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草加環境フェア

 「国際村一番地」を途中で抜けて、向かったのは中央公民館で開催されている「草加環境フェア」。

 公民館の手前の道路に看板。公民館横の駐車場には、草加グルメで知られている「太鼓判」などがあったが、すでに終了の気配。その場にいるスタッフらしき人に声をかけると、今は映画を上映していて、全員そちらに行っているという。

 公民館1階ロビーでは、パネル展示や草加市環境課や東京ガスなどのブースがあったが、こちらにも人気(ひとけ)無し。


 とりあえずホールへ向かい、途中入場OKとのことで中に入った。上映されていたのは「ライフ─いのちをつなぐ物語」。イギリスBBCによる動物たちを描いたドキュメンタリーで、「アース」「オーシャンズ」に続く作品。

 映画終了をもってイベント終了、という感じだったが、スタッフの方によると、今までで一番人が多かったという。確かにホールはほぼ満員だった。

 午前中は1階ロビーの展示や体験ブースで楽しみ、お腹がすいたらお昼ご飯を駐車場のB級グルメで食べ、その後ホールで映画鑑賞というコース。

 たぶん、親子連れならとても楽しめただろう。


 しかし、「環境」にかかわることは、かなり重要だと思われるのに、知る人ぞ知るという形で「こじんまり」と開催され、しかも「国際村一番地」と同日、という状況はどうとらえればいいのだろうか。8回目というのにまたもや全然知らなかった自分自身への反省とともに、こういった啓発イベントのあり方を少し考えてしまった。


※人と自然が共に生きるまち そうか 草加市環境共生年宣言推進事業

 8th草加環境フェア

主催:草加環境推進協議会 草加市


※映画はもう1本、「伝説のスピーチ」を上映。

 参考URL

http://homepage3.nifty.com/shin_homepage/Environmental_Study/es_speech.htm


※ライフ いのちをつなぐ物語

http://onelifemovie.jp/index.html


歴史民俗資料館と「草加市の歴史と文化財ハンドブック」

 「広報そうか6月20日号」を見ていたら、「草加市の歴史と文化財ハンドブック」という冊子を配布しているという記事があった。無くなり次第終了と書いてあり、これはぜひGETせねばと思っていたが、先日訪ねた「歴史民俗資料館」で無事手に入れることができた。3000部刷ったそうだが、館長の中島さんによれば、「けっこう残り少ないかも」とおっしゃっていた。まだ広報に掲載されてから3日しか経ってないが手に入れ

たい方は急げ(広報には6月21日から配布との掲載)。


 さてこの冊子、草加市の歴史や文化財、見所(観光地)がわかりやすくまとまっているけれど、教育委員会が編纂しているだけあって、「草加市の教科書」的な雰囲気。草加市を調べる時の一次資料といった感じのものだった。

 たとえば学校の図書館や、老舗のおせんべい屋さんなどに置いてあって、「草加市っていつから人が住んでいたんだろう」と調べる小学生とか、「このへんどっか見るものあります?」と遊びに(観光に)来た人に聞かれて答える店員さんとか、そういう人向け。

 先日「歴史民俗資料館」の「草加市の河川の歴史展」に行ったときも思ったが、ここを訪ねる人は、子どもと高齢者が多い。

 「草加市について調べる」という宿題が出ている小学生。一線を退き、地元(草加)にいる時間が長くなって、あらためて草加を知りたいと思っている高齢者。

 しかし、アクティブな層、10代の若い人から、働き盛りの30代くらいの人はほとんど居ない。まあ当然といえば当然か。

 草加市観光地化計画(?!)というか、そんな形で今いろいろなイベントが行われているけれど、やはりどうしても草加ならではの「何か」が弱い。

 市外の人に「そうだ、草加市へ行こう」と思わせるための強力な「何か」。


 ちなみに今「歴史民俗資料館」では、受付前にモニタがあり、明治43年の大洪水、綾瀬川の始点から終点まで、草加の祭礼や草加もみ(草加独特の御神輿の担ぎ方)の紹介という3本の動画を見ることができる(Windows8で、画面にタッチして操作できる)。中島さんが監修して制作したとのこと。わかりやすくて興味深いので、ぜひ声をかけて見てみて欲しい。


※「『草加市の歴史と文化財ハンドブック』を刊行」

http://www.city.soka.saitama.jp/shimin/koho/h25/13062099/03/04.html


※歴史民俗資料館「草加市の河川の歴史」は8月18日まで


7月のイベントは「朝顔市」と「よさこいサンバフェスティバル」(告知)

 去年、初めて「朝顔市」に行った。ちらしの呼びかけに「今年は綾瀬川左岸広場での開催です」とわざわざ明記してあった。例年松原遊歩道での開催だったのが、去年は違っていたのだ。今年は遊歩道に戻っての開催。

 実は去年、ちょっと違和感があった。「草生人」の2012年8・9月号で『開催場所が「沿道」から「広場」に変わってしまったことで「行き来する人の賑わい」が薄れてしまった点は否めない』と書いた。スタッフも当然そう思ったのだろう。今年は「松原遊歩道」開催に戻る。


 よさこいチームとサンバチームが出演し、演舞を繰り広げるイベント「よさこいサンバフェスティバル」は、去年もかなりの賑わいで楽しかったが、第4回の今年も草加駅西口にてほぼ同じ形で行われるとのこと。

 「草生人」本誌に広告を出していただいている「珍楽」も出店するそう。

 「よさこいサンバフェス」は、地元のお店が沿道にたくさん模擬店を出していることも魅力の1つだ。草加グルメ+国際交流協会は、イベントの定番となっている。

 夕食の用意には困りませんよ(^_^)


【朝顔市】7月7日(日) 朝9時より 松原遊歩道にて

http://www.city.soka.saitama.jp/event/a04/index.html

http://www.sokasenbei.com/event_schedule.html

(中学生大判焼きコンテスト 同時開催 きっとぱりぽりくんも出ずっぱり)。


【よさこいサンバフェスティバル】7月20日(土)21日(日) 草加駅西口ロータリー

http://www.soka-yosakoi-samba.com/


草加文化会館敷地内にある大きな樽

 先日、草加文化会館大ホールでコンサートを観たあと会館敷地内をぶらぶら散策していたら、西側、綾瀬川寄りの庭に、大きな樽があることに気づいた。大人の身長よりも高いぐらいの大樽だが、屋根がついている。

 最初はしゃれたデザインのトイレかと思った。だが、近づいてみたところ、入り口は閉まっているし、トイレではないようだ。「松学庵」という表札があった。

 帰宅して調べたらあれは「樽茶室」だということがわかった。つまり、あの樽の中が部屋になっていて、畳が敷かれていて、茶会が開かれる、ということだ。


「草加市文化会館のつれづれ」という草加市文化協会が書いているブログの去年の記事「【レポート】春の茶会」で樽茶室が言及されていた。


<こちらは、樽茶室の様子。元々はお醤油をつくるために使われていた樽を、お茶室にリフォーム(?)したそうです。4人くらい入ればいっぱいになってしまうような、こぢんまりとしたお茶室で、お花や掛物が飾られ、お茶の香りが漂うと、とてもゆったりとした空気が流れます。>


(「草加市文化会館のつれづれ」より)

http://sokabunka.blog.fc2.com/blog-date-201204.html


●樽茶室で「草庵の茶」

 茶室について調べたところ、このような「こぢんまりとした茶室」における茶会こそ、「草庵の茶」(侘び茶)として千利休によって確立されて、伝統として受け継がれてきたものなのだ。


<こうした狭小な空間は、利休の志向した「直心の交」(じきしんのまじわり)、すなわち、亭主と客とが直に心を通い合わせる空間をめざしたものであった。体をかがめなければ入室できない躙口(にじりぐち)、丸太を用いた柱、土壁、壁の一部を塗り残して壁下地の木舞(格子状に組んだ竹)を見せた下地窓などが、草庵風の茶室の代表的な要素である。>

(Wikipedia「茶室」より)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%B6%E5%AE%A4


 侘びを極め、狭さを極めようとしたとき、樽に行きついたのかもしれない。

 だが、狭い樽の中で3、4人で時を過ごす状態を想像するとそれだけでわくわくする。子供のときの秘密基地遊びを思い出す。茶会に参加した方々だって、ちょっとはわくわくしたのではないだろうか。

 草加文化会館での春と秋に草加市茶道協会の主催により行われているようなので、『広報そうか』や上記のブログ「草加市文化会館のつれづれ」でチェックして、ぜひ参加してみたい。


●自分で樽茶室を作った人がいる

 さて「樽茶室」を検索すると、全国にちらほらあるらしいことがわかった。

 たとえば埼玉県新座市の蓮光寺に。樽の表面の風化が味わい深い。

 蓮光寺ホームページによると「昭和56年頃、市内栗原に住む近藤氏から譲り受けたもの」で、「もともと練馬大根の漬物樽として使われていたもの」を改造したのだという。


※蓮光寺ホームページ「境内のご案内」

http://renkouji.jp/facility/


 三重県松阪市の料理茶屋「松風」には味噌樽を再利用した茶室がある。ホームページに樽茶室内部の写真がある。当然ながら、畳が丸い!


※「松風」ホームページ「店内案内」

http://www.matsu-kaze.com/tennai.html


 三重県ではまた、造園、エクステリア会社「ガーデンアート」が自社ショップの庭園内に樽茶室を作ったという記事を見つけた。

 大正15年生まれの醤油樽を入手し、雨水を溜めて、樽に染み込んだ醤油を抜く作業を繰り返すことから始まり、こつこつと作業を続けて1年がかりでようやく今年の5月に完成した。

 「GARDEN ART 日記」というブログに経過が記されている。ただの樽が味わい深い小さな家に見事に変身した。「つくばい」「役石」「飛び石」などの日本庭園的な要素も大事なことがわかる。


※「GARDEN ART 日記」「合同イベント無事終了しました」

http://blog.livedoor.jp/gardenart3643/archives/51889123.html


 ガーデンアートの社長さんは、きっと秘密基地作りの高揚を感じていたにちがいない。


ニュースポーツを体験しよう!

●スポーツ吹矢


 ジョギングしていて「スポーツ吹矢協会 草加市部」という看板を見つけた。

 吹き矢というと、忍者の暗殺の道具か、ジャングルでの狩猟の道具というイメージだが、今、スポーツとなって表舞台に現れている。

「社団法人日本スポーツ吹矢協会」のホームページがあった。「スポーツ吹矢について」というページに説明がある。

「健康を目的とした新しい国民的スポーツ」というタイトル。そして、競技の基本説明。

「スポーツ吹矢は、5~10m離れた円形の的をめがけて息を使って矢を放ち、その得点を競うスポーツです」

 アーチェリーやダーツのようなジャンルといえそうだ。そして健康を強調している。

「健康効果の秘訣は、腹式呼吸をベースにしたスポーツ吹矢式呼吸法です。精神集中や血行促進、細胞の活性化に役立ち、内臓の諸器官にもよい影響を与えます。また精神力・集中力が身に付きます。」


※「社団法人日本スポーツ吹矢協会」

http://www.fukiya.net/


 スポーツ吹矢は、Wikipediaによると「1988年頃、長岡市の開業医・樋口裕乗が試行錯誤の末、吹矢を現代風にリニューアルしたものを考案」した、「肺機能を活性化する健康法」だったようだ。そこからルールが整備され競技に発展した。つまり日本生まれのニュースポーツ。今では全国に支部を持つ巨大組織になっている。


※Wikipedia「スポーツ吹矢」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E5%90%B9%E7%9F%A2


 YouTubeに「スポーツ吹矢」の動画がたくさん上げられていた。上級者の動作は、弓道にかなり近い静かな所作。集中力が要求されることがわかる。

「日本スポーツ吹矢協会 草加支部」は草加市体育協会に登録されている。中央公民館で練習会が開催されているらしい。『広報そうか』で情報をチェックしておこう。


●インディアカ 


 草加市体育協会に登録されているニュースポーツには「インディアカ」もあった。ドイツ発祥のスポーツだ。バレーボールを、ボールの代わりに羽根のついたシャトルコック状のボールでやるようなもの。このボールの名称がインディアカである。

 全国大会やワールドカップもある。YouTubeで競技の様子を見ると、ほとんどバレーボールに見える。トップレベルの試合では高い身体的能力や技術力が要求されそうだ。

 草加市には「草加市インディアカ連盟」があって、複数団体が加盟し、大会が行われている。


※一般社団法人日本インディアカ協会

http://www.japan-indiaca.com/index.html


●カローリング


 氷上のスポーツ「カーリング」を室内でやろう、と考案されたのがカローリングだ。

「軽やかにローリング(回転する)」という意味で命名された。カーリングのストーンの代わりに、底面に3つの車輪がついた「ジェットローラー」と呼ばれるプラスチック製の円盤を使う。頭脳と身体を駆使する氷上のチェスを体育館で体験できる。

 草加市内ではいくつかの団体が小学校の体育館を利用して練習会を行っている。昨年の11月には「市民体育祭‐アスレチック競技大会」でカローリングが行われたので、今年11月の大会でもあるかもしれない。


※日本カローリング協会

http://www.curolling.com/


 ニュースポーツはほかにもたくさんある。

 目標に金属製のボールを投げ合って、相手より近づけることを競う「ペタンク」

 かさを逆さにした形のゴールに向けて、バドミントンの羽をつけたボールをゴルフクラブで打つ「ターゲットバードゴルフ」は埼玉が発祥。

 スポーツチャンバラや綱引き競技、スポーツ雪合戦もある。どれも組織がきちんとしており、競技者が地道に切磋琢磨をしていて、着実に競技人口を伸ばしている。


 ニュースポーツのどれかが、もしかしたら将来、オリンピックの種目になっていないとは言い切れない。



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