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20140105近況飯エッセイ

 昨日は一日中鍋だった。

 一昨日、家族の正月の集まりで食べた鍋のおじやが、朝食の時
にまだ残っていたのでありがたく頂いた。
 昼食、もう少し残っていた、カニの食べにくい部分を出汁取り
に使って、こちらも残っていた野菜を使い鍋を食べた。ほんの少
しカニを入れただけで、その他の肉だけでは味わえない美味しい
出汁が出て嬉しい限りだった。残っていた部分は主に胴のところ
で、大抵の人が面倒臭がって放っておいてしまうような部分。
しかし、ここは手間さえ惜しまなければ沢山身が詰まっているの
で、ほうっておくのはあまりにももったいないと思う。もちろん
だし取りだけに使ったわけではなく、隅々までほじくって頂いた。

 夕食、野菜がまだあって、お肉の買い置きがあったのでまたも
や鍋だった。鍋が好きなので全く苦痛ではない。
 流石にカニもなくなったので、あっさりと豚肉で水炊きとなっ
た。タレもポン酢であっさりと。お正月の食べ過ぎた体には、
あっさりとした食事が染みわたる。

 年が明けてもう五日経った、まだまだテレビはお正月ムードの
ようだけれども、とっくに通常営業に入っている人達も多いので
はないだろうか。年末年始にかけて休みをとった人達は、交代で
働き始めなければならない辛い時期かと思う。
 そういえば、東京の駅前で火事があって、九州の方まで新幹線
に影響が出ていた。皆と同じ時期に休みを取るというのも、なか
なかに大変なことなのかもしれないなと思う。
この電車の不具合について、日本の交通の大動脈の脆弱性がうん
ぬんと言われていたけれども、一日とかからずに復旧したのだか
ら十二分に強靭なのではないかなと思うのは、私がのんきなだけ
だろうか?

 寒いホームでまたなければならなかった人達が、体調を崩さな
ければいいのになと思います。
 736万円、築地のマグロの値段も今年は落ち着いたのでしょうか
、去年が異常過ぎただけなのかもしれません。

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4
最終更新日 : 2016-06-25 17:32:05

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20140106近況飯エッセイ

 夕食に鮭の塩焼きを食べる。
汗をかいた体に染み込むような一品だった。

 今日から本格的に仕事はじめ、昨日までも仕事はしていたのだ
けれど、ゆっくりのんびりとやっていたので体も楽だった。
しかし今日はそうも言っていられなかった。
 昨日に、いつもお世話になっているご近所さんから仕事を手
伝って欲しいと頼まれたので、お手伝いすることとなった。

 頼まれた時は何だか簡単そうに言われてたので、はいはいと二
つ返事で引き受けていたのだけれど、これが大きな間違いだとい
うのは、仕事を始めてから気づいた。
 わかりやすく例えると、両手でなければ持ち上がらないおもり
をスクワットと腕の力で持ち上げて、杭に叩きつけるといった動
きを、一日中。半日働いたところで握力がなくなってきて、膝も
がくがくしていた。

 昼食を食べて、少し長めに休んだおかげで、昼からも何とか仕
事をこなせたのだけれど、真冬であるにも関わらず汗だくになっ
て一日を過した。
 そんなわけで、今日は汗をかいて失った分のミネラルを補いた
いなと思っていたところに、夕食のメニューが焼き鮭だった。
普段ならば少し塩辛くてご飯を食べ過ぎてしまうくらいの塩加減
なのかもしれない、けれど今日の体の状態ならばとってもいい塩
梅。

 分厚く切られた切り身から察するに、新巻鮭を切り分けたもの
を分けてもらったのだろうかと思う。その為、身の味もいつも
スーパーで買って食べる鮭のそれよりも、しっかりしているよう
な気がした。背中の厚みのある身の味を楽しんだ後は、腹側の身
を楽しむ。きりりと強く効いた塩味が、疲れてぼんやりとした頭
を引き締めるように感じられた。

 それにしても、お正月明けにやるにはきつい仕事でした。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:32:05

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20140107近況飯エッセイ

 昼食に茹で餃子を食べる。
プリプリとした皮の食感が気持ちいい一品だった。

 今日も朝からものすごく寒かった、東北や北海道から比べたら
大したことはないのだろうけれど、私達の地域にしては今年は寒
さが厳しいように思われる。仕事に向かう路面も所々凍結してい
て、危うく滑って事故を起こしそうになった。
 そんな寒い日なので、体が温まるメニューがいいなと思ってい
たのだが、何故か餃子だった。水餃子だったらスープもあって、
体が温まりやすいのだけれど、茹でた餃子ではそれ程暖かくなら
ない。幸い、味噌汁があったから体を中から温める食べ物には困
らなかったけれど。

 多分使っていた餃子が水餃子用のものだったのだろう、皮が厚
めで焼き餃子用のものとはボリュームが違う。中身は多分同じく
らいの量なのだろうけれど、皮の厚みのおかげで随分と大きく見
える。
 プリプリモチモチとした食感の後に、少し甘みが強く感じられ
る餡の味が優しくて美味しい。付属のゆず風味のポン酢でいただ
くと、あっさりしていながらご飯が進む。

 こういう市販の餃子の物足りないところは、にんにくが控えめ
にしか入っていないところ。自分の家で作ったものならば、好き
な量のにんにくを入れることが出来るのだけれど、まあ手間をか
けずに食べることが出来るのだから仕方が無い。
 自家製の餃子を食べたいとは思うのだけれど、なかなか手間が
かかるのでついつい作ることを敬遠してしまう。多分心の底から
食べたいと思っていないのだろう、思っているのならばきっと
もっと積極的に作って食べているに決まっている。

 夕食は茶碗蒸しだった。
昼の餃子に比べたらよりあっさりとした一品だった。

 入っていた具材は、
鶏ささみ
ちくわとシンプル過ぎるほどにシンプルだった。
 どうしてこれほどシンプルなのかと家族に聞いたところ、急遽
作ることになったので入れる具材を用意しきれなかったとのこと。
何も入っていないものにならなくてよかったと思う。

 あっさりした中身のおかげで、味もあっさりとしていて優しい。
今日は7日、七草粥を食べるような日なのだから、あっさりしたも
ののほうが体にもいいだろう。
 他のおかずもあっさりしたものばかり、ひじきの煮物とナバナ
のごま和え、そして味噌汁。純和風の食卓で、食べていてホッと
する。

 どんなこってりと贅沢なものを食べるよりも、食べて満腹に
なってホッとすることが出来る日常食のほうが、幸せな気分にな
れるのかもしれないなと思いました。

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6
最終更新日 : 2016-06-25 17:32:05

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20140109近況飯エッセイ

 ダイオウイカが生きたまま水揚げされたそうですね、深海生物
が引き揚げられたら気圧の関係で膨らんでしまうようですが、ダ
イオウイカはなんともないのでしょうか?

 昼食におでんを食べる。
多分昨夜から作られていたもので、味の染み渡った一品だった。

 おでんと言っても、昨夜から作られていたもの、要するに残り
物だったので、残っている具材は少々貧相だった。まあこれは仕
方が無い、ちゃんとしたおかずでご飯が食べられるだけありがた
いと思う。
 入っていた具材は、
大根
ちくわ一本
人参二切れ
じゃがいも一個。結局はほぼ大根の煮物と言って差支えがない状
態だったが、これが何より美味しかった。

 おでんの真髄は大根にありとは、誰が言ったか忘れてしまった。
しっかりと他の具材から出た出汁を吸い上げて、美味しさをその
身に蓄えた大根。ほんの少しほろ苦さが残っている味わいは、食
べる人の数だけ何か思いを起こさせるのではないだろうか。
 私はまだ大根を食べて物思いにふけることが出来るほど、人生
経験を積んでいないので、単純に大根の味をたのしんだ。今日の
大根はほろ苦さとは無関係になってしまうくらい、味がしみ込ん
で煮こまれていたので、おかずとしてはもってこいだった。

 しかし、大根ばかり食べていては口の中が飽きてくる。箸休め
として食べたものも、大根だった。
 たくあんなのだけれども、今年浸けたものにしては酸味が強い。
決して美味しくないわけではないのだが、食べる人の好みがわか
れる味なのではないかなと思いながら食べ進めていた。
聞いてみたところ、やはり一昨年の大根を漬けたものだった。
 一年以上漬けておいてあっても、塩抜きをすれば食べることが
出来るのだから、漬物というのは保存食としてよく出来ているの
だなと思う。酸味が出ているということは、乳酸菌で発酵してい
るのだろうから、多分お腹の調子もよくなるのではないだろうか。

 昔からの農家の人は、ぬか漬けの糠をお腹の調子を整えるため
に、お湯に溶いて飲んでいたと雑誌で見かけたことがある。
なるほど、漬物を酸っぱくする元になる乳酸菌が住んでいるぬか
床を取り入れるのだから、効果は高いだろうと思う。その匂いを
耐えることが出来るかどうかは、普段からぬか漬けに接している
かどうかだろうから、自分でぬか漬けを作っている人ほどやりや
すそうな方法だ。
 そこまでしなくても、酸味のある漬物を食べていれば、お腹の
中で菌が増えてくれるだろうから、きらいじゃないのなら漬物は
食べても損はない食べ物だと思う。

 夕食はそば飯だった。
昼のあっさりとした食事に比べると、ボリュームたっぷりな一品
だった。

 最初、焼きそばの予定だったのだけれど、何となくご飯も食べ
たかったので急遽変更。ご飯は炊かれていなかったが、冷凍して
あるご飯がいくつかあったので、古くなってしまわないうちに食
べることとなった。
 野菜は焼きそばをする時と同じ、
きゃべつ
人参
玉ねぎ
お肉の代わりとしてソーセージを入れる。アクセントに味付け海
苔を仕上げに刻んでのせた。

 ホットプレートでまず野菜とソーセージを炒め、一旦上げてお
いてそばとご飯を炒め、野菜と合わせて味付け。
 味付けも少し変えて、カレー粉をほんの少し使って、スパイ
シーに仕上げた。

 結果としては、ご飯でカサが増えることをあまり意識していな
かったので、作りすぎてしまった。お腹いっぱいになっても、ま
だ一食分くらい残ってしまった。不覚。
 まあ残ったからといって、捨ててしまうわけではないからもっ
たいないということはない。お皿に残しておいて、明日の何処か
の食事にすればいいだけのこと。二食くらい同じメニューが続い
たとしても、どうということはない。

 もうそろそろいい加減な年齢なのだから、自分の食べることが
出来る食事量くらいははっきりと分かっておかなければなと思い
ます。

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7
最終更新日 : 2016-06-25 17:32:05

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20140110近況飯エッセイ

 朝食におじやを食べる。
何だか年が明けてから、おじや率高いように思う。

 おかゆやお茶漬けなどの汁気の多いご飯を食べ続けるのは、実
は胃腸に悪いということを何処かで聞いた気がする。三毛猫ホー
ムズシリーズの中で、主人公がやたらとお茶漬けを食べていたこ
とがあって、その感想にも胃腸に悪いのではと書いた。
 そういうふうに言っている本人が、おじやをちょくちょく食べ
ているというのはいかがなものなのかなと思いながらも、美味し
く頂く。

 おじやは食事の方法として無駄がないところが好きだ、美味し
いのはもちろんのことだけれど。鍋で煮たあらゆる食材のエキス
を、捨ててしまうことなく食べてしまえる食べ物は、他には少な
いのではないだろうか、私が知らないだけかもしれないけれど。

 昼食はフライとタアサイの炒めものだった。
フライは美味しかったのだけれど、正直中身が鶏肉なのか白身な
のか判別がつきにくかった。何故かと言うと、非常に薄くて衣の
ほうが厚みがあり、衣の味と混ざってしまってはっきり味わうこ
とが出来なかった。
 自分の食べているものが何かわからないというのは、少々不安
になるものだけれど、まあ滅多なことで変なものを食べることに
はならないと信じて、美味しく頂いている。本当にお店で売って
あるものを信じられないのならば、自分の食べるものは自分で全
て作るようにすればいいだけのことだと思う。
 それで中身なのだけれど、白身で淡白な味わいであることはよ
くわかった。齧った断面を観察してみると、薄くスライスされた
中身が見える。繊維が断面に対して垂直に走っている、形は円形
で直径8センチ位なので、これが魚だったら元は非常に大きなもの
になってしまうと思われる。その為、中身は鶏肉だろうと思う。

 パッケージを見なければ中身が分からないようでは、私の舌は
全然駄目だなと思います。

 歯医者さんって10万人以上いるそうですね。儲かると思って皆
同じ事を目指したら、飽和状態になってしまったのかもしれませ
ん、報酬目的で適切な治療をしないところもあるとのこと。
 一番大事なのは、虫歯にならないように普段から自分で気を付
けてお手入れすることかもしれません。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:32:05


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