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第2章 法から学ぶ

1.法の理解を深める~

 

パチンコからの脱却の為に、なぜ法を理解する必要性があるのか。

これには、パチンコ業界が招いた事件によるものです。

 

今日までにパチンコに関する「疑い」や「疑問」が後を絶ちません。

ある掲示板では、毎日のようにパチンコは違法ではないのか?

遠隔操作をして客を騙しているのではないか?などといった書き込みを

よく拝見します。

 

その背景にはパチンコ業界が招いた違法行為と損失が原因となります。

パチンコにのめり込んでいる人達にはよく知られている「遠隔操作」が

以前ニュースになりましたね。

パソコンを用いて故意に特定の台を操作したとして、摘発された事例が

あります。これらのことから、客側は負け続けると「遠隔操作」ではないか、

自分だけに出さないよう仕向けていると錯覚してしまいます。

しかし、風営法自体はそんな甘ったるいものではありません。

違法は違法として処罰の対象となり、「営業停止処分」です。

最悪な場合は営業許可取消も考えられます。

 

問題として捉えるべき点は、そのような負の心にしてしまうパチンコ自体に

問題があるのです。このことについては後ほど説明として取り入れております。

 

風営法について理解を深めれば、パチンコ業界がどのような法律で守られ、

営業しているのか、また三店方式などについても理解することができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     ~2.風営法について~ 

 

■風俗営業 規制及び業務の適正化に関する法律

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO122.html

 

パチンコは風営法では7号営業に該当されます。

ゲームセンターが8号営業に該当し、ゲームセンターで設置されている

パチスロ台には、確率の変更が可能となっており、問題はないとされています。

ゲームセンターに設置されている台に関しては、確率の変更が可能ですから、

わりと早い段階で当たる傾向にあります。

風営法によってパチンコ店とゲームセンターにある台では、

守らなければならない点はわけられています。

 

三店方式による換金問題

風営法では、第二十三条に「現金又は有価証券を賞品として提供

することを禁じています。パチンコ店が直接現金の受渡は基本アウトです

その為、パチンコ店では基本出玉とコインに応じた「景品」を客へ交換します。

そして、景品を店外へ持ち出し別途「景品買取所」に持っていき、「現金」で

買い取ってもらうのが主流です。

 

パチンコ店と景品買取所は関係はないものとしていますから、

パチンコ店が直接客へ現金への換金はしていないものとし、法を

抜けているのが実情です。

この時点で、パチンコ店、景品買取所、景品卸問屋の三店からなる

方式によって、換金(買取)が成立しており、現行の法解釈では、

ただちに違法とみなされないとなっているのです。

しかし、世間の多くはこれらを「脱法」としてグレーとしています。

事実、大手パチンコ企業でも株式上場がこの換金方式があるために、

上場を見送られており、今後もそれが通ることはないとされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図で表すと以下が三店方式の構図です

 

 

※提供元:http://tsukasapo29.wix.com/dakkyaku

 

ホールが直接換金していないことから、現行の法律では違法とみなされないのです

実質的にはお金でお金を得る流れですから、世間はすでに娯楽ではなくギャンブルとして認識されているようです。

 

 

遠隔操作による出玉調整

遠隔操作は違法か?という事に対して、風営法では直接的に違法として

謳っている文面はありません。

 

【遊技機の規制及び認定等】
20 第4条第4項に規定する営業を営む風俗営業者はその営業所に、著しく客の射幸心をそそるおそれがあるものとして同項の国家公安委員会規則で
定める基準に該当する遊技機を設置してその営業を営んではならない。

 

または・・・

 

【第4条第4項】
第四条
第二条第一項第七号の営業については、
公安委員会は、当該営業に係る営業所に設置される遊技機が著しく客の射幸心をそそるおそれがあるものとして国家公安委員会規則で定める基準に該当するものであるときは、当該営業を許可しないことができる。

※風営法より抜粋

 

 

上記より著しく射幸心をそそるおそれがあるものは許可しないとありますから、
台を改造または、人的に操作し出玉を調整することは著しく射幸心を煽るものであるということになります。

 

ほかには遠隔操作に関して、遊技機に関する規則として定めがあります

正しくは以下の定めについて遠隔操作に触れている点が見受けられます。

 

■遊技機の認定及び型式の検定などに関する規則

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S60/S60F30301000004.html

 

(認定の取り消し)

第五条

公安委員会は、認定に係る遊技機に関し、次の各号に掲げるいずれかの事実が判明したときは、その認定を取り消すことができる。

 偽りその他不正の手段により認定を受けたこと。

 認定を受けた遊技機にその構造、材質又は性能に影響を及ぼす改造その他の変更が加えられたこと。

※規定より抜粋

上記ですでに不正をしてはいけないとありますから、不正を行い台に操作性を持たせてはならないということです。

 

これらのことから、「遠隔操作」で摘発された事例は、ほとんどは内部告発です。

リスクを背負ってまで遠隔を行えば、店は営業取消処分は免れないのでしょうから

現行では店が行う遠隔操作はマイナス面が大きくなります。

その為、現行の機種では不正を働かなくても利益を得られるシステムです。

 

              パチンコは法上は娯楽でも実質はギャンブル

ここ日本では賭博は刑法で違法とされています。以下は判例です。

■最[大]判昭25・11・22
勤労その他正当な原因に因るのではなく、単なる偶然の自浄に因り財物の獲得を
僥倖せんと相争うがごときは、国民をして怠惰浪費の弊風を生ぜしめ、
健康で文化的な社会の基礎を成す勤労の美風を害するばかりでなく、
甚だしきは暴行、脅迫、殺傷、強窃盗その他の副次的犯罪を誘発し
又は国民経済の昨日に重大な障害を与える恐れすらある

 

単なる偶然の自浄に因り財物の獲得を僥倖せんと相争うがごとき~

この点はパチンコの射幸性に当てはまります。


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奥付


パチスロ脱却への道のり


http://p.booklog.jp/book/83158


著者 : tsukasapo
サイト:http://tsukasapo29.wix.com/dakkyaku#!page2/cjg9


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