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草加の「観光資源」で思ったこと

 お盆に、生まれ故郷である岐阜市に行ってきた。

 そこにはご先祖さまのお墓があり、25年以上お参りに行っていなかったので、もしかしたら今の状況はそのせいもあるかもしれないなどと言い訳を作り、くそ忙しい中、1泊だけだが無理矢理時間を作って行ったのだ。
 まあ実際には「観光旅行」ではある。なぜかって、そこにはすでに実家はなく、両親もおらず(遠い親戚のみ)、私自身もトータル8年ほどしか住んでいなかったから。ご先祖様と父方の祖父、祖母、そして戦争で亡くなった父の兄2人が眠っているお墓だけが、ある。

 さて、そのとき感じたのが、岐阜市の持つ観光資源の強さだ。


 まず「織田信長」。日本人なら知らない人は居ないんじゃないかというくらい、日本史の中でもずば抜けて有名だろう。「斎藤道三」と「織田信長」がかつて居たことのある岐阜城は、コンクリート製ながら資料館として残っている。岐阜城がある金華山にはロープウェーがあり、金華山からは岐阜市が一望できる。
 「長良川の鵜飼い」もある。鵜飼い自体は全国にあるので(※)それほど有名ではないかもしれないが、インパクトのある観光資源であることには変わりが無い。ついでにいえば、長良川※は日本三大清流のひとつで、市内の河原で泳ぐことができる。

 

 さて、振り返って草加市の「観光資源」。
 草加市公式ページの「観光・イベント」の説明は「観光スポット・名所・遺跡」となっている。「草加50のお宝」に選ばれたものを初めとするをさまざまな草加のもの・ことが、草加市の「観光資源」として取り上げられている。

http://www.city.soka.saitama.jp/event/index.html

 素敵な松並木の風景、松尾芭蕉や曾良の像、ゆったりできる神明庵、古い建物の匂いが落ち着く歴史民俗資料館。「ふささら祭り」や「宿場祭り」や「よさこいサンバフェスティバル」などのお祭り。ハープフェスティバルやB級グルメなどのイベント。

 これらは、岐阜市の「観光資源」を見た後では、ぶっちゃけ弱い。

 というか、これらをは「観光資源」とひっくるめて呼んでしまっていいことなんだろうか、ってこと。

 goo辞書によれば「観光」とは、「他の国や地方の風景・史跡・風物などを見物すること」。『他の』という部分があるように、「観光」という言葉は、視線が地域の外側に向かっている。
 草加市の観光でキーワードとなっている「おもてなし」にしても、「外から来たお客さんをもてなす」、つまり、地元の人は「もてなす側」なんですよ、来てくれる人を楽しませる役割をしてください、と言っていることになる。
 
 「草加市の観光資源」とまとめられているさまざまなこと・ものは、多くが「地元の人のためのもの」であり、地元の人に愛され、地元の人が楽しむものだと思う。
 けれども、「観光資源」と分類してしまうことで、「地元の人」が、おざなりになってしまっている、そんなように感じる。
 
 今年の6月、草加せんべいのゆるキャラパリポリくんが「観光大使」に任命されたというニュースがあった。草加市公式ページにあるお知らせの始まりはこうだ(広報そうか6月5日号に掲載)。

「市は、観光がもたらす地域産業の活性化などの効果で、にぎわいと活力ある自立したまち草加を実現するため、観光施策を積極的に推進しています。」
http://www.city.soka.saitama.jp/shimin/koho/h25/13060599/01/01.html

「観光がもたらす地域産業の活性化などの効果」って、何だろう。
「誰もが訪れたくなる町」「にぎわいと活力ある自立した町」は、「観光資源」が充実している町なのか?
 しかも、現時点では草加の「観光資源」はそれほど強くない。それをアピールすることの意味は?
「観光資源」が充実すれば、草加市は快適で暮らしやすい町になるんだろうか。

 草加市は東京に近いから、「埼玉都民」(東京に働きに言っているサラリーマン)が多い。草加の地場産業を直に盛り上げてくれるのは、こういったここに住んでいる人々なのではないか。
 外を向いた「観光」ではなくて、もっと草加市民の方を向いた、草加市民そのものをおもてなしする、そんな方向性を持てないだろうか、そんな方向性を持つ言葉で表現できないだろうか。

 そんなことを思った。

まとめ:草加市には、他の地域に自慢できるようなすごい「観光資源」は少ないんだから、もっと草加市内に住む人のこと、地元目線で催し物やイベント考えましょうよ。観光資源という考え方じゃなく地域資源とか生活資源とか、そんな目線で考えましょうよ。

うーむ。まとまらないけど言いたいのはこういうことなんです。

 

※補足:最新のコラム(9月25日号)で、草加のお祭りについてちょっと調べた。「観光資源」という呼び方でまとめるのはやはりなんとなく違和感はあるが、「宿場まつり」は地元のお祭り、「よさこい」がからむ「よさこいサンバフェスティバル」「草加ふささら祭り」は外向きの観光を意識するお祭りという位置づけになっている。
9月まとめ版をどうぞ。

 

※鵜飼い
http://ja.wikipedia.org/wiki/鵜飼い
※長良川
http://ja.wikipedia.org/wiki/長良川

 


イベント告知と「わいわいロード商店会夏祭り」

 8月第1週の週末の草加は、イベントがてんこ盛りだった。花火大会。音楽イベント。地域の夏祭りと盆踊り。

 3日に、新田西口の「わいわいロード商店会」で開催されているサマーフェスティバルを訪ねた。
 新田西口にある、ヨーカドーとセブンイレブンを中心とした商店会の夏祭りだ。流しそうめんや花火、ストラックアウト・輪投げなどの子どもの遊び場、串焼きや生ビールや広島お好み焼きややきとりや小松菜スムージーや、地場野菜販売や益子焼販売。セブンイレブン前では、太鼓、よさこい連、フラダンス、空手演舞、そしてバンド演奏などが続く。
 私が参加している市内有志の集まり「草加会」もブースを構え、折り紙を使った「切り絵」体験ができるようになっていた。
 「サマーフェスティバル」はまったりとした地域の「お祭り」だ。子どもたちがイベント会場の一角で遊び、大人はステージの音楽を聞きながらビールを飲み、お好み焼きや焼き鳥を食べ、おしゃべりする。。

 ここに足を運ぶ人は、ふだんこの商店街、ヨーカドーなどで買い物をしているご近所の人だろう。だからこの日のイベントの告知は、おもに商店街の各店舗や最寄り駅である新田駅にポスターを貼り、ちらしを配るという形で行われているはずだ。
 商店会のブログでも告知していたが、ふだん新田に買い物に来ない、たとえば瀬崎町に住んでいる人が、それを見てやってくる、という可能性は少ない。
 インターネットの情報は、ちらしをどこかでちらっと見たご近所の人が、そういえば何時からだっけ、などと確認するために存在する。

 「草生人編集部」のツイッターで草加市内のおもなイベントをつぶやいているけれど、地元商店街のイベントや「公民館まつり」のような、その周りに住んでいる人向けのイベントの場合、それをツイートすべきかどうか、いつも迷ってる。

 現時点では、ある程度の規模があるとか、一般の人が行っても楽しめるだろうと想像できたものについて、ツイートしている。
 新田わいわいロードのサマーフェスティバルは、小規模だけれどステージイベントがあったので、ツイート。
 しかし、たとえば、「○○コミュニティセンター発表会」のような関係者のイベントや、申し込みが必要で定員が限られているイベントや、商店街のセール的イベントとかは、今のところとりあげていない(「広報そうか」のWeb版には掲載しているので、そのURLを掲載している)。
 しかし、この判断でいいんだろうか。広報そうかに掲載されている、範囲は限られるにしても、誰でもが申し込めると思えるものはすべてツイートした方が役に立つのでは。
 なかなか難しい。

 今後、たとえば「育児関連」「講座・講演会連絡」などのカテゴリで分けるとか、商店のセールとかそういった情報専用のアカウントを作るとか、そうした方が情報を受け取る側としては便利なんだろうか。
 
 情報の扱いは難しい。

 

※ふささらポータル
http://www.soka-fusasara.net


もひとつ体が欲しい今日このごろ

 暑い。外をちょっと歩くだけであまりの暑さに更年期障害っぽい私の体が反応し、体の芯が暑くなって汗が止まらない。

 と下書きで書いたら、今日は割と過ごしやすい日。そうか、もう8月も下旬で、秋の気配がしてくる時期なのね。

 さて、「草生人」は今のところ唯一の社員である私と、もう1人ほぼメインライターとなっている「じつに」氏によって作られている。ほぼ2か月ごとに発行される中身は、前半は企画と取材、後半は原稿書きと印刷データ作成という感じになる(Webページの方は専任担当者(メルマガ最後に書いてあります)にお願いしているので、これは紙の方)。
 しかし、以前も書いたと思うけれど、市内のイベントは小さいものを含めれば、毎日どこかで何かをやっている。8月は夏休みだったので、さまざまな夏休みのイベントが行われていた。しかし、そういうイベントに行っていると、なかなか原稿書きの時間を取ることができない。
 取材原稿を書くには、まずインタビューの録音をテキストに起こすという作業が必要になる(音声をそのまま起こす)。これが意外と時間がかかる。
 そこから文字数の決まった原稿を書くには、かなりの集中力が必要で、こんなコラムみたいな書き飛ばし原稿とは違ってそれなりに時間がかかる。
 いや何が言いたいかというと、日々のイベントに行く時間が取れなくなるのだ。
 本当だったら、紹介しているイベントには全部参加して、そのレポートを残しておきたい。そうすれば、草加市の全貌がよりわかってくるだろう。
 しかし、イベント自体が重複することも多いから、そんなことは不可能だ。
 少人数では。
 新聞社の記者が多い理由がわかるよ(いやいやいや)。
 将来的に、イベントに参加した人の、感想や意見をとりまとめられたらいいなって思ってはいる。特派員形式。
 たとえば「夏休みリサイクル工作教室」とか「親子のためのお料理教室」とか「介護勉強会」とか、そんな感じの小さなイベントの参加レポート。まとまっていたらいいよね。

 さて、どうするかな。

 

※「草生人編集部」は、「草生人」本誌だけではなくて、このメルマガ編集とか、電子書籍版とか、じつに氏の「じつにサプリ」編集とか、草生人に掲載する広告制作とか、経理関連とかそのほか雑務をいろいろやっているわけなので念のため。あと3つ4つ体があればねえ(^_^;)


■その3〜仕事開始前の「つまづき」

 さて、「会社」の登記は無事終わり、私は「取締役社長」になった。社員は1人も居 ないわけだから、まあ全然状況は変わらない。

 ただ、ある程度の資本金を準備して「会社」にしたのは、理由があった。

 タウン誌をフリーペーパーとして配布し、知名度を上げて部数を増やしていくには、 仕事する環境、タウン誌制作にかかる実費などがどうしても初期費用としてかかる。 また、電子書籍化も考えていたから、そのための情報集めや端末の研究もしたかった。 準備したお金はそのために使っていった。

 1年過ぎれば、ある程度広告やちらし作りなどで利益を得られるだろう、別の利益を 上げるためのシステムも見えてくるだろうと。

 

 今となっては、この考え方が甘かったとしか言いようがないのだがorz。。

 ちなみに、以下に書いてはいないが、実際に一番時間をかけ、わくわくしていたのは 「仕事道具を揃える時」だった。

 これは別の機会に「趣味の話」として白状したいと思う。

 

・仕事場探し

 まず一番最初にしたことは「仕事場探し」。

 「本店」を自宅にしたが、最初から仕事場として借りることは決めていた。

 「タウン誌を作る」という作業のほぼ全工程を1人で行うつもりだったので、そのた めに画面の大きなパソコン(Mac)と、作業するためのスペース、資料を置く場所、静 かな環境が必要だと思ったからだ。  それに、会社の実物(というか場所)が無いと、広告を取るときに信用もされにくいし。

 で、もしかしたら泊まりになるかもということを考えたので※、「事務所」としての 部屋ではなく、事務所としても使える普通の部屋を探した。

 3件目の不動産屋で紹介されたのが今の部屋。建物は古いが、何より自宅に近い。そして価格の割に広い。部屋の構造はちょっと不思議だったが(これが後から響くことに なるのだが(^_^;))すぐに決定!  ちょうど会社登記と同時進行の作業だったため、法人利用(名義変更)してもOKと 確認して、とりあえず私個人の名義で借りた。もろもろの手続き費用は「会社」に請求 する形。

 

・「インターネット回線」でつまづく

 部屋を準備したら次はそのインフラ。

 インターネット回線は仕事の命綱。ごく普通にNTTにお願いすることに。この時点で は部屋の名義が私なので、とりあえず全部個人名義で契約。これは今の仕事環境では特に問題はないとのこと。

 さて、このとき大きな問題となったのが、インターネット。光回線をお願いしていた のだが、工事に来た人が、工事を始めて間もなく「本来電話回線などを束ねている管 (パイプ?)が途中で切れていて、光回線が引けない」と言うのだ。

「へ?何事?」

 インターネットに使う光ファイバー回線は、電話線が通っている管にいっしょに通し て、部屋にある電話線のモジュラージャックと同じところに引いてくる。しかしその電話線の菅が天井裏に無いと。つまり、電話線がハダカで天井裏にある。

 ただ、この問題は「部屋内に引いてあった謎の回線」で解決した。

 これは窓側の壁から出ていて、天井の隅を通り、部屋の反対側まで引いてあり、その 先には「NTTひかり」と書かれた「モジュラージャック」に行き着く。

 工事の人も?な顔をしていたが、どうやらこれ自体が光回線で、この回線を電柱まで来ている線と直接繋げばOKとのこと。たぶん、前入っていた会社が同じ理由で引いたものじゃないかと想像。それって大家さん知らないの? 

 ともかく回線は繋がってほっとした。出来なかったら仕事ができないところだった。

 この時代、ネット環境は必須だから………。

 

・「水びたしにした犯人は誰だ!!」

 仕事場はフローリングだったが、パソコンデスクや本棚を置く前に、傷が付かないよ うビニルタイプの敷物を引いた、その次の日。

 なぜか床が水浸しになっていた。

 どこか水漏れが、と天井などを見回したが浸みも無く、皆目わからない。前日大雨が あったので、もしかしたら窓が開いてたのかもと思ったけれど確証がない。

 大家さんに話したが、「前に入っていた人からはそんなこと聞いていない」でその時はおしまい。

 しかし、その後も窓際が何回か濡れていたため、確実に雨漏りだと思い連絡、ようや く大家さんと業者さんがいっしょに来て、壁面とか天井とかいろいろ見て点検した。

 しかし、どこから漏れているかわからない、外側の壁面や屋上で工事したら足場だけ で何十万とかかるとかで、「雨が降っているときに知らせて下さい」とそのまま帰って しまった。

 しかしこれではいつまでも解決しない。

 

 ……さて、ある大雨の日、窓枠の上からぽたりぽたり水滴が墜ちているのを発見。

 その時点で呼んでも間に合わないので、それをビデオに撮影、大家さんに見せた。

 さすがにこれだけ確実な映像を見せられたらどうしようもないみたいで、別の業者さんに頼んだらしくようやく解決。その新しい業者さんは、水漏れの具合を見てすぐにどこが原因か推測し、最小限の足場を組んでさっと作業を終わらせ、「これで大丈夫だと 思います」と力強い言葉を残していった。

 これぞプロのお仕事、と感心した。

 他に、部屋のレイアウトを考え、備品を揃え、買い物をし、と、そんなこんなで、会社を設立して約2か月くらいは「タウン誌を作る」という仕事にはかかれなかった※。 次回は仕事場が一段落、タウン誌制作始動、の話。


■番外:タウン誌を創るための「道具」に関するお話

はじめに:

この原稿、これ知らない人にとっては意味不明な原稿になってましたorz。

なるべくわかりやすく書いているつもりだけど、知識以前に興味がないと理解しにくいです。なので、以下の原稿は覚え書きに近いです。興味がある人は読んでください。ちなみに、ちらしのデータを自分で作ろうと思う人には、それなりに役に立つかもです。


 今回から、「タウン誌」制作についての具体的なこと、どの作業から始めたとか難しかったこととかを書こうと思ったのだが、ふと、前回「制作環境」、つまりタウン誌を創るための道具となるパソコン(Mac)や、ネットのこと、そのあたりについて触れていなかったことに気がついた。
 実は、「タウン誌を創る」という動機の半分くらいは、私が編集プロダクションにいたころから、商業用の印刷データをパソコンで作るという「DTP」※(デスクトップパブリッシング、パソコンによる商業印刷用データの作成)を扱っていた、という経験があったからだ。
 このことがなければ、一人でタウン誌を創ろうなんてことは考えなかったのではないかと思う。
(このことは以前もメルマガで触れている)

※DTP
 http://e-words.jp/w/DTP.html
 http://ja.wikipedia.org/wiki/DTP

 

 ちなみに、「商業用印刷」と家でふつうにパソコンから行っている「印刷」と何が違うのか、ということは、最近増えているネットでの格安印刷業者のサイトを見ればわかる。
 パソコンのOffice系ソフト(Wordやパワーポイント)で作った書類は、接続した自宅用のエプソンやキヤノンのプリンタでは簡単に印刷できるが、商業印刷用の印刷機ではそう簡単にコトが運ばない。条件が厳しいからね。
 データを印刷機のために変換する必要があるし(それに費用がかかる)、「写真の色が変わる」とか「キレイに印刷できない」とか注意点がたっぷり書いてある。

 最近利用したところにかなり丁寧に説明があったので、そのページを紹介しておく。

 

KINGprinters(キングプリンターズ) 
 データチェック王プリタンの楽しくわかりやすくマスター「完全データへの道」
 http://kingprinters.com/perfect_data/
 下の方に「第1回」から、データの説明が書いてある。

 以下、「道具」の説明。

 

・パソコンは二刀流(MacとWin7)
 とりあえず「DTPといえばMac」なので、画面の広い27インチiMacと、Webサイト制作用にWindowsのVAIOLX(iMacと同じ一体型タイプ)を用意した。
 スタッフ用には、VAIOノート。両方ともWindows7。今のところWindows8にする予定は無し。
 ちなみになぜVAIOなのか。一番最初に購入したとき、他のメーカーではごたごたと入っている余計なソフトが少なめだったこと、かな。

 

・ネットワークは無線、だけどプリンタは有線
 NTTのひかりマンションタイプ+ひかり電話。ルータはNTTからレンタル(「PR-S300NE」)。無線LANのオプションは無しで、別に無線LANルータ(バッファローの安いヤツ)を繋げて使っている。要するに無線のアンテナ。
 ただ、ネットワークについては困ったことがある。場所が駅に近い商店街の近くのせいか、ともかくアクセスポイントの多さが半端ないのだ。
 今ちょっと数えてみたら25もある。auとかSoftBankなどの携帯会社が、Wi-Fiアクセスポイントを設置しまくっているのもあるだろう。いったん設定してしまえば繋がることは繋がるので普通では問題ない。
 だがしかし、Wi-Fi機能のついたプリンタで、無線で快適印刷になるはずが、しょっちゅうエラーが出てうまく印刷できない。エラー理由を調べてみたら「無線が混雑している」と出た。
 プリンタの場合、送信するデータがインターネットとは比べものにならないほど大きいので、エラーが出やすいのだ。

 なので仕方なく長ーいUSBケーブルを買ってきて繋いだ。
 やれやれ。

 

・電話はひかり電話、よりはPHS
 ひかり回線と同時に契約して使っている「ひかり電話」だが、音質が悪い。当然か。PHS(ウィルコム)の方が音がいいので、仕事用はもっぱら「誰とでも定額」を設定しているPHSを使っている。

 

・エプソンの全部入りプリンタとレーザープリンタ
 スキャナとFaxとプリンタが1台に入っているタイプ(PX-1600F)を購入。光回線でFAXは大丈夫かなと思ったけれど、なんとかOK。タウン誌だけではなく、ちらしなども作って行こうと思っていたので、A3まで印刷できるものを選んだ。
 しかしカラープリンタって本当に安くなったなあ。ただ、ランニングコスト、インクが高いのがちょっと困る。校正用に何枚も印刷することになるから、意外とかかってしまっている。

 

 もうひとつ、カラーレーザープリンタを用意している。印刷のしくみが、インクジェットプリンタよりも商業印刷に近いため、校正用に欲しかったのだ。それに、思ったよりも安かったから(KONICA MINOLTA magicolor1650EN)。


 しかし、買ってから大きな欠点があることがわかった。
 レーザープリンタは「ページプリンタ」とも言って、ページごとにデータをまとめてプリンタに送る方式で、コピー機と同じ感じだから普通なら印刷が早い。しかし、安いプリンタには欠点があった。まとめたデータをパソコン上で作る段階で、ものすごく時間がかかるのだ。
 理由は………めんどくさいので省略(^_^;)
 企画書みたいなテキスト文書ならさっと印刷できるが、複数の写真が入った複雑なレイアウトのページは、1枚に20分かかったなんてのもあったりした。あああああ。

 ただ、印刷したものは水に強いので、校正はしやすいけれどね。

 

・クォーク対インデザイン:印刷用データを作るソフトウェア
 使っているのはAdobeCS6(InDesign+Photoshop+illustratorほか)※1。
 今のところMac用のみなので、DTPオペレーターは私1人ということになる。自宅のMacBookにも同じ環境を作って、いざとなったら自宅でも作業できるようにしている(というわけで、私が調子が悪いと作業が滞る)。
 
 さて、今はAdobeのソフトが主流で、Windows版もあるんだけれど、DTPの初めの頃は、みんなMacintoshとクォーク社の「QuarkXPress」※2を使っていた。
 本当にみ~んな使っていた(いわゆるデファクトスタンダード)。
 苦労も多かったけど※2。
 今は、AdobeのInDesignがシェアを奪っている。PhotoshopとかIllustratorで加工した写真や図版が、そのまま(フォーマットを変えずに)使えるのがやたら便利。
 以前いた会社はずっとQuarkXPressを使い、InDesignに移行はせず、DTPがらみの仕事もほとんど受けていなかったが、私は個人的に使いたくて、自分のPhotoshopからバージョンアップして手に入れた。DTPのスキルはそれなりに役に立つと思ったから。
(ただ最前線でばりばりオペレーターとして活躍している人から見ると、のんびり独学でやってきた私のスキルは甘いんじゃないかな~とも思う※3)

 

 ちなみに今はQuarkXPressの方がマイナーになってしまっている。
 シェアはどれくらいなのかな。

 

 時々、このふたつのDTPソフトウェア、両方ともアメリカ生まれだってことに驚く。もともと欧文仕様なのに、日本語の複雑な文字と組み版に対応しているのだ。日本語を使っているのは日本だけだし、しかも縦書きを日常的に使っているのも日本だけなのだ。そのための機能をちゃんと持っているという凄さ。

 ePub3では縦書き対応をしてしまっているし、なんか日本のために悪いですねとか思ってしまう。
 Wordが未だに日本語の縦書き対応が中途半端だもんね(だから「一太郎」が指示されている)。

 

 ええっと、業界の人ではないとちょっとわけわからん内容でしたが、とりあえずこんな道具で「草生人」は作られています。

 

※1 AdobeCS6:Adobe Creative Suite
アドビシステムズ社が出している、印刷・Webのグラフィックデザイン・動画編集などのアプリケーションツールを集めた総合パッケージのこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Adobe_Creative_Suite

アドビ(Adobe):http://www.adobe.com/jp/

※2 QuarkXPress
http://ja.wikipedia.org/wiki/QuarkXPress

クオーク(Quark):http://www.quark.com/jp/Products/QuarkXPress/

※3 実際に最新号で、フォントデータのエラーが発生した。ある会社のフォントは、InDesign 上で使うときには、アウトライン化(フォントデータから画像データへ変換すること)をしなくてはいけないという基本的知識が無かった。一応知識としてはあったが、今まで問題なかったのでスルーしていた。現場の経験不足はこんな感じで表面化するわけです。

スキルを磨くというのはこういう知識経験を自分の中に溜めていくということで、なかなか難しい。

 



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