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ニャンコ飼い方マニュアル

このマニュアルは猫の飼い方をこれまでの経験をもとにまとめたものです。


猫を飼うときに…

猫を飼うときに必要なものはいくつかありますが、やはりフードとトイレが最低限必要な装備です。

 

○フードといっても、さまざまにあります。

子猫用から老猫用まで

ドライフードかウェットフード

かつお味かまぐろ味か

個体ごとに適しているごはん、好みの味はまったく異なりますので、相性のいいものを少しずつ探しましょう。

また、ペットフードで試供品をもらうこともあるかもしれませんが、迂闊にあげてしまうと、飽きっぽい猫はそれしか食べなくなってしまいます。一度ごはんを決めたら、しょっちゅう替えることはしなくても大丈夫です。定番のフードを二種類ほど決めて、交互にあげるようにすれば飽きることも少ないでしょう。

また、ごはんをねだる回数が多い場合は、かまってほしいだけの場合もありますので、口さみしさを癒すために、煮干しやおやつフードをあげましょう。

 

○トイレを設置するときに

トイレもさまざまなタイプがあります。

体形や性別によってトイレ方法も違いますし、猫砂も好みと好みでないものがあります。

これもまた試行錯誤を繰り返すしかありません。

紙タイプの大粒のものがすきな猫もいれば、砂タイプの細かいものを好む子もいます。

足に触れるものですから、キライな感触の猫砂ではトイレをしなくなってしまい、ほかの場所で粗相してしまう可能性もあります。

 

もしも多頭飼いの場合は、飼っている頭数+1を準備してやるのが理想といわれています。

 

猫砂はさまざまにありますが、レポートサイトにまとめているサイトさんのURLを載せておきます。

こちらをご参照ください。

 

猫砂選びで大切なのは、感触と匂いだと思います。

うちのメスは好みがあり、軽い大粒タイプのものだと、足に挟まりやすいのかいやがります。

そういうときはトイレの外でしてしまうこともありました。

また、おからタイプの匂いを嫌うようです。

トイレの下にペットシーツを敷いておくと、トイレ外でしても処理が簡単ですので、おすすめです。

新聞紙でもいいでしょう。

 

ペットシーツ一例はこちらです。


夜中暴れるときは…

猫は夜行性の生き物です。

若い猫の場合はどうしても夜に鳴いたり走り回ることがあります。

そうした場合は昼間に思い切り遊ばせて疲れさせておく、ごはんを与えて満腹にさせる…といった対策がありますが、一番よいのは自立式のおもちゃを与えておく、猫タワーなどで上下運動をしてもらう、といったところでしょう。狩りの本能が満たされない場合に走り出すこともあるようです。

 

場合によっては体内に何らかの疾患があり、その刺激によってコントロールできなくなっている場合もあるそうです。もしも息切れしていたりおかしな様子がある場合は医師に相談しましょう。

ただ、殆どの場合は単なる習慣であるようです。

 

筆者の場合は百円ショップで買ったスリッパなどを与えていました。がじがじと抱きしめて噛んで遊ぶと満足していたようです。

それから床に物を置いていると、おもちゃにしてしまうことがあります。

猫を飼い始めたとき、雑誌を積んでいる場所に排泄されたり、嘔吐されたりしたことがありました。

埃があったりごちゃごちゃしている場所は猫も汚していい場所と認識してしまうようです。

 

引っかく、噛む場合…

飼い始めた頃には、生傷が絶えませんでした。

軽く引っかく、噛む程度なら愛情表現ですが、兄弟猫なしに育った猫や野良猫だった場合は、加減を教えてくれる親猫がいないため思い切り噛んでくることもあります。

噛まれた場合は慌てず、無理に手を引かずに、軽く手のひらを口へ押し返します。そうすると、ぱっと口が離れます。年齢とともに噛まなくなるものですから、それまでは噛んでもいい玩具などを与えて根気強く付き合いましょう。

 


仲良くなろう

基本的に猫は甘えたがりです。

しかし、その表現方法もさまざまで、すぐに甘えないで待っている子、甘えてと訴えてくる子、いたずらでアピールする子など、千差万別です。

とても気難しいので、相手の気持ちのニュアンスを読み取っていくことが大切です。

また、猫もまた、言葉がわからないかわりに、人間の気持ちに敏感です。

尽くしてあげればそれだけリラックスしてくれますし、放っておくといたずらが増えます。

最初は驚きとストレスとの戦いですが、落ち着いてくると、とても楽になります。

 

・撫で方

あごの下のあたりの毛を撫でてやると、どんな猫でも喜びます。

顎下を撫でるとゴロゴロいう、という描写が漫画などでもありますが、そのあたりだけでなく、喉元のあたりまでをそっと撫でてやると喜びます。

それから、頭の上は自分で掻くことができないので、頭頂部をがしがし掻いてやると非常に喜びます。

暇な時に全身をブラッシングしてやると、親密度はぐっと上がります。

猫が触られていやがるところは、大切な内臓器官の集まっている腹部やお尻のあたりです。しっぽや手足は触ってもいやがりはしませんが、どうでもいいという認識であるようです。

 

・持ち方

猫が引っかくので怖い場合は、背後からまわりましょう。

よくあるパターンですが、後ろの首筋をぐっとつかんで持ち上げるとどんな猫もおとなしくなります。

そのまま両脇の下に腕をいれて、お尻を抱えてやると安定して抱っこできます。

 

・居場所

猫一匹あたり、ひとつかふたつ、隠れ場所をわざとつくってやるといいでしょう。

猫は全身隠れる場所がどこかにないとストレスをためてしまいます。猫かまくらや猫ハウスなどがなくても、空のダンボールひとつをどこかに置いてやるだけで喜びます。最初は入らなくても、放っておくと必ずそこに出入りしたり、そのなかで遊んだりするようになるので、飼い主としても安心です。

 

 


病気や怪我をしたときは…

とにかく慌てず、獣医に相談しましょう。

猫を飼い始めて初めて知る病気などもたくさんあります。

筆者の場合も、重大な疾患(痙攣、肝臓の病気、腎臓の病気など)で何度も猫の命の危機に立ち会ってきました。しかし、その都度、医師との相談や漢方の処方でくぐりぬけてきました。

人間にできる処置でも獣医では許可されていない処置などもあり、混乱に陥ることが何度もありました。

しかし、ネットなどの情報をもとに奇跡的と獣医にいわれる回復をみせたことがあります。

これまでの体験をアウトラインにしてみます。

・肝臓病→獣医にて検査 絶望的と言われる→ネットで「イムノエース」という人間の薬がきくと知る→少量ずつ与える→回復

・腎臓病→猫はもともと腎不全になりやすいため諦めがちに言われる→前回の体験からネットを検索し「猪苓湯」という漢方の存在を知る→漢方そのものは高いためドラッグストアで安価に通販→少しずつ与えるうちに回復

 

※筆者が利用していた通販ストアはこちら


・引きつけ→夜中突然に失禁しながら痙攣する→病院の検査で背骨がひとつ少ない突然変異であることが判明(野良猫は近親間での妊娠が多く突然変異になりやすい。そのため背骨が通常より多かったり少なかったりすることがあるそうです) そのため便秘になりやすく、腎臓の病気とあいまって呼吸困難になり引きつけになった模様→トイレ環境の改善、水に気をつける、動き回る機会を増やす、などのストレスを減らしてやるようにして、便秘させないようにする→年に何度か引きつけがあるものの、かなり落ち着いてきました。

こうした病気の経験を経て、飼い主も猫もかなり関係性は深まりました。
しかし、病気や怪我はないのが一番です。
これはうちの猫が何年も放浪した末にわが家にやってきたために引き起こされた疾患であるため、若い頃から室内飼いしていれば起きなかった症状であるようです。

これまでの体験からの教訓をまとめると、
・おかしな症状が出たらすぐに医師に検査を受けさせる
・そこで医師が匙を投げてもすぐには諦めない(ネットで病名を検索すると人間の治療ケースが出て来るのでそれを参考にする、など) 獣医にはできる処方が限られているため
・治療には根気が必要
ということだと思われます。

また、医師がすすめる薬がかえって便秘を起こしてひきつけにつながっていた…ということもありました。医師の「検査」は重要ですが、「治療」については、綿密に調べることも大切です。

人間と同じように一匹として同じ猫はいません。
驚かされることはたくさんありますが、それだけ同じ感動が待っていることでしょう。



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