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はじめに

身体の中で一番大きな関節である股関節。

もっとも大きな負荷が掛る360度回転する関節だから、最大の大きさに神様が作ってくれたのであろう。

股関節はとても大切な部位である。

脚と胴を繋いでいて、歩く時も重い荷物を持つ時も、スムーズに身体が動くように働いてくれている。

この大切な股関節、悪くしている人は多い。

股関節が弱ると、身体の中で最大の関節での血流が妨げられるため、脚は勿論のこと胴体、腕、頭の血流までもが悪くなる。

つまり全身の血流が悪くなるのである。

ちょうどダムで水が堰き止められ、流れが遮られてしまっている状態なのである。

血流の悪い状態の股関節は、痛みが出れば悪くなっている自覚があるのだが、

痛みが伴わないで、弱っているケースも多い。

弱り続けると、こけた時に尻もちを打ち、そのショックで大腿骨頸部が折れてしまう事故になる。

骨盤の骨で包まれた大腿骨頸部が折れてしまうほど、血流不足で骨は弱ってしまっていた証拠である。

お年寄りにとっては二度と歩けなくなる可能性の高い大事故になる。

 

スポーツ選手にとっても、股関節の軟らかさ、強さは腰をしっかり使うため、とても重要な部位となる。

硬ければ、直ぐに故障を起こしてしまうことにもなる。そしてなによりも結果を出せない場合も多々ある。

強くなるためには股関節の軟らかさと強さは不可欠なのである。

股関節を強くするために鍛える事も大切である。

だが股関節は実に繊細な関節でもある。鍛えても、日常生活での姿勢が股関節を痛めるような行動では再び痛めてしまうことになる。

 

そんな大切な股関節なのだが、なかなか鍛えにくい関節である。

痛めないための姿勢等はインターネットで調べればある程度の方法が紹介されている。それらは一様に同じ内容で書かれいて、それらも大切である。

だが、それらでは紹介されていない大事な方法が知られていないようなので、この電子書籍で記載することに。

 

カンタン直ぐに実践できて道具も不要、効果も直ぐに感じて頂けるかと思う。

日常での生活の中で注意して実践していけば、姿勢も良くなり、股関節は元より、胃腸や腰痛などの多くの症状も改善される場合も珍しくない。

内臓が丈夫になれば元気でタフな身体になっていく。

身体も大きく強くなり、筋肉増量にも好影響を与えてくれる。

まさに股関節は健康の要、全身の血流増減を左右する大切な関節なのである。


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項目

   まえがき

①  姿勢が悪い子供たちは頭部と股関節への血流も悪い

② 西洋化された生活様式は…

③  軟らかなソファーがダメなのは…

④  脚を組むのも良くない

⑤  内股座りも、横座りも、胡坐座り(あぐらすわり)も良くない

⑥  血行は健康のバロメーター

⑦ 脳梗塞、糖尿病、高血圧、…

⑧  免疫力低下、冷え症、肥満、肌のトラブル

⑨ 繊細な関節である股関節

⑩ 普段の座り方を○○○を意識して座ることで、股関節の血流はもとより全身の血流が促される

⑪ ○○スタイルで座ると良くない

⑫ 椅子やソファーでの○○も良くない

⑬ ○○スタイルの長時間が股関節に良くない

⑭  寝ているとき○○も良くない

⑮  身体は筋肉を動かすことで血行が良くなる

⑯  腸は健康の源、アンチエイジングの源、スポーツ選手が勝つための源

⑰ ストレスは股関節をも襲うが

  あとがき

 


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① 姿勢が悪い子供たちは頭部と股関節への血流も悪い

文明が発達して便利な時代になった。重労働は機械や車がやってくれるので人力を使わなくなってきた。現代人は大人も子供も筋力の無い人が増えたのである。

腕や脚の筋肉が弱くなっているだけでなく、胴体である体幹の筋力も衰えている。重いモノを持ち上げるのも体幹の力が必要である、そんな仕事もしなくなり体幹が弱っている。

股関節は、そんな体幹の末端に位置する。体幹が弱れば必然的に股関節も弱くなるのである。

 

●下の写真は背中が曲がった悪い座り方。こんなの誰が見ても判るよね。体幹の血流が悪くなり、股関節の血流も悪くなる。

 

 

●下の写真は背筋を伸ばした座り方。体幹の血流、股関節の血流も良い状態。

 

 

学校での教育も姿勢を正すという内容は乏しいようだ。先生の話を聞く子供たちの背中の丸い子が多い。

背中が丸いと体幹の多くの筋肉の緊張感が少ないので、筋肉の血流量が少なくなっている。体幹から首を通って頭部へ流れる血流量も減る。

だから集中できない、なんてことになる。鼻が詰まりやすいため、口呼吸の大きな原因にもなる。

それに骨折しやすい、膝や腰など身体を痛めやすい、ストレスに弱いなんてことにもなる。

つまり心身共に弱い子供たちが多いのである。


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② 西洋化された生活様式は…

最近の日本の家では和室が少なくなってしまった。

居間に食堂と椅子での生活が多くなった。

ソファーや椅子で座る生活になれてしまい、横柄な座り方をする場面が多くなってきた。横柄な座り方はリラックスしているつもりなんだが、実は身体を悪くする大きな要因がある。

また、この横柄な座り方は、股関節を痛めてしまう大きな原因なのである。

和室で正座しての生活にはもう戻れないのだろうか?

正座は膝などの障害が無ければ背筋も伸ばしやすいし、股関節にも良く、とても健康的な座り方である。


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③ 軟らかなソファーがダメなのは…

軟らかなソファーはふんわりとして一見心地よさそうだが、お尻の最下部の左右の骨がしっかりとソファーに当たらない。

座っていると体幹に力が入らなくなり、体幹筋肉が緊張しなくなる。

体幹血流が悪くなり、腰を始め股関節の血流も悪くなり、腰、股関節を痛みが出やすくなる。

 

●下の写真、座布団を幾枚も重ねてフンワリしたが、背筋を伸ばして座るのにひと苦労する。



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