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20140220近況飯エッセイ

 

 朝食にお茶漬けを食べる。

今日は何も追加せずにあっさりと済ませた。

 

 今日はあまりお腹が減っていなかったので、朝食は抜いておい

てもいいかなと思っていた。しかし、炊飯器の近くを通ると、つ

いつい食べたくなってしまうし、また食欲も湧いてきたので、結

局食べることにしてしまった。

 とはいっても、そんなにしっかりと食べようとは思えず、お茶

漬けの中でも一番軽い、お茶漬け海苔だけで食べた。

 

 ちょっとだけなにか食べたいときには、シンプルなお茶漬けが

とても重宝する。お腹の膨らませ具合も、ご飯のよそいかた一つ

でなんとでもなるし。

 ただ、あまり沢山ご飯をよそうと、お湯を注いでもご飯がお湯

の中に浸かりきらず、お茶漬け海苔の塩気が全体に回る前にお茶

漬け海苔が無くなる自体になってしまう。

 でもいつも、よそいすぎてしまうなぁ。

 

 昼食にカツを食べる。

正直言って何のお肉かわからない一品だった。

 

 買ってきた家族に聞いたところだと、どうも豚カツらしいが、

それにしては厚みがあまりにもなさすぎる。中身と衣を合わせて

も、せいぜい五ミリ位のもの、ハムカツでももう少し厚みがある

ものだと思うのだが…。

 ソースをかけて食べてみると、なるほど味はしっかりと豚カツ

だった。中身は豚肉で間違いないだろう、思うに豚バラの薄切り

に衣を付けて揚げてあるのではないだろうか。これはこれで美味

しいものだと思う。

 

 お肉の旨味を味わうというよりも、カリッとした食感を楽しむ

食べ物だったように思う。揚げ物を食べるとき、天ぷらのように

素材の味を楽しむ食べ方ではなく、カリカリとしたクリスプな食

感を楽しむ食べ方に向けて作られたのだろう。

 そう思って食べると、実に美味しい一品だった。前に一度だけ

食べたミラノ風カツレツも、薄くてカリカリしたものだった。

ミラノ風の方はもっと手が込んでいて味も複雑だったが、それは

それの味わいだから、また別の美味しさだ。

 

 ただやはり、豚カツと名乗って売るのはどうかと思うくらい、

うっすいものでした。

 

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最終更新日 : 2016-06-25 17:32:42

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20140221近況飯エッセイ

 

 昼食にオムライスを食べる。

中身がチャーハン風の一品だった。

 

 入っていた具材は、

鶏もも肉

玉ねぎ

ねぎ

とごく一般的なもの。

 上に乗せられていた卵も、薄焼きで普通普通。しかし、普通の

ものというのがなりよりも美味しいと思う。

 

 中身のチャーハンの味付けが少し薄かったので、上にソースを

かけて味を補うこととした。今日は甘めな気分だったので、お好

みソースをかけてバランスにトマトケチャップをかけて整える。

 美味しい、いつ食べても安定した美味しさで楽しませてくれる

オムライス、家で食べても美味しいので外であまり食べたくなら

ないのが玉に瑕だろうか。そうでもないか。

 

 少し食べ続けていると、甘めに調節した味付けで口の中がぼや

けてきた。何かで口の中を引き締めようと思って、冷蔵庫を探し

てみる。いつもお茶漬けで使っている、ミブナの漬物が見つかっ

た。

 お茶漬けで食べやすいように細かく切ってあるので、赤と茶色

のソースの上にふりかけて、色の対比を楽しむ。食べてみると、

漬物の塩気が甘めの味付けに加わって、また一味違って美味しい。

 

 しかし、最後まで食べていると、少し味の調節を濃くしすぎた

感が残った。もう少しソースとケチャップを少なめにかけるべき

だっただろうか、食べ終わった時の食後感を計算に入れてソース

の量を調節するのは、私のように中年になってもまだ難しい。

私がドン臭いだけかもしれないけれども。

 

 味付けはやはり薄めにしておいたほうが、最後まで美味しく食

べられるのかもしれないなと思いました。

 

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最終更新日 : 2016-06-25 17:32:42

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20140222近況飯エッセイ

 

 昼食は適当に済ます。

主に干し柿を食べておいた。

 

 昨日からの体調不良のため、あまり沢山物を食べたくない。

寒さが厳しい中、無理をして外に出ていたのが堪えたのだろうか。

体中重くて喉が痛い、典型的な風邪のような症状だ。

 そんなわけで、朝からあまり積極的に食事をしたくならなかっ

た。朝食は煮干し少々と風邪薬を飲んでおく、本当は煮干しも食

べたくなかったのだけれど、空腹に風邪薬は余計に体に悪そうな

気がしたので、ほんの少しでもお腹に入れておくことにした。

 

 お昼になっても余り物を食べたくない、しかし風邪薬を飲むの

になにかお腹に入れようと思って冷蔵庫を探してみたところ、干

し柿を見つける。年越しに向けて作られたものだったので、そろ

そろ食べきってしまったほうがいいなと思っていた一品だ。

 昨年はもったいぶって少しずつ食べていたら、いつの間にか温

かい季節になってしまっていて、気が付くと真っ白になっていた。

干し柿特有の表面の粉ではなく、匂いとその佇まいから言ってカ

ビに違いなかった。ところどころ青かったからよくわかったが、

鼻が悪い時に白かびだけだったら齧ってしまったかもしれない。

 

 体の調子が悪い時に、果物は助かる。比較的簡単に食べること

が出来て、栄養価が高い。干し柿は既に皮もむかれているので、

摘んでかじるだけなのもより良い所。

 ただ、干し柿はその種の多さが少々面倒くさい。商品として売

られているものは食べたことがないからわからないけれど、自家

製の物を頂いているので、種はそのまま入っている。

 商品になるものは、実が木になっているうちに処理をして、種

を少なくしているのだろうか。昨今のお手軽なものが好まれる世

の中では、果物の種も面倒事のように思われるだろうし。

種なしブドウやスイカなんかは、食べやすくていい感じだけれど。

 

 一つ食べると、平均して五個は種が入っている。スイカやぶど

うのように小さくはないので、簡単に取れるけれど、油断して勢

いをつけてかじると、下手をすると歯を痛めてしまいかねない。

 ナマの渋柿を齧ったらひどい目にあうから試したことはないが、

ナマの種でもそこそこ硬いのに、それが干物になっているのだか

ら硬くないはずがない。

 まあ干し柿自体が、それ程モリモリと食べる食べ物ではないか

ら、面倒くさくなるほど食べないけれど。特に今日は、少し食べ

たらそれでよかったので、苦にならなかった。

 

 無事に風邪薬を飲むことができ、しっかりと休めました。

 

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最終更新日 : 2016-06-25 17:32:42

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20140223近況飯エッセイ

 

 昼食に焼きそばを食べる。

見た目よりもあっさりとした一品だった。

 

 少し前からの体調不良だが、そろそろ落ち着いてきているので、

調子が悪いながらもお腹はスク。朝食は食べずに済ませたけれど

も、その分昼食時にはお腹が空いていた。

 いつ食べても安心の美味しい一品、焼きそば。内容はいたって

シンプルな、

豚肉

玉ねぎ

人参

キャベツと必ず入っているものばかり。

調子が戻りつつある体に栄養を補給するべく、しっかり目に食べ

た。

 

 少し前にも焼きそばを食べたのだけれど、今日のものと合わせ

てなにか物足りなく感じた。何が足りないのかなと思いながら食

べていると、青のりがかかっていないことに気づいた。

 

 粉のような状態の青のりがかかっていないくらいで、それほど

の影響は無いように思うのだけれど、やはり最後まで食べても物

足りない。文字通りふけば飛ぶような青のりなのに、それが無い

だけで物足りなさを感じるのだから、本当はとても重要なのかも

しれない。

 しかし、青のりのことを思い出すのは焼きそばかお好み焼きの

とき、あとはとろろ芋くらいなのではないだろうか。そんなわけ

で、家族と買い物に出かけた時でもついつい買い忘れてしまう。

そして、お好み焼きや焼きそばを食べる時になってから、また青

のりが無いことを思い出すのである。

 

 買い忘れるものはメモしておけばいいのだが、青のりを買うこ

とをメモしておくというのは、それ自体を忘れてしまっている。

食べる時になるととても重要なのに、普段は殆どその存在を忘れ

てしまっている。こういうものって結構あるように思う。

 

 今度いつ青のりが必要になるかわからないけれど、今度こそ事

前に用意しておきたいものです。

 

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最終更新日 : 2016-06-25 17:32:42

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20140225近況飯エッセイ

 

 昼食におでんを食べる。

冷えた体を暖めるのにぴったりな一品だった。

 

 冷えた体を温めると言ったけれど、今日はここ最近のウチで一

番暖かい日だった。10日程前に雪が降って、その後しばらくが非

常に寒かったので、今日の暖かさは何ともありがたいものだった。

 そんな暖かい日でも、やはり外はそれなりに寒い。外にいれば

体もよく冷えるので、おでんのありがたさが身にしみた。

 

 入っていた具材の中で、何だか珍しいものが入っていた。練り

物の団子なのだけれど、小さく刻まれたタコの切り身が入ってい

た。

 茶色くてまんまるな見た目はまるでたこ焼きのよう、しかし本

物のたこ焼きならばおでんに入れてしまうととろけてしまうだろ

うけれど。

 

 食べてみたところ、味は全くたこ焼きではなくおでん味。まあ

当然といえば当然で、おでんのおつゆの中にあってソース味だと、

あまり美味しくなさそうな気がする。

 しかし、食感は何ともたこ焼きに近いものがあった。ふわふわ

と柔らかい練り物の食感の中に、クリクリとしたタコの身が丁度

歯に当たる位の分量で混ぜられていて絶妙。練り物とタコの身の

配合比率を、かなりの手間をかけて研究されているように思う。

 

 この具材はおでんに入れるだけでなく、そのまま温めても美味

しそうに思う。ご飯のおかずではなく、お酒のアテに良さそうだ。

まあ、おでん自体がお酒のアテの色が強い食べ物だけれど、お酒

を飲めない私としては、御飯のおかず。お酒を美味しく飲めると

いうのは、どういう気持なのだろうか。

 

 あとひと月もすれば暖かくなってきて、おでんや鍋から遠ざか

る季節になるだろうか。出来れば順調に季節が移り変わってもら

いたいものです。

 

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最終更新日 : 2016-06-25 17:32:42


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