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炊き込みご飯

炊き込みご飯

 

 昼食に炊き込みご飯を食べる。

見た目はあっさりしていたが、しっかりとし

た美味しさの一品だった。

 

 入っていた具材は、

鶏肉

ごぼう

にんじん

厚揚げ

しめじ

こんにゃく

と、極めて普通のしなじな。

 季節柄、銀杏が入っていて欲しいところ

だったが、よく考えたら銀杏はもう少し後な

のではないかと思う。

 今地面に落ちた実を、すぐに食べることは

出来ないだろうから。確か、殻の外側の柔ら

かい部分を、土に埋めたりして腐らせてから

取り除き、そこからようやく殻をむいて、火

を通して食べることが出来る、だったのでは

なかったか?

だとしたら、銀杏の旬はもう半月くらい後に

なるのかなと思う。まあ場所にもよるだろう

けれど。

 

 子供の頃食べていた炊き込みご飯は、いか

にも醤油で味を付けています、といった色合

いだった。

深みのある茶色が、お釜を開けた時に食欲を

そそったように記憶している。

 しかしここ最近は、なんだか妙に色が薄い

出来上がりな気がする。

上品に薄口醤油を使っているのだろうか?

しかし、台所の調味料置き場を覗いてみても、

普通の醤油しか見当たらない。

 

 ひょっとすると、醤油をひかえて白だしか

何かを足して味をつけているのかもしれない。

そう思うと、色が薄いのにしっかりした味が

付いているのも納得できる。

 こう思っておかわりをしに行った時、電気

ジャーの中に大きなものをみつけた。

今日の炊き込みご飯のしっかりした味は、こ

れが原因だったのかもしれない。

 入っていたのは昆布。

多分出汁用の昆布を全くそのまま、放り込ん

で炊いたのだろう。

 

 料理屋を紹介するテレビなどを見ていると、

土鍋の中に昆布が入ったご飯の様子を見るこ

とがある。

 そんな方法で炊きあげられていたのなら、

それは美味しいだろう。

 

 ただあまりにも大きいままだったので、普

段昆布を食べる私でも、今日は食べずに置い

て置きました。

 

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最終更新日 : 2014-11-30 19:41:24

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豚カツ

豚カツ

 

 昼食に豚カツを食べる。

カリッとした衣が香ばしい一品だった。

 

 そんなによく豚カツを食べるわけではない

が、普段の豚カツは大抵一口サイズに切って

ある。外に食べに行っても、まあ大概切って

くれてある。

 しかし今日は、揚げた姿そのままお皿に乗

せてあった。

 

 作ってくれている家族の都合だろう、多分

切り分けるのが途中で面倒くさくなったのだ

と思われる。

なぜなら他の家族の分は、しっかり切り分け

られていたから。

 家族の中で、私が一番歯や顎の状態がいい

からだろうとは思う。思うのだけれど、

ちょっと食べにくかった。

 

 ナイフを探しても良かったのだが、もう気

分がすぐにでも口に物を入れたがっていたの

で、そのまま箸でつかんで丸かじりに。

 こうして食べてみると、丸かじりで食べる

のもいいものだと思う。

肉食ってるぜ感が、切り分けられたものを食

べている時よりも、数段強く感じられる。

 他に強く肉食ってるぜ感を感じさせるもの

は、鳥の骨付きとかスペアリブあたりだろう

か。手でつかむとかかぶりつくというのが、

気持ちをより盛り上げてくれる。

 

 外のお店も、切って出すか切らずに出すか

を、選べたらいいのかもしれないなと思いま

した。注文の時に言ってみたらいいのかもし

れませんね。

 

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奥付



ぼちぼち生きてます第十三集


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著者 : 出雲一寸
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