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deceive

 

 

意味のない言葉ばかり並べて

それだけで尊敬を集めている

 

 

騙す方も騙すほうだけど

尊敬する方も尊敬する方

 

 

何か訳が分からないというだけで

賞讃する事は 一番愚かで

こっけいなこと

 

 

一番大切な心を 感動を

度外視した評価なんて所詮

風の前の塵(ちり)

 

 

いいものが埋もれ 

悪いものが蔓延(はびこ)る矛盾に

一番影響を与えているのは

名もなき僕たち以外にいない

 

 

一番力がないと思われ 

思っているものが

一番強い事は 

子供の頃から聞いている童話や

「みにくいあひるの子」でも

語られていたはずでしょう

 

 

ぶつかってくるような芸術を

燃え立つような芸術を

君には愛していて欲しい

 

 

今は生ぬるくて気持ちの悪いものも

蔓延(はびこ)っているけど

決してそれだけじゃない

 

 

周りが暗いほど

光は目立って見えるから

その宝石を君の手で掘り出して

僕に見せてよ

 

 

今度会った時にでも

心から楽しみにしているからね

約束だよ

 

 


Hoarse

 

 

あなたの悔しさは

かすれた声のようにあふれていた

 

 

誰も近寄れないようなその覇気の側

ただ問いたかった

 

 

ねえ 僕に何ができるの?と

 

 

力になれるかなれないかなんて

問題じゃなかった

ただ問うていた

僕に一体何か手伝える力はあるのですか、と

 

 

全身で叫んでいた

何か自分にできる事はないかという

思いだけで叫んでいた

涙してしまうくらいに心が打ち震えていた

 

 

何かがしたい 力になりたいと

そう思える心には

無力という言葉は自然に消える

あきらめという言葉は消える

 

 

手を伸ばす先には

頷いてくれるあなたの姿

何もできなくていい

だから 永遠にあなたの味方で

いさせてくださいと

側に置いて下さいと

その思いだけが心を占領した

それ以外何もなくなっていた

 

 

純粋なものだけに満たされた心は

透き通るように澄みきっていた

いつかこの澄んだ思いが

君の両手ですくわれて

喉を潤す日が来る予感が口を拭う

そんな時に限って

水面はゆれていて

君自身の表情を見せてはくれない

 

 

残念だ

 

 

 


Wail

 

 

壁に拳を打ちつけ慟哭した日から

僕の意志は変わっていない

共に持った夢を叶える

それだけだった

 

 

笑われ続けた響きは

地球の裏側へ届くほどの数だっただろう

でもそのバカにしたような笑いは

「時」という厳しき審判の元に

塵と消え去ったよ

もう彼らは笑う事はおろか

生きてさえいない

 

 

今も称賛できずにいる声が

あまたに散らばっているけど

行く末は同じようなものだろう

 

 

凍りついた笑顔は

衝撃を受けた氷のように

砕け散っていった

 

 

たった一人の人間の心にも

悲惨という文字が浮かぶのなら

喜んで君のためだけに

旅に出よう

 

 

僕は元からそういう風にできている

組み変える事さえかなわないんだ

 

 

君の泣き顔がなくなるまで

戦い続けるから 側にいるから

僕は本気さ 言葉なんていらない

君の視線でがんじがらめにして

捉えてくれていればそれでいい

 

 

その厳しい視線が僕にとって

最大の証明であり最大の感謝

 

 

 


What  scare?

 

 

何が怖い

間違いが広まってしまう事が怖い

何が怖い

知らずのうちに悪の音が

この世にはびこってしまう事が怖い

 

 

何を見ていられない

自分だけでなく自分の大切な人達が

その音に染まっていく事を見ていられない

何を見ていられない

小人物を大人物と勘違いしたまま

気づかない姿を見ていられない

 

 

吐き気がする

気のいい人たちを餌食にする姿に吐き気がする

吐き気がする

罪を罪と感じられないその濁った心に吐き気がする

 

 

冗談じゃない 

こんなものをはびこらせたまま放っておくなんて

冗談じゃない

あのままへらへら笑わせたままにするなんて

 

 

冗談じゃない 変革する 

今までとは違う暴力とも違う

血を流す事とも違う方法で変革する

 

 

変革する 

君の笑い声で

笑顔で

夢で

希望で

光で

正義で

 

 

変革する

 

 


suppress

 

 

抑えきれないほどの怒りを

一体 人は普段どうしているのだろう?

 

 

そもそもここまで純粋な思いを

長期間抱えていられる事の方が

めずらしいものなのだろうか

 

 

怒りという感情を忘れ去ったかのように

ぬるくなった人達の思う術など

知る由もないけれど

 

 

純粋な どこまでも純粋な心の炎に

水をかける事ばかり教えているけど

それを嘆くだけじゃ何も始まらない

 

 

燃え上がるたび水をぶっかけられて

しらけてしまっている時間などない

そんなに弱い思いだったの?

 

 

本当に宿した炎なら

そのぶっかけられた水さえ

焼きつくしてしまえばいい

ただ それで済む話

 

 

思う存分喚(わめ)き散らして

誰かのせいにしてしまった後には

どっしり構えて自分というものに

全てを賭けてみればいい

 

 

君には君自身全てを託せる

それだけの価値がある

 

 

ほら 負ける気がしなくなってきた

 

 

 



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