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ポテトチップスなので

20140413近況飯エッセイ

 おやつにポテトチップスを食べる。
昔から変わらない、安定した美味しさだった。

 少し前に、youtubeだっただろうか、ポテトチップスをひたすら袋に入れたまま振
り続けるという動画を見た。確か一万回くらいだったように記憶しているが、振り
終わって袋を開けたところ、チップスの形はほとんどなくなってしまっており、その
代わりにベッタリとした油が出てきた。
 あれを見ていると、ポテトチップスのほとんどは食用油で出来ているのだなと思
ってしまうのだけれど、実際のところはどうなんだろうか?
 確かに、油で揚げることによって、じゃがいもが膨らんでいるということもあるだ
ろう。しかしそれにしても動画の油の中には、あまりにも中身がなくてとても信じら
れなかった。

 そんなことを思い出しながら食べていたのだが、それでもたまに食べるにはそ
れほど体に悪いわけでもないだろう。パリパリとしたチップスの食感と、お芋の味を
引き立てる塩味が合わさって、とても美味しいおやつだ。
 今日食べたものは昔からある薄いものだったが、最近宣伝で見たものはなんだ
かとても厚みがあって食べごたえがありそうだった。歯ごたえもいいのだろう。

 ギザギザカットになったりザクザクの食感にしたりと、作る側も何かと工夫して
いるみたいだけれど、私が一番望むのは量。とにかくポテトチップスは中身の量が
袋の大きさに反して少なく感じる。
 今くらいしっかりと気体を入れて置かなければ、中身がぶつかり合ったり輸送
中に潰れたりするのだろう。しかしそれにしても、もう少ししっかりと入れておいて
欲しいものだと思う。

 こういう袋入りのポテトチップスに比べると、フレークしたポテトを整形して上げ
たポテトチップスは、その外見相応の中身が入っていていい感じ。
円筒形の紙の入れ物の大きさに、しっかりと比例して中身が入っていて、開けて
がっかりということがない。ただやはり、加工したポテトチップスなので、お芋食べ
てるぜ感はどうしても少なくなってしまう。

 思うに、ポテトチップスを袋に入れて売ろうとするから、なにか気体を入れて膨ら
ませて置かなければならないのではないだろうか。
 入れ物を箱にしてみたら、結構たくさん入れることが出来、膨らまさなくて言い
分スペースも少なくて済みそうな気がする。

 まあでも、そんなことでうまく行くのなら、とっくに世の中のポテトチップスは箱に
入れられて売られているでしょうね。

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最終更新日 : 2014-05-01 17:32:34

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とろろに

20140414近況飯エッセイ

 昼食にとろろご飯を食べる。
つるつるとのどごしのいい一品だった。

 とろろ芋には青のり、と思ってアチラコチラを探してみたが見つからず、残念に
思いながら食べ始める。味付け海苔でもいいなと思ったのだけれど、それも見つ
からず。
 どうも昔から、味付け海苔は自分で買って食べるものではなく、なにかの機会に
どこかからもらったものを食べていたのだろう。何かの拍子に食べたくなった時、
大抵買い置きしていない。

 まあ、海苔にそれほどこだわっているわけでもないので、さっさと諦めて他の味
付けをするために冷蔵庫を探してみる。すると壬生菜の漬物を発見した。
 新漬けほど青臭くなく、古漬けほど発酵臭もせず、なんともいい塩梅の漬かり具
合の漬物になっていた。それでもやはり漬物なので少々の匂いはするが、これも
漬物の味の一つなので美味しくいただく。

 漬物がしっかりと塩味をもっているので、上からかける醤油はほんの少しにして
おいた。かけなくてもいいくらいなのかも知れないが、醤油の香りが加わるのと無
いのとでは、美味しさに差が出るので、ほんの少しでも香りづけにかけてみた。
 とろろに混ぜられた卵のコクと、壬生菜の漬物の塩気と匂い、そして醤油の香り
と味が口の中で混ざって、丼のご飯がみるみる減っていく。
とろろのおかげで噛む回数が少なくても、抵抗なく喉を通って行くのだけれど、こ
の食べ方は顎が弱ってしまうと思う。だから、どんなにつるつると食べることができ
るものであっても、しっかりと噛んで食べる。
 それにしっかり噛まないと、漬物の食感を楽しむことが出来ない。噛むと歯の間
に挟まったりもするのだけれど、まあ後でシーハすればいいや。

 とろろご飯の難点は、食べやすさから食べ過ぎになりがちなこと。自分の意思で
控えたらいいだけなのだけれど、食べるのに夢中になっているとこれが難しい。
 今日は昼から動くのが苦しかったです。

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最終更新日 : 2014-05-01 17:32:34

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20140418近況飯エッセイ

 ここ最近、飲めないのにお酒を飲んでいる。
自分がいかに安上がりな体をしているか、再確認する毎日。

 少し前のこと、スコッチウイスキーに関する本を読んでから、脳みそがスコッチウ
イスキーにかぶれてしまって、ちょくちょく飲んでいる。いや、飲むというよりも舐め
ると言ったほうが正しいかも知れないくらい、そのくらいの量しか飲めないのだけ
れど。
 いつも使っているマグカップのサイズが、直径7センチ位のもので、その底から
大体1センチくらいまでの量しか入れない。このくらいの量でも、飲み終わったらす
ぐに眠くなってしまう。つくづく、外で一人で飲むことは出来ないなと思う。

 いままでほとんどアルコールを飲む習慣がなく、ずっと生きてきているので、お
酒の質にはほぼ無知。なので、とりあえずスコッチウイスキーならなんでもよかった
ので、近所のスーパーで探してみたところ、案外あっさりとスコットランド原産のウ
イスキーが見つかった。
 住んでいるところが大概な田舎なので、もう少し遠くに出かけないと、日本のメ
ーカーのウイスキーしか見つからないかと思ってたのだが、私の住んでいる地域
の人は酒にうるさいのかも知れない。もしくは、スーパーの仕入れ担当の人が酒
に詳しいのかも知れない。
 欲を言うのならば、読んだ本に載っていた蒸留所の品がほしいところなのだけ
れど、思いつきで飲みたくなっただけの私がいう贅沢でも無いと思う。

 酒に弱いなら弱いなりの飲み方をしなければ、そう思ったので飲み始めるのは
夕食の後。これなら胃の中にしっかりとものが入っていて、アルコールの吸収も穏
やかになるだろうし、お腹も一杯なので沢山飲めないだろう。まあ、沢山飲めた試
しなんて、今まで一度も無いのだけれど。
 先に書いたように、舐めるようにほんの少しずつ口に含んで喉に通していく。
洋菓子などに香りづけで入れられるよに、ほんの少しでも鼻に抜ける香りが強く
心地いい。アルコール度数が強いので、口の中が熱くなるが、すぐに水で流して
刺激を和らげる。これで、お腹の中では水割りになっているだろう、喉にはよろしく
ないけれども。
 夕食後なのでおつまみは無し、これで食べ過ぎもしなくてすむ。

 こんな少しの量なのに、飲んでいる途中から眠くなってくる。
お風呂入らなきゃなぁ、とか思いながら居眠りしてしまうので、家族には不評。
外で飲んで揉め事を起こすよりいいんじゃないかと思うのだけれど、今まで通り
全く飲まないままの方が喜ばれているのかもしれない。

 たぶん、今ある一本を飲み終わったら、また飲まないようになると思います。
やっぱりアルコールは体に合わないようです。

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最終更新日 : 2014-05-01 17:32:34

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ししゃもで

20140419近況飯エッセイ

 

 夕食にししゃもを食べる。

いつでも手に入って美味しい一品だった。

 

 私達が食べているししゃもは、本ししゃも

ではなく、確かカラフトトラウトとかいう魚

らしい。正直記憶が定かではないが、まあ、

同じ海の魚で美味しいのならばそれでいいと

思う。

 本ししゃもはちょっと高い居酒屋などに行

けば食べられるようだが、あまりお酒を飲ま

ない私はまだ食べたことがない。食べたこと

があるのかもしれないが、記憶に残っていな

いのかもしれない。記憶に無いくらいだから、

食べていたとしても、あまり感慨を抱いて無

かったのかもしれない。

 

 普段はおかずとしてだけ食べていたししゃ

もだけれど、今日はおつまみとして食べてみ

た。

 少し前から、ときどきほんの少しだけ夕食

後に飲んでいるスコッチウイスキーに、おつ

まみとして合わせてみた。

 食べて一口ウイスキーを口に含む、どうな

んだろう、合うのかどうかあっているのかど

うかいまいちわからない。

両方共まずくはなっていない、が、ウイス

キーを後から口に含んだとしても、ししゃも

の美味しさをひときわ引き立てているように

も思えなかった。

 

 以前、何かの機会で白ワインを家で飲んだ

時に、白ワインには魚が合うと聞いていたの

で、手近にあった煮干しを食べながら飲んで

みたことがある。結果としては大失敗で、煮

干しの生臭さが強調されて、全く美味しくな

かった。

 今回もそんなことになるのかなと思いなが

ら飲んでみたのだが、そんなことにはならな

かった。ウイスキーの香りがとても強いので、

生臭さを引き出すことは無かったのかもしれ

ない。

 

 ウイスキーのおつまみには、あまり凝った

ものを合わせるのではなく、ウイスキーの味

と香りを邪魔しない、簡単なナッツ類程度の

ものにしておくほうがいいと、何処かで読ん

だ気がする。

 今回ししゃもで相性を試してみたが、ウイ

スキーの味と香りを邪魔するほどの食べ物と

なると、かなり味の濃いものになるのではな

いかと思った。

 

 そういえば、ウイスキーはボンボンのよう

な甘いものとの相性がいいようなので、今度

はチョコでも食べながら飲んでみたいと思い

ます。

 

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最終更新日 : 2014-05-01 17:32:34

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佃煮の

20140420近況飯エッセイ

 朝食に卵かけご飯を食べる。
いつ食べても安定した美味しさの一品。

 今日は何を入れようかと、冷蔵庫をいろいろ
探していたところ、これと言ったものが見つから
なかった。
 かろうじて壬生菜の漬物が残っていたが、
トッピングとしては少々少なすぎる。もう少し
探してみたところ、食卓の上にのり佃煮と
昆布の佃煮を発見することが出来た。

 まずは漬物をあるだけいれる、今日はとても
少なくて寂しいくらいだ。そしてのり佃煮と
昆布の佃煮を入れて、しっかりと卵をかき混ぜる。
 そこにご飯を入れて、混ぜあわせて頂きます。
う、む、黒い…。なんというか、あまりにも色どりが
悪くて黒々しい。

 入れたものは食べられるものばかりで、
その味も普段から食べているのだから、全く
心配はないはずなのに、少し口に運ぶのに
二の足を踏んでしまう。
 しかし、よく考えてみたら、黒々としたものには
かなり美味しいものが沢山あることを思い出す。
イカスミしかり黒糖しかり黒ゴマ然り。
黒糖にかりんとうなんて、見た目だけだとどう
見てもあまり美味しそうに見えないが、食べ始め
たら止まらないくらい美味しいではないか。

 と言うことで、さっさと食べ始める。
やはり普段から食べ慣れているものを混ぜたら、
実に美味しい味の組み合わせとなることを、
再確認した。
 ただ、佃煮が少々甘めの味付けなので、
全体的に甘みが強くなってしまったが、これは
これで美味しいのでいいと思う。
もう少し佃煮の量を減らして、醤油で味を整えたら
もっと美味しかったかも知れない。

 味が濃かったので、あとからご飯を足して
食べてしまい、朝から食べ過ぎの感がありました。

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最終更新日 : 2014-05-01 17:32:34


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