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ダヴィッド「ピエール・セリザットの肖像」

この人の絵をこんなにたくさん、まじまじと見たのは始めてです。


ヴィジェ・ルブランの母子像

でました。
これ見れてよかった。こんなに見るものに幸福感を与えられる絵は、そうはないだろう。


女王と革命という歴史の大きな舞台劇があったとしたら、その背景セットの裏側で数奇な人生を生きた人。この人の伝記があれば一度読んでみたいと思う。

 

ガイドさんによると、技術的には拙いところもあるんだけど(腕とか)、努力して才能を伸ばしたところは、同じ女として尊敬に値する。力づけられる。(女性は子供を産む道具と扱われていた時代ですから)とのことでした。

いやあ、なんていうか、幸福感を絵から放射するって、ものすごいことだと思うんです。


ピエーレ・ナルシス・ゲラン 「アウロラとケファロス」

あまりの艶かしさに、撮ってしまった1枚。

ガイドさんの解説が無かったので、きっとお好みではなかったのでしょう。


 

ダヴィット(またか)の「レカミエ夫人」

この女性、曰く、エピソードの多い人なんですが、美人のさだめと言えなくもない。

さて、どうしてこういう椅子に横たわっている姿で描かれているか。

ガイドさんによると、この人は家事を全くしなかった人らしい。

で、ダヴィッドはその怠惰っぷりをこのポーズで表現したとか。

 

ちなみに、このソファー、今でもレカミエと呼ぶそうです。


こちらもダビッドの正真正銘の本物。

 

ベルサイユの本物との違いは、左から2人目のローブデコルテが、ベルサイユではピンク色になっているところ。こういう戴冠式のような式典では、白のドレスが当たり前で、誰でも知っている。そこをあえてピンクにするなんていうのは、作者が意図をもってしているからしかありえない。 

 

つまり、これは俺の作品だ、と主張しているんだそうです。

いやあ、このクソ面倒くさい絵を2枚も描くなんて、ホント凄いわ。



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