目次
はじめに
はじめに
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特集 片麻痺 リバイバル VOL.2 目次
第1章 成人片麻痺の基礎知識 その矛盾を問う!
(1)全身不良姿勢が構築されるのは片麻痺の特徴?(第396話)
(2)ブルンストロームは致命的な見落としをしている!(第397話)
(3)成人片麻痺の筋緊張亢進の説明は不可思議である!(第398話)
(4)痙性筋を直接刺激しない方法論(リハビリ)は適切なのか?(第399話)
(5)収縮もしていないのに痙性のパワーは強大過ぎる!(第400話)
(6)片麻痺の筋緊張亢進は実は痙性ではない!(第401話)
(7)成人片麻痺は半身麻痺であるのに体幹の説明が無さすぎ!(第402話)
(8)ブルンストロームの回復段階 手足の差がある場合の解釈について!(第403話)
(9)感覚障害は案外見かけ上の低下であったりする、、、?(第404話)
(10)非麻痺側にみられるビフォーアフター現象とは?(第405話)
第2章 悲劇はこうして始まった!
(1)はじめに ・・教科書を信じている人へ・・(第406話)
(2)尖足って片麻痺固有の所見ではありません!(第407話)
(3)麻痺側上肢に見られる急性期の悲劇とは?(第408話)
(4)尖足と足間代(クローヌス)は片麻痺固有の所見ではない!(第409話)
(5)尖足 → 伸展パターン → 反張膝 という連鎖を理解しよう!(第410話)
(6)成人片麻痺と下垂足(かすいそく)は直接の関係はないはず!(第411話)
(7)成人片麻痺から下垂足が生じるには理由がある!(第412話)
(8)成人片麻痺の麻痺側下肢への調整はまるでなっていない!(第413話)
(9)下垂足が麻痺側に出現する理由(管理者独自仮説)!(第414話)
(10)片麻痺に見られる下垂足は無残にも放置されているのではないか?(第415話)
第3章 必要なものは知識や技術ではなく、正しい判断ができることである!
(1)あらためて超基本的な説明をしておきます(第416話)
(2)擬似的に尖足で立ってみよう!(第417話)
(3)片麻痺の歩行を再現(体験)してから何かを感じるべきである!(第418話)
(4)片麻痺の全身所見が構築される理由とは?(第419話)
(5)脳のダメージによって片麻痺全身状態が構築されるのではない!(第420話)
(6)片麻痺で身体が硬くなるのではない!(第421話)
(7)環境によって身体の柔軟性も双方向性に変化する(第422話)
(8)お客様の身体に認められる違和感を病気と判断しないことが肝要!(第423話)
第4章 可逆的な変化という概念を理解しよう!
(1)可逆的な変化ということを理解しよう!(第424話)
(2)不可逆的変化が問題にされないこと自体が大問題である!(第425話)
(3)お客様の全身状態については教科書的に判断するべからず!(第426話)
(4)事例から不可逆的変化ということを再考する!(第427話)
(5)管理者が行っている日常的な対応について紹介します(第428話)
緊急投稿 管理者手法をリストレーションとして新たに命名する!
(6)管理者が提唱する restoration(リストレーション)という概念はリハビリ世界には存在していないものである!(第429話)
第5章 リストレーションがもたらすものとは?
(1)リストレーションは誰にでもできる手技である!(第430話)
(2)リストレーションがリハビリの常識を覆す!(第431話)
号外 リストレーション手技はリハビリにもマッサージの世界にも説明はどこにもありません!
(3)最近のリストレーション事例紹介 その1(第432話)
(4)リストレーション事例その2(第433話)
(5)リストレーション事例その3(第434話)
(6)リストレーション事例その4(第435話)
(7)リストレーションの効果のまとめ(中間報告)(第436話)
第6章 リストレーション実施上の留意点など
(1)リストレーションの直近事例について(第437話)
(2)急性期にはリストレーションは要注意!(第438話)
(3)特別投稿 嚥下障害などに対する方法論への私見です!(第439話)
(4)リストレーションでは関節を無理には動かさない(管理者独自解釈)(第440話)
(5)左右対称ということを必ず意識して対応すること!(第441話)
(6)特定部位のみ対応するのは好ましくないことである!(前回続き)(第442話)
(7)揉み返しということは常に意識しておくこと!(第443話)
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(4)痙性筋を直接刺激しない方法論(リハビリ)は適切なのか?(第399話)

こんばんは。

 

さらに成人片麻痺の教科書的な知見について

矛盾を指摘していきますけど。

 

リハビリの対応としてですが

一般には痙性筋には直接的に触るような方法で

対応すると言うことがタブーとなっております。

 

????

 

これはどういうことかといいますと

たとえば、麻痺側の上肢について説明しますが

上肢は屈曲して身体に抱え込むような状態を呈することが

片麻痺のお客様には相当の割合で認められるわけです。

 

で、屈曲側に痙性が選択的に認められるということで

教科書的な説明は成立しますけど。

つまり、上肢の屈曲側の筋肉に対して

上腕二頭筋とか手指の屈曲筋群などを

直接、触っているような対応を行うと

さらに痙性が強化されてしまうという

 

リハビリの世界では、そういうことが常識になっているんですね。

 

????

 

わかりにくいと思いますので

さらに補足しておきます。

 

屈曲が優位になってしまっているような痙性である場合に

当然、上肢で言えば

身体に抱え込むような状態を認めるわけですから

 

リハビリの対応としては

抱え込んだ上肢は

リハビリを行う際には、できれば伸ばしたいということになりますよね。

なぜならば

上肢が身体に抱え込まれたままであれば

さらに肩の可動域を広げるとか肘の曲げ伸ばしに緩みをもたせるとか

手指の握りこんだような状態を

少しでも開くようにするとか

そういう対応を行わなければ

随意性改善のための動きの練習につながっていかないからです。

 

????

 

ま、随意的に動かす、動くようになるということは

ここではあえて問題にはしませんけど。

そのように屈曲側の筋肉は実際には

筋の長さとしては短縮している状態になっています。

 

それを伸ばしていくということで

ストレッチを行っていくにあたり

直接的に、屈曲側の筋肉に対しての

触刺激を持続して与えないようにするというのが

いわゆる痙性筋に対しての

対応の基本のようになっているわけです。

 

、、、、

 

しつこく、申し上げておきます。

 

痙性というのは

屈曲側、伸展側いずれかに選択的に生じるとされているわけであって

その痙性を認める側の筋肉のストレッチを行うときには

直接的に、その筋、筋群については

あまり触ることのないようにしながら

対応していくというのが

リハビリの方法論になっているということです。

 

、、、、

 

ま、よくわからなくも構いませんけどね。

 

、、、、

 

そうなりますと、さらなる

痙性ということへの対応方法が考案されているわけです。

 

????

 

拮抗筋への筋トレのようなものです。

 

????

 

痙性筋に直接リハビリ専門職が触らないような対応と

感覚としては似ているわけですけど

 

片麻痺のお客様に対して

痙性のある側に拮抗している筋、筋群があります。

上肢で申し上げれば伸展筋、筋群ということです。

 

したがって

リハビリで麻痺の回復ということでの対応としては

伸展側の筋の収縮を強化させるという方法論があるわけです。

 

難しく言えば、相反抑制などとして説明されていると思いますけどね。

 

いえいえ、このことも

特にここでは説明するつもりはありません。

 

????

 

問題は、どういうことかと言えば

リハビリの対応として

痙性筋には直接の刺激を行うことを

極力避けている、控えているということにあると思います。

 

そして、なぜ、痙性筋を直接刺激してはいけないのか?

その明確な理由については特に言及されていないんです。

 

、、、、

 

皆さんの中には

痙性筋を刺激することが、さらに痙性を強化してしまうのは

当然のことであると認識されている人が多いと思います。

 

で、ここで管理者の反論をしておきますけど。

カウンターアクションという管理者独自概念があります。

 

????

 

痙性筋を直接刺激しても

カウンターアクションを持ち込むと

別に痙性が強くなるというようなことは

通常では認めにくいと思います。

 

少なくとも、管理者は

お客様の痙性筋を触らないとか

そんなことには神経を使うことがありません。

 

いつでも直接的に刺激を入れているわけです。

もう、どんどんと際限なく触っているということです。

 

なぜ、どんどんと触っても平気なのか?

それは、カウンターアクション

つまり、痙性筋をさらに緩めてしまうようにしてしまえば

いいだけのことなんです。

 

????

 

次回の記事でさらに説明を加えていきますけど。

筋緊張とか痙性とか

その基本的な事項を理解してしまえば

別に難しいことはありません。

 

痙性筋というのは

筋腱紡錘の感受性がかなり過敏になっているとして

考えるとわかりやすいわけです。

 

ですから、さらに痙性筋のその筋の長さを縮ませるようにしてしまえば

筋肉には、自動的に緩みが生じるわけです。

そこでマッサージ的にほぐしてしまうと

 

その後には、皆さんが痙性と認識している状態は

とんでもなく緩和しているということになるんですね。

 

、、、、

、、、、

 

リハビリの手技、手法としては

一般的に痙性筋には直接の刺激を入れないようにしているわけです。

そして、痙性を落とすとか

緊張をコントロールするとか

リハビリの世界では、そのような方法論が確立されているように

専門職は自負していると思うんですね。

 

では、なぜ、日常的なリハビリの対応において

痙性筋に対して、直接刺激するようなこともないのに

どうやって、実際には

痙性筋についての定量的な評価がなされているのでしょうか?

 

はっきり申し上げます。

 

痙性というものの実態を理解してもいないのに

そして触ることも適当にしているのに

痙性を落とすなどという

方法論だけを信じているとしか言えないわけです。

 

当然ですけど

管理者のカウンターアクションと言う概念は

リハビリの世界には普及していない情報でございます。

 

で、管理者は独自の対応として

いくらでも痙性筋を刺激しても

そのことで、皆さんが痙性であると思っている状態に対しては

即効性のある改善を認めることができているんです。

 

もっとも、皆さんが信じない限りは

話はこれで終わってしまいますけどね。

 

で、次回にはさらに筋緊張という概念について

筋緊張の亢進ということで

本当に関節の変形が生じてしまうのか?

 

というような、実に馬鹿げた状況を

さらに検証してしまうことにしましょうね。

 

では。


6
最終更新日 : 2014-08-22 00:00:15

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(5)収縮もしていないのに痙性のパワーは強大過ぎる!(第400話)

おはようございます。

 

今日は2月1日(土曜日)です。

 

成人片麻痺のことを、いかに矛盾が存在しているのかという観点から

この書籍では集中的に事象を取り上げているわけですが

今回、ここで考えたいのは

筋緊張の亢進(痙性)というもののパワーについてです。

 

????

 

前段として申し上げておきます。

 

リハビリの業界においては

痙性をコントロールするとか、痙性を落とすとか

筋緊張への対応とか

そういうことが実践できるとして

日常的にはリハビリを行っているわけです。

 

しかし、本当に

口先だけでなく結果を残せるようなことなっているのか?

と申し上げれば

そんなことはなく

姿勢不良がどんどんと進行してしまっているような

そういう状況を認める

成人片麻痺のお客様は

圧倒的大多数と思うわけです。

 

成人片麻痺においては

もはや、急性期にリハビリをしないなどということはありません。

つまり、大抵のお客様は

主に病院ということになりますが

リハビリを受けているわけです。

 

そして、治療的対応ということでは

ま、最近は川平法についても

あまりマスコミでも取り上げられなくなっていますけど。

 

あるいはγ-TMS療法とか

 

他にもあるのでしょうけどね。

 

、、、、

 

要するに、今、申し上げたように

急性期のリハビリが終了してしまい

麻痺回復が思わしくない状態の成人片麻痺であっても

まだ、回復を促せる治療的体系が

脚光を浴びているわけです。

 

、、、、

 

そもそも、そのことのほうが

非常に胡散臭いと思いますけどね。

 

なぜなら、発症からの時間経過が相当経ってしまっていても

違う対応を行なって、麻痺が回復するというのは

言い方としては不適切です。

 

最初からきちんとした対応ができていれば

もっと良くなっていたとして考えるべきですよね。

 

しかし、現実には

旧態依然としたリハビリの進め方については

誰もそこにはメスを入れることがなく放置されているのが

実態になっているだけのことなんですね。

 

、、、、

 

ま、ここで話題を変えますけど。

 

筋緊張の亢進という考え方があります。

成人片麻痺の筋緊張の亢進は痙性と呼ばれます。

 

硬くこわばるような状態のことを

痙という字は意味しているからであると思いますけどね。

 

そして、その痙性については

言いかえれば筋緊張の亢進ということになるだけですけど。

 

、、、、

 

では、筋緊張っていったい、正体はどういうものであるのか?

ということは

特に明確には説明されていないと思います。

 

????

 

筋緊張ということをさらに検証していきますけど。

筋緊張は、筋の被動運動時の抵抗感ということで

教科書には説明されています。

 

????

 

被動運動ということは

どういうことかと言えば

誰かに関節をある方向に動かされるということですけど。

その時に力を抜いていていただかなければ

明らかに抵抗感が存在してしまいますよね。

 

ですから

被動運動というのは、力が抜けている状態において

関節をある方向に対して一定の速度で動かされるということになります。

 

しかし、力というのは簡単に抜けるものではありませんけど。

実際には筋電図を用いれば

筋に収縮が生じていない状況ということで

客観的には非常にわかりやすくなります。

 

、、、、

 

被動運動というのは

特定の関節に対してその関節の曲げるとか伸ばすとか

ある方向に対して

一定の速度において動かされることです。

そして、その際には

関節運動に直接関係する筋、筋群について

筋電図で調べたときには

収縮が起きていない状態で検査しなければ

そもそも抵抗感が存在してしまっていることになりますので

そういう状態では被動運動時の抵抗感ということでは

説明ができないということになるわけです。

 

????

 

なかなか、理解されにくいと思いますが

このことをしっかりと頭に入れておいてほしいわけです。

 

成人片麻痺のお客様に認められる筋緊張の亢進は

しつこいですが痙性と呼ばれるものです。

そして、筋緊張については

回復曲線というブルンストロームの考え方がありますけど

筋緊張はどんどんと亢進してピークを迎えなければ

減弱、正常化に向かわないとして説明されています。

 

????

 

筋緊張は被動運動時の抵抗感のことを示すものです。

そして、そこには筋収縮は存在していないことになります。

 

筋収縮が存在していない状態において検査すべき筋緊張ですけど

それが亢進するということは

いったい、何がどうなるのか?

 

皆さんはおわかりでしょうか?

 

、、、、

 

????

 

マンウエルニッケ姿勢ということで説明します。

良く見かける成人片麻痺のお客様の全身不良姿勢を

マンウエルニッケ姿勢と呼びます。

 

上肢はどうなっているでしょうか?

上肢は身体に抱え込まれたように見えますよね。

 

場合によっては、もはや肘が伸びなくなってしまうという

関節の運動制限まで認めることも少なくありません。

 

しかし、まだ上肢の抱え込みが矯正できるような状態として

考えてみます。

 

成人片麻痺のお客様については

安静時の姿勢、より安定した姿勢においては

上肢の抱え込みは緩んでいるわけですけど。

それが、立位とか歩行とか

あるいは車いすを自走しているときとか

不安定であったり、バランスやら全身に力が入る

あるいはさらに姿勢不良な状態で車いすを自走するなどの際には

その上肢の抱え込みが強化されているのが

簡単にチェックできると思います。

 

そして、また、安静な状態になれば抱え込みが緩むんですね。

 

では、上肢の重さということで考えてほしいんですね。

筋緊張の亢進ということで

痙性が上肢の抱え込みの原因であると特定できるのであれば

 

上肢の重さを重力に抗してまで

上に持ち上げるというパワーが必要になります。

相当の運動量になるわけです。

 

しかし、筋緊張の亢進と言う概念では

そこには筋収縮ということは一切説明がありません。

筋収縮があるのであれば

それは筋緊張の亢進という概念からは外れることになります。

 

いかがでしょうか?

 

痙性をコントロールするとか、痙性を落とすとか言います。

そういうことでの検索も後を絶たない状態です。

 

筋収縮という概念が持ち込まれていない以上

痙性によって、上肢が重力に抗してまで

上に引き上げられ、身体に抱え込まれるという現象が生じるわけです。

 

そのパワーに対して

リハビリの業界では

痙性を抑制するための対応があるとされています。

 

実におかしな話であると思いませんか?

 

痙性がそれほどのパワーを持っているのであって

さらに回復曲線という考え方では

どんどんと痙性が亢進しなければ

正常化には向かわないとしているんです。

 

痙性をコントロールできなければ

大抵のお客様には

もはやマンウエルニッケ姿勢がどんどんと強化されてしまうわけです。

 

本当に、リハビリの考え方は適切なのでしょうか?

 

得体の知れない知見、概念によって

勝手にお客様の姿勢不良が構築されてしまったとして

逃げているだけのことのように思えてなりません。

 

????

 

いったい、筋収縮も生じていないということで

それでも、皆さんは痙性というものが

痙性だけの純粋なものが存在していると

 

もちろん成人片麻痺の場合としておきますけど

それを信じて疑わないのでしょうか?

 

私にはまったく、理解できないということなんですね。

 

ま、この話はこのくらいにしておきます。

では。

 

 

 

 


7
最終更新日 : 2014-08-22 00:00:15

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(6)片麻痺の筋緊張亢進は実は痙性ではない!(第401話)

こんばんは。

 

間もなく2月2日になろうかという時間に記事を作成していますが

成人片麻痺の基礎的知識における

誰が考えても矛盾している状態について

さらに説明を加えていきます。

 

どうしても成人片麻痺を語るにあたっては

筋緊張という概念を最初に説明しておかないと

後になって、筋緊張がどうのこうの、、、

持ち出した時に、あらためてしつこいくらいに説明しなければ

なりませんので

皆さんにしてみれば

くどいように思われるかも知れませんけど。

 

とにかく、医療の世界では

誰もがもはや常識のように刷り込まれてしまっている部分に

あらためてメスを入れ、皆さんには

筋緊張ということが、教科書的にはいかに間違っているかを

意識されることを期待して書いております。

 

、、、、

 

さてさて、仮に

管理者も痙性という概念を信じることとしますけど。

 

皆さんと一緒に考えていきますが

いえいえ、あくまでも仮に、、、ということです。

 

痙性ということを一言で言ってしまうのは簡単です。

では、痙性として

他の概念とは一線を画している状態

すなわち筋緊張の亢進ということですけど

 

痙性の特徴というものは何ですか?

 

、、、、

 

あるいは、違う尋ね方としますけど

 

きちんとした痙性の説明をしていただきたいわけです。

 

????

 

ベッドサイドの神経の診方という書籍があります。

まず、リハビリの専門職では

学校での教科書として用いられているものです。

 

そこでは、次のように説明があります。

 

古い書籍ですが手元にありますので、そのまま抜粋します。

(ただし、痙性ではなく痙直(痙縮)として説明されています)

 

急激な被動運動に際して、抵抗を示す。

しかも運動の初めは抵抗が大であるが、あるところまで動かすと

急に抵抗が減じ、ちょうど折りたたみナイフと同じである。

これを折りたたみナイフ現象という。

被動運動の速度で抵抗が変わり、速く動かすほど抵抗も大きくなる。

 

侵される筋は選択的で、屈筋か伸筋かのいずれかである。

したがって、上・下肢を動かして受ける抵抗は一方向のみに

とくに大である。

また、被動的に四肢の位置を変えても、もとの位置に戻ろうとする。

痙直は錐体路障害によって出現するので必ず他の錐体路症状を伴っている。

 

、、、、

 

で、錐体路症状をちなみに書いておきますけど

 

筋委縮を伴わない痙性麻痺

深部反射亢進

バビンスキー反射の出現

(腹壁反射の消失)

 

、、、、

 

となっております。

 

、、、、

 

ベッドサイドの神経の診方という

リハビリ関係者にしてみれば教科書として用いているわけですが

痙性については

結局のところ、折りたたみナイフ(ジャックナイフ)現象だけでしか

説明がありません。

 

では、簡単に申し上げてしまいますけど。

 

成人片麻痺のお客様には

すべて折りたたみナイフ現象が認められるのでしょうか?

 

折りたたみナイフ現象ということで

痙性であるとしているだけであって

それが折りたたみナイフ現象であるのかどうか

根源的な問題もありますけど。

 

それ以前に

 

もし、折りたたみナイフ現象を

認めることができないのであれば

そのことを、痙性としてしまうのは

 

成人片麻痺の筋緊張の亢進≒痙性と決めつけているだけであると

思うわけです。

 

違いますかね。

 

実際に、リハビリで仕事をしていますと

折りたたみナイフ現象は

見かけ上としておきますけど

認められる人も時には認めます。

 

しかし、管理者が勤務している介護保険施設でのお客様などには

もちろん、成人片麻痺の方ですけど

実は折りたたみナイフ現象を認めるようなことは

ほぼ皆無です。

 

????

 

いえいえ、医療としてリハビリ業界として

そもそも、成人片麻痺の筋緊張の亢進を

痙性としてしまっているとすれば

それまでですけど。

 

教科書としての説明には折りたたみナイフ現象のことしか

書かれていないということですから

 

折りたたみナイフ現象が認められないのであれば

その際に

本当に筋緊張の亢進を痙性としても良いのかどうか?

という、非常に素朴な疑問が浮上するわけです。

 

、、、、

 

いえいえ

成人片麻痺として、それは錐体路障害ということですから

先ほどの説明のところで補足しておきましたが

深部反射の亢進も錐体路兆候として位置付けられていますので

 

成人片麻痺であり

深部反射=腱反射が亢進していれば

それだけでも筋緊張が亢進しているような状態にはなりますけど

だからといって

折りたたみナイフ現象を認めないのであれば

本当に痙性として断定、特定してもいいのか?

 

ということが、医療全体としてまかり通っているのでしたら

それはとんでもない大間違いであり

言いかえれば、勝手な思い込みに過ぎないと断言しておきます。

 

????

 

もう一度整理しておきます。

 

皆さんが成人片麻痺のお客様には

筋緊張が亢進していることを

それは痙性であるとしていますけど。

痙性の特徴としては、教科書には折りたたみナイフ現象しか

取り上げられていません。

そして、筋緊張が亢進しているすべての成人片麻痺の人に

共通して折りたたみナイフ現象が認められるのであればともかく

 

実はまだ説明していませんけど

 

折りたたみナイフ現象を認めることができないような状態を

多くの片麻痺のお客様には

身体的な変化として

もはやそうなってしまっている限り

実際には、折りたたみナイフ現象を教科書のように

検査することができなくなってしまっている人が

相当の割合で存在しているという事実があるんですね。

 

????

 

つまり、どんなことをしても

折りたたみナイフ現象を

その要素だけでも出現させるように調整ができる人は

非常に限られているということになるんです。

そして、多くの片麻痺のお客様には

いくら折りたたみナイフ現象を認めさせたくても

どんなことをしても現実として認めることのできなくなってしまっている

そういう状態があるということなんですね。

 

????

 

答えを書いてこの記事を終わりにしますけど。

 

折りたたみナイフ現象を認める関節は

本当は全身的に考えてみれば

どの関節でも、検証できる可能性はあると思いますけど。

それしかないという関節は

肘ですよね。

 

つまり、肘を曲げている状態から

徐々に完全伸展位まで徐々に一定の速度ということですけど

伸ばしていくということが

折りたたみナイフ現象の最終的な動きになっていなければなりません。

 

、、、、

 

おわかりですか?

 

ですから、あまりにも簡単なことですけど

片麻痺のお客様で

もはや肘が曲がったままになっている人は

その関節の制限が不可逆的な変化になってしまっていれば

完全伸展位まで伸ばすことができません。

そうなれば、教科書的に説明はされていても

実際には肘を最終可動域まで伸展することができないわけです。

 

もう一度、折りたたみナイフ現象の説明をお読みくださいませ。

あるところまで動かすと急に抵抗感がなくなる

とありますよね。

それは、ほとんど肘が伸びきる直前ということになっているんです。

 

したがって

肘が曲がってしまい、いくら伸ばしたくてもある程度曲がっている状態に

なってしまっていれば

そのような状態においては

折りたたみナイフ現象のように、急に抵抗感が消失するということが

起こり得ないわけです。

 

、、、、

 

もちろん、こじつけとすれば

最初は折りたたみナイフ現象が認められたとしても良いでしょう。

 

しかし、痙性が亢進してしまった

その過程において

肘が曲がったままになってしまうということでは

そのような強力な痙性を

どうして放置してしまったのか?

という、従来の教科書的な解釈

つまりは、回復曲線という理論によって

緊張を亢進させたままの状況があったからこそ

肘が曲がってしまったということになります。

 

それが、自然の麻痺回復の流れとしても良いのでしょうか?

 

、、、、

 

皆さんが痙性であると思っている筋緊張の状態が

純粋な痙性であるというのであれば

半身の筋肉の筋緊張の亢進が

折りたたみナイフ現象のように説明できるのであれば

管理者は何も申し上げませんけど。

 

本当に、半身のすべての緊張の亢進した筋肉が

それを痙性に支配されているとできるんですね。

 

そう言えないのであれば

管理者の見解というのは

皆さんの認識よりも真実に近いと思っております。

 

ま、しつこいですのでこのくらいにしましょうね。

 

次回は体幹の麻痺回復段階の問題を

あらためてブルンストロームの解釈をもとに

検証していくこととします。

 

では。


8
最終更新日 : 2014-08-22 00:00:15

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(7)成人片麻痺は半身麻痺であるのに体幹の説明が無さすぎ!(第402話)

おはようございます。2月2日です。明日は節分ですね。

 

成人片麻痺の基礎的な知見について

様々ないい加減な状態を明らかにしてきましたけど。

もっとも、管理者の独自見解として

皆さんにはあまり興味がないのかも知れません。

 

大事なことは、発信し続けることであり

そして、管理者の手法をさらにスキルアップしていくことであり

そのことで

管理者にはお客様が味方に

どんどんとなっていただいております。

 

さてさて、信じる信じないはあなた次第ですけど。

さらに発信していきましょう。

 

成人片麻痺は錐体路障害として説明することができます。

脳血管障害として、以前は脳卒中という言い方であったわけですが

脳血管障害ということでは

そこには錐体外路障害が認められる状態も含まれますので

 

成人片麻痺として、要するに半身に運動麻痺、感覚麻痺が出現している状態

そのような半身麻痺としての症状を認めるものを

錐体路障害としてしまったほうがわかりやすいわけです。

 

????

 

ですから、多発性脳梗塞という診断がついている方であっても

それは当然、微細な脳血管がいろいろな部位において

梗塞を起こしているという状態なんですけど。

実は、多発性脳梗塞は成人片麻痺のような

状況にはならないわけです。つまり半身麻痺を認めない病態です。

 

いえいえ、多発性脳梗塞と錐体路障害ということが

重なることは統計上、それほど多いとは思いませんけど

人の身体に起きることですから

そういうこともあると思いますけど。

 

実際には多発性脳梗塞は錐体外路障害として区分されるわけです。

 

????

 

多発性脳梗塞においては

パーキンソン症候群という病状、症状をともなうことが

かなりの割合に認められます。

そして、パーキンソン症は、皆さんご承知のように

明らかに錐体外路障害の代表的な病名、診断名です。

 

というように理解いただくと

よく誤解されるわけですけど

単に脳梗塞としている場合には成人片麻痺の状態ですけど

脳梗塞という診断名があっても

明らかな麻痺を認めない方については

そこには、多発性という表記が落ちている可能性が高いわけです。

 

その点につきましては

リハビリの学生のようなレベルであっても

間違って解釈していることが多いので

皆さんも参考にしてくださいませ。

 

、、、、

 

ま、余談でございます。

 

さてさて、ブルンストロームは

成人片麻痺の麻痺回復については

率直に申し上げますけど

半身としてとらえるのが

非常に苦手であったように思います。

 

こういうネット、ITということでは

どんどんと進歩している時代ですから

皆さんもネットで情報を確認しているわけですよね。

 

ですから、お調べいただければ

管理者の説明は正しいと認識されることと思いますけど。

 

成人片麻痺は錐体路障害として区分されます。

 

錐体路そのものは脳から脊髄、つまり中枢神経系の中の

手足にまで通じている伝導路ということになります。

すなわち

運動神経、感覚神経の通り道のこととして理解されるとよろしいわけです。

 

、、、、

 

で、私たちの身体の構造として

当然ですけど

体幹にも非常に多くの筋肉が存在します。

それらは、手足の動きと同様であって

随意的に収縮させられるわけです。

 

したがって、半身麻痺ということですから

当然ですけど

麻痺側においては運動麻痺、感覚麻痺が認められなければ

おかしな話になりますよね。

 

????

 

で、まだ感覚のことを説明するには至っていませんけど。

まずは運動障害のこととして説明していきます。

 

当然ですけど

皆さんはブルンストロームの考え方において

片麻痺を理解されているはずです。

そして、片麻痺には回復段階が決まっているとされています。

ブルンストロームステージとか言いますけどね。

 

リハビリ専門職であれば

誰もが片麻痺については

回復段階を評価判定するには

ブルンストロームステージを用いているはずです。

 

我が国の上田敏先生の考案している

上田式12段階グレードについても

ブルンストローム法の改良にすぎません。

 

ですから、当然ですけど

ブルンストロームステージというのは

片麻痺の半身すべてにおいて

回復段階をきちんと説明されていなければならないことになります。

 

違いますか?

 

、、、、

 

ちょうど手元に資料がありますけど

1974年 医歯薬出版 片麻痺の運動療法

48ページから54ページ、60ページから61ページ

 

そこから抜粋した資料ですが

 

体幹のステージについて書いてあることを

そのまま紹介します。

 

表なんですけどね。

 

体幹については、体幹と下肢として

まとめられています。体幹だけでの単独項目にはなっておりません。

 

回復段階Ⅰ 弛緩麻痺

回復段階Ⅱ 下肢のわずかな随意運動

回復段階Ⅲ 座位、立位での股、膝、脚関節の同時屈曲(足関節は背屈)

        屈筋共同運動

        伸筋共同運動

回復段階Ⅳ 座位で膝関節を90度以上屈曲して足を床の後方へ滑らす

        座位で踵を床から離さずに足関節背屈

回復段階Ⅴ 立位で股関節伸展位で膝関節屈曲

        立位で足を前方へ出し踵を床へつけたまま足関節を背屈する

回復段階Ⅵ 立位で膝関節伸展位のまま股関節外転

        座位で内側・外側膝関節屈筋群の交互収縮

 

以上でございます。体幹と下肢として

項目になっているわけですけど。

どこに体幹のことが説明されているのでしょうか?

 

、、、、

 

ブルンストロームは一体、成人片麻痺のお客様について

本当に人としての回復に興味があったのでしょうか?

わが身のこととして考えていたのでしょうか?

 

、、、、

 

皆さんに考えていただきたいことがありますけど。

たとえば腕を動かす

自由意思として動かすということですけど。

腕を自由に動かすということは

実は上肢帯と言いますけど

鎖骨、胸骨、肩甲骨、さらに言えば胸郭全体についても

しっかりと動きが伴っていることになり

まずは体幹の筋肉のはたらきが

非麻痺側の状態といいますか

病気でない状態と同じようになっていなければ

 

本当にラクに腕を動かすことはできないわけです。

 

もっと平たく考えますと

いかに肩甲骨の動きが単独で

つまり左右の肩甲骨の動きは、お互いに

強力な引きこみを生じるような状態にありますので

そこを切り離せてゆったりと動かせることができないと

上肢の自由度の向上を認めないわけです。

 

、、、、

 

しかし、ブルンストロームの説明においては

腕や手指の動きについて

今回は紹介しませんけど

下肢の説明のように具体的な記述があるわけです。

 

そして体幹については

管理者が申し上げたような動きについてはノーチェックです。

 

一体、どうなってしまっているのでしょうか?

いえいえ、体幹の麻痺回復の段階ということです。

 

、、、、

 

こういうことがどこにも説明されていないわけです。

先ほどの文献からの紹介については

1974年の出版ですよね。

今は何年ですか? 

2014年です。40年も経っていますよね。

 

、、、、

 

この間、管理者のように異議を唱えているなどということは

どこの情報にもそのような結果になっていないと思います。

 

こんなことで

どうして麻痺の回復をしっかりと促せることができると

医療全体として認識しているのか?

 

あまりにも陳腐な状態に

辟易しているわけです。

 

ブルンストロームは運動麻痺

腕や脚だけの回復ということについてしか

直接的には興味がなかったということを

自分から露呈してしまっているわけです。

 

あまりにもお粗末な情報の公開をしてしまったとなりますよね。

 

、、、、

 

よろしいですか?

 

ブルンストロームの回復段階の致命的な欠点は

重力の影響を除外して考えていないだけではなく

そもそも

全身として考えていないという

人を全身としてとらえるということで

体幹には何の問題もないように

表に体幹の説明もしないままで

文献を発表してしまったと言う

なんともお粗末なものでしかありません。

 

、、、、

 

ま、それがどうして

医療全体の常識のように

誰もが片麻痺に対してはブルンストロームの解釈を持ち込むようになったのか

そのことまでは触れませんけど。

 

管理者個人だけの感覚であるとしておきますけど

どうしようもない

呆れた状態でしかないと思います。

 

できれば皆さんにも

このような感覚になっていただければ幸いにございます。

では。


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最終更新日 : 2014-08-22 00:00:15

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(8)ブルンストロームの回復段階 手足の差がある場合の解釈について!(第403話)

こんばんは。

 

成人片麻痺では、運動麻痺の状態が

もっとも気になる部分であると思います。

 

で、通常の解釈としては

麻痺の回復には手足で考えると

下肢の回復のほうが多少、上肢の回復よりも

段階としては高めになっていることが多いように思います。

 

、、、、

 

しかし、実際には

手足ということで回復段階を比較するには

かなりの無理があると思いますけど。

ともかく、ブルンストロームの回復段階ということで

判断すれば

下肢の回復が若干、上肢よりも高いという結果になるということです。

 

、、、、

 

ま、事実として

そういう認識を持っているというのが正しい言い回しになろうかと思いますが

 

ここでは、手足の麻痺回復の差ということよりも

もっと、違う感覚で考えてみましょう。

 

管理者はブルンストロームの回復段階には法則性があるとして

ずっと前から紹介しておりますけど。

 

その背景には

手足の麻痺回復においては

それほどの顕著な差、回復段階で言えば

2段階以上の差があるということは

まず考えにくいと思っております。

 

、、、、

 

で、もっと言えば

上肢の回復も下肢の回復も

ブルンストロームの回復段階ということで

便宜的に説明しますけど

ほとんど同じ状態、同じ段階にあることが

極めて自然な解釈になると考えています。

 

????

 

最近、ネット上において

ある書き込みを見たんですけどね。

 

上肢と下肢では回復曲線が異なるので

麻痺回復は上肢のほうが遅れるようなことを書いてありました。

 

、、、、

 

ま、誰が上肢の回復曲線とか、下肢の回復曲線として

状態を確定しているのか?

それも定かではありませんけどね。

 

そもそも、管理者は回復曲線という考えを支持しない立場ですので

上肢と下肢で

回復曲線が異なるとしたとしても

気にはしませんが

 

リハビリの世界において

実は、上肢、下肢ということでの麻痺回復の評価ということですけど

あまりにも

ブルンストロームの回復段階のばらつきがあることが

大問題であると思っております。

 

????

 

で、通常であれば

管理者は、上肢、手指、下肢、また、体幹ということで

ブルンストロームステージは

ほとんど同じ段階にあると思いますけど

 

たとえば、下垂足という状態があるとします。

本当はこの状態は片麻痺の所見ではありません。

 

しかし、一見して下垂足を認めるお客様については

ブルンストロームの回復段階としては

下肢はかなり低めの段階に判断されるようになってしまうと思います。

 

、、、、

 

でも、下垂足というのは

本当は片麻痺の所見ではありません。

末梢神経障害として区分されるべき状態といえるわけです。

 

????

 

ま、わからなくても大丈夫ですけどね。

 

しかし、リハビリの世界であっても

そのところで誤認している専門職も相当いると思っております。

 

、、、、

 

さらに申し上げますと

いわゆる関節運動制限(拘縮=こうしゅく)という状態が

顕著に認められることがありますけど。

 

特に上肢は肘が極端に曲がってしまっているということで

肘だけではありませんけど

肩の動き、自由度もかなり狭められてしまっている人も

非常に多く見られるはずです。

 

しかし、そのようなお客様があったとしますけど

その中には

良く見ると、手指の分離ができているように認められる人も

意外と存在していると思います。

 

、、、、

 

そうなりますと

今度は上肢と手指ということでの比較になりますけど。

上肢よりも手指のほうがステージは高いという現象が見られることがあります。

 

そして、そのようなことは

別に肩や肘の関節周囲の問題として生じているから

見かけ上、肩や肘が自由に動かせないだけですけど

 

リハビリの世界では

上肢の麻痺回復については

場合によっては特に遠位側の回復が

近位よりも動かせる状況があるとして理解していると思うわけです。

 

違うんですかね?

 

、、、、

 

上肢と手指の関係のように

そこにはテノデーシスという現象がかなり大きな要素を占めていますので

何度もしつこく申し上げますけど

見かけ上、手指の動きのほうが

上肢よりも分離しているように動いて見えることになっているだけなんです。

 

片麻痺の麻痺回復ということでは

病気とは直接関係のない症状を認めていたとしても

そのことまで、片麻痺固有の所見のように

認識されていると思うんですね。

 

、、、、

 

で、管理者は

見かけ上は確かにばらばらに見えるような状態

つまり、良く理解できていなければ

ブルンストロームの回復段階として

全身的にばらばらに評価できるような状況について

 

病的とは思えない状況を除外して考えるようにしているわけです。

つまり、見かけ上の回復段階の補正を行うということです。

で、それをきちんと行ってしまえば

実は、管理者が整理した法則のように

全身的には、それほどの大きな回復段階の差というものは

認められにくいと考えているわけです。

 

、、、、

 

もちろん、今回の記事のような内容というのは

なかなか、誰もが説明していることではなく

管理者は日々、発信していますけど

通常は、医療職、専門職であってもスルーしてしまっているということが

あてはまっていると思います。

 

ですから、皆さんにおいても

片麻痺の評価ということで

ブルンストロームの回復段階を確認することになりますけど

その際に

上肢や手指、そして下肢について

あまり判断にばらつきがあると言うときには

その状態をうのみにしてしまうのではなく

 

そういう状態について

きちんと解釈しなければならないと

認識していただければと思っております。

 

では。


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最終更新日 : 2014-08-22 00:00:15


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