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まんじゅう

まんじゅう

 

 おやつにチョコレートでコーティングされ

たまんじゅうを食べる。

あんこの甘さにチョコのコクが加わって、魅

力的な味わいだった。

 

 一口サイズのおまんじゅう、中のあんこは

白あんだった。皮もこれといって変わったと

ころがない、ここまでは普通のまんじゅう。

 しかし、これがちょこれーとで包まれてい

る。正直はっきりとしない味わいではないか

と思う。

 

 しかし、一つ食べると、続けて食べたくな

る不思議な魅力ある。サイズも小さいので、

ついつい立て続けに食べてしまう。

 口に入れた瞬間に、チョコレートの香りが

口の中に広がる。しかし、噛んでみるとおま

んじゅう、口の中で混ざり合う味は、まさし

くあんこの美味しさだ。

 

 きっとチョコレートのコーティングが、と

てもうっすらと表面を覆う程度に止めてある

のがいいのではないだろうか。

 これが皮が全てチョコレートだったなら、

コクは強くなってチョコ感が強くなるだろう。

しかし、それだと数を食べることが出来るの

は、甘党の中でも強者の部類に入るのではな

いかと思う。

 

 程よい甘さと程よい濃厚さ、テレビで見る

ような有名なお菓子ではないけれど、これは

なかなか美味しい物でした。

 

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最終更新日 : 2014-12-31 20:39:37

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つみれ鍋

つみれ鍋

 

 昼食につみれ鍋を食べる。

晴れていても物凄く寒い今日のような日には、

ぴったりな一品だった。

 

 どうやらイワシのいい物が手にはいったよ

うで、結構な量のつみれが鍋の中に浮いてい

た。つみれを作るには手間がかかるだろうが、

それを苦にしなくなるくらいの、いいイワシ

だったのかもしれない。

 つみれの他に入っていたのは、

白菜

春菊

しめじ

大根

と、おなじみの面々。

今日は出汁用の昆布が細切りにして入れられ

ていて、箸で持て余すこと無く美味しく食べ

ることが出来た。

 

 今日は昼間になっても、全く気温が上がる

ことがなかった。とにかく寒くて仕方がなく、

外に出るのが辛かった。

 今日のようにお昼に鍋を食べる予定があっ

たのなら、朝一番に教えてもらいたいところ

だ。そうすれば、お昼を楽しみにしながら、

寒さの中に出て行くことも出来るのではない

かと思う。

 

 まあでも、自分の家に献立表が貼ってあっ

ても、何だか外にいるみたいで落ち着かない

かも知れません。

 

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最終更新日 : 2014-12-31 20:39:37

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茹で芋

茹で芋

 

 おやつに茹でたさつまいもを食べる。

優しく穏やかな甘さが嬉しい一品だった。

 

 焼き芋のようにほくほくとしてはいないけ

れど、茹でてあるからしっとりとした食感が

楽しめる。しっとりとしているので、飲み物

を飲みながら食べる必要がなく、その分しっ

かりとお芋の甘さを感じることが出来る。

 

 焼き芋を家で作ろうと思うと、なかなか大

変だ。ガスコンロで使うことが出来る、焼き

芋専用の鍋を、お店で見かけたこともあるが、

あれで焼くのも大変だと思う。

たしか、セラミックか陶器の丸い物が付いて

いて、それを石の替りとして石焼き芋を作る

ことが出来るように、書いてあった。

 その点、茹でて食べるのであれば、いつも

使っているお鍋で茹でるだけなのだから、断

然簡単だと思う。

 

 一つ目は素直にお芋だけを食べた、口に入

れたすぐはほっくりしているが、少し噛んで

いるとすぐにしっとりとしてくる。

 昔食べたさつまいもは、茹でてあっても

もっとほくほくというか、水分が少なくて

モソモソと言った感じがした気がする。

しっとりとした仕上がりになるような、品種

が開発されているのかもしれない。

 

 二つ目を食べようと思った時、もう少し甘

さが欲しくなった。

 しかし、せっかくのさつまいもに砂糖を付

けて食べるのもどうかと思う。スイートポテ

トは美味しいけれど、出来るだけそのまま食

べたい気分だった。

 その時テーブルにあったのが、たくあん。

 これだ!

 

 ぜんざいやおしるこに限らず、甘いものの

甘さを引き立てるには、少々の塩気が有効と

いうのは、有名な話だろう。

 だからといって、塩を付けながらお芋を齧

るのもどうか。しかし、たくあんを合いの手

に入れて食べるというのは、しるこに塩昆布

のようで、なかなか良さそうだと思った。

 

 試してみたら、これは正解だと思った。

さつまいもの甘さに慣れた口の中を、たくあ

んの塩気としっかりした歯ごたえが引き締め

る。そして、またさつまいもを食べると、最

初の一口のように新鮮な甘みを楽しめた。

 難点はたくあんの匂いだろうか、さつまい

もを食べているのに漬物の匂いがぷんぷんす

る。まだたくあんが新しいので、それ程強い

匂いではないけれど、それでもぬか漬けの匂

いが漂う。

 

 たくあんが苦手な人は、その他の漬物で試

してみると、面白いかもしれません。

酸味よりも塩気を重視した漬物のほうが、い

いのではないでしょうか。

 漬物が苦手なら、塩昆布でも美味しいかも

しれません。

 

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最終更新日 : 2014-12-31 20:39:37

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大福餅

大福餅

 おやつに大福餅を食べる。
甘くて幸せな一品だった。

 大福。名前がいいね。大福。
大きな福がお腹の中に入っていくというのは、
何の変哲もない一日を、食べている間だけで
も気持ちよくさせてくれる、ような気がする。

 今日食べたものは、ごろごろとした食感が
楽しい、豆大福だった。
使われていた豆は、あずきにしては大きくて
大豆にしては少し小さい。それに形が楕円球
ではなくて、まん丸い。
えんどう豆なのかもしれない。
 しかし、えんどう豆にしては色が黒い。
真っ黒になるえんどう豆の品種があるのかも
しれない、赤いものなら一度食べたことがあ
るが、真っ黒にはならないだろう。
 結局豆の正体はわからないままが、美味し
く食べてしまった。

 中のあんこはこしあんだった、豆の食感を
活かすためだろうか。
 粒あんのあずきの具合と、豆のゴロゴロと
が一緒になったら、人によってはくどいと感
じるのかもしれないな。と思いながら、モッ
チラニッチャラと味わう。

 昨日試した、甘いモノとたくあんの組み合
わせを、大福餅でも試してみようと思ったけ
れど、今日はやめておいた。
 たまには、口の中を甘ったるいままにして
おきたい日もあります。

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最終更新日 : 2014-12-31 20:39:37

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挽き肉カレー

挽き肉カレー

 昼食にカレーを食べる。
作って三日目の一番美味しい頃合いだった。

 今回のカレーは、お肉にひき肉が使われて
いた。塊のお肉を入れた物よりは、迫力には
劣るが味はとてもいい。
 いつだったか、テレビのインタビューで、
プロ野球選手が言っていたことを思い出した。
「カレーは挽き肉のものがいい、どこをよそ
ってもお肉があるから。」

 なるほど、確かに塊の肉でカレーを作ると、
お肉にうるさい人は自分の皿に入っている肉
の量が気になるのだろう。
ましてや、体力勝負のスポーツ選手なら、お肉
の量は肉体的にも精神的にも、成績に響いて
来るかもしれない。
 そう考えると、どこをとっても一定量の
お肉が入ってくる挽き肉のカレーは、大勢の
食事を提供する場所などでも具合がよさそうだ。

 私の家でも、家族が多かった時には、それ
こそお肉の量でやいやい言うこともあった。
 しかしそれも昔のこと、今では家族の食も
細くなり、人数も減って、取り合いする相手も
いなくなってしまった。

 家族で食べ物の多い少ないでもめているく
らいが、賑やかでいいのかもしれませんね。
まあ、あまりに競争が激しいのもあれですが。

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最終更新日 : 2014-12-31 20:39:37


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