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ボーナストラック

樹崎先生、貴重なお時間を割いて下さり誠にありがとうございました!

以下はボーナストラックとでも言いますか、インタビューを敢行した漫画空間にて樹崎先生と店長である深谷陽先生を交えた雑談になります。

 

 

【ヒカル】

漫画空間では色んな先生がお客様として、お見えになってるんですか?

 

【深谷】

そうですね。数で言えば、一般の方が大半ですけど有名な作家さんも来ています。

『アオイホノオ』の島本和彦先生や『うしおととら』の藤田和日郎先生もご来店いたしました。両先生とも開店前にフラッと来てくださった感じですけどね(笑)

 

【樹崎】

ここのお店の不安点としてはプロの方が沢山来てくださっている反面、一般の方が来店しづらくないか心配なんだよね(笑)

皆さん、もっと気軽に遊びにきてくださいね(笑)

 

【深谷】

よろしくお願いいたします(笑)

 

【ヒカル】

僕は関西から来て、ネットの画面上で見ていた漫画空間に来れて感動です。関西はあまりこういうお店がないので。

 

【樹崎】

関西にも漫画空間できるんじゃないかって話はあるけどね。ホームページにも大阪店用の画像を貼るところは用意してあるし。まだ分からないけど。梅田か日本橋か、それ以外かで意見が分かれてますね。

 

【深谷】

あっ、そうなんですか?

 

【樹崎】

関西の人は分かるけど、梅田って便利なんだよね(笑)

梅田以外の大阪だと神戸や京都からのお客さんが来づらくなる。梅田より南になると、神戸や京都の人は一気に来なくなる。

 

【ヒカル】

現状では関西の方は外で原稿を描く風習はあまりないでしょうね……

なので漫画空間みたいな場所があると嬉しいです。

 

【樹崎】

まぁここら辺は追々ですね。

 

 

 

お菓子を片手にペン入れをする深谷先生を見て――。

【ヒカル】

……片手でケーキを食べながらペン入れを作業する漫画家さんって初めてみました(笑)

 

【樹崎】

日本で3番目に絵が上手い漫画家さんだからね。これぐらいしますよ(笑)

 

【深谷】

だから~(笑)

6番目ですって(笑)

 

【樹崎】

このネタ、2人で打合せして考えたんだよね(笑)そういう売り出し方にしようって考えてたんです。まぁ絵がうまい下手に順位は本来ないですから。

 

 

 

漫画元気発動計画お馴染みのネタのルーツが明かされた瞬間である。

 

 

【樹崎】

それでも普通に深谷さんは絵がうまくて器用ですから。お菓子片手でも作業するぐらいわけないですよ。昔は片手でタバコ吸いながら、作業する人もいたけどね。石ノ森章太郎先生もそうだったらしいし。

 

【ヒカル】

漫画家さんってタバコ吸いますか?

 

【深谷・樹崎】

いやぁ吸わない人ばかりですね。

 

【樹崎】

少ないですね

 

【深谷】

減ってますねぇ~。

 

【ヒカル】

漫画界も禁煙の流れがあるんですねぇ。僕も吸わないんですけど。

 

 

 

【ヒカル】

深谷先生は元々、特殊メイク出身の方だとお聞きしましたが、もう特殊メイクの世界に戻る気はないんですか?

 

【深谷】

ないですねぇ……。漫画界は色んな作家に色んな需要がありますけど、特殊メイク界はひと握りの天才がいれば大丈夫なんです。人材が多い必要はないんです、特殊メイクは。

 

【樹崎】

漫画界は平凡な作風の人間でも凄まじい技量を持った人間でも生きていける幅の広い業界ですからね。

 

【深谷】

教本でイラスト描く漫画家もいますから、生きる道も色々用意されている業界ですね。

 

【ヒカル】

絵が描ければ誰にもチャンスがありますよね。

 

【樹崎】

深谷さんみたいに漫画を書きながら、店長するのも新しいスタイルですよね。

 

【ヒカル】

深谷先生が目標とする作家さんってどんな方がいますか?

 

【深谷】

目標というか山田章博先生や安彦良和さんのイラストや漫画ですね。あのクラスの人になると、単に描くのが上手いのではなく他にも意図があるんですよ。画面構成から歌さえ聞こえてきそうな予感さえある絵なんです。

 

コップを持ち上げる深谷先生――

これを描くのが上手い人はごまんといます。でも、この背景に何かを描いて、ただのコップ以上の意味合いを持たせることができる人はひと握りなんです。山田先生とかはどこから見てもカッコイイ絵ですから。

 

【ヒカル】

はぁ~、僕なんかには想像のつかないレベルが高い次元の話……ですね。目がテンです。

 

そこに来店するお客様。

 

【深谷】

あっ、いらっしゃいませ!

 

【樹崎】

深谷先生、大変だなぁ。

 

 

さらにさらに番外編

 

【ヒカル】

前々から聞いて見たかったんですけど、いいでしょうか?先生たちの話ではないんですけども……

 

【樹崎】

はいはい。いいですよ。

 

【ヒカル】

漫☆画太郎先生っていらっしゃるじゃないですか?

画太郎先生って何者なんですか?凄く特徴のある作家さんなので気になって……。でも何者なのか昔から謎で。

 

【樹崎】

漫☆画太郎先生好きな漫画家の人多いと思いますよ。僕も好きですよ。僕がジャンプデビューする少し前にいきなり現れた作家さんですね。画太郎先生のところにはアシスタントに行けるはずだったんだけど、自分の仕事が入って行けなかったんですよね。

 

【ヒカル】

どんなに滅茶苦茶な作品を出しても、すぐに連載までたどり着くので業界の人から凄くされてる作家さん何だなぁと感じます。

 

【樹崎】

自分でスタイルを作り上げた人なので、そういう人には仕事が舞い込んできますよね。

 

【ヒカル】

本当にどんな雑誌にも呼ばれますよね。作品内ではかなりハチャメチャなことしてるのに、あれだけお仕事があるのは凄い。普通にキャラの首が飛んで死にますもんね(笑)

 

【樹崎】

かなりテキトーなことはしてるんですけどね(笑)

コピーとか使いまくってますし(笑)

 

【ヒカル】

けれど画太郎先生の漫画『珍遊記』は最新作のジャンプのゲームに登場しているあたり、本当に愛されてるんだなぁと感じますね。

良い意味でジャンプから浮いてる作家さん……といいますか。

 

【樹崎】

ジャンプ黄金期の作家さんは皆、個性があって浮いてるからね。

 

【ヒカル】

画太郎先生の絵は見た瞬間に

「あっ、画太郎先生が連載してる」って分かりますし。

 

【樹崎】

それに比べると、今の新人は個性がないのかもしれないけどね。

ジャンプらしさを求めすぎて個性を失っている気がする。編集に言われなくても。革新的なことをしてきたのがジャンプですからね。

 

 

 

 

 

 

 

終わり――。


編集後記

ヒカルの編集後記……

 

『漫画家・アシさんに聞いてみた』第2弾いかがでしたでしょうか?

前作から約2ヶ月ぶりに新刊を出せました~(ホッ)

皆さんから大きな反響を呼びまして、めでたく前作は2000人以上の方々に読まれ、中には「面白かったよ」と感想までくれる人がいました。いやぁホントに嬉しい。

 

これもインタビューに答えてくださった漫画家さんやアシスタントさんのおかげです。本当にありがとうございます。

 

まだまだ閲覧数が伸びていまして、現在ダウンロード数とサイト上での閲覧数を合計すると2300部くらい売れてます。無料での公開なので売上というべきか、閲覧数というべきか迷いますが……まぁ売上でよいでしょう(笑)

売上2300部突破!の方が言葉の響き的に好きなので、ツッコミはなしの方向でお願いします(笑)

 

 

さて、何はともあれ第2弾が完成し

現在このように公開されているのであります。

 

第3弾がいつになるのやら分かりません。

今回のように2ヶ月後かもしれませんし、もっと時間が掛かるやもしれません。

 

本書が明日の漫画業界を背負っていく漫画志望者や漫画業界に携わる方々に刺激を与えるものであり続けるよう……私もインタビューを続けて参ります。

これからも原則、無料で公開を続けることにいたしました!

 

 

 

「おいっ!俺にも意見を言わせろ!」という意見もお待ちしております。

何かありましたら、私のツイッターアカウントまでどうぞ。

 

@fasdrew

 

↑私のアカウントです。

 

次のインタビューについては4月1日現在、まったくの白紙です。

頑張ろう、俺……。

 

あっ、そうそう漫画業界インタビューの他にも

就活インタビューなども始めました、よろしければ一読を。

 

じゃあ、また!

近いうちに会いましょう!

 

これからも私はインビュアーとして、いや何よりも

漫画読者として漫画界の発展を望み……また応援します。

 

2014年4月2日

 

ヒカルより


この本の内容は以上です。


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