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ハヤシライスだった

20140502近況飯エッセイ

 ここ二三日、夕食はハヤシライスだった。
いつ食べても安定した美味しさの一品。

 美味しいのは確かに美味しいのだが、カレー
に比べると少々刺激が足りないのは揺るぎ
ない事実なのではないだろうか。
トマトベースにしろデミグラスベースにしろ、
まったりとしていてコクのある美味しさではあ
るが、どうにもこう優しい。
 もちろん優しい美味しさというのは、それで
とてもいいものだけれども、疲れた体に喝を
入れるには少し物足りない。夕食に食べて
また明日も頑張らなければなと思うためには、
何かひと味足りない気がする。

 そこで、ハヤシライス初日からコショウを振り
かけて食べることにした。かけているうちから、
目に鼻に刺激が来て、いい感じにパンチが効
いてくる。
 作った初日から味を変えながら食べられて、
作ってくれた家族はあまりいい顔をしていな
い。具体的には、目つきが険しく、言葉数も少
ない。
 しかし、自分の納得できる味でないと、明日
への活力が湧いてこないではないか。
というよりも、私の味の好みを知っていながら、
全くそれに合わせてくれることがないのなら、
私が好きに味を作り変えても仕方が無いのでは
ないだろうか。

 家族の過半数が刺激物が苦手なので、
家の食事は全体的に穏やかな味付けになり
がちだ。私が特に激辛好きというわけではな
いのだけれども。
 でも、もう少し香辛料の使い方について、
考えてくれてもいいのではないかなぁ、と思い
ます。

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最終更新日 : 2014-07-03 11:16:19

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ゼリービーンズ

20140503近況飯エッセイ

 おやつにゼリービーンズを食べる。
昔からあるけれど、なんだか微妙な食べ物
だと思う。

 表面は砂糖でコーティングされているので
あろう、少し力を入れて噛むと、ショリシャリと
簡単に砕けて取れる。中身はぐにゃりと柔らか
く、ゼリーを乾かしてみたらこんな感じになり
ましたというところだろうか。
 もちろんゼリーを本当に乾かしたら、からか
らの粉になってしまうだろう。半乾きな感じだ
けれど、それでもゼリーを乾かしてもこんなに
歯ごたえは残らないと思う。

 しかし、しっかりとした歯ごたえがあるのは、
噛みはじめのうちだけ。すぐに歯にまとわりつ
き、どろどろと口の中で溶ける。
 正直あまりいい食感ではないと私は思うの
だけれど、昔々からあって未だに無くならない
のだから、これが好きな人はきっと多いのだろ
う。

 ゼリービーンズが人を惹きつけてやまない
のは、その色どりのせいかも知れない。
 どう見ても不自然なカラフルさで、大人にな
っていたら少し食べるのに警戒してしまいそう
な色の付き具合なのだが、それでも食べてみ
たくなる。
 何度も食べていて味は甘いだけとわかって
いるのだが、それでも食べてしまうのだから、
色というものの持つ魔力は恐ろしい。

 今日は確かめていないのだけれど、きっと
舌がいい色に染まっていたのでは無いだろう
か。
 こうして色のきつい食べ物を食べると、近所
に駄菓子屋がなくて寂しかった子供時代を
思い出す。同じ町内にあるのはあったが、小学
生の足で歩いて行くには遠かった。
学校の帰りに寄ればなんとかなるのだが、とに
かく通学路から外れるとうるさく言われて困
るので、それは出来なかった。
何より、一番駄菓子屋に憧れる頃は、お小遣
いが無かったし。

 そんな田舎の中でも更に田舎に住む私を、
家に一回帰ってから簡単に駄菓子屋に行ける
連中は、とにかく小馬鹿にしていた。
 今となっては車に乗れるので、五分程度の
時間的なハンデしか無いが、小学生の交通
手段は自転車しか無い。

 ゼリービーンすを食べていると、懐かしいと
いうよりもどんどん寂しくなってしまうので、
もうあまり食べたくないなと思いました。
もう少し年をとれば、寂しさも懐かしさに変わ
るのでしょうかね。

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最終更新日 : 2014-07-03 11:16:19

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うどん

20140508近況飯エッセイ

 朝食にうどんを食べる。
昔からあるカップ麺のうどんが、五個入の袋
麺になったものだった。

 いつの間にか年越しには恒例のコマーシャル
となっていた、このインスタントうどん。
年越しはそばだと思っていたのだけれど、と
思いよく思い出してみたら、そばもあったこと
を思い出した。
 これといって思い入れは無いのだけれど、
昔からあって美味しいので、好きではある。

 そんなおなじみのインスタントうどんが、袋
麺になっているのだから、食べずにはいられ
ない。
 袋麺のいいところは、鍋でゆでて作るので、
具材を追加で入れることができるところ。
カップ麺だとお湯をかけるだけなので、追加する
具材に限りが出てくるのではないだろうか。
もちろん、別に調理した具材を上に乗せて食べる
こともできるけれど、カップ麺を食べようとする時
は、そういう時間が無い時が多いのではないだ
ろうか。

 そういうわけで、出来上がったうどんには
たっぷりのネギが乗せられていた。カップの
物にもネギは入っているけれど、粉末スープの
中にほんの少々混じっているだけなので、あれ
は具材の内に入れるのはどうだろう。
 食べてみると、昔から食べているおなじみの
美味しさ。大きく感動する美味しさではないの
かもしれないけれど、いつ食べても安心でき
る安定した美味しさだと思う。
よほどお湯の量を間違えてしまわない限り、
失敗することもないのではないだろうか。
 ときどき漫画で、インスタントラーメンを作る
のを失敗する描写が見られるが、現実にあん
な風に失敗することは難しいように思う。
そこが漫画の面白いところなのだろう。

 もう5月も中旬に入ろうとしているけれど、
なんだかまだ朝方は寒いので、温かいうどんは
とても美味しいです。

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最終更新日 : 2014-07-03 11:16:19

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口内炎

20140509近況飯エッセイ

 口内炎が痛い。
舌先に出来てしまっているので、何を食べても
避けようがなくてゲンナリな毎日。

 期限切れのうがい用ヨード液を使って、消毒
したりしてみたが、いまいち効果なし。それど
ころかなんだか他の部分まで痛いような気が
してきたので、慌てて使うのをやめる。薬の
期限切れは、さすがにまずいのかもしれない。
 そういうわけで、正直何を食べても味の感想は、
痛いの一言に尽きる。

 そんな状況であっても、食べなければ仕事に
ならないので、無理して食べるから余計にお
いしくない。
 こんな時に限ってまた、よく口内炎に染みる
食べ物が食卓に並ぶものなのだなぁ…。

 昨日の夕食はハンバーグだった、普段なら
おお喜びでご飯三杯なおかずなのだけれど、
この状況だと食事の間ずっと苦行。
涙と鼻水を垂らしながら、同じ場所をもう一度
噛んで悪化させないように、ゆっくりと食べる。
 味付けの主なところは、トマトケチャップと
ウスターソース。これではしみないはずがない。
トマトは生のものでも、口内炎には物凄く染みる
食べ物なので、それに色々味付けがしてあるの
だからそれはもうそれはもう…。

 何事もない状態というのが、いかにありがたい
ものかと、実感する昨日今日です。

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最終更新日 : 2014-07-03 11:16:19

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新茶と羊羹

20140513近況飯エッセイ

 昨日、おやつに羊羹を食べる。
新茶と一緒に。

 本当のメインは新茶の方で、羊羹はそのた
めのおつまみとして用意されたものだった。
このくらいの時期になれば、全国の茶産地の
新茶が出回ってくる頃なのではないだろうか。
九州方面の産地ならば、もっと早い時期から
出回っているのだろうけれども、緯度が高い
産地はまだこれから始まるくらいかも知れない。
 
 深く濃い色合いでありながら、自然な緑色
をしたお茶っ葉を、急須にケチることなく入れ、
最後の一滴までしっかりと絞りきって出す。
紅茶の最後の一滴をゴールデンドロップと言う
らしいが、日本茶を急須で出すときもそうなの
かもしれない。
 今日は羊羹を一緒に食べるので、熱めの
お湯でさっと出し、すっきりとした味わいになる
ように淹れられていた。
反対に、お茶だけを楽しむ場合には、まあお茶
の質にもよるのだろうけれど、お湯の温度を下
げてゆっくりと出して淹れる。お湯の温度を
低くすることで、お茶の苦味や渋みを引き出す
のを少なくし、旨味や甘みを引き出せるそう。

 たまにお茶屋さんに聞く話だが、お茶を売る
時に試飲をしてもらうと、そのお茶の甘みと旨味
がお茶だけのものと信じられず、何か混ぜている
のではないかと言うお客がいるとのこと。
 確かに世の中には、なにかしら混ぜ物をし
てあるお茶も存在するのかも知れない。
しかし、自分が体験したことが無いからといっ
て、即なにかインチキがあるように言うのはど
うなのだろうと、この話を聞いて思った。

 本当に興味を持っていないことに対しては、
人はあまりよくわからないものなのかも知れ
ないなと思いました。
自分でも気を付けなければいけないなぁ…。

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最終更新日 : 2014-07-03 11:16:19


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