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おじや

おじや

 

 朝食におじやを食べる。

食べると体の中から温まる一品だった。

 

 ここ最近どんどんと朝が寒くなってきてい

て、そろそろズボンの下に股引を履かなけれ

ばいけなくなるかもしれない。

 そんな寒い早朝に、原チャリで走っていか

なければならないのだから、朝食は暖かいも

のでないと困る。

 

 ご飯に味噌汁でも暖かいのだが、どうもこ

う芯から温まるところまではイカない。

せいぜい口から喉にかけて温かくなるくらい

か、もう一杯味噌汁を飲んだら、お腹から温

まるだろう。

 しかし、朝食に飲む味噌汁は、大抵インス

タント。おかわりを作っているうちに、体が

冷めてしまう。

 

 そこでおじや。

味噌汁と違って適度にご飯の粘りが出ていて、

お腹の中に入ってからも、なんだか暖かいま

までいるような気がする。

もちろん胃が熱くて困るということは無いが、

一杯食べた時点でうっすらと額に汗が浮かぶ。

 二杯目を食べ終わると、まるで運動前の

準備運動をしっかりとしたくらい、体が温

まっている。

すぐにでも行動に移せる状態に、食事だけで

持って行くことが出来る。

 

 ラーメンでもかなり体が温まるのだが、い

つもラーメンではなんだかとても体に悪そう

だ。そういうことで、たまにおじやを挟んで、

体に気を使ってみる。

 しかし、毎日おじやというのも胃に悪そう

なので、これから冬の朝の食事は結構悩みま

す。

 ご飯と味噌汁の後に、温かい飲み物でいい

ではないかと言われると、それまでですが。

 

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最終更新日 : 2014-11-03 14:07:06

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カレー

カレー

 

 夕食にカレーを食べる。

今回は少しやり過ぎた。

 

 いつも通りの他の家族向けの穏やかなか

れー。

 いつも通りに自分に向けて味付けして、一

人で楽しむことにした。

 

 鍋を火にかけて、温まってくるまでの間に、

お皿に香辛料を振っておく。他の家族がまだ

食べるかもしれないので、鍋の中には入れる

ことが出来ない。

 カレーに使う本格スパイスがあれば、もっ

と薫り高いものを楽しめるのだろうが、カ

レー以外に使うことがなさそうだし、私しか

使わなかったら使い切れないかも知れない。

だから、普段から使うことが多い、一味とコ

ショウで辛味を足していただく。

 

 正直今日は失敗した。

お皿に振る唐辛子の量を増やしすぎて、あま

りにも辛くなりすぎた。

 一口二口食べた当たりで、額から汗が噴き

出してきた。今日はまだ昼間も暖かかったが、

日が落ちるといっぺんに涼しくなる。

にもかかわらず、私だけ汗だく。お風呂まで

にシャツを着替えなければならなかった。

 気持ちいいと言えばそうだが、ちょっと口

の中が痛い。唇もひりひりして、水を飲んで

もしばらく痛かった。

 

 何事も程々が大切であると、改めて思いま

した。

 

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最終更新日 : 2014-11-03 14:07:06

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鮒寿司

鮒寿司

 

 生まれて初めて鮒寿司を口にする。

大変複雑な味わいだった。

 

 今日は仕事の関係で、滋賀県に出かけた。

朝一番は肌寒く、大きいジャンパーを着てい

なければ寒かったのに、昼間はTシャツ一枚

でもうっすらと汗をかくような陽気だった。

 

 メインのイベントは室内であるのだが、そ

ちらはあっという間に見終わってしまう。

毎年あるのだけれど、大抵本命の方をあっさ

りと済ませてしまっている気がする。

 一通り見終わって、外の仕事関係の展示会

や地域の物産展を見て回る。

 その中に、鮒寿司の販売と試食があったの

だ。

 

 鮒寿司。

ずっと昔から、日本有数の臭い食べものとし

て、食べ物の本を読む度に目にしてきたもの

が、今目の前に。そしてそれを試食できると

いうのだから、何とも言えずそわそわしてし

まった。

 まずそのコーナーの傍に行ってみて、不思

議に思ったのが、匂いがあまり漂っていな

かったこと。

うわさ通りのものであるのならば、屋外で開

けているとはいえ、その場所だけ人が避けて

通るくらいの事があってもおかしくないので

はないだろうか。

しかしそんなことはなく、隣のブースにも人

は寄って来ていた。

 

 とりあえず見るだけでもと、ブースの人の

前に立つ。

少し話を聞いてみると、匂いを抑えるよう

にして作ってあるとの事だった。

 これならば私でも食べることが出来るかも、

と気軽な気持ちで試食させていただいた。

 

 他の食べ物で一番近いのは、鯖の酢づくり、

〆鯖かなぁ?口に入れて噛み締めた瞬間の味

は、こんな感じ。

 その後噛んでいると、特有の匂いが出て来

て、苦手な人はここで出してしまうかもしれ

ない。私も少し困った顔になった。

 酸味も強く、酸っぱいものが苦手だと食べ

るのは難しいと思う。

乳酸菌発酵による酸味だと思うので、お腹に

は優しいだろう。

 もらったチラシには、独自の製法で臭みを

少なくしているとのこと。口に入れる前に戸

惑うことがないというのは、今まで聞いてき

た噂からすると、凄く匂いが少ないのだろう。

 

 食べ終わった後に口の中に匂いが残った、

その場にお酒があったら、口の中の匂いをお

酒で流し、また鮒寿司を食べるというくり返

しになる、そんな味わい。

 買おうかどうか迷ったのだけれど、半身単

位でしか売ってなかったので、やめておいた。

多分、私一人で家族から文句を言われながら、

寂しく食べることになりそうだから。

 

 帰りの道の駅でも鮒寿司を見つけたが、イ

ベントブースで売られていたものと比べると、

倍くらいの値段が付いていた。

 いいお店だったんだなぁ…。

買わなかったことを残念に思います。

 

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最終更新日 : 2014-11-03 14:07:06

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奥付



ぼちぼち生きてます第十二集


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著者 : 出雲一寸
著者プロフィール:http://p.booklog.jp/users/izumoissun2013/profile


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