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学生時代(小学生編)10

 その時、女子たちに

『ちょっと待てー!!実際に俺が、そんなハレンチなことをやってしまったら、鼻血ブーによる出血大量で可愛(キュン)死してしまうだろうが!

と言ってやりたかった。

 女子たちのウソの事情を聞いて、魔界の王子様でおられるアシュラマン(キン肉マンより)さんのアシュラ面怒り以上の怒り顔(ツラ)になってくれる岩鉄先生。

 「お前、ちょっと来ーい!!その腐(くさ)りきった根性を叩きなおしてやるわー!!」

岩鉄先生は怒りまくりながら俺の首根っこを掴(つか)み、ズルズル引っ張っていく。

「Noooo(ノォォ)ー!俺は無実(むじつ)だぁぁー!!!!!!」

涙をボロボロ流しながら、首を左右に振りまくり、ジタバタ暴れまくる俺。

 だが女子たちは、そんな俺の姿を見て可愛(かわい)そうとはまったく思わず、超笑顔でサヨナラするような感じで手を振っている。

 まるで

「あの世(地獄)に行っても元気でね!!」

とでも言わんばかりに。

 そして、岩鉄先生がいるキャンプ小屋に拉致(らち)されていく。

 キャンプ小屋に拉致されると、岩鉄先生のマシンガンのような説教(せっきょう)が始まりました。

「お前は、どこまで悪事(あくじ)をやらかせば気が済むんだ!」 

岩鉄先生の説教はしばらく続き、地獄におられるエンマ様以上の鬼っぷりで俺を叱り続ける。

もう、頼むから死ねよ、お前(岩鉄先生)は!!』

と思いながら岩鉄先生の説教を聞いていくうちに、意識が徐々(じょじょ)に薄れていく。

 なにしろ、ノドカさんの特製激辛カレーを全部食べ終えた後に、美樹先生からの体罰、更に女子たちからの暴行、トドメは岩鉄先生からのマシンガンのような説教なので。

 とうとう俺は身も心も耐えきれなくなり、バターンと倒れ、KOされてしまいました。岩鉄先生はKOしている俺を見て顔色(かおいろ)が青ざめ、ハトやニワトリみたいにものすごく取り乱す。

「おーい、誰か保険医の武井先生を呼んでくれー!!!」

岩鉄先生は生徒たちに武井 美樹先生を大至急呼んで来るよう頼んでいます。

 この時の俺は、岩鉄先生にトドメをさされ、KOされているので既(すで)に意識はありません。

 その後、美樹先生が電話で急いで病院に連絡してくれたおかげで、救急車がすぐ来てくれ、俺は救急車の中にいた救護の人たちによって、すぐ救急車に搬送(はんそう)され、俺を搬送し終えると救急車は、ピーポー、パーポーとサイレンの音を出し、ある病院に連れて行ってくれました。

 こうして、2泊3日のキャンプ合宿だったのに、俺だけ2泊3日のキャンプ合宿に参加しているみんなよりも、一日早く先にリタイヤしました。

その後の俺は

『キャンプなんか、だいっ嫌いだー!!!!』

という気持ちを持ってしまい、キャンプをものすごく嫌うようになります。

 しばらくの時が経(た)ち、病室で意識が回復し、目を覚(さ)ました。横を振り向いてみると、ノドカさんが心配そうな表情で俺を見ていて、亜美さんがノドカさんの横で果物ナイフでリンゴの皮をむいでいる・・・。

 

 

 

 

 

 

 


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学生時代(小学生編)11

『あれ!?なんで学校で一二を争う美少女二人が揃(そろ)って俺が入院している病室にいるんだ!?』

ノドカさんと亜美さんが病室にいることに驚いている俺。だが

まさかトドメを刺(さ)しに来たのでは!?いや違うな!これは夢だ!夢に違いない!』

とすぐ夢の世界にいる気分に切り替えた。

「須賀君、大丈夫!?ごめんなさい。私のせいで....」

ノドカさんが少し涙でうるんだ目で、しかも、ものすごくカワユイ表情をして俺を心配して見てくれている。

 この時

『嗚呼(ああ)、カワユイ表情をして俺を心配して見てくれているノドカんが、あまりにもマブしすぎて直視(ちょくし)できません!!!』

と、つい思ってしまったのだが、とりあえず、この場をなんとかしようと思い

 「フトンが、ふっとんだー!!!!」

と俺の最大のギャグをノドカさんたちに披露(ひろう)した。 

 亜美さんはポカーンと呆然(ぼうぜん)し、果物ナイフを手元から落とし

「アンタ、バカ?」

とアスカさん(新世紀エヴァンゲリヲンより)みたいに俺にツッコミを入れました。

 でも、ノドカさんは 

「フフ..フフフフ...」

とクスクス笑い出しました。

 笑っているノドカさんを見て

「ウオーッ!!俺は今、猛烈(もうれつ)に感動しているー!!」

とスーパーブサイク男である花園(はなぞの)君(YAWARAより)みたいに、涙を流しまくりながら、ガッツポーズをとって感動しまくる俺。

 その時ポカーンと呆然(ぼうぜん)とし俺にツッコミを入れてくれた亜美さんも、ノドカさんに続いてクスクス笑い出しました。ノドカさんは笑い終えると

「ありがとう。私をなぐさめてくれて・・・」

と俺にお礼を言った。

 そして亜美さんも笑い終えるのだが、顔色が暗くなっていき

「私からも、ごめんなさい。実は、全部私が悪いの・・・・・」

と、しんみり俺に謝(あやま)ってきました。

「相原さんに続いて、平川さんまで・・・。なぜ、俺に謝るの?それに、全部、平川さんが悪いというのは、どういうことなの?」

俺は亜美さんが謝まらなければいけない理由を亜美さんに訊(き)いた。

 亜美さんは、俺が病院に運ばれた後、ノドカさんが、ノドカさん自身が作ったカレーが単にひどく辛かっただけで、別に俺が彼女のカレーに激辛スパイスを入れたのではないことを岩鉄先生たちに正直に話して謝ったことや、俺がノドカさんの特製激辛カレーをなんとか完全に食べ終えた後も、俺に逆恨(さかうら)みをし続けていた亜美さんが、女子たちに俺をボコボコにやっつけてほしいと暗殺依頼(!?)をしていたこと、その結果、俺は女子たちにひどくボコボコにやられ、先生の鬼のような説教でトドメをさされ、病院送りにされてしまうのだが、

 

 


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学生時代(小学生編)12

その後すぐ、ノドカさんが岩鉄先生たちに事情を詳(くわ)しく説明したことで、亜美さんが女子たちに俺をボコボコにやっつけてほしいと暗殺依頼(!?)をしていたことや女子たちのウソも岩鉄先生たちにバレてしまったので、亜美さんたちは岩鉄先生たちに叱(しか)られまくり、俺に謝りに行くように言われた、と一通り話してくれました。

「なんだ、そういうことだったのか。俺はもう怒っていないし、全然気にもしていないよ」

俺はニッコリ笑いながら二人を許した。

「よかった・・・。でも、本当に、ごめんなさい・・・・・・」

亜美さんは深く俺に謝りました。

 ノドカさんと亜美さんは、わざわざ俺に謝りにきてくれたのでよろしいのですが、肝心(かんじん)な人物が俺に謝りに来ていません。

 その肝心な人物とは、俺にトドメをさし病院送りにしてくれやがった岩鉄先生です。

 実際、あんにゃろー(あの野郎)=岩鉄先生は、何を考えているのか分かりません! 

 突然、ノドカさんが少し顔を赤くし、モジモジしながら

「私たち、須賀君にお詫(わ)びがしたいの。そこで申し訳ないのですが、少しの間、目を閉じてもらえないでしょうか?」

と言ってきた。この時、どういうわけか亜美さんも少し顔が赤い?

「うん?いいよ」

彼女たちの様子をあまり気にせずスンナリ返事をした俺は、ゆっくり目を閉じ、ドキドキワクワクしながら

『彼女たちは、お詫びとして俺の大好きなロボット系のオモチャでもプレゼントしてくれるのかな?ああ、すごく楽しみだ!ワクワクするな!』

と思っている。

 だが、目を開けた瞬間、ノドカさんが俺の右のホッペにキスをしていて、亜美さんも俺の左のホッペにキスをしていたのであった!!!

 「エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエー!!?????」

この瞬間、俺の頭はパニック状態になる。

 頭上から大きな煙が生じまくり、発熱(はつねつ)状態に陥(おちい)った!

 俺のハートの音はズキュキュキュキュキューン、あるいは、バキュキュキュキュキューンという音で、交互(こうご)に連続的に、ものすごくやかましく鳴りまくっており、俺のハートの色は虹色(にじいろ)=レインボーカラーに、まぶしすぎる程光りまくっている!

 そして、この時の心境(しんきょう)を、光景で例えれば、巨大爆弾が地球上にある都市に落ちて爆発し、爆発後の煙が大きく上空高く上がりまくっている光景か、あるいはアニメ及びマンガでおなじみの機動戦士ガンダムの初回のオープニング(始まり)画面で、スペースコロニーという宇宙空間に浮かんでいる超巨大都市衛星が、ジオン軍(敵軍)の総攻撃によって撃墜され、撃墜されたスペースコロニーはジオン軍(敵軍)の誘導(ゆうどう)によって地球へと落下していき、地球の大気圏(たいきけん)を余裕(よゆう)で突破して、地球上にある都市に落下して大爆発した瞬間の光景である。

 

 

 

 

 


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学生時代(小学生編)13

 おまけに、俺の鼻の左右両方鼻血ブーになってしまった。まるで、ブルマ(ドラゴンボールより)さんのノーパン姿をモロに見て鼻血ブーになっている亀仙人(かめせんにん)のおじいさんみたいです。

 ちなみに、あるアニメおよびマンガの聖闘士星矢(セイントセイヤ)のある人物のお話によれば

「通常の人間は、体内にある全血液の内、1/3以上の血液が出血してしまうと、簡単にあの世へ旅立つことができます」

とほざいておりましたが、俺の場合、通常の人間、いえ、のび太君よりも劣(おと)っているので、体内にある全血液の内、1/300以上の血液でも出血したら、簡単にあの世へ旅立つことができるでしょう(たぶん?)。

 その為(ため)、今の俺の健康状態は、ものすごくヤバく、可愛(キュン)死に近い=危篤(きとく)に近い状態に陥(おちい)ってしまったので、顔色はものすごく青く、また死兆星(しちょうせい)が見えかけてきておりました。

 先にも述べましたが、その死兆星とは、北斗七星(ほくとしちせい)の隣(とな)りで不気味に光り輝いているアヤシイ星です!

 しかも、その星をモロに見てしまった者は、近い将来、簡単にあの世へ旅立つことができるので縁起(えんぎ)が悪すぎる星でもあるのです!

 話を戻しまして、ノドカさんと亜美さんのW(ダブル)キスにより可愛(キュン)死に近い=危篤に近い状態に陥った俺は

『このままでは死んでしまう!』

と思い、ノドカさんと亜美さんに必死に助けを求めました。

 だが、ノドカさんは顔を赤くしながら

「それじゃ、私たちは帰るね。数日後、私のお兄ちゃんがお見舞(みま)いに来るから」

と言って病室を出ていき、亜美さんも顔を赤くしながら

「それじゃ、お大事にね」

と言って、可愛(キュン)死に近い危篤に近い状態に陥った俺を放っておいて病室を出ていきました。

 その後、俺は最後の力をふりしぼってナースコールのボタンを押し看護婦さんを呼んだ。

 すると、すぐ看護婦さんが病室に来てくれ、急いで輸血をしてくれた。

 しばらくの間、熱が下がるまでは安静にしていなけれいけなかったので、数日間は面会謝絶(めんかいしゃぜつ)になっていた。

 数日経(た)ち、看護婦さんたちの適切な処置のおかげなのか、熱は下がり顔色も良くなっており、ハートも正常に戻り、見えかけていた死兆星も見えなくなっていった。

 完全回復し、目を覚(さ)ますと

 『ハァー、甘美(かんび)で、死ぬかと思えたほどの恐ろしい目に合ってしまったぜ・・』

と思いながら、近くのテーブルに置いてあるお茶をゆっくり味わいながら飲んだ。

 お茶を飲み終えた時、病室のドアからコンコンとノックがする音が聞こえてきた。 

 

 

 

 


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学生時代(小学生編)14

「はい、どうぞ」

俺は両親がお見舞いに来てくれたのだろうと思っていたので、病室に入ってもらうようスンナリ返事をした。すると、身長が190センチ以上あって、体格がゴリラ並みで、しかも顔もゴリラの顔(ツラ)をした男が入ってくる。まるで、赤木キャプテン(スラムダンクより)みたいな人物です。

 そのゴリラ男を見た時、ゴリラ男に

『おい!お前!どこの動物園から脱走してきやがったんだ!?上野動物園か!?』 

ツッコミを入れてやりたい気持ちになった。

 ゴリラ男は俺を見ると、ズンズン俺の所へ向かって来る。

『う、うわーっ!!こ、殺されるー!!く、来るなーっ!あっち行けー!!』

俺はマジ泣きしながら、鼻水もたらしまくり、小便(しょうべん)も漏(も)れそうになりながら身震(みぶる)いしている。 どこか近くにロケットランチャーかミサイルランチャー、最悪バズーカ砲でもあれば大変よろしいのですが、あいにくここは病院なのでそんな素敵で便利なアヤシイ物(ブツ)は一切(いっさい)ありません(暗殺教室にはあるかもしれん)!

 ゴリラ男が俺の近くまで来た時

「もう、ダメだー!!俺の人生、終わったーっ!!!」

と思った瞬間、ノドカさんが病室に入ってきました。

「あ、お兄ちゃん。先に来てたんだー」

ニッコリ笑顔で言っているノドカさん。

「へっ?お、お兄様?」

この時、俺の時間が止まった(以前にも、こんなことがありましたな。デジャヴ?)。

「申し訳ない、自己紹介がまだだったな。俺は、ノドカの兄、吾利男(ごりお)だ。高校二年だ。よろしく」

 ゴリラ男は、ものすごくおっかない顔をしながら、自己紹介をする。

「もう!お兄ちゃん!須賀君のお見舞いに行くのだったら、私に一声(ひとこえ)かけてから行ってよね!それと、須賀君とは初対面(しょたいめん)なんだから、病室に入ったら、まず自己紹介をしないとダメでしょ!!!」 

のどかさんは、ゴリラ男でおられる吾利男さんを叱(しか)りました。

「ス、スマン・・」

吾利男さんは少し赤面(せきめん)しながら、ノドカさんにペコペコ謝っている。

『まー、気持ちは分かりますわ。こんな、ものすごくカワイすぎる美少女の妹さんに怒られたらね。それよりも、ノドカさんのお兄様のお名前が吾利男(ごりお)か。なんか、どこかで聞いたような、おかしな名前だな?それより、なんで、こんなゴリラ男の後から、ノドカさんのような、ものすごくカワイイ美少女が生まれるんだー?美女と野獣というコトワザ(?)はあるけど、ノドカさんと吾利男さんの場合、美少女とゴリラだろ!?でも、ノドカさんたちの複雑な家庭事情というものがあるだろうから、とりあえず、これ以上はツッコまないでおこう』

 このように思っていた時、突然ノドカさんが超カワイイ顔〔しかも真近(アップ)〕で

「それより、この前は大丈夫だったの?私と亜美ちゃんが帰る時、須賀君、顔色悪そうだったし、鼻血も出ていたようだったから・・」

と俺を心配して見ていました。

「う、うわ!う、うん。大丈夫だったよ!気にしないで。ハハハ・・・・」

俺は驚き顔が赤くなりながらも、ニッコリ笑った。

 なぜなら、ノドカさんの後ろにおられるゴリラ顔の吾利男さんが

『俺の妹に変なことを言ったら、ブチ殺す!!』

 

 

 

 



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