目次
もくじ
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原色宇宙人大図鑑
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祝辞
先生からの祝辞イラスト その1
先生からの祝辞イラスト その2
先生からの祝辞イラスト その3
先生からの祝辞イラスト その4
先生からの祝辞イラスト その5
先生からの祝辞イラスト その6
「未来アイテム研究所」大友そーりん
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「未来は既に腐っている」 諸星ゆびわ
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「 宇宙についての6つの物語」 松田リアル
「宇宙についての6つの物語」
1<ふたご座流星群>
2<不穏色の空>
3<夕暮れの流れ星>
4<流線型アリス>
5<夏の椿>
6<宵待月>
「美女」画ギャラリー Mono-Chrome 氷魔
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スタッフ募集
めさき出版スタッフ募集のお知らせ
第四回新脈文芸賞
トビラ
「恋人」夢沢怪奇
「恋人」の選評
「黒い葬式」北橋勇輝
「黒い葬式」の選評
「魔女の森」松田リアル
「魔女の森」の選評
「知らぬが仏、知ったが仏」林ノ池
「知らぬが仏、知ったが仏 」の選評
「猫の檀家さん」小島パブロン
「猫の檀家さん」の選評
「時をかける脱衣」遠藤玄三
「時をかける脱衣」の選評
めさき文庫のおしらせ
めさき文庫、第一弾「二十五度サマー」遠藤玄三
編集後記
編集後記
奥付
奥付

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6<宵待月>

終電で帰れた安心感と月の綺麗さに、ついつい浮かれてコンビニでいろいろ買ってしまった。
プリン、ジュース、ランチパック、卵。

ここでの生活にようやく慣れてきた今日この頃。
大きく手を振りながら歩いていたら、袋がすっぽぬけて飛んで行ってしまった。
ベシャ。
3m先で不思議な音をたてたのは、たぶん卵たち。
商店街の真上に佇む月の光が、一直線に卵に降り注ぐ。
コンビニ袋の中から、小さな二足歩行の何かが出てきた。12人。
「お迎えに上がりました、姫。」
 
私は1歩、2歩とあとずさりし、そしてダッシュできた道を戻った。
終電はもう、終わってしまっていた。
 
月になんて、絶対に帰りたくない。
私と小さな宇宙人の、真夜中の追いかけっこが始まった。


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