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20140101近況飯エッセイ

 あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

 夕食におせちと猪鍋をいただく。
元日からとても精のつく品々だった。

 朝一番、自分の家の朝食に雑煮を作って食べる。我が家の雑煮
はこれといって難しい具材を入れるわけではないので、あっとい
う間に出来た。
 入れた具材は、
大根
人参
豆腐の三種類。他の家に行ってまた何回もいただくので、自分の
家の雑煮はあっさりとさせておいても問題はないだろう。

 昼、親戚の家にお正月のご挨拶に行く。毎年恒例のことだけれ
ども、やはり正月早々手ぶらでお邪魔する訳にはいかないので、
お年賀の品を持っていく。
 そして夕食、タップリと脂の乗った猪肉をつかった鍋をごちそ
うになった。

 鍋に入っていた具材は、
猪肉
白菜
えのき
豆腐
ねぎといったところ。下側に野菜類を敷き詰めておいて、鍋の表
面が埋まるくらいの猪肉が入れてくれてあった。
 もうこの光景だけで涎が出そう、しかし、おせちもあるのでど
ちらからいただこうかと迷う。とりあえずおせちを一品ずつ取っ
ておいて、同時に鍋も突くことにした。

 数の子や棒鱈の煮物など、お正月ならではの品々を少しずつ楽
しみながら、熱々の鍋をいただく。今年のお正月もありがたくて
美味しいお正月となった。

 無事昨年も過ごすことが出来たように、今年も無事に過ごした
いものです。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:32:05

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20140102近況飯エッセイ

 朝食に雑煮を食べる。
餅を入れなかったので、本当はただの味噌汁だった。

 昨日、親戚の家でたらふく食べさせてもらった。その為に今朝
はあまりお腹が空いていなかった、というよりも、食べ過ぎてお
腹を少し壊していたので、控えめにしておいたのだ。
 もういい加減な年齢になっているにもかかわらず、未だに美味
しいものがあると食べ過ぎてしまう。多分心が貧しいのかと思う
が、自分で言っていて悲しい。

 そんなわけでお腹が痛く、朝も遅く起きてようやく何か食べよ
うと思えるようになった。正月といえば雑煮、お餅も食べたいな
と思っていたのだが、少し内蔵を休ませてあげたほうがいいかと
思い、餅を入れずにお汁だけ頂くことにした。
 入っていた具材は昨日と同じ、暖かい味噌汁に大根や人参の味
わいが溶け込んでほっとする味わい。どんなに食べ過ぎて疲れて
いても、味噌汁だけなら食べることが出来るのではないだろうか。

 お腹が壊れたのは、普段の見慣れないお酒を飲んだのも原因の
一つだと思う。お正月なのでお屠蘇もいただき、ビールも普段な
ら一本でやめておくところを二本頂いた。
 その場では気持ちよく酔っ払って、正月らしくゴロゴロしてい
たのだけれど、家に帰って少し苦しくなった。寝るのはなんとか
眠れたのだけれど、朝起きるとしばらくはトイレに入りっぱなし
になってしまった。
 お酒を飲む席に出た時は、ある程度は飲むのだけれど、その時
以外は全く飲まないのでいつまでたってもアルコール耐性がつか
ない。身体自体がアルコールに向いていないのだろう。

 アルコールの分解能力は、遺伝による要素が大きいとのこと。
父方に似ていたら私ももっとよく飲めるのかもしれないが、どう
もアルコールに関しては母方の血が濃いらしい。
古い時代に生まれていたら、私はアルコールに殺されていたかも
しれないなと思う。

 あまり無理に進めることなく、自分のペースと量で飲ませてく
れる人達が回りにいる私は、とても幸せなのかもしれないなと思
いました。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:32:05

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20140103近況飯エッセイ

 朝食は食べなかった。
お昼からの兄弟家族の集まりに備えて、控えておいた。
 そういうわけで昼食、普段は殆ど会うことのない兄弟も全員
揃って食事をすることが出来た。

 食事の内容は、鍋を中心に揚げ物類のオードブルと寿司。皆で
楽しく食べるのにぴったりな内容だった。
 特に鍋は元日に頂いた猪鍋と肩を並べるカニ鍋、ここ最近贅沢
な食事が続いているけれども、一年のうち数度しかない機会なの
でまあいいかなと思う。

 しかし、何故か皆あまりカニを食べようとしない。曰くカラを
剥くのが好きではないとのこと、まあ子供が小さい家族は子供の
面倒を見ながら食べなければならないので仕方がないと思う。
 そんなわけで、手の空いていて気楽な私が自然とたくさん食べ
ることが出来るようになった。けれど一人で食べていてもあまり
美味しくはないので、たくさんカニの実をほじくりだしてたまっ
たら、子供の面倒を見ている家族にわけてあげることにした。
 現金なもので、剥いた身が沢山あると皆遠慮せずにもりもりと
カニを食べていた。カニはカラを剥くのも楽しみのうちだと思っ
ていたのだけれど、そうではない人もいるのだなと思った。
 カニのカラを剥くのが面倒くさいのならば、最初からカニ缶で
鍋をしてみたらどうだろうかと思う。

 散々子守で大変な家族たちにカニを剥いて、皆が満腹になった
ころから私のカニ食いが本番に入った。皆が他のメニューを食べ
てお腹いっぱいになっていくところ、静かにカニをほじくりなが
ら機会を待っていた。
 皆がお腹いっぱいになってからでも、シッカリとした量のカニ
が残っていて、食べ損ねることが無かったのがとても嬉しかった。
皆それ程小食ではないはずなのだけれど、食べるものが他にも沢
山あったおかげで私のところにカニが回ってきたのだろう。
とても嬉しかった。

 カニで鍋をしたら、その後のおじやもとても楽しみ。けれど今
日はお昼にはおじやを食べる余裕がなかった。私も鍋意外のメ
ニューを食べていたので、お腹いっぱいになっていた。

 お昼に食べることが出来なかったので、夕食におじやを食べる
こととなった。予想していた通り、カニの出汁がタップリと出た
得も言われぬ美味しさ。幸せだった。

 今度家族が沢山集まれるのはいつになるかわからないけれど、
次の機会も皆欠けることなく集まれますように。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:32:05

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20140105近況飯エッセイ

 昨日は一日中鍋だった。

 一昨日、家族の正月の集まりで食べた鍋のおじやが、朝食の時
にまだ残っていたのでありがたく頂いた。
 昼食、もう少し残っていた、カニの食べにくい部分を出汁取り
に使って、こちらも残っていた野菜を使い鍋を食べた。ほんの少
しカニを入れただけで、その他の肉だけでは味わえない美味しい
出汁が出て嬉しい限りだった。残っていた部分は主に胴のところ
で、大抵の人が面倒臭がって放っておいてしまうような部分。
しかし、ここは手間さえ惜しまなければ沢山身が詰まっているの
で、ほうっておくのはあまりにももったいないと思う。もちろん
だし取りだけに使ったわけではなく、隅々までほじくって頂いた。

 夕食、野菜がまだあって、お肉の買い置きがあったのでまたも
や鍋だった。鍋が好きなので全く苦痛ではない。
 流石にカニもなくなったので、あっさりと豚肉で水炊きとなっ
た。タレもポン酢であっさりと。お正月の食べ過ぎた体には、
あっさりとした食事が染みわたる。

 年が明けてもう五日経った、まだまだテレビはお正月ムードの
ようだけれども、とっくに通常営業に入っている人達も多いので
はないだろうか。年末年始にかけて休みをとった人達は、交代で
働き始めなければならない辛い時期かと思う。
 そういえば、東京の駅前で火事があって、九州の方まで新幹線
に影響が出ていた。皆と同じ時期に休みを取るというのも、なか
なかに大変なことなのかもしれないなと思う。
この電車の不具合について、日本の交通の大動脈の脆弱性がうん
ぬんと言われていたけれども、一日とかからずに復旧したのだか
ら十二分に強靭なのではないかなと思うのは、私がのんきなだけ
だろうか?

 寒いホームでまたなければならなかった人達が、体調を崩さな
ければいいのになと思います。
 736万円、築地のマグロの値段も今年は落ち着いたのでしょうか
、去年が異常過ぎただけなのかもしれません。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:32:05

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20140106近況飯エッセイ

 夕食に鮭の塩焼きを食べる。
汗をかいた体に染み込むような一品だった。

 今日から本格的に仕事はじめ、昨日までも仕事はしていたのだ
けれど、ゆっくりのんびりとやっていたので体も楽だった。
しかし今日はそうも言っていられなかった。
 昨日に、いつもお世話になっているご近所さんから仕事を手
伝って欲しいと頼まれたので、お手伝いすることとなった。

 頼まれた時は何だか簡単そうに言われてたので、はいはいと二
つ返事で引き受けていたのだけれど、これが大きな間違いだとい
うのは、仕事を始めてから気づいた。
 わかりやすく例えると、両手でなければ持ち上がらないおもり
をスクワットと腕の力で持ち上げて、杭に叩きつけるといった動
きを、一日中。半日働いたところで握力がなくなってきて、膝も
がくがくしていた。

 昼食を食べて、少し長めに休んだおかげで、昼からも何とか仕
事をこなせたのだけれど、真冬であるにも関わらず汗だくになっ
て一日を過した。
 そんなわけで、今日は汗をかいて失った分のミネラルを補いた
いなと思っていたところに、夕食のメニューが焼き鮭だった。
普段ならば少し塩辛くてご飯を食べ過ぎてしまうくらいの塩加減
なのかもしれない、けれど今日の体の状態ならばとってもいい塩
梅。

 分厚く切られた切り身から察するに、新巻鮭を切り分けたもの
を分けてもらったのだろうかと思う。その為、身の味もいつも
スーパーで買って食べる鮭のそれよりも、しっかりしているよう
な気がした。背中の厚みのある身の味を楽しんだ後は、腹側の身
を楽しむ。きりりと強く効いた塩味が、疲れてぼんやりとした頭
を引き締めるように感じられた。

 それにしても、お正月明けにやるにはきつい仕事でした。

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最終更新日 : 2016-06-25 17:32:05


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