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食事のとり方ってどう?

「いま、ダイエット中だから♪」といってお昼に低カロリーをうたったカップ麺だけ、とか菓子パン一個なんていうひとは案外多いものです。罪ほろぼし程度に野菜ジュースを飲んだりしますが、これでは正しいダイエットとはいえません。

 

朝は食べない、昼は菓子パンに野菜ジュース、そして夜はパスタ。これだけなら1500~1600キロカロリー程度ですが、休憩時間に間食をしたり、机の上のパック飲料やカロリーメイトなどの栄養補助食品を足せば、たちまち2000キロカロリーをオーバー。しかも、カロリーの元となるのは大半が糖質と脂質でタンパク質はほんの申し訳程度。

 

もうひとつ問題なのは、カラダの活動量が多くカロリーの消費量も多い昼間ではなく、夜にカロリー摂取が集中していること。あとは寝るだけ、運動によるエネルギー消費が見込めない夜間にカロリーをたくさん摂るのはダイエットの原則に反しています。昼間は食べるのをがまんして、夜は食欲に負けてまとめ食い、なんてことを繰り返していてはいつまでたっても体型は変わりません。それどころか、摂りすぎた糖質が細胞や骨を糖化して、酸化障害を受けやすくなります。

 

昼間、食べたいのを我慢してストレスがたまり、体内に活性酸素が大量発生したところへ、糖質メインのカロリー摂取。糖化と酸化のダブル攻撃で、体調はすぐれず、頭痛、めまい、生理痛、さらにタンパク質不足から貧血に。新陳代謝をしようにも、コラーゲンの原料となるタンパク質もビタミンCも足りないので、肌はガサガサ、おまけに酸化でシミだらけ。

 

大量発生した活性酸素をやっつけるためのSODやカタラーゼなどの酵素がつくれない。抗酸化ビタミンのビタミンEやビタミンCはサプリで補えても、抗酸化ビタミンが働くときに必要なグルタチオンという体内の抗酸化物質が不足。なぜならグルタチオンはタンパク質を構成するアミノ酸とミネラルから体内合成されるからです。

 


食事のとり方ってどう?-2

活性酸素は私たちの細胞を傷つけて血液の流れを悪くします。すると皮下組織など末端の細胞に栄養が供給されにくくなり、飢餓状態に陥ります。そこへ糖質がまとめて供給されれば、飢えていた組織は必死になって、エネルギーを蓄えようとします。空腹のところへ、糖質がたくさん供給されて血液中のブドウ糖が急激に増えると、周辺組織は脂肪としてエネルギーを取り込むのです

 

ダイエットで大切なのは、カロリーの量だけではなく、何から摂取するか?というカロリー源のバランスがとても重要です。これをPFCバランスといいます。Pはプロテインでタンパク質。Fはファット、脂質のこと。Cはカーボン、炭水化物、つまり糖質のことです。

 

通常、PFCバランスは2:2:6くらいですが、現代の女性は極端な場合、0:2:8くらいになりかねません。もっとタンパク質を増やして、糖質を減らすべきなのです。最近、糖質制限ダイエットが流行っているようですが、糖質を減らす一方で、たんぱく質とビタミンやミネラルなどの微量栄養素は増やさなければ意味をなしません。タンパク質や微量栄養素の絶対的不足はダイエットの妨げになるだけでなく、健康を損なうことにつながるからです。

 

肌や髪が美しくあるためには、肌や髪が健康である必要があります。そして、ダイエットによって美しいプロポーションを得るためには、からだ全体の健康が不可欠です。病的な状態で減量したとしても、それはダイエットとは呼びません。単なる栄養失調なのです。

 


奥付



【2013-09-06】やせるということ


http://p.booklog.jp/book/76142


著者 : asakura888
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