おはなし
ある日「はな」が枯れてしまうと残されたのは「し」だけでした。涙ぐむ彼女。いいえ貴方は大切にされていた。何もないはずありません。見てほら、ぽん。現 われたのはふさふさの「お」。ぶんぶんぶん。生きている。これなら「し」と寄り添い生まれ変われるわと笑うそんな「おはなし」。#twnovel
カフェへ行こう
ご主人様お屋敷へお戻りください。街でメイド姿のツインテールに引きとめられた。客引きか。可愛い。彼女に導かれるまま進めばそこには「お屋敷」が。扉を 開ける。先客たちが振り返る。「ご主人ですね」探偵姿の男がここで起きた密室殺人事件について語りはじめた。ここは、何カフェ?#twnovel
腹の中身
地球侵略の先駆けに我ら地球人の腹を探る。そこには本心があるらしい。敵を知ることが攻略の足がかり。その黒い腹の中、蠢く真実と出会う。ほほうこれが。分析のため全てを宇宙へ運びだす。#twnovel「最近お腹空くのはやい」「お腹の風邪ひいてもすぐ治るミステリー」「俺、胃の腫瘍消えた」
心
心の数は決まっているのさ。君が心を手に入れるためには誰かの心を奪わねばならない。それでも心が欲しいかい? ピンとこない様子の客に決まりごとのように確認する。心を求めるということは心がないということ。人の痛みを感じぬことだと知ってはいても、僕には心があ るものだから。#twnovel
心を欲しがらせてしまった。けれどここには在庫が、いやある。一つだけ。君に心を授けよう。@AnaiAkino #twremix 心屋の仕事が前より楽になった。借金のカタに心を奪ってもパンのために心を売る子をみても何も感じない。どうしてだろう。それでも僕はもう一度心が欲しいと思う。
再び彼がこの店に現われるとは思わなかった。ゴメンナサイとひたすら謝り続けるが、心を手に入れ更に僕を憐れみ悲しむとはなんて傲慢なんだろう。心は欲しい。けれどきっとこの子の心は質が悪い。@AnaiAkino #twremix それから僕らは共にいる。彼の心を育てていつか奪うつもりだ。
着ぐるみ
ある日「はな」が枯れてしまうと残されたのは「し」だけでした。涙ぐむ彼女。いいえ貴方は大切にされていた。何もないはずありません。見てほら、ぽん。現 われたのはふさふさの「お」。ぶんぶんぶん。生きている。これなら「し」と寄り添い生まれ変われるわと笑うそんな「おはなし」。#twnovel