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茹で芋

茹で芋

 

 おやつに茹でたさつまいもを食べる。

優しく穏やかな甘さが嬉しい一品だった。

 

 焼き芋のようにほくほくとしてはいないけ

れど、茹でてあるからしっとりとした食感が

楽しめる。しっとりとしているので、飲み物

を飲みながら食べる必要がなく、その分しっ

かりとお芋の甘さを感じることが出来る。

 

 焼き芋を家で作ろうと思うと、なかなか大

変だ。ガスコンロで使うことが出来る、焼き

芋専用の鍋を、お店で見かけたこともあるが、

あれで焼くのも大変だと思う。

たしか、セラミックか陶器の丸い物が付いて

いて、それを石の替りとして石焼き芋を作る

ことが出来るように、書いてあった。

 その点、茹でて食べるのであれば、いつも

使っているお鍋で茹でるだけなのだから、断

然簡単だと思う。

 

 一つ目は素直にお芋だけを食べた、口に入

れたすぐはほっくりしているが、少し噛んで

いるとすぐにしっとりとしてくる。

 昔食べたさつまいもは、茹でてあっても

もっとほくほくというか、水分が少なくて

モソモソと言った感じがした気がする。

しっとりとした仕上がりになるような、品種

が開発されているのかもしれない。

 

 二つ目を食べようと思った時、もう少し甘

さが欲しくなった。

 しかし、せっかくのさつまいもに砂糖を付

けて食べるのもどうかと思う。スイートポテ

トは美味しいけれど、出来るだけそのまま食

べたい気分だった。

 その時テーブルにあったのが、たくあん。

 これだ!

 

 ぜんざいやおしるこに限らず、甘いものの

甘さを引き立てるには、少々の塩気が有効と

いうのは、有名な話だろう。

 だからといって、塩を付けながらお芋を齧

るのもどうか。しかし、たくあんを合いの手

に入れて食べるというのは、しるこに塩昆布

のようで、なかなか良さそうだと思った。

 

 試してみたら、これは正解だと思った。

さつまいもの甘さに慣れた口の中を、たくあ

んの塩気としっかりした歯ごたえが引き締め

る。そして、またさつまいもを食べると、最

初の一口のように新鮮な甘みを楽しめた。

 難点はたくあんの匂いだろうか、さつまい

もを食べているのに漬物の匂いがぷんぷんす

る。まだたくあんが新しいので、それ程強い

匂いではないけれど、それでもぬか漬けの匂

いが漂う。

 

 たくあんが苦手な人は、その他の漬物で試

してみると、面白いかもしれません。

酸味よりも塩気を重視した漬物のほうが、い

いのではないでしょうか。

 漬物が苦手なら、塩昆布でも美味しいかも

しれません。

 

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最終更新日 : 2014-12-31 20:39:37

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大福餅

大福餅

 おやつに大福餅を食べる。
甘くて幸せな一品だった。

 大福。名前がいいね。大福。
大きな福がお腹の中に入っていくというのは、
何の変哲もない一日を、食べている間だけで
も気持ちよくさせてくれる、ような気がする。

 今日食べたものは、ごろごろとした食感が
楽しい、豆大福だった。
使われていた豆は、あずきにしては大きくて
大豆にしては少し小さい。それに形が楕円球
ではなくて、まん丸い。
えんどう豆なのかもしれない。
 しかし、えんどう豆にしては色が黒い。
真っ黒になるえんどう豆の品種があるのかも
しれない、赤いものなら一度食べたことがあ
るが、真っ黒にはならないだろう。
 結局豆の正体はわからないままが、美味し
く食べてしまった。

 中のあんこはこしあんだった、豆の食感を
活かすためだろうか。
 粒あんのあずきの具合と、豆のゴロゴロと
が一緒になったら、人によってはくどいと感
じるのかもしれないな。と思いながら、モッ
チラニッチャラと味わう。

 昨日試した、甘いモノとたくあんの組み合
わせを、大福餅でも試してみようと思ったけ
れど、今日はやめておいた。
 たまには、口の中を甘ったるいままにして
おきたい日もあります。

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最終更新日 : 2014-12-31 20:39:37

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挽き肉カレー

挽き肉カレー

 昼食にカレーを食べる。
作って三日目の一番美味しい頃合いだった。

 今回のカレーは、お肉にひき肉が使われて
いた。塊のお肉を入れた物よりは、迫力には
劣るが味はとてもいい。
 いつだったか、テレビのインタビューで、
プロ野球選手が言っていたことを思い出した。
「カレーは挽き肉のものがいい、どこをよそ
ってもお肉があるから。」

 なるほど、確かに塊の肉でカレーを作ると、
お肉にうるさい人は自分の皿に入っている肉
の量が気になるのだろう。
ましてや、体力勝負のスポーツ選手なら、お肉
の量は肉体的にも精神的にも、成績に響いて
来るかもしれない。
 そう考えると、どこをとっても一定量の
お肉が入ってくる挽き肉のカレーは、大勢の
食事を提供する場所などでも具合がよさそうだ。

 私の家でも、家族が多かった時には、それ
こそお肉の量でやいやい言うこともあった。
 しかしそれも昔のこと、今では家族の食も
細くなり、人数も減って、取り合いする相手も
いなくなってしまった。

 家族で食べ物の多い少ないでもめているく
らいが、賑やかでいいのかもしれませんね。
まあ、あまりに競争が激しいのもあれですが。

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最終更新日 : 2014-12-31 20:39:37

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甘酸っぱい

甘酸っぱい

 先日、ラーメンを食べる。
とてもふしぎな一品だった。

 寒い日は温かい食べ物を食べるに限る、と
いうことで、家族にラーメンを作ってもらっ
た。
 ホカホカと湯気の上がる丼を見ただけで、
気分が温かくなってくる。

 上にはほうれん草とネギと、煮物の残りだ
ろうか、牛すじが乗っていた。
野菜もしっかりと摂れる、理想的な組み合わ
せだと思う。

 喜んで一口食べてみた。
…。
何だかおかしい。

 普段なら、スープの醤油と出汁の美味しさ
が麺とともに口の中に広がるところだが、
味がおかしい。
 やたらと酸味が強く、そして塩辛さや醤油
の香りの代わりに、甘さが口の中に広がった。

 もう少し、上の野菜などを食べ進めてみて
も、やはり甘酸っぱい。
これは野菜か牛すじが傷んでいたのかと思い、
家族に訴えてみたところ、どちらも昨日作っ
たものだから、酸味が出るほど傷まないだろ
うとのこと。
 まあ酸っぱいラーメンも中にはあるのだか
ら、最後まで食べるには食べた。

 しかし、やはり気になる。
作った家族にもスープを飲んでもらったが、
私の舌が狂ってしまったわけでもなかった。
 一緒に不思議がっていたところ、家族がゴ
ミ箱の中から見つけた空き袋をみて納得した。

 夏に買ったインスタントの冷やし中華を、
鍋で炊いてラーメンにしてあったのだった。
 どうりで酸っぱいはずだ。
温かい冷やし中華という、日本語としてもな
んとも不思議な食べ物を頂いていたのだった。

 まあ、傷んでいたのでも毒でもなかったの
で、安心はしました。

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最終更新日 : 2014-12-31 20:39:37

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ほっけ

ほっけ

 昼食にほっけのみりん干しを食べる。
甘さと塩辛さのバランスの良い一品だった。

 みりん干しはどうしてこう、コゲコゲにな
るのだろうか。と言うことを、鯖のみりん干
しを食べた時に書いたような気がする。
 鯖のそれに負けないくらい、今日のほっけ
のみりん干しも焦げていた。
もともと、ホッケの皮は食べない質なので、
焦げていても気にはならないが、やはりこの
焦げてしまうところは、みりん干しの改良が
必要な点だと思う。

 子供の頃は、ほっけという魚を食べた記憶
が無い。私がおバカさんだからではないだろ
う、他の家族やご近所さんからも、食べた話
を子供の頃に聞いた事がない。
 初めてほっけという名前を覚えたのは、
ファミコンの「オホーツクに消ゆ」の炉端焼
き屋だっただろうか?もしくは、何かテレビ
で見聞きしたことだろうか?正直はっきりわ
からない、しかしなぜか子供の頃から名前だ
けしっていた。

 ホッケを食べるようになったのは、ここ十
年前後くらいのこと。十年前でも、もう大人
な年齢だったので、本当につい最近に思う。
 ずっと北国だけで食べることが出来る魚だ
と思っていたが、私の住むところでも食べる
ことが出来るようになって嬉しく思う。
冷凍輸送の技術が高まったからだろう、こう
いう時は科学のありがたさを、ひしひしと感
じる。

 ホッケは美味しい。
まるっきりの生のものを、焼いて食べたこと
はまだない。いつも食べるのは、あれは多分
一夜干しにしたものなのではないかと思う。
 それでも身が柔らかく、油もしっかりと
乗っていてご飯が進む。お酒が飲めるのなら、
いいつまみなのだろう。
居酒屋とホッケという組み合わせは、切り離
せないイメージな気がする。
 もちろん今日食べたみりん干しも、美味い。
みりんの甘みが乗ることで、子供にも喜ばれ
そうな美味しさになっている。

 食べ過ぎて、自分に油が乗ってしまわない
ように気をつけたいと思います。

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最終更新日 : 2014-12-31 20:39:37


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