・チキンを提供し、

最後の辺では、お椀差し出すときに、「アリガト」と言うに至りました。

 

あー、また行きたくなりました。

ちなみにこれだけで、円安の御時世でも、200円しないぐらい。

ホテルで喰うと、軽く1000円は飛んで行くので、屋台で喰わなきゃ損ですね。

 

ちなみに昼も夜も、だいたい屋台。

ワンタンミン・ウィズ・スープが、特にうまい。

ワンタン麺ですね。

 

ただ、日本人にとって、マレーシアで一番困難なところは、酒が高い、ところで。

基本的に国政を握ってるマレー人が、イスラムで酒を飲まないこともあって、

酒に、ものすごい税金がかかってる模様。

あたくしはもっぱら、ハンドレット・プラスという、微炭酸のポカリみたいなやつを飲んでおりました。

 

 

なお、言うまでもありませんが、

屋台ばかりじゃなく、レストランとかで、普通にハンバーガーも食べます。

でも、ハンバーガーの中味は、チキンです。

イスラムのハラル対応というやつですね。

 

 


2.町相

支給される旅費の中に、タクシー代は計上されないので、

もっぱら、乱暴なるバスを利用しておりまして、

とはいえ、ペナン島は交通量の多さのため、あちこち一方通行にしてあり、

往路復路でバス停の位置がまったく違う場合も多いのでした。

 

で、ある夜ホテルへ帰るべく、とぼとぼと歩いていると、

ココナッツ問屋に遭遇しました。

 

 

山盛りの椰子の実。

 

男たちが次々とトラックへ投げ込んでるので、いかにも南国な感じ。

「写真とって良えか」

と聞けば、

「おうよ、入って来いよ」

と、招かれるので、ハラハラしつつ行ってみると、

ムキマッチョの兄ちゃんが、実に気さくでした。

 


 

 

 


3.クリスマス

12月なので、町はクリスマスでした。

外を歩けば汗だくになる南国でも、クリスマス商戦は盛んで、

というのも、マレーシアは会計年度が1月~12月らしく、

まー、そんなわけで12月はかき入れ時。

 

灼熱の、イスラム国の、マレーシアでも、雪&赤色もこもこ服という、

「クリスマス定番イメージ」は、有効なのですね。

 

まー、外は暑いが、建物内はクーラー全力なので、

案外、日本でいう秋冬物の需要があるらしいのがおもしろかったです。

12月は雨季で、外の気温が低めということもあるようです。

(外が曇天でも雨天でもクーラー全力=寒い)

 

ショッピングコートのクリスマス。

何か知りませんが、クリスマス・エクササイズとかいって、

激しく踊ってる人たちもいました。

毎晩8時くらいになると、集まって、踊ってました。

あたくしなどが不用意に参加すれば、脱水症状で死ぬ。

 


 

 

 以下天使さま。

 こういう造形がかわいくない、ちゅーのは、日本以外の定番っすね。

 あとアンパンマンもいました。


 

 


4.極楽寺

極楽寺は、ペナン島の名物で、1890年頃創建。

戦前のマレーシア観光記とか、

ヨーロッパへ渡航する途中日記などには、だいたい登場しています。

 

で、これがすごいところで。

寺院の類が、金もうけに執心である、ちゅーのは、古今東西変らんと思いますが、

ここはすがすがしいほど露骨で、

参道などはもう、土産物店というよりは、普通の商店街が蝟集して、

肝心の寺院も、古めかしい建築などを覆い隠している。

 

まー、今回の余録は、この寺観光記で終わりますが、

宗教設備そのものも、そうとうな適当感があってすばらしいのです。

 

山上、左側に見えるのが、最近の名物の大観音像、

右側に見えるのが伝統的な名物の、仏塔。

仏塔の様式は、色んな様式がごったになっているものらしい、

中に入って、階段をあがれます。

 

天気が悪かったのが、まことに残念。

あ、忘れずに書いておきますと、基本的には、きちんとしたお寺です、もちろん。。。

 


 

 

折しも、新年に向けた準備なのか、飾り提灯が散乱しておりました。
良いぞんざい感です。
それでもとくに中華系の人たちが仏様を熱心に拝んでいたので、

信仰とは何ぞや、とか思ったりします。

 

あ、ちなみに、イスラム系の人は見ませんでした。

信仰ではなく、文化施設を見学するなら、アッラーもとやかく仰らんはずですが、

まー、見ても仕方ないといったところでしょうか。

 




5.極楽寺その2

そして何がもっともおもしろいかと言えば、
やはりこの目玉の観音様でしょう。

いや、観音様は至極ふつうです。
新しい観音像なので、造形自体にも、印象的なものはない。

大きいのは大きい、というより巨大構造物に囲われているので、
圧倒される。この観音様の四阿は、何やら工事をしていたのですが、
これひょっとして、外側にエレベータでもつくるつもりじゃね? と思わせました。

エレベータを設置して、金をとるのです。

まー、そんなことより皆さんあれですよ。
この観音様に侍する感じで、金色の仁王像がいたのですが、
これがどう見ても、東大寺仁王像。

まー、良いのですけどね。
いずれにしても、この金剛力士像が、今回の旅の一番だと思われましたー。

 

 

 

ついでに言うとですね、
電飾でキラキラする池の上に四阿がありまして、
そこから眺める池の鯉などまことに風流なのですが、
そこにぷかぷか浮かぶ鴨は、プラスチックでした。

 

 


この本の内容は以上です。


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