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マルティニークからの祈り

マルティニークからの祈り

2014年9月7日鑑賞

家族を想い、闘った765日

 

実際に起きた出来事を元ネタにした作品、僕は好きなのです。本作も事実を元にしており、ドキュメンタリータッチでお話は進みます。

僕はあまり韓国映画を観ないんですが、それは、韓国映画特有の演出の「どぎつさ」があまり好みではないからです。もちろん、アメリカ映画でも、独立系のB級アホ馬鹿映画などでは、めちゃめちゃ臭い演出もありますよね。かつてのブルース・リーの「カンフー映画」系列の雰囲気と言うんでしょうか。そういうものを受け継いでいるアメリカ映画、アジア映画も多いですね。

ところが本作を鑑賞した後、僕の韓国映画への印象は大きく変わりました。

リアルさと、乾いたタッチ、主人公達をちょっと突き放したような、客観的なカメラワーク。韓国の人は、悲しみの表現が、日本人からは時折「大げさ」に見えてしまうんですが、本作ではそういうところ、実に抑制が利いた演出なんですね。しかも、驚くべき事に、そういう乾いたタッチの作品を作ったのが、バン・ウンジンという女流監督であった事です。

 主人公、ジョンヨンはごく普通の主婦です。夫は小さな自動車整備工場を営んでいる。ある日、夫の友人が莫大な借金を残して自殺。旦那さん、その連帯保証人になってたんですね。えらいことです。

借金返済のため、一家は工場も手放し、狭いアパートの一室ヘ引っ越します。まだ4歳の娘と奥さんの三人で、韓国の寒い寒い冬の夜を、抱き合うようにして過ごします。ダンナも奥さんも、娘がかわいそうでならない。そこへダンナの友達がうまい話を持ってきます。

「精製前の金の原石をこっそり外国から運ぶだけでいいんだ。それで大金が手に入るんだぜ、やらないか?」

う~ん、聞いただけで怪しい仕事ですねぇ~。まあ、まともな人なら断るんですが、そこは借金を背負った身。愛娘にも、すこしはまともな暮らしをさせたい。学校にもちゃんと通わせたい。一旦、夫はその話を保留するんですが、こういう場合、女性の方が大胆なんですね。

奥さんジョンヨンは単身で仕事を引き受けてしまいます。奥さんの乗った飛行機が着いた先はフランス。オルリー空港。大きなキャリーバッグをヨタヨタしながら運ぶ奥さん。なにせバッグの中身は「石」だから、当然重い訳です。すると、奥さんの両脇に屈強な税関職員が……

「マダム、ちょっとこちらへ」

部屋に入れられ鞄の中身を開けられる。

えっ、違う、石じゃない!! 

なにこれ?

税関の麻薬探知犬がワンワン吠える。

職員が試験薬で中身の粉末を確かめる。試験管の液体が冷酷に「青く」変わる。

「マダム、ごらんなさい、これはコカインです」

ここから、まさに転がる石のように、普通の主婦、ジョンヨンの運命が転落してゆくのです。

 収監されたフランス領マルティニーク島。

母国、韓国から12,400kmも離れた島。その刑務所の惨憺たる有様。刑務官の暴行。そして、奥さんにとってたった一つの頼みの綱。フランス当局との窓口である、韓国の外交通商部。そこのお役人のやる気のなさ、不手際、保身。

「ちゃんとした裁判を受けさせてほしい」と訴えの手紙を何度送っても、なしのつぶて。

 本作の中では、この外交通商部の役人が、漫画チックで、滑稽なほどの無能ぶりで描かれております。本来、国民の生命、財産、権利を守るはずの政府機関、その一部局の「とある失態」が、異国の地で通訳も付けられず、公正な裁判も受けられなくなってしまう原因となるのです。結局、ジョンヨンは劣悪な環境の刑務所で765日間、政府当局や、自分の人生と闘う事になるのです。

韓国政府の失態といえば、最近起こった船舶事故の不手際が記憶に新しいところです。しかし、韓国の市民パワーが、この状況を少しずつ変えてゆきつつあるようです。本作でも、ネットを使った市民の声が、やがて大きな力となってゆきます。このような不条理な境遇に陥ってしまったのは、後に奥さん自らが語る事になる「少しばかりの、どん欲と、すこしばかりの無知」が引き起こしてしまった事でもあったのです。

かつて、奥さんは、夫と結婚したばかりの時、二人で一つの夢を語り合いました。

「いつか、カリブ海のキレイな海辺を、二人で歩こうよ」

どこまでも、限りなく透明なブルーの海。まばゆいばかりにきらめき輝く真っ白な砂浜。

彼女は皮肉にも、身も心もぼろ切れのようになって、カリブの海辺をたった一人でさまよい歩きます。美しい風景と自身の絶望的な状況。その対比を淡々と描く監督の絵心が、何とも心憎い、印象的な作品でありました。

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天見谷行人の独断と偏見による評価(各項目☆5点満点です)

物語 ☆☆☆☆

配役 ☆☆☆☆

演出 ☆☆☆☆

美術 ☆☆☆☆

音楽 ☆☆☆☆

総合評価 ☆☆☆☆

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作品データ

監督   バン・ウンジン

主演   チョン・ドヨン、コ・ス、カン・ジウ

製作   2013年 韓国

上映時間 131分

予告編映像はこちら

 

https://www.youtube.com/watch?v=rHBryGPca-c


LUCY ルーシー

LUCY ルーシー

2014年9月16日鑑賞

あなたの脳、何%使ってますか?

 

スカーレット・ヨハンソンとモーガン・フリーマン、夢の顔合わせ。しかも監督はリュック・ベッソン!

どんな刺激的な映画になるのか? いやが上にも期待は高まりますね。

鑑賞してみて、損はありませんでした。

期待通り、いや、期待以上の出来映えと言っていいんじゃないですかね。欲を言えば、スカーレットと、名優モーガン・フリーマンの絡みをもっと見せてほしかったかなぁ~。

映画のテンポがいいですねぇ~。丁寧に、丁寧に、じっくり作り込んでおいて、だけど、いらない部分はバッサリ捨てる。

その潔さ。

必要最小限の、凝縮された無駄のないシーンだけで、映画は構成されてます。これが監督の腕なんですよね。

やっぱり分かってるなぁ~、リュック・ベッソン監督。

スカーレット演じる主人公ルーシー、知り合ったばかりの男性からアタッシュケースを渡されます。

「このホテルに泊まってる男にカバンを渡すだけだ。それだけでいいんだ」

何となく怪しい雰囲気。

彼女はそれを拒もうとします。しかし、いきなり手錠をガチャリ! 

彼女とアタッシュケースは鎖で繋がれます。

この瞬間から彼女の運命は大きく動きます。

アタッシュケースの中身を巡って、韓国系マフィアの男達が動く。ルーシーの運命は、そのアタッシュケースの中身と、このアブナイ男達によって急展開を見せるのです。

映画が始まって、彼女が予想もしなかった運命に陥る、この一連の展開。なんと、たったの数分です。

そのストーリー展開の速さ。

まるで鋭利な刃物で切り取っているかのようなカット割り。

もう、キレキレです。

息もつかせぬ、と言うのはまさにこの事。

僕が凄いと思うのは、リュック・ベッソン監督、このカット割りで、あまりキャメラを動かしていないと言う事です。

本作でも、もちろんVFXは使われていますが、安っぽいハリウッドのアクション映画にありがちな、コンマ何秒かでバンバン、大スクリーンの絵が切り替わる、そしてキャメラもギュンギュン動き回る。

本作ではそんなアホな事、ほとんどやってないのです。

それでも絵を撮る監督さんの腕次第で、こんなにも迫力とスピード感が出るんですね。

(心霊写真じゃありません、僕の手が映り込んでしまいました。失礼!)

さて、ルーシーはある薬を身体に取り入れる事になってしまいます。

それは人間の脳を極度に活性化させる作用がある。

「本来人間は、脳の10%しか活用していません」と大教室で学生達を前に授業をする大学教授。これがモーガン・フリーマン氏です。今回の役柄も似合ってますなぁ~。

ルーシーの脳は、薬の効き目と共に、どんどん未知の領域まで活性化して行きます。そこで彼女は脳科学の世界的権威の大学教授に接触を試みます。いま自分の身体、脳に起きている事をどうしても伝えたいと。

ルーシーの脳が活性化してゆくにつれ、彼女は人間を超えた「スーパーウーマン」になってゆくんですね。この辺りの描写は面白いですよ。

本作は、一応PG12指定になってます。暴力シーン、残虐シーンありですが、それは決してしつこい感じはありませんでした。

むしろ「ああ、リュック・ベッソン監督には、イメージがこんな風に見えているんだ」と感嘆する映像が印象的でしたね。リュック・ベッソン監督、一体あなたの脳は、何パーセント活性化してるんですか?

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天見谷行人の独断と偏見による評価(各項目☆5点満点です)

物語 ☆☆☆☆

配役 ☆☆☆☆

演出 ☆☆☆☆

美術 ☆☆☆☆

音楽 ☆☆☆☆

総合評価 ☆☆☆☆

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作品データ

監督   リュック・ベッソン

主演   スカーレット・ヨハンソン、モーガン・フリーマン

製作   2014年 フランス

上映時間 89分

予告編映像はこちら

 

https://www.youtube.com/watch?v=9ZARZkYwOXU

 


もういちど

もういちど

2014年9月5日鑑賞

もう一度見直そうよ、日本の「芸」をね

 

こりゃあ、ちょっとねぇ、客に親切すぎるんじゃないかい?

説明し過ぎるってぇ言いかえてもいいね。

江戸っ子ってぇのはねぇ、野暮ってのを一番嫌うんだよ。

人情話の、はんなりしたオチを、それとなく、客の心に、じぃ~んとひびかせる。それが江戸落語の「粋(いき)」ってぇもんじゃないのかねぇ~。

などと関西人の僕が、したり顔で言うまでもなく、本作はお江戸を舞台にした落語の映画でございます。

どうやら、この「分かりやすさ」「親切さ」というのは、本作を企画した、林家たい平師匠の狙いらしく

「夏休みの子供たちに、古典落語に親しんでもらいたい」という意向があったようです。

と言う訳で、この物語、子供たちにもお話が身近に感じられるよう、主人公も少年に設定してあります。

年季奉公中の貞吉少年。彼の目線で物語は語られてゆきます。貞吉少年はまじめなんだけど、いまいち気が弱く、引っ込み思案で、奉公先でもいじめられたりする。このあたり「ドラえもん」の「のび太君」みたいな感じです。

さて、奉公先から、いったん親元に帰ってきた貞吉少年。彼は最近同じ長屋に引っ越してきた元噺家さんと親しくなります。「のび太君」と違うのは、貞吉少年は噺家の「たい平」さんと親しくなってゆくにつれ、自分も「落語がやりたい」「噺家になりたい」と思うようになる事です。

「いいかい? 貞吉。噺家になるってぇのはね、並大抵の努力じゃ、なれないんだよ」と教え諭す、師匠役のたい平。

「それでも僕は落語をやりたいんです。僕をお弟子にしてください」

まっすぐな目で師匠を見つめる貞吉。こうして、たい平師匠と貞吉の落語修行が始まるのです。

本作の舞台である、江戸の下町。長屋の風景。その作り込みがいいですね。ちなみに美術監督は種田陽平さんが担当。

 江戸の庶民がどんな暮らしをしていたのか? どんな食事をして、どんな服を着て、どんな部屋に住んでいたのか? お江戸の庶民文化が「子供たちにも分かる」形で表現されてます。

 たい平師匠が、貞吉に稽古を付けてあげるのは長屋の一室です。当時の長屋の壁は薄いし、出入り口は、紙を貼った引き戸一枚。部屋の声は外へ丸聞こえ。

長屋に住むみんなはお稽古の様子に興味津々。こっそり聞き耳を立てています。そういう長屋の濃厚な人間関係が、江戸っ子の習性なんでしょうね。

 本作では、ストーリーの中に随所に落語のエピソードが仕込まれてありまして、普段落語に興味のない大人でも、気軽に楽しめるようにしてあります。

まあ、木戸銭貰って自分の芸を売る。その芸が「売り物」にまでならなきゃ、客は木戸銭払ってくれない訳です。

そういう意味では、江戸落語の大御所、三遊亭金馬師匠がスクリーンに登場しただけで、その佇まい、雰囲気で落語の世界に引込んでしまう。やっぱり年季の入った人物の芸と言うものは大したもんだなぁ~、と思いましたね。

あたしゃ、関西人なもんで、どうしても上方落語の方に興味があります。時々図書館で、桂米朝師匠の落語のDVDを観たりしてます。

落語を聞くきっかけになった「はてなの茶碗」

こんなに深い、哲学的な内容のある「芸」ないしは「芸術」であるとは思いもよりませんでした。それに、普通なら人を怖がらせるための「地獄」の描写を「笑い」に変えてしまう「地獄八景亡者の戯れ」も凄い。冒頭の「まくら」と呼ばれる部分なしで、実に1時間10分を超える大作です。昔の人はよくこんな凄いお話を作ったもんだ。

ところで、落語っていうのは、日本オリジナルの「話芸」じゃないでしょうかねぇ。

「映画」は、元々はフランスのリュミエール兄弟の発明ですしね。今、大手を振って日本の「本流」みたいな顔をしている、文化や芸術は、そのほとんどが「外国の物まね・亜流」になってませんかね。

たかが「落語」っていいますけどね。こんなオリジナルな「芸」を、今の日本人、だれか「発明」してますかね?

やってませんよ。ぜんぶ外国の真似。

「落語」に限らず、日本オリジナルの伝統、職人技、芸術。もっと大切にしても、よろしいんじゃございませんか?

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天見谷行人の独断と偏見による評価(各項目☆5点満点です)

物語 ☆☆☆

配役 ☆☆☆☆

演出 ☆☆☆

美術 ☆☆☆☆

音楽 ☆☆☆

総合評価 ☆☆☆

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作品データ

監督   板谷宏幸

主演   林家たい平、福崎那由也、富田靖子、三遊亭金馬

製作   2014年 

上映時間 95分

予告編映像はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=fLZ_HdWNnug

 

 


舞妓はレディ

舞妓はレディ

2014年9月13日鑑賞

スクリーンで「お茶屋遊び」どすぇ~

 

どんな映画を観ようか? 迷った時、僕はよく、監督さんで選ぶ事が多いのです。

「この監督さんなら、まず、間違いなく面白いものを見せてくれる」

そういう観客と監督の信頼関係は、とっても大切だと思います。

本作の監督は周防正行氏。

「Shall we ダンス?」は大ヒットしましたね。しかも周防監督の作る作品はどれもクオリティが高い。

その期待を込めて、映画のチケットを買いました。

さて、映画が始まる。

あれ? う~ん、冒頭からイマイチ、周防監督らしからぬ脚本です。

説明セリフや、長セリフが多いなぁ。説明するぐらいなら、回想シーンなどの「絵にしてしまう」方が観客もシラケない。

やがて唐突に歌と踊りのシーンが始まる。

「あっ、これってミュージカルだったのね!?」

ここで、鈍感な僕はようやく気がつきました。

「マイコハレディ」どっかで聞いたタイトルだぞぉ~

「マイ・フェア・レディ」あっ、そっか!

あのオードーリー・ヘップバーン主演の、ミュージカル映画へのオマージュだったのですね。

了解です。ならば、と気を取り直して鑑賞を続けます。

主役の女の子。上白石萌音さん。よくこんな子を見つけてきたなぁ~。

いま時、これほど「田舎臭い」「野暮ったい」娘なんて、探す方が難しいでしょう。

その子が、京の雅の文化、その結晶ともいえる「花街」で「舞妓さん」になると言うお話。

洋画の「マイ・フェア・レディ」では言語学者が、下町の品のよろしくない(というか、はっきりいって下品でアバズレ)の女性を、社交界へデビューさせるために猛特訓する訳です。

本作「舞妓はレディ」では、その言語学者役を長谷川博己が好演しています。余談ながら、関東の方からすれば「関西弁」はひとつだと思う方も多いでしょう。ところが大阪と、僕の住む神戸では、微妙に言葉は違うのです。それより更に厄介なのが「京都」の言葉。これはもう一筋縄ではゆきません。

「京阪神」と、一括りにされてしまいがちですが、京都の人はそれを快く思わない雰囲気があります。というのも、京都は1000年の都。当然、その文化と歴史へのプライドがある訳です。

「他所(よそ)のお方には、分からしまへん」と油のような京言葉で、やんわり「馬鹿に」されてしまいます。

そんな長い歴史を持つ京文化のひとつ「お茶屋遊び」

僕は正直「舞妓」さんと「芸妓」さんの区別もつかなかったんですが、本作ではその「お茶屋遊び」入門者にも、大変よく分かるように物語が組み立てられてます。冒頭の長セリフで、ちょっとリズムを崩した感がありましたが、中盤以降、ぐいぐい観客を引っ張りこむ、周防監督の力量。作品が持つ魅力。その秘密のひとつは、秀逸なキャスティングだと思います。

 お茶屋の女将さんに富司純子さん。この方がいなかったら、本作はあり得なかったでしょう。主人公の春子に着物を着付けてあげる。そのシーンは、ワンシーン・ワンカットの「長廻し」です。その着付けの所作が、なんとも堂に入っていて、年輪のように積み重ねてきた芸歴を感じさせます。

 やがて、努力に努力を重ねて、主人公、春子は、ついに舞妓さんデビューを果たします。

当初は鹿児島弁と津軽弁をゴッチャに、しかも「ネイティブ」に使うという、あり得ない田舎娘でした。その子が、はんなりとした「京ことば」と、雅の文化を身につけ、ついに舞妓として花開く。その衣装の美しさ、あでやかさ。

これは是非、劇場のスクリーンで鑑賞致しましょう。

映画館でお茶屋遊びが楽しめる、何とも貴重な体験をさせてもらって、得した気分の作品ですよ。

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天見谷行人の独断と偏見による評価(各項目☆5点満点です)

物語 ☆☆☆

配役 ☆☆☆☆

演出 ☆☆☆

美術 ☆☆☆☆

音楽 ☆☆☆☆

総合評価 ☆☆☆☆

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作品データ

監督   周防正行

主演   上白石萌音、長谷川博己、富司純子

製作   2014年 

上映時間 135分

予告編映像はこちら

 

https://www.youtube.com/watch?v=7LBfQxE8YD0


奥付



映画に宛てたラブレター2014・10月号


http://p.booklog.jp/book/89672


著者 : 天見谷行人
著者プロフィール:http://p.booklog.jp/users/mussesow/profile


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