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生姜炒め

20140323近況飯エッセイ

 

 昼食に豚のしょうが焼きを食べる。

少し甘目の味付けが生姜の辛味を和らげていて美味しい一品だっ

た。

 

 今回食べた生姜炒めは、豚肉だけを炒めてあった。普段食べる

ものは、大抵もやしと一緒に炒めてあるか、そうでなくても何が

しかの野菜が一緒に炒められているものだった。

 豚肉ばかりの生姜炒めとは、何とも贅沢な感じがしてウホウホ

とご飯を進めていた。しかし、食べ進むうちに、どうにも豚肉の

色合いがいつものものとは違っているような気がしてきた。味も

いつも食べるものよりも旨味が強いような気がした、何か特別な

豚肉なのだろうか?

 

 だがしかし、特別な何処かのブランド豚のお肉を、それだけで

生姜炒めにして食べることが出来るほど、ブルジョアの金銭感覚

をしているはずのない私の家族。多分この特別な豚肉という線は、

無い。

 モヤモヤしながらも美味しく食べていたのだけれど、とうとう

我慢できずに聞いてみた。何の事はない、結構古くなった豚肉を

冷蔵庫の掃除としていっぺんに生姜炒めにしただけ、とのこと

だった。まあ、こんなところだろう。生姜を効かせたのは、

ひょっとすると殺菌の意味合いがあったのかもしれない。

 

 古くなった豚肉というとあまり聞こえがよくないが、食べて美

味しかったのはよく考えたら普通の事なのだろう。お肉は熟成を

きかせると、タンパク質が分解されてアミノ酸になり、それが旨

味として舌で感じるからより美味しい、と聞いたことがある。

また、肉は腐りかけが美味しい、などともよく聞く。

 冷蔵庫の中で低温熟成されて、危なくなる直前の熟成が効いた

ところを美味しくいただけたのかもしれないと思うと、すごく幸

運だったのかもしれない。

 

 だからといって、家でお肉を美味しく熟成するようにしている

と、その内お腹を壊すくらい放っておくような気がします。

美味しくものを食べるというのは、難しいところもありますね。

 

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最終更新日 : 2016-06-25 17:33:17

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カレーが

20140325近況飯エッセイ

 

 夕食にカレーを食べる。

二日目のしっかりしたコクの有る一品だった。

 

 今日はかなり仕事のきつい1日だった、そのきつい1日を無事に

終えることが出来たので、いつもよりかなりデラックスなカレー

にして食べた。

 まずトッピングにチキンナゲットを乗せて、お肉感を倍増させ

た。さらに、二杯目を食べる時に、残っていたルーと同じくらい

の量のチーズを入れて、たっぷりチーズカレーにしていただいた。

 

 ルーと同じくらいの量のチーズを入れると、カレールーの色が

かなり薄くなってしまった。カレーとしてはかなり薄い色合いで、

溶き卵くらいの色の濃さ。

 しかし、ひとくち食べるとその色の具合からは想像できないく

らい、こってりとした濃厚な味わいだった。なにしろ色が薄まっ

た文は全てチーズ成分、濃厚にならざるを得ない。

 

 スプーンですくって口に運ぼうとすると、トロけたチーズが伸

びて色気すら漂う。普通の夕食であるにもかかわらず、なんだか

けしからん雰囲気の食べものになってしまったような気がしたが、

そんなことを思ったのは私だけだろう。

 なんといっても、このチーズカレーを食べたのは、家族で私だ

け。残り物のルーを自分の好みに細工して食べたので、ほかの家

族の分は無かったのだ。

 

 こんどカレーが作られた時は、最初からこの特製チーズカレー

にしたらいいのかもしれないが、それは難しいかもしれない。

 鍋の底溜まりくらいのルーの量だからこそ出来たのであって、

お鍋に一杯のカレールーと同量のチーズを入れるとなると、相当

な量が必要だろう。それに、暫くの間食べることになるカレーが、

このチーズカレーのようにこってりしていたら、後半はきっと嫌

気が差すのではないだろうかと思う。

 

 こういう特別な食べものは、特別な時に食べるからこそ美味し

いのではないかなと思いました。

 

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最終更新日 : 2016-06-25 17:33:17

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会席料理だった

20140329近況飯エッセイ

 

 昼食は会席料理だった。

季節感あふれる美味しい料理の数々だった。

 

 最初に持って来られた物の中に、膨らんでもう少しで咲きそう

な桜の小枝が添えられていた。お店につくまでの川沿いに、ほん

の少しだけ咲いている桜の木を見かけた。

 桜を見るといよいよ春だなという気分になる、特にここ最近は

暖かさが強くなってきて、どんどん季節が進んでいくことを感じ

ざるを得ない。

 

 今日は法事、法事であまり食事をしてウキウキするというのも

どうかと思ったが、亡くなった方もしんみりしているよりは皆が

楽しんでいる方がいいだろうとは、家族の方の談。家族の方にそ

う言ってもらえると、食事をする方はとても気持ちがラクになる。

 だからといって、春の陽気に誘われて裸踊りをするというわけ

ではないが、穏やかに楽しく食事をいただいた。

 

 春めいてきているだけあって、メニューも実に春らしい品々

だった。

 たけのこの木の芽和えや、サワラの焼き物、デザートは桜ババ

ロアと春づくし。

 

 アルコールも弱いなりに頂いて、途中で暖かさも相まって居眠

りしてしまった。まあいつものことだけれど。

 このまま穏やかに季節が進んでほしいものだなと思いました。

 

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最終更新日 : 2016-06-25 17:33:17

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お弁当が

20140330近況飯エッセイ

 

 昼食にお弁当を食べる。

たまに食べるには美味しい一品だった。

 

 今日は買い物で忙しく、かと言って外で食べるには休日で混み

混みだったので、並んでまで食べようとは今日は思えなかった。

そのため帰ってすぐ食べることが出来る、スーパーのお弁当です

ませることになった。

 スーパーで食料を買いものかごに入れた後、お弁当コーナーで

何にしようか吟味。結構な数の種類があって、なかなか決めるこ

とが出来なかった。

 

 まず目に付いたのは、お好み焼きと焼きそばのセット。素晴ら

しきかな炭水化物。しかし、つい一昨日焼きそばを食べたばかり

なのでこれは却下しておく。

 次に目に付いたのは、牛丼とか天丼等の丼ものの数々。卵も

たっぷりと使われていて、実に美味しそうに見える。多分実際に

食べてもきっと美味しいのだろうけれど、こういう外で売られて

いる弁当の丼ものは、上の具とご飯のバランスがワタシ好みでは

ないので、これもやめておく。

 

 色々探してみて、最終的にヒレカツと唐揚のミックス弁当に決

定した。カツと唐揚の組み合わせとは、ご飯のおかずとしては最

強なのではないだろうか?まあどれをとっても食欲をそそるのだけ

れど、今日はこれに決めた。

 

 家に帰って食べ始める、それにしても彩りが茶色い。ご飯の白、

梅干しの赤、それ以外は殆ど茶色かった。緑色もあるにはあった

のだけれど、食べ物ではなくプラスチックのバランだけだった。

 こうしてみると外で買うお弁当というのは、全くその場限りの

食欲を満たすためだけに作られているのだなと思う。まあ確かに、

毎食外のお弁当で食事を済ませるわけではないので、たまに食べ

るにはこれでいいのだろう。しかし、忙しくて自分で食事を用意

することが出来ない人達にとって、外のお弁当というのは大切な

食事なのではないだろうか。

 

 そんな人達のためにも、もう少し栄養価に気を使ったお弁当が

増えたらいいなと思いました。

 

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最終更新日 : 2016-06-25 17:33:17

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奥付



ぼちぼち生きてます第六集


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著者 : 出雲一寸
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