いろいろといろ　じゅういち

五月蠅いな。だいぶ増えたわ。生息地域も広がっている。だけどそろそろお仕舞いね。きっともうすぐグルグルしながら死んでいく。#twnovel　46億年間この星を見守っている。人類の季節は25万年。何度も季節を繰り返していることも知らず人類は、世界の終わりを食い止めようとグルグル悩む。

ノアの箱船はくると思うかい。明日ならくるよ。いや来ないな。賭け勝負は僕の負けばかり。見捨てられた僕らに船はこない。大丈夫よと楽観的な君のとる手が 僕であるのが嬉しくて。岬に立てば海凪ぎひゅーるり風が吹く。心と身軽く、生きていけるとそう思った。あの日のことを忘れない。#twnovel

りとらいはとても仲良し。何をするにも二人は一緒。けれど失敗ばかりの二人。とんとんびょうしやよういしゅうとうの二人連れにいつでも馬鹿にされている。俺達みたいなコンビになれよ。#twnvday　失敗したって僕らはもう一度挑戦できる。りとらいは手を繋ぐ。もう一度二人で。#twnovel

ごめんなさいだなんて多分ひとかけらだって思ってもいなさそうな横顔。これで何度目の告白だろう。でもこれでいい。君が僕に振り向く前の一番美味しいこの瞬間を何度でも味わう。#twnvday　彼の告白は聞き飽きた。「恋は成就する直前がいい」って貴方の言葉に呪われている。頷きたい、だけど。

仲間の成功をギリリ睨みつける。何度だって挑戦できる勇気があれば僕だって。ならば願いを叶えましょう。囁く女神に魂を捧げる。#twnvday　失敗50。繰り返し挑み続ける彼の失敗をカウントする。自分は変わらず繰り返すって自意識過剰の自信家さん。あらら失敗51。私はシケた魂を頬張る。

「犯人はお前だ！」「違います」「ならばお前か！」「訴えるぞ」「まさかのお前？」「やんのか」「あのう」「？」「私がやりました」#twnvday　探偵さんの何度間違えても諦めない姿に勇気を貰いました。人間はやり直せるもんなんだって信じたくなって自供しました。次の人生、探偵になります。

みんなの期待が飛び立つことなく立ち尽くしたあの日。僕のポケットの中ではもう一つ、期待が立ち往生していた。タイミングを失ったまま、今もそれは僕の部 屋に眠る。ねえ、イプシロン再挑戦だって！と興味津々の彼女。そういうのって応援したくなっちゃうねって。そうだね、うん僕も。#twnvday

カメラで魂を吸い取る仕事をしている。世界の全てを写しておくれ。依頼主はそう僕に言う。さあさ笑って、はいチーズ。死ぬ時くらいは笑顔がいいって最後の 台詞は内緒だけどね。カメラの中のその魂は、次の世界へ解き放たれる。これは方舟。再生の種。だから笑って、はいチーズ。#twnovel

自分の意思とは裏腹、触れられた部分から赤く反応していくのが解る。情けないがこれが性。上目遣いの君はそんなことなどお構いなしで僕に囁く。その赤は決して止まれの意味ではないでしょう。むしろさんせい、触れて欲しいとそうでしょう？#twnovel　さんせいは君の方だ。そうしてリトマス氏は