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キャベツの

20140320近況飯エッセイ

 

 朝食は今日も卵ご飯にする。

一度食べ始めるとやはりしばらく続いてしまうくらい、美味しい

一品。

 

 今日もいつも通り、卵かけご飯のベースに壬生菜の漬物を混ぜ

た。今日は更にもう一つ、新モノとラベルに書かれた大きめのか

なぎちりめんを付け加えてみた。

 ちりめんといってもかなり大きくなっていて、伸ばしたら3~4

センチ位の大きさのものだった。しかし大きくなっているからと

いって、骨が硬くて食べることが出来ないというものではない。

 

 ちりめんじゃこは、しっかりと乾いていたら歯ごたえもそれに

比例してしっかりとしてくるものが多い。今日のかなぎちりめん

は、大きさは大きいが殆ど乾燥されておらず、半乾きといった感

じのソフトな優しい仕上がりとなっていた。

 見た目はしっかりと魚であるのに、噛んだ歯ごたえはふわりと

していて柔らかい。ちりめんと表示はされているけれど、釜揚げ

しらすに近いくらいの柔らかさだった。一緒に入っていた壬生菜

の漬物の方が硬かったくらいだ。

 

 大きさが大きさなので、生臭さが気になるかなと思ったけれど、

それもなかった。多分水揚げされてから、すぐに処理されてある

のではないだろうか。新鮮なうちに処理してあると、生臭さが出

ないのだろうか。まあとにかく美味しかった。

 

 

 昼食にハンバーグを食べる。

いつ食べても美味しい一品だった。

 

 ハンバーグはいつ食べても美味しいのだが、付け合せのきゃべ

つは食べる場所によってはとても美味しいものとあまりよろしく

ない物の差が大きい。

 家で食べるキャベツの千切りは、大抵新しいうちに千切りにす

るからだろうか、瑞々しくて気持ちいい。問題は外食した時の

キャベツの千切りだ、大抵の千切りがどうにも乾いた感がある。

ひょっとすると、それぞれのテンポで千切りにしているのではな

く、野菜加工業者から千切りになったものを仕入れているのかも

しれない。

 そのような千切りが出てくるのは、そのようなお店でしか食事

をしていないからと言われると、ぐうの音も出ないのだが。しか

し、格安を歌っているわけでもない、普通のお食事処で食べても

とても可愛ている感が拭えない。まあ付け合せなのだから、仕方

が無いのかもしれないけれど。

 

 今日はキャベツの千切りを食べるのに一工夫した、いつもなら

マヨネーズかごまドレッシングだけで食べるのだけれど、今日は

少し粉チーズを振りかけてみた。

 これはなかなか美味しい。チーズの香りとコクが、ごまドレッ

シングと喧嘩することなくうまいことやっている。心配なのはカ

ロリーだけれど、あまり気にしていたら美味しくものは食べられ

ない。今日は美味しく食べる日とした。

 

 明日も美味しく食べる日にしたいけれど、たまには体に気をつ

けたほうがいいと思うので、少し控えようと思います。

 

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14
最終更新日 : 2016-06-25 17:33:17

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すき焼きだけでは

20140321近況飯エッセイ

 

 昼食にすき焼きを食べる。

すき焼き自体が久しぶりだったので、とても美味しかった。

 

 今日はお彼岸のお墓参り、家族が揃って皆でごちそうを食べる

日。昨日から何を食べようかと相談していたところ、あまり人数

が多くないので、ひとつの鍋ですき焼きをして食べようというこ

とになっていた。

 お墓参りを済ませて家に帰って、さっそくすき焼き開始。

たまにしか食べないので、今日は牛肉が用意されていた。しょっ

ちゅう食べるのならば、牛ではお金が持たないので鶏肉か豚肉に

なるところなのだが。

 しかし、牛肉だけではやはり量的に寂しくなってしまう。そこ

で鶏肉も半分混ぜてお肉成分のかさあげをしてあった。

牛も美味しいのだけれど、私の好みは本当は鶏肉。この肉の分量

はとても嬉しい。

 

 今日はすき焼きのタレが用意されていたので、味付けは実に簡

単だった。少し焼いたお肉に、すき焼きのタレを絡めて味付けを

し、その香ばしさが残っているうちに野菜類を入れて、お肉の出

汁で美味しく頂く。お肉の出汁が出ていたら、だいたいどんな具

材でも美味しく食べることが出来る。

 すき焼きのタレにもともと出汁が入っているので、そこにお肉

が加わることでより一層美味しくなる。今日用意されていたタレ

は、いつものメーカーのものよりも随分と甘さ控えめのものだっ

たので、少々物足りなさを感じてしまった。しかし、普段のメー

カーのものはこれまた甘さが強すぎて、最後の方には甘露煮のよ

うな味付けになりがち。

 なんというか、食品メーカーが共同で、共通の合わせ調味料の

甘さ規格基準があれば、好みに合わせて購入しやすいのではない

かと思ったのだが。しかし、よくよく考えたら、自分で砂糖を足

して甘みを調節すればいいだけの話だったのだが、食べている時

は食べることに夢中で、とりあえず幸せなのだからあまり気がつ

かないものなのかもしれない。

 食べなれない牛肉を食べられるとあって、かなり集中していた

のかもしれないなぁ。

 

 すき焼きだけではご飯分が少ないので、お寿司も用意された。

スーパーで買ったものなのだけれど、とても美味しかった。

 難を言えば、タコが生ダコだったところだろうか。イカは生の

方が美味しいのだけれど、タコはさっと火が通っていたほうが、

歯切れが良くて美味しいと私は思う。生のタコは、歯ざわりはク

ニュクニュとしていていいのだけれど、噛み切ることが困難で、

どうしても大きいまま食べきってしまうことになる。

カウンターのお寿司屋のタコを知らないのだが、いいお店のタコ

は生でも歯切れがいいのだろうか?

 

 美味しくごちそうを食べることが出来る事を、ご先祖様に感謝

しながら楽しく過ごすことが出来ました。

 

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15
最終更新日 : 2016-06-25 17:33:17

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生姜炒め

20140323近況飯エッセイ

 

 昼食に豚のしょうが焼きを食べる。

少し甘目の味付けが生姜の辛味を和らげていて美味しい一品だっ

た。

 

 今回食べた生姜炒めは、豚肉だけを炒めてあった。普段食べる

ものは、大抵もやしと一緒に炒めてあるか、そうでなくても何が

しかの野菜が一緒に炒められているものだった。

 豚肉ばかりの生姜炒めとは、何とも贅沢な感じがしてウホウホ

とご飯を進めていた。しかし、食べ進むうちに、どうにも豚肉の

色合いがいつものものとは違っているような気がしてきた。味も

いつも食べるものよりも旨味が強いような気がした、何か特別な

豚肉なのだろうか?

 

 だがしかし、特別な何処かのブランド豚のお肉を、それだけで

生姜炒めにして食べることが出来るほど、ブルジョアの金銭感覚

をしているはずのない私の家族。多分この特別な豚肉という線は、

無い。

 モヤモヤしながらも美味しく食べていたのだけれど、とうとう

我慢できずに聞いてみた。何の事はない、結構古くなった豚肉を

冷蔵庫の掃除としていっぺんに生姜炒めにしただけ、とのこと

だった。まあ、こんなところだろう。生姜を効かせたのは、

ひょっとすると殺菌の意味合いがあったのかもしれない。

 

 古くなった豚肉というとあまり聞こえがよくないが、食べて美

味しかったのはよく考えたら普通の事なのだろう。お肉は熟成を

きかせると、タンパク質が分解されてアミノ酸になり、それが旨

味として舌で感じるからより美味しい、と聞いたことがある。

また、肉は腐りかけが美味しい、などともよく聞く。

 冷蔵庫の中で低温熟成されて、危なくなる直前の熟成が効いた

ところを美味しくいただけたのかもしれないと思うと、すごく幸

運だったのかもしれない。

 

 だからといって、家でお肉を美味しく熟成するようにしている

と、その内お腹を壊すくらい放っておくような気がします。

美味しくものを食べるというのは、難しいところもありますね。

 

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16
最終更新日 : 2016-06-25 17:33:17

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カレーが

20140325近況飯エッセイ

 

 夕食にカレーを食べる。

二日目のしっかりしたコクの有る一品だった。

 

 今日はかなり仕事のきつい1日だった、そのきつい1日を無事に

終えることが出来たので、いつもよりかなりデラックスなカレー

にして食べた。

 まずトッピングにチキンナゲットを乗せて、お肉感を倍増させ

た。さらに、二杯目を食べる時に、残っていたルーと同じくらい

の量のチーズを入れて、たっぷりチーズカレーにしていただいた。

 

 ルーと同じくらいの量のチーズを入れると、カレールーの色が

かなり薄くなってしまった。カレーとしてはかなり薄い色合いで、

溶き卵くらいの色の濃さ。

 しかし、ひとくち食べるとその色の具合からは想像できないく

らい、こってりとした濃厚な味わいだった。なにしろ色が薄まっ

た文は全てチーズ成分、濃厚にならざるを得ない。

 

 スプーンですくって口に運ぼうとすると、トロけたチーズが伸

びて色気すら漂う。普通の夕食であるにもかかわらず、なんだか

けしからん雰囲気の食べものになってしまったような気がしたが、

そんなことを思ったのは私だけだろう。

 なんといっても、このチーズカレーを食べたのは、家族で私だ

け。残り物のルーを自分の好みに細工して食べたので、ほかの家

族の分は無かったのだ。

 

 こんどカレーが作られた時は、最初からこの特製チーズカレー

にしたらいいのかもしれないが、それは難しいかもしれない。

 鍋の底溜まりくらいのルーの量だからこそ出来たのであって、

お鍋に一杯のカレールーと同量のチーズを入れるとなると、相当

な量が必要だろう。それに、暫くの間食べることになるカレーが、

このチーズカレーのようにこってりしていたら、後半はきっと嫌

気が差すのではないだろうかと思う。

 

 こういう特別な食べものは、特別な時に食べるからこそ美味し

いのではないかなと思いました。

 

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17
最終更新日 : 2016-06-25 17:33:17

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会席料理だった

20140329近況飯エッセイ

 

 昼食は会席料理だった。

季節感あふれる美味しい料理の数々だった。

 

 最初に持って来られた物の中に、膨らんでもう少しで咲きそう

な桜の小枝が添えられていた。お店につくまでの川沿いに、ほん

の少しだけ咲いている桜の木を見かけた。

 桜を見るといよいよ春だなという気分になる、特にここ最近は

暖かさが強くなってきて、どんどん季節が進んでいくことを感じ

ざるを得ない。

 

 今日は法事、法事であまり食事をしてウキウキするというのも

どうかと思ったが、亡くなった方もしんみりしているよりは皆が

楽しんでいる方がいいだろうとは、家族の方の談。家族の方にそ

う言ってもらえると、食事をする方はとても気持ちがラクになる。

 だからといって、春の陽気に誘われて裸踊りをするというわけ

ではないが、穏やかに楽しく食事をいただいた。

 

 春めいてきているだけあって、メニューも実に春らしい品々

だった。

 たけのこの木の芽和えや、サワラの焼き物、デザートは桜ババ

ロアと春づくし。

 

 アルコールも弱いなりに頂いて、途中で暖かさも相まって居眠

りしてしまった。まあいつものことだけれど。

 このまま穏やかに季節が進んでほしいものだなと思いました。

 

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最終更新日 : 2016-06-25 17:33:17


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