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リトルプレス鰯雲01
茜町春彦

 

 

目次:

  • 詩 『量子歌』
  • 仮説エッセイ 『草枕』
  • 新作万葉集 『第9頁』
  • 歌の絵本 『あの町この町 』
  • 散文詩 『平行世界』

中扉

 

 


『量子歌』
作:茜町春彦

 

 

概要:オリジナルの詩です.


量子歌

箱の中の三毛猫が、生きているのか、いないのか
開けて見なけりゃ、分からない
箱は、いつ開く

 

光子と光子が絡み合い、量子と量子が、もつれ合う
エンタングルメントな、この世界
箱は、いつ開く

 

デコヒーレンスが起きる時、世界と世界が、分かれ行く
あなたと私も、分かれ行く
箱は、いつ開く

(了)


中扉

 

 

仮説エッセイ
『草枕』

著者:茜町春彦

 

 

概要:
万葉歌の枕詞『草枕』の意味を考えてみます.
ただし上代特殊仮名遣は間違いであると仮定して居ります.


草枕

『草枕』の意味は『徒歩(かち)』であると思います.


『草』を『かや』の『か』と読み、『枕』を『ちん』の『ち』と読めば、『草枕』は『かち』と読めると思います.

 

例として1首、『草枕』が詠まれている歌を引用します.

  • 3134 里離遠有莫国 草枕旅登之思者 尚恋来

 

参考までに現代語に訳してみます.

  • 3134 里を離れて遠くに有るわけではないが、徒歩の旅と思えば、なおさら恋いしいなぁ

(了)



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