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暗黒の壁 破壊

 ミスティックルーイン テイルスの工房 メカエリア

 

 

ミスティックルーインに朝日の光が届きしばらく時間が過ぎた頃
テイルスの工房内にあるメカエリアからアーウィンのエンジン音が聞こえた。

 

「フォックス、コレで大丈夫そう?」
「ああ、バッチリだぜテイルス。」
「それじゃあ、俺たちも行こうぜ。」
「うん、わかった。隔壁オープン!!」

 

メカエリアの隔壁が開き、海辺への入り口が開いた。

 

「行くぜ!!」

 

ソニック達とアーウィンに乗ったフォックスはトロピカルアイランドに向かって飛んでいった。

 

 

 

 


 トロピカルアイランド

 

しばらく飛び、トロピカルアイランドへついたソニック達一行。
フォックスはアーウィンから降り、宝石をソニック達へ渡した。
受け取ったソニック達は反応があった月明かりの木を目指して進んでいった。

 

「確かこの辺だったんだけど・・・」

 

テイルスはダイアを持って森の中を進んでいた。

 

「結構入り組んでるんだな。」
「ああ、自然が豊かな島だからな。  お、あれじゃないか?」

 

ナックルズと話していたストレンジャーが指差した方向には、月明かりの実が実った木が生えていた。

 

「ああ、あれだな。」
「段々宝石の光が強くなってきた。」

 

少し目を細めつつソニック達は木の元へ。

 

 

「ここら辺でいいのかな。」

 

ソニック達は持ってきた宝石を木の近くへ集めて置いた。
すると宝石たちはそれぞれ緑色、紅色、黄色、青色の強烈な光を放ち始めた。

 

「ううっ、やっぱり何回も見てるけど強烈な光だね・・・」

 

ソニック達は腕を目の前へ置き、光をさえぎりながら言った。

 

「あ! みて!!」

 

エミーが指差した方向をソニック達は見た。
するとソコには光が一点に集中した場所が出来ていた。

 

「あそこが入り口か?」
「とりあえず行ってみるしかないな。」

 

ストレンジャーは光へ向かって行った。

するとストレンジャーは光の中へ吸い込まれていった。

 

「私も行くわ!」

 

アルドールもストレンジャーを追いかけて光の中へ向かっていった。

 

「まって二人とも!」

 

テイルスも二人を追いかけて光の中へ向かっていった。

 

 

「俺たちも行こうぜ!」

 

ソニック達も順番に光の中へ向かって行き、吸い込まれていった。

全員が吸い込まれると宝石たちもソニック達を追いかけて光の中へ吸い込まれていった。。
宝石の光が無くなると、集中した光は消滅し、輝きが無くなった。

 

 

 

 

 

 

 

 テトラクリスタルアイランド周辺 ミドルガーデン


テトラクリスタルアイランドの近くにある小島にトロピカルアイランド同様、光が一点に集中し、最初に飛び込んだストレンジャーが出てきた。

 

「よっと、ここは?」

 

ストレンジャーが辺りを見回しているとアルドール、テイルス、ソニック達が光の中から出てきた。

 

「ここは?」
「テトラクリスタルアイランドの近く、みたいだな。」

 

ストレンジャーは前方に浮かんでいる島を見ながら言った。

 

「あれがテトラクリスタルアイランド?」
「すごい大きな島!」

 

島はすぐ近くにあり、とても大きな島がストレンジャー達の前に写っていた。

 

「・・・あの島に、皆がいるのか。」
「早く迎えに行かないと、ね。」

 

ストレンジャー達は後から出てきた弱く輝く宝石を収集した。

 

 

 

「さて、どうやっていくかだな。」
「一筋縄では行きそうにないわね。」

 

島にはなんと黒いオーラが張り巡らされており、ドーム上にバリアが張られていた。

 

「あのオーラをどうにかしないとな。」
「どうやって入るかだな。」

 

ソニック達はしばらく考えていた。

 

「どこか抜け道はないの?」
「確かそういうのは無かったんだ。他の人たちが入ってくるかもしれなかったからな。」
「だとすると、正面からしかないわね。」
「ここにいても仕方ない、とりあえずあのオーラの元へ行ってみようぜ。」
「わかったわ。」

 

ソニックの意見に賛成し、宝石を持ってソニック達は島へ向かっていった。

 

 

 

「さて、どうやって入るか、だな。」

 

一時島の近くの海上へやってきたソニック達。

 

「闇雲にやるより何か方法が無いとな。」
「とりあえず俺が行くぜ。」

 

ストレンジャーは宝石をソニック達に預け、剣を片手にオーラへ向かっていった。

 

「破ッ!!」

 

 

剣をオーラへぶつけたストレンジャー
剣とオーラの接触面から紫色の閃光が飛び交う。

 

「チッ。」

 

ストレンジャーは一回剣をオーラから離し少し後へ。

 

「さすがに剣だけじゃダメか。」
「じゃあ今度は私が行くわ。」

 

今度はアルドールが扇と杖を持ってオーラへ攻撃を仕掛けた。

 

「エイッ!!」

 

扇で作り出したカマイタチは、杖から出した水晶を乗せてオーラへ向かっていった。
水晶とオーラがぶつかると剣同様紫色の閃光が飛び交った。
すると水晶は少し汚れ、そのまま跳ね返され、ソニック達の元へ帰ってきた。


「うわっ!」

 

ソニック達は緊急回避をし、水晶を避けた。

 

「確かに、一筋縄では行きそうにないわね。」
「うーん。」

 

ストレンジャーは少し得た情報を元に少し考えた。

 

「どうする? ストレンジャー。」
「普通の水晶だけじゃダメみたいだな、すぐに汚れてしまう。 だとしたらもう少し破魔の力がいるのかも。」
「破魔?」

 

テイルスがストレンジャーが言った言葉に疑問を抱きつつ、ストレンジャーが言い出した。

 

「アルドール、さっきの扇であれをやってくれ。」
「でも、それだけじゃダメなんじゃない?」
「まだ手段があるさ。あせるなって。」
「う、うん。 わかった。」

 

アルドールを一回説得し、ストレンジャーが結論を言った。

 

「アルドールが破魔の力を作るだろ、でもそれだけじゃきっとダメだ。だから。 ちょっと貸して。」

 

ストレンジャーはアルドールから杖を借りた。

 

「テイルス、前回同様、アルドールが技を使ったら、コレで水晶を出してくれ。」
「うん。わかった。」

 

テイルスはストレンジャーから杖を貰った。

 

「ナックルズ。 君はアルドールがこれから作る竜巻にそのハンマーを回して風をもっと作ってくれ。」
「了解だ。」
「ソニックは俺とその竜巻に乗って、水晶とともにオーラへ向かって攻撃をしてくれ。」
「わかったぜストレンジャー。」
「攻撃をしたら皆その攻撃地点へ向かって突撃してくれ。」
「わかったぜ。」
「了解よ。」
「よし、行くぜ。」

 

ストレンジャー達は体制を立て直し、攻撃態勢へ。

 

 

 


アルドールは少しソニック達の前へ出て、扇を出し、その場で回りだした。
すると白い光の粒子が入る竜巻が作り出された。

 

 

「セイント・・・ ロンド!!」

 

ナックルズはアルドールと共に同じ方向へ回りだし、さらに竜巻の回転数を増やしていく。

 

「よし、テイルス、頼む。」
「OK、それっ!!」

 

テイルスは小さくも強力な水晶を竜巻に向けて放った。

 

「よし、ソニック 行くぜ!」
「おう、ストレンジャー!」

 

ソニックとストレンジャーは竜巻へ向かって飛んで行き、竜巻の中へ入るとオーラに向かって回転攻撃をしていった。
テイルスたちも竜巻の後を追っていく。

 

「行くぜ!!!」

 

ソニックとストレンジャーがオーラへ攻撃をした。
紫色の閃光が竜巻との接触面でほとばしるも、竜巻の力で段々オーラが歪んでいく。

 

「破ッ!!」

 

 

 

パキッ!

 

 

オーラが割れるのといっしょに竜巻が無くなり、竜巻に触れていた部分のオーラが消えた。
だがそれと同時にオーラが収縮しつつ破壊された部分が修復されていく。

 

「皆! 急げ!!」

 

先に島へ潜入したソニックとストレンジャーがナックルズ達に言った。
ナックルズ達も急ぎつつ、空いた穴から島へと潜入していく。

 

 


オーラの破壊部分が小さくなりつつゆくなか、少し遠い場所にいたテイルスが、急いで進んでいく。

 

「テイルス!!」

 

ストレンジャーが壁の外へ手を出し、テイルスへ差し出した。

 

「ストレンジャー!!」

 

テイルスもそれを求めて飛んでいく。
ストレンジャーがテイルスの手を取ったのと同時に手を引いた。
テイルスはそれと同時にストレンジャーの元へ引かれ、二人の体がぶつかったのと同時に、破壊された部分のオーラが修復された。

 

 

ドスッ!

 

 

 

「大丈夫か? テイルス。」
「うん。大丈夫。 ありがとうストレンジャー。」

 

 

二人は島へ上陸したソニック達の下へ。

 

「大丈夫だったか二人とも?」
「ああ、俺は大丈夫だぜ。」
「僕もだよ。」
「よし、じゃあ急ごうぜ。」

 

ソニック達は少し暗い島を進んで内部へ向かっていった。


 ー続くー


島の植物 闇の呪い

 テトラクリスタルアイランド

 

 

ソニック達は無事、外へ張り巡らされていたオーラを破壊し、島内部へと侵入した。
もちろん、その様子は敵の本部へ伝わっていた。

 

「フッフッフッ やはり忍び込んできたか、馬鹿な奴らめ。」

 

敵の親玉と思われる人影が、地下のシェルター内に設置されたモニターからストレンジャー達を見ていた。

 

「・・いかがいたしますか、陛下。」

 

陛下と呼ばれた人影は、呼ばれた方へ振り返った。

 

「まあ、いちよう小手調べとするとしよう。 敵軍団を奴らの下へ送れ。」
「・・かしこまりました。」

 

命令を受け、敵の一人は部屋を出て行った。

 

「さて、面白いショータイムの幕開けだ。」

 

 

 

 


一方、潜入したソニック達は、南側の草原のエリアにいた。

 

「一応潜入は成功だな。」
「でも壁の穴が修復されちゃったね。」

 

テイルスはソニックとストレンジャーが空けた穴のあった場所を見ながら言った。

 

「まあそれくらい、何とかなるだろ。 敵を倒せばコレは無くなるはずだからな。」
「確かにな。」

 

草原の芝生に座っていたソニック達は立ち上がった。

 

「じゃあこれから、ピスフリーとジョイを探しに行こうぜ。」
「でもどこを探すの?」
「一応この島のどこかにいるのは確かだ。 ここから手分けして探そうぜ。」
「ここは南側のエリアだから、東エリアと西エリアに別れるんだね。」
「そういうことだ。」

「じゃあ一番詳しい俺たちが分かれるとして、ソニック達はどっちに行く?」

 

ストレンジャーはソニック達に問いかけた。

 

「そうだな、じゃあ俺は西エリアに行こうかな。」
「ソニックが行くなら私も!」

 

エミーはソニックの腕にしがみつきながら言った。

 

「じゃあ俺たちは東側だな。」
「そうだね。」
「決まりだな。」

 

東側にはストレンジャー、テイルス、ナックルズ。
西側にはアルドール、ソニック、エミーが行くことになった。

 

「見つけたり、何かあったら、トレジャースコープで知らせてくれ。」
「わかったわ。」

 

ソニック達はそれぞれ分かれていった。

 

 

 

 

 東側 砂浜エリア

 

 

ソニック達と別れたストレンジャー達は森を抜けて砂浜のエリアへと出た。

 

「草原から一編だね。」

 

テイルスは草原から変わった砂浜のエリアを歩きながら言った。

 

「ああ、俺たちの種族はここで住んでたんだ。」
「砂浜にか?」
「そうだぜ。」

 

ストレンジャー達は砂浜のエリアへ到着し、周囲を捜索した。

 

「うーん。やっぱり太陽の光が遮断されてて、ちょっと暗いね。」
「大して見えねえな。」
「じゃあ、あれを使うか。」

 

ストレンジャーは一回元来た森とはちょっとずれた森へ入っていった。
テイルスとナックルズはストレンジャーの後を追った。

 

 


「ストレンジャー」
「何を探してるんだ?」
「ああ、ちょっと花をな。」

 

ストレンジャーは辺りを見渡し、花を探していた。

 

「でも花なんてこの暗さじゃ見つかんねぇんじゃないか?」
「いや、この暗さだからわかるんだ。 お! あったぜ。」

 

ストレンジャーは森の先から出る光の下へ向かっていった。

 

「ほら。」
「うわぁ! すごい!!」

 

テイルス達の前に咲いていたのはなんと光を放つ花だった。

 

「なんなんだ? この花?」
「コレは月影草っていうんだ。 辺りが暗くなると、自分で作った光を放つ花なんだ。」
「すごい綺麗だね。」
「ここの島には変わった植物がいろいろ生えてるんだ。ほら。」

 

ストレンジャーは先に咲いている花を指差した。

 

「コレはなんの花なの?」

 

テイルスはストレンジャーが指差した赤い実のついた花を持ってきた。

 

「それは火球草って言って、その赤い実には熱い炎の分子が詰まってるんだ。大きい実ほど強い炎が入ってるんだ。」
「そうなの? すごいねー」
「こっちの花はなんだ?」

 

ナックルズは別の方に生えていた花を指差していった。
その花からは青く水の泡が時々出ていた。

 

「それは水泡草って言って、シャボン玉みたいな泡を作る花なんだ。 強く振るとたまに水も出てくるけどな。」
「そうなのか? それ!」

 

ナックルズは花を摘み、振ってみた。

すると花からは水鉄砲が飛び出し、月影草に水を与えた。

 

「おお、すげえな。」
「自ら水を出すんだね。」
「でもストレンジャー、コレって武器に使えないのか?」

 

ナックルズは水泡草を吹いてシャボン玉を作りつつ言った。

 

「まあ使えなくも無いかな。 そんな使い方をすることなんて無かったからわかんないけど。」
「確かに使えそうだね。」

 

テイルスは数本花を摘んでいった。

 

「まあそれは置いといて、とりあえず月影草を摘んで、辺りを捜索しようぜ。」
「うん。」
「了解。」

 

ストレンジャー達は月影草を摘み、元来た道を戻っていった。

 

 

 

 

「おおっと、早速着やがったな。」

 

ストレンジャー達が砂浜のエリアへ戻ると敵の大群が待ち受けていた。

 

「よし、じゃあいっちょおっぱじめるか!」
「いっくよー!」

 

3人は敵の大群へ向かっていった。

 

 

 

 

 

 西側 岩山エリア

 

一方、ストレンジャー達と別れたアルドール達は少々急な岩肌を上っていた。

 

「結構厳しい道だな。」
「そうね。」

 

ソニック達はほぼロッククライミングに近い体制で上っていた。

 

「ねえ、あと頂上までどれくらい?」

 

エミーは飛んでいるアルドールへ問いかけた。

 

「あと少しみたいですよ。 もうすぐ岩がなくなるので。」
「いいわね。空を飛べて。」
「仕方ないだろ、羽一枚の効力はここじゃ無力なんだから。」
「すみません。あまりお役に立てなくて。」
「アルドールは悪くないって。気にすんな。  お、ついたぜ。」

 

ソニック達は数分のロッククライミングに近い登山を終えた。

 

「ああー、疲れたー」
「でも、休んでる暇はなさそうだな。」
「そうみたいですね。」

 

頂上にはなんと敵の大群が待ち受けていた。

 

「少しは休ませてよね。」
「まあ、敵だから休ませてくれねえだろうな。」
「そうですね。行きますよ!」

 

ソニック達は敵の大群へ向かっていった。

 

 

 


「やっぱり結構な量だな。」
「そうだね。」

 

一方こちらも敵と戦っている東のテイルス達。
敵は大群でやってきており、倒してもきりがなく出てくる。

 

「これじゃあきりが無いな。」
「よし、じゃあコレを使ってみるかな。」

 

ナックルズは隠し持ってきた火球草の実を取り出した。

 

「そうか、その手もあったな。」
「よし、それ!」
「ファイヤーブレス!!」

 

ナックルズとテイルスは持っていた実を敵に向かって投げつけた。
その実めがけ、ストレンジャーは火玉をぶつけた。

実に炎がぶつかると実は燃え、凄まじい爆発を発生させ、敵を炎ごと吹き飛ばした。

 

 

 

「やった!」
「上手くいったな。」

 

敵は燃え尽き、灰になった。

 

「さすがだな、ナックルズ。」
「これくらいなんてことねえって。」
「じゃあ次の場所の散策に行こ。」

 

テイルス達は月影草を片手に、砂浜のエリアを後にした。
ストレンジャーは少し、名残惜しみながら。

 

 


一方変わって西のソニック達。
こちらもストレンジャー達同様に敵と戦っていた。

 

「ちっ さすがに最後の場所なだけあって手ごわいな。」
「そうね、なかなか敵が片付かないわ。」

 

ソニック達も同様に少し敵と苦戦していた。

 

「やっぱり突破口がないとコレは厳しいな。」
「どうしようアルドール。」
「確かこの辺には変わった花が咲いてるはずなんですけど・・・」

 

アルドールは敵と戦いつつ、花を探していた。

 

「花?」
「でも花なんて何につかうのよ。」
「とっても綺麗ですごい力を秘めてるんです。 あ! あれ!!」

 

アルドールは敵の後ろの方に咲いている一輪の花を指差した。
ソコには黄色い小さな花がたくさん付いた枝が生えていた。

 

「どっちかっていうと枝ね。 あれ。」
「あれを取れれば何とかなると思うんです。」
「よし、じゃあ邪魔なのを飛ばして最短で行くぜ!」

 

ソニックは槍を片手に敵に突っ込んでいった。
後からハンマーと扇を持ったエミーとアルドールが付いていく。

 

 

「おらおら邪魔だぜ!!!」
「あ! あそこに!!」
「アルドール! 急げ!!」

 

ソニックとエミーは前方の敵を抑えアルドールのために花への道を開けた。
アルドールはその隙に花を摘み取った。

 

「ソニックさん!エミーさん! 伏せて!!」

 

アルドールは摘み取った花を片手にソニックとエミーに言った。
ソニックとエミーはその場に伏せた。

 

 

「サンダーショック!!」

 

 

アルドールが振った花から強力な雷が敵に向かって飛んでいった。
雷が敵に当たると共に、当たった敵は次々と消えていった。

 

 

 

 

「ふう、」
「えらい目にあったぜ。」
「それにしてもすごい雷だったわね。」


エミーはアルドールが持っていた花を見ながら言った。

 

「コレは雷華草と言って、雷の力を充電する花なんです。 なので自然に出来た雷に相当する力を出すんですよ。 充電しないと一回しか使えませんが。」
「すごい花なんだな。」

 

ソニックは花に触れようとした。

 

「あ、あまり触らない方がいいですよ。 電力が無くなったといっても、静電気は残ってますので。」
「おおっと、それは危ないな。 でもこの花、充電すれば何回でもあの力を使えるのか?」

 

ソニックはアルドールへ問いかけた。

 

「ええ、そうですよ。」
「だとしたらストレンジャーに充電してもらわえばもう一回使えるんじゃない?」
「でも自然じゃないと使えるかどうかちょっと・・・」

 

アルドールはちょっと考えながら言った。

 

「ま、それは置いといて、早くストレンジャー達に合流しようぜ。」
「そうね。」

 

ソニック達は西エリアへ向かおうとした。だが

 

「ウッ、」

 

 

 

バタッ!

 

 

急にソニックが倒れてしまった。

 

 

「!! ソニックさん!!」
「ソニック・・」

 

 

バタッ!

 

 

「!! エミーさん!!」

 

ソニックの元へ行こうとしたエミーも倒れてしまった。

 

「ソニックさん! エミーさん!!」

 

アルドールはソニックの肩をゆすった。
だが二人はそのまま目を閉じてしまった。

 

「いったいどうしたんですか!?」
『アルドール!! 聞こえるか!!』

 

アルドールは急に起きた事態にあたふたしているとソニックがつけていたトレジャースコープから声がした。

 

 

「ストレンジャー大変なの!! ソニックさん達が!!」

 

アルドールはソニックの付けていたトレジャースコープを取って言った。

 

『ああ、こっちも急にテイルスとナックルズが急に倒れちまったんだ。』
「テイルスさんたちも!?」
『とりあえず今どこにいるんだ!?』
「今は西側の山のてっぺんにいるの。」
『ソコから東側の俺の家まで二人を連れてこれるか?』
「うん、何とかやってみる。」
『俺もテイルスたちを運んでいく。急いでくれ!』
「わかったわ!」

 

アルドールは通信を切り、スコープを折りたたみ、ドレスのポケットへしまった。

 

 

 

「うんしょ・・」

 

アルドールはソニックとエミーの手を取り、二人を引っ張って飛んでいった。


 ー続くー

 


四人の再開 最終決戦

 テトラクリスタルアイランド 

 

 

島に潜入し、島を捜索していたソニック達
だが急にソニック達の意識が無くなり、倒れてしまった。
ストレンジャーは徒歩で、アルドールは空からストレンジャーの家を目指して進んでいた。

 

 

「ううーん、重い・・・」

 

アルドールは意識の無い二人の手を引っ張り、ストレンジャーの家を目指して飛んでいた。
さすがに二人を運ぶのは重労働。
フラフラと上下左右起動が乱れつつもまっすぐに進んでいた。

 

『二人とも、大丈夫なのかな・・・』

 

アルドールは心配しつつも飛んでいった。

 

 

 

 

一方、テイルスとナックルズを運んでいるストレンジャー
ナックルズは背中に、テイルスは前から抱いて運んでいた。

 

「やっぱり二人運ぶのはしんどいな・・・」

 

二人は意識が無いものの、息はしているため生きていることはわかっていた。

 

『二人とも、もう少しだからな。』

 

ストレンジャーは見えた家を目指して進んでいた。

 

 


「ふう、ようやく付いた・・・」

 

先に着いたのはアルドール。
一時ソニックとエミーを地面に寝かせ少し休憩していた。

 

「おうアルドール、早いな・・・」

 

あとから付いたストレンジャーは二人をしょってやってきた。

 

「ストレンジャー、手伝うよ。」
「ああ、すまない。」

 

アルドールはテイルスを受け取り、ソニック達の下へ運んだ。
ストレンジャーは一回ナックルズを背負い直し、ソニック達の下へ。

 

「とりあえず、これからどうするストレンジャー。」
「ここじゃ敵の目にも付くかも知れないから、家へ。」

 

ストレンジャーは家を開け、自室へ皆を運んでいった。

 

 

 

 

 

「ふぅ。 ようやく1段落だな。」
「ええ。」

 

さすがに少々疲れ、一休みの二人。
部屋には急遽作ったベットに4人が寝ていた。

 

「でもどうして急に倒れちゃったのかしら・・・」

 

アルドールは4人を見つつ言った。

 

「多分外のオーラが関係してるんだと思う。」
「外の?」
「ああ、あれはほとんど闇で出来てる。 俺たちはもともとここの住人だからなんてこと無いけど、テイルスたちは別の場所の住人だ。 そういう点から、俺たちと耐久力が違うんだと思うんだ。」
「闇は光をさえぎる物だものね。 早く何とかしないと。」

「そういえばさっき、北側のエリアに奇妙な建物があったんだ。」

 

ストレンジャーはテイルスたちが気絶する前に見たことを言った。

 

「建物? でも北側のエリアって、雪ばっかりで、何も無いはずなのに。」
「ああ、だから少し妙だと思ったんだ。」
「調べる必要がありそうね。」
「ああ、今から行こうぜ。」
「ええ、」

 

 

『待ってろよ、皆。』

 

ストレンジャーとアルドールは4人を置いて、部屋を出て行った。

 

 

 

 


 北側 雪原エリア

 

ストレンジャーとアルドールは空を飛び、問題の建物の前へやってきた。

 

「コレだアルドール。」

 

ストレンジャーが指差したのは四角い建物。
だがそれは高さが無く、1mほどの高さしかないものだった。

 

「家にしては確かに小さいわね。」
「しかもほとんど埋まってるんだ。」
「とりあえず中に入ってみましょ。」

 

アルドールは小屋の入り口へ向かっていった。

扉は鉄で引くタイプのものだった。

アルドールはドアの取っ手を引っ張った。

 

「あれ? うーーん。」

 

だがそれはびくともせず、開かない。

 

「開かないわ、ストレンジャー。」
「じゃあ俺がやるよ。」

 

ストレンジャーはアルドールと変わり、取っ手を引っ張った。

 

「うーー それっ!!」 

 

 

 

バン!!

 

 

ストレンジャーは勢いよく扉を開けた。
中には地下へ続く階段があった。

 

「階段?」
「とりあえず行ってみようぜ。」

 

ストレンジャーは先ほど摘んだ月影草の明かりを頼りに降りていった。
アルドールはストレンジャーの肩をつかんで進んでいく。

しばらく降りると地下に付いた。


「結構深くまで降りてきたわね。」
「ああ、でもここは何だろう。」

 

ストレンジャーとアルドールは部屋を見渡した。
その部屋には特に何も無く、奥に扉があった。

 

「あ、入り口があるわ。」
「行ってみよう。」

 

二人は部屋の置くの扉を開けた。

 

 

 

 


奥は蜀台があり中は明るかった。

 

「明かりがついてる。」
「ここは・・」

 

 

 

 

「ようやくお出ましですね。」

 

 

「!! 誰だ!!」

 

不意に聞こえた声に二人は動揺していた。
部屋の奥から音が聞こえてきた。

部屋の奥にいた人影がストレンジャー達の前へ歩いてきた。
でも歩いてきたのは子供の犬。

 

「お前? 確か!」
「ストレンジャー、知ってるの?」
「ああ、あの時の夢に出てきたやつだ。」

 

そこにいたのはストレンジャーの夢で出てきた子犬だったのだ。

 

「よくいらっしゃいました。 ストレンジャー、アルドール。」

 

子犬は柔らかい微笑をした。

 

「どうして俺たちの名前を?」
「知ってるも何も、後の方々に聞きましたので。」

 

子犬は少し横へずれた。
ソコには牢屋があり、中には白い虎と緑の亀がいた。

 

 

「ピスフリー! ジョイ!!」
「ストレンジャー!?」

 

牢屋にいたピスフリーとジョイがこちらを振り向いた。
ストレンジャーとアルドールは牢屋の前へ。

 

「ピスフリー、ジョイ! 大丈夫か!?」
「ええ、私達は大丈夫よ。」
「でもどうしてここが?」
「いろいろあるから、話すと長いのだけれど、他の人たちとここまでやってこれたの。」
「そうだったのか。」
「今開けますね。」

 

子犬が鍵を持って牢屋を開けた。

 

「よかった、また再会できて。」
「ああ・・・ 俺達、また会えたんだよな。」

 

4人は再会を喜んでいた。
子犬は少し後でその様子を見ていた。

 

 

 

 

 

「そうだ君、君はどうしてここにいるんだ?」

 

ストレンジャーは子犬に問いかけた。

 

「僕は汚れた場所を感知する能力があって、その力でここにやってきたんです。」
「でもここはオーラが張ってあって、そう簡単には入れないはずなのに。」
「僕は貴方様方の様に一応それなりの力を持ってるので。 皆さんは、四神ですよね?」

 

子犬はストレンジャー達に言った。

 

「ああ、俺が青竜で、アルドールが朱雀、ピスフリーが白虎、ジョイが玄武なんだ。 君はそうすると。」
「僕は一般的に狛犬、シーサーと呼ばれてます。でも僕はまだ子供なので、潜入するほどの力はあっても対抗は出来ないものなので・・・ エヘヘ。」

 

狛犬は頬を掻きながら言った。

 

「そういえばまだ名前を言ってませんでしたね、僕はビリーブ・ザ・セレモニーといいます。ヨロシク。」
「こちらこそ、ビリーブ。」

「とりあえず、外へ出ないと。」
「早く行きましょ。」

 

5人は地下から出て行った。

 

 

 

 


「ずいぶんと手間が掛かる生き物達だ。」

 

 

「!!」

 

ストレンジャー達が外へ出ると外には黒いマントを身にまとった影が雪の上へ立っていた。

 

「お前がこの軍団たちの親玉か?」
「まあ、そんな所だな。」

 

影は不気味な笑みを浮かべながら言った。

 

「さて、まとまったところで、お前たちを排除させてもらうとするか。」

 

影はマントから黒い剣を出した。

 

「お前たちなんかの好きにはさせない!!」
「かくごしな!!」

 

 

 

「ゆくぞ!!」

 

最終決戦が始まった。


 ー続くー


フィナーレの光 希望の一言

 テトラクリスタルアイランド 北側 雪原エリア

 

北側のエリアにてようやく全員と再会できたストレンジャーとアルドール
そこで出会ったビリーブと共に外へ出たが、前に光臨した悪の親玉に少し動揺していた。

 

 

「はぁあーーっ!!」

 

ストレンジャーは剣を片手に敵へと切りかかった。

 

「破ッ!」
「フッ、甘いな。」

 

 

カンッ!

 

 

「何!!」

 

ストレンジャーと敵との間にシールドが展開された。
シールドは剣の攻撃を完全に遮断し、紫の閃光を出していた。


「チッ」

 

ストレンジャーは後ろへバックした。

 

「闇の力が強すぎるわね。」
「なら僕が!」

 

ビリーブは右手に破魔矢、左手に電気の弓を召還した。
ビリーブはそのまま矢を射る体制に。

 

 

「えいっ!!」

 

矢は小さな白い光と共に敵へと向かっていった。

 

「効かんな。」

 

矢はシールドに当たると少し汚れ、そのままストレンジャー達の元へ帰ってきた。

 

「ダメですか。」

 

ビリーブは矢を取りながら言った。

 

 

「さすが親玉ね。」
「一筋縄じゃいかねえか。」
「じゃあ今度は全員で行くまで!!」

 

5人はそれぞれ武器を片手に敵へと襲い掛かった。

 

「雑魚がいくら集まろうと私に触れられんわ!!」

 

前回の攻撃同様、ストレンジャー達と敵との前にシールドが展開され、紫色の閃光が迸る。
そのままストレンジャー達を吹き飛ばした。

 

「クッ!」
「今度はこちらの番だ!」


敵は黒い剣を手にストレンジャーへ襲い掛かった。

 

「ストレンジャー!!」
「チッ!」

 

ストレンジャーは座った大勢から後ろへ後転し、体制を立て直し剣で攻撃を防いだ。
剣と剣がぶつかるとシールド同様紫の閃光を発生させた。

 

「クッ!!」
「どこまで耐えられるかな? ハッ!」

 

親玉はそのまま剣とストレンジャーを上空へ払い飛ばした。
そのままストレンジャーの元へ

 

「ストレンジャー!!」
「負けてられるかって!!」

 

ストレンジャーは空中で一回転し、今度は自ら敵へ襲い掛かった。

 

「破ッ!!」
「ハッ!!」

 

二人の剣がまたぶつかり、紫の閃光を出した。
敵はまた払い、ストレンジャーの後ろへ回り込むとストレンジャーにカカト落としをした。
ストレンジャーはそのまま雪の上へ打ち付けられた。
落ちた場所は雪が舞っていた。

 

「クッ・・・」
「ストレンジャー!!」

 

4人はストレンジャーの元へ。

 

「しっかりして!」
「コレくらい・・・なんてことねえって。」

 

ストレンジャーは少し痛む背中を押さえつつ、ゆっくり起き上がった。

 

 

 

 

「ハハハハ! ずいぶんと強情なドラゴンだ。さっさとやられちまえばいいものを。」

 

敵は地上へ降り立つとそのままストレンジャー達の下へ歩いてくる。

 

「俺達はやられるわけにはいかねえんだ! この世界のためにも!、テイルス達のためにも!!」
「そうよ! たとえ私達がやられたとしても、貴方の事を止めて見せるわ!」
「それが俺たち、四神の使命でもあるから!!!」


「やられるわけには行かないのよ!!!!」

 

 

四人がそれぞれ言った。
すると4人に異変が。

 

 

 

キラッ!

 

 

「え! 何!?」
「ひ、光だと!! グワッ!」

 

ストレンジャー達の体は光り始め、親玉は目を服の袖で光をさえぎった。
すると光は、ストレンジャー達の体を光が包み込んだ。
次の瞬間、光は強く輝き、ストレンジャー達に衣服が見にまとわれていた。

 

 

 

 

 

「え! これって。」
「族長様達が来ていた服に似てる・・・」
「俺たち、本当に四神になったのか?」
「後継者じゃなくて本物になったのね。」

 

ストレンジャー達は急に身にまとった服を見ていた。

 

「チッ、本物が登場しちまったか。」

 

悪の親玉は、ストレンジャー達が急に身にまとった服を見て言った。

 

「だが勝つのはこちらだ。何せ触れることが出来ないんだからな。」
「それはどうかな?」

 

ストレンジャーは敵を見て言った。

 

 

「俺たちが今までと同じと見られちゃ困るな。」
「本物になったのならば、その力で貴方を消して差し上げます!」
「言わせておけば!!」

 

敵は黒の剣を振り、黒のオーラをストレンジャー達に襲わせた。


「コレくらいなら!!」

 

ストレンジャーは4人を自分の後ろにし、手を地面へ当てた。

 

『木々達花々達、俺に力を貸してくれ!』

 

 

 

「召還!!」

 

 

 

ストレンジャーがそういうと前に巨大な巨木が地面から勢いよく生え出され、召還された。

巨木は黒いオーラを遮り、ストレンジャー達を守った。

 

「チッ、召還術か!」
「今度はこちらの番よ!」


アルドールは空中へ飛び立ち、持っていた扇を振り、風と共に炎を飛ばした。

 

「そんなのが利くと」
「利くに決まってるでしょ!」

 

アルドールが言うと、炎はシールドを抜けて敵へと降りかかった。

 

「グワッ、熱い!!」

 

敵は炎に包まれつつ、もがいていた。

 

 

「では、止めとさせてもらおうか。」

 

体の痛みが無くなったストレンジャーは巨木の後から出てきて、親玉へ言った。

 

「無駄なことを!」

 

 

 

 


「行くぜ!!」

 

ストレンジャーが言うと4人はそれぞれ武器を持って戦闘態勢に。

 

「行くわよ!!」

 

アルドールはまず杖を振り水晶を召還し、扇のカマイタチに乗せて敵に向けて飛ばした。

 

「行くぜ!!」

 

ピスフリーはその水晶と風をハンマーを高速回転させ作り出した竜巻にいれ、敵へ向けて放った。

 

「喰らいなさい!!」

 

ジョイはその竜巻に乗って槍を構え、水晶と共に敵へと襲い掛かった。
竜巻がシールドにぶつかると紫の閃光がほとばしった。

 

 

「何ッ!!」

 

シールドは防ぎきれず、竜巻と共に壊れてしまった。

 

「やった! シールドが壊れたわ!」
「小癪な!」
「今度は俺の番だ!! アイスブレス!!」

 

ストレンジャーはそういうと、持っていた剣を空中へ投げ、その剣に向けてブレスを放った。
ストレンジャーが放ったブレスを受けた剣は白色に輝いた。
そのまま空中にある剣を取りに行き、ストレンジャーは技を放った。

 

「クリスタルウェーブ!!!」

 

 

 

 

グサッ!

 

 

 

ストレンジャーが持った剣は、先端のみ地上へ突き刺ささった。
それと同時に周りの空気が変わり、大量のクリスタルが地上から生え出し、敵の元へ波のように襲い掛かった。
クリスタルからは強力な冷気が漏れていた。


「何ッ!」

 

敵はクリスタルの波に飲まれ、クリスタルの中へ封じられた。

 

『くそっ! 出しやがれ!!』

 

 

「コレでとどめよ! この再会の兆しで、貴方の事を消し去ります!」

 

アルドールは再会の兆しのパーツを空へ投げた。
それを合図に3人も、持っていたパーツを空へ投げた。

パーツは合体し、一つの水晶で出来た星へを姿を変えた。
星はストレンジャーの元へ。

 

「喰らいやがれ!!」

 

ストレンジャーは星を敵へ向けて投げはなった。

 

「破魔の力を受けたまえ!!」

 

ピスフリーは破魔矢を弓でいり、敵へ向けて放った。

星と矢は合体し、強力な光を放ち、地上から生え出たクリスタルを破壊しつつ、敵へと向かっていく。
そして、敵へと突き刺さった。

 

 

 

 

 

「グワァーーーーーーーーーーー!!!」

 

 

 

敵は強力な破魔の力で消え去った。
それと同時に、周りの空気が変わり、オーラから光が漏れた。

 

「終わったのね。」
「終わったな。」

 

 


敵がいなくなり、オーラが上層部から壊れ始め、消滅していった。
オーラが無くなり、島には大量の太陽の日差しが降っていた。

 

 

 

 

そして、暖かな風が、島に吹いてきた・・・

 

 

 

 

 

 

風と暖かな日差しが島に降り注ぐと、島には倒れた人々が出現し始めた。

 

「!! お父様!!」

 

ジョイは近くに出てきた亀の元へ行った。

 

「これって、」
「俺たちの種族達だ。ってことは。」
「皆、生きてるのか!?」
「行きましょ!」

 

アルドールはピスフリーを連れて南西側へ飛んで行った。
ストレンジャーは一人、東側へ飛んで行った。

 

 

 

 

島にはなんとやられたと思っていた4種族達が、倒れた状態で島に出現しはじめたのだった。

 

 

 


ストレンジャーが東側へ行くと西側同様、龍達が倒れていた。

 

「!! 母さん!!」

 

ストレンジャーは家の近くで倒れていた母龍の元へ向かっていった。

 

「・・ストレンジャー?」
「母さん、無事か!?」

 

ストレンジャーは母龍の肩を支えていった。

 

「ええ、私は大丈夫よ。ストレンジャー」
「よかった。」

 

母龍は体を起こし、立ち上がった。

 

「でもよかった、皆・・・ 無事で・・・」

 

ストレンジャーの目から涙がこぼれた。

 

 

「あの時から頑張ってたのよね。えらいわよ。」
「うん!」

 

ストレンジャーは涙を拭き、母龍へ笑顔をした。

 

 


「ストレンジャー!」

 

ストレンジャーの家から出てきたテイルス。

 

「テイルス! もう大丈夫なのか?」

 

ストレンジャーは母龍からテイルスの元へ。
ストレンジャーはテイルスの体を見ながら言った。

 

「うん。もう大丈夫だよ。 ソニック達もね。」
「よかった。」
「でもストレンジャー、その格好、どうしたの?」

 

テイルスはストレンジャーが身に着けている服を見て言った。

 

「ああ、俺は青竜の後継者じゃなくて、本当の青竜になったんだ。」
「そうなの? すごい!」
「ありがとう。 じゃあ俺が、君たちをもといた島まで送るよ。」
「うん、お願いね。」
「了解。」

 

ストレンジャーは笑顔でテイルスに言った。

 

 


そしてストレンジャーは、皆をミスティックルーインへと送っていった。
来た方法と同じ方法で。

 

 

 

 

 

 トロピカルアイランド

 

 

「ソニック、テイルス。 無事だったか!?」

 

トロピカルアイランドで待機していたフォックスが、帰ってきたソニック達に問いかけた。

 

「うん。僕達は大丈夫だよ。 もちろんストレンジャー達も。」
「みたいだな。 ストレンジャー、その服は?」

 

フォックスもテイルス同様、服の事を聞いた。

 

「ああ、俺は前まで次期青竜の後継者だったんだけど、ついさっき、俺が本物の青竜になったんだ。」
「そうだったのか。」
「でもそうなると、それなりに何か仕事とかがあるのか?」

 

ナックルズはストレンジャーに問いかけた。

 

「まあ詳しくは言えないけど、一応な。」
「でもそうすると、ストレンジャーと、会えなくなっちゃうね。」

 

テイルスが顔を少しうつむかせて言った。

 

 

 

 

「テイルス」

 

 

 

ストレンジャーはテイルスの顔を見るためにテイルスの前へ行き、片膝を地面につけて言った。

 

「俺も、テイルス達と会えなくなるのは寂しいさ。でもな。」

 

ストレンジャーは膝を伸ばし、立ち上がって言った。

 

「会えなくても、どこかにいて元気にしていると思ってるだけでも、いいと思うんだ。 それだけでも、俺とテイルスと、つながっているってわかるから。」
「うん。  ・・そうだね。」

 

テイルスは笑顔で顔を上げた。

 

「また、会えるときでいいから、遊びに来てね。」
「ああ、また会いに行くよ。」

 

テイルスとストレンジャーは握手した。

 

 

 

 

「じゃあな、また会おうな。」
「うん!」

 

ストレンジャーは宝石たちと共に、元いた島へと帰っていった。
テイルスたちはストレンジャーを見送っていた。

 

 


ストレンジャーが島を去ると、暖かい春風が島に吹いていった。

 

 

 

 


「また会おうね、ストレンジャー・ザ・ドラゴン」

「また会おうな、マイルス・パウアー」

 

 

 

 


そしてそれぞれでまた、別々の生活へと戻っていった。

ソニック達はいつもどおりの生活へ。

フォックスはコーネリアへ。

ストレンジャー達はテトラクリスタルアイランドへ。

 

でもコレだけは変わらずにいた。

 

 

『彼は彼の事を忘れずにいる事だけは』

 


変わらずに。

 

 ー EPISODE END ー

 


奥付



侵略軍との攻防戦闘に勝利せよ!


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著者 : 四神 夏菊
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