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ダヴィット(またか)の「レカミエ夫人」

この女性、曰く、エピソードの多い人なんですが、美人のさだめと言えなくもない。

さて、どうしてこういう椅子に横たわっている姿で描かれているか。

ガイドさんによると、この人は家事を全くしなかった人らしい。

で、ダヴィッドはその怠惰っぷりをこのポーズで表現したとか。

 

ちなみに、このソファー、今でもレカミエと呼ぶそうです。


こちらもダビッドの正真正銘の本物。

 

ベルサイユの本物との違いは、左から2人目のローブデコルテが、ベルサイユではピンク色になっているところ。こういう戴冠式のような式典では、白のドレスが当たり前で、誰でも知っている。そこをあえてピンクにするなんていうのは、作者が意図をもってしているからしかありえない。 

 

つまり、これは俺の作品だ、と主張しているんだそうです。

いやあ、このクソ面倒くさい絵を2枚も描くなんて、ホント凄いわ。


 

アップにしてみました。歴史に残された大茶番です。

そして、左から3番目の男の視線にご注目を。

本人、でしょうかね。


アングル 「リヴィエール嬢の肖像」

15歳の少女

いいですね。無垢な感じが。そしてこのハイウエストのドレス。

いかにもこの時代の流行って感じがします。

当然、この娘はお金持ちのお嬢様。


 

そしてそのご両親。

なんと恵まれた家庭、羨ましい、、、と思ったら。

このご両親の顔がどこか寂しげ。

実はこのお嬢さん、早世してしまったそうで、内面の哀しみがその表情となって

現れているという解説でした。

 

肖像画家というのは、そこまで描いてしまうものなんですね。



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