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用語解説

• CSR(Corporate Social Responsibility)

 

 一般的には「企業の社会的責任」と言われます。横文字に頼らないと責任を果たせないのか、という論調もありますが、当小説ではあくまで一般論(企業市民的行動、最低限の社会ルール)として用いています。

 

• RSB(River-side Bike)

 

 MTBはmountain bikeの略。つまり山道用なので、川沿いを走る時は、名称を変えた方がいいだろうと思い至り、造語を使うことにしました。登場人物の中では、業平、初音、辰巳がこの手の自転車を使っています。

 

• アラサー

 

 御年、三十前後。つまりアラウンドサーティー。略称「アラサー」。実際に英語で"around thirty"と呼ぶのかどうかはいざ知らずですが、何かと耳にしたので使うことにしました。若い順で挙げると、南実、櫻、千歳、業平の四人が該当します。

 

• ケータイ

 

 携帯と表記すると、「~を携帯する」と混用しそうなので、カタカナにしました。千歳と櫻は訳あって不所持ですが、他の主だった登場人物は概ね所有しています。調査型クリーンアップではちょっとしたツールに早代わりしますが、通話やメールなど、ケータイ本来の機能を使う場面はそれほど多くは出てきません。現場に出ると、それどころではなくなるからです。

 

• 18きっぷ

 

 現場を離れて小旅行に興じるシーンが九月の巻以降、チラホラ出てきます。出発地こそ特定しないながらも、その行程は限りなくリアル。特にJRを使った旅では、青春18きっぷに物を言わせ、普通列車を中心とした設定を多分に盛り込んであります。18きっぷを使い回す中で親睦を深めていく、というのもテーマ。必須アイテムなのです。

 

* * * * *

 

• センター

 

 某市、環境情報センターの略。階下は図書館だが、階上は不明。とにかく公共の建物の二階(ワンフロア)にセンターはある。常勤は、文花と櫻の二人だが、インターンが来たり、非常勤が入ったり、スタッフの顔ぶれは時に多彩。NPO小説、第二の舞台でもある。

 

• ~モード

 

 状態や状況を示すのに使い易いので、何かとこの「モード」が登場する。何種類あるのかは作者も掌握していない。(^^;

 

• リセット

 

 何度となくクリーンアップしてきたが、きれいサッパリというのはなかなか難しいもの。十月の巻で初めてゴミ一つない状態にこぎ着け、「リセット」が実現。この後もリセット(巻き直し)は続けられるが、果たしてどこまで続くのやら。

 

• higata@(ヒガタアットマーク)

 

 メンバーを結ぶメーリングリストの略称。自分で保有するドメインを使って、千歳がこのhigata@を設けたのは八月上旬。十月までに参加者は十名になり、良くも悪くもあらゆるやりとりに活用されるに至る。

 

• KanNa(カンナ)

 

 センターの情報源サイト。「環境情報ナビゲーションサイト」の「環」と「ナ」をとって、KanNaと名づけられる。リリースされたのが十月(神無月)だったのは偶然。センターを中心とした地域・流域の団体情報(連絡先情報、イベント情報)の他に、全国系の情報との連携も視野に入れる。センターのホームページ、櫻のブログはこれとは別サイトだが、リンクは張られている。

 

• DUO(デュオ)

 

 漂着ゴミ調査用データカードをケータイの画面に置き換えた自主開発型サービス。櫻の発案を業平が仕様化し、千歳・南実が赤入れなどをした後、弥生が開発。リリース後も、実地での検証と地道な改良が重ねられ、ソーシャルビジネスモデルのツールとしての完成度が高まっていく。長らく名称が決まっていなかったが、年末にようやくData Upload system On-siteの略称としてDUOと決まる。


注記等

注記

  • 小説の舞台は、荒川下流の某所です。荒川の特性を概ねふまえる形で書いておりますが、事実と異なる記述もございます。ご了承ください。
  • ある程度、現実味を出すため、実際にある場所や施設を参考にしております。
  • 登場人物および居住地等は架空のものです。人物の氏名は、荒川流域等の学校名(当て字)の他、旧地名、現存地名を織り交ぜて設定しております。(読みは実際と異なる場合があります。) あわせてお楽しみください。
  • 2007~2008年の同月同日の天候や潮位をある程度考慮していますが、多少誇張した表現になっている場合があります。
  • 街、鉄道、アーティスト、イベントは実在のものです。漂着ゴミについても実際に近い描写としています。

*「~月の巻」と「~月の巻 おまけ」について

 調査型クリーンアップを中心に繰り広げられる場面を本論とし、「巻」扱いにしています。巻=巻物、と捉えることもできますが、果たしてその心は? (読み進んでいくとどこかで出てくると思います。)

 主にクリーンアップや漂着物に関する話題は、「巻」。そこから派生する諸々のストーリーは、「おまけ」と一応分けていますが、あくまで便宜上の区分です。通してお読みいただくことで、読本としての楽しみが拡がると思います。


この本の内容は以上です。


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