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俺と豚の生姜焼き

「俺も豚の生姜焼きを食うんだ」
 俺は豚の生姜焼きをやってる定食屋のお姉さんの前で叫んだ。
「はい、はい、豚の生姜焼きですね、叫ばなくても大丈夫ですよ」
 年下のお姉さんは叫んだ。
「お姉さん、お姉さがさけぶのですか?」
「お姉さじゃありません、あなたより年下です」
「では、私より年下のお姉さん、お姉さんが叫ぶのですか?」
「あなたの姉妹ではありません」
「では、私とは姉妹ではない年下のお姉さん、お姉さんが叫ぶのですか?」
 そのやりとりは俺達が漫才師になったかのようであった。


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最終更新日 : 2014-01-20 10:03:27

この本の内容は以上です。


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