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はじめに

 あなたは宇宙の果てについて想像したことはありますか?

 

 現代の科学技術を駆使しても、宇宙の全貌を知ることはできません。果てを見るのはもちろん、想像することさえできないとは、一体どれほど広大なのでしょう。

 そんな宇宙から見るとチリホコリにすら及ばない人類に対し、全てを創造した神は、はたして自分を崇めて欲しいなどと思っているでしょうか?

 

 誰もが知りたいと思っている神様のかたち、本当の姿について、科学的な視点から考察してみました。

 本当の神様の姿、それはあなたの想像を上回るものではありません。というのも、ここに書かれている内容は、多くの人がすでに知っている事をまとめたに過ぎないものなのですから。

 ただ、まとめたことで今まで見えなかったものが見えてきました。それを知ることで、ひょっとしたらこれからの生き方が大きく変わるほどの力が得られるかもしれません。

 

 この話が、あなたの夢を叶える、その一助となれば幸いです。

 


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最終更新日 : 2019-07-26 23:45:03

目次

はじめに

                 

冒頭の物語:ありがとうの祈り       

  

序 章                                                          

  

第1章 この世で一番大きなモノの話    

  

第2章 この世で一番小さなモノの話    

 

第3章 神様のかたち           

 

第4章 世界で一番高価なモノの話     

 

第5章 歴史と時間の話          

 

第6章 宇宙の法則            

 

第7章 ありがとうの祈り         

 

第8章 おかげさま            

 

第9章 もっとも簡単な祈り        

 

おまけの呪文 (あとがきにかえて)    

 


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最終更新日 : 2019-07-26 23:44:52

冒頭の物語:ありがとうの祈り

今日までの数日間は、あまりにも多くの出来事がありすぎて、何かを考える余裕も無いくらい忙しい日々でした。

いろんな人と会って話をしたり、家の手伝いもたくさんしました。

 

ようやく全てが片付いて眠りに付こうとした時、お母さんが僕にこんな話をしてくれたのです。

 


「宇宙から見た地球の映像を、テレビか何かで見たことはあるかしら?」

 

「うん」

 

「上も下も無い真っ暗な世界で、遠くからだとぽつんと小さい青い光にしか見えないの。でも近づくととても大きくて、生命に満ち溢れた星なんだって気が付くわ。そこには地球儀のような赤道や国境線なんかなくて、青い海と陸地と雲が見えるだけ。この星にはあなたも含めて、同時に数え切れないほどの人や動物たちがそこで暮らしているのよ」

 

「神様はそこから地球を眺めているのかな」

 

「どうかしらね」

 

「でもそんなにたくさんの人がいたら、神様も全部は見きれないかもしれないね」

 

「そんなことはないわ」

 

「なぜ?」

 

「だって神様だもん」

 

「へへ、そうなんだ。ねぇ、神様って本当にいるの?」

 

「もちろん。証拠がないからみんな自信を持って『いる』って言えないだけ。でも、いないって考える方が、逆に不自然だと思わない?」

 

「証拠があればいいのに」

 

「たとえ証拠があったとしても、悪魔の仕業に違いないって疑う人が必ず出てくると思うわ」

 

「そんな風に疑ったりしたら、神様が怒るんじゃない?」

 

「神様は怒ったりなんかしないわ。怒るくらいなら人間を最初から言うことを聞くように作ればよかったんじゃない?」

 

「そうだね。宇宙もやっぱり神様が作ったの?」

 

「そう、だから全てを終わらせることだってできるの」

 

「宇宙がなくなるってこと?」

 

「かもね。でもそうなってないっていうことは、神様がこの世界を作った目的が達成されていないってことになるわよね?」

 

「うん、でも神様の目的って?」

 

「あなたを含めた世界中の人々が、みんな幸せになることよ」

 

「そうなの?じゃあ幸せにならなかったら?」

 

「嫌でしょう?」

 

「うん」

 

「だから今から、幸せになるためのお祈りの仕方を、あなたに教えてあげるわ」

 

「幸せになるためのお祈りの仕方?」

 

「そう、あなたは、あなたがなりたい自分になるために祈らなければならないの」

 

「なりたい自分?」

 

「なりたい自分。そのために神様は、どんな願いでも叶えて下さる力を、私たちに与えて下さってるのよ」

 

「え?どんな願いも?」

 

「自分がこうなりたいと考えるなら、そうなれるように神様が手助けをして下さるの」

 

「でも僕は願った通りになってないよ。だってお母さんは……」

 

「ちょっと想像しただけではだめよ。妄想と本気をしっかり区別するには時間が必要なの。悲観的な妄想がすぐに現実化してしまうようでは困るでしょう?」

 

「本気で祈れば願いが叶うの?」

 

「そうよ、正しい方法でお祈りすればね」

 

「どうすればいいの?」

 

「神様は、欲しいと思うものを手に入れられたり、こうなりたいと思うことを現実化してくれるための宇宙の法則のようなものを用意して下さっているの。まずはその法則を理解することね」

 

「宇宙の法則?難しいの?」

 

「簡単よ。欲しいものがあっても『欲しいんです、お願いします』とお祈りしてはいけないというだけのこと。『欲しい』とお祈りすれば、その『欲しいという願い』が叶えられてしてまって、結局いつまでたっても欲しいままなの」

 

「欲しがらなければいいってこと?」

 

「そうじゃなくて、『欲しいという願い』が叶わなくなるようにすればいいのよ」

 

「ふうん。でも、どうやって?」

 

「欲しかった物を手に入れることができました、ありがとうございます』と祈れば、『手に入れられました』が叶うでしょう?」

 

「そうか!みんな今まで逆のお祈りの仕方をしてたんだね!」

 

「そういうこと。確かに無いことを、あるかのように想像するのは馬鹿馬鹿しいし、思ったより難しいわね。けど訓練すればすぐにできるようになるわ」

 

「やっぱり訓練が必要?」

 

「簡単。『ありがとう』って口に出して言えばいいだけ」

 

「それだけ?」

 

「『ありがとう』はすでに願いが叶った時に言う言葉でしょう?」

 

「あ、そうか!」

 

「しかもなるべくたくさん言うことね。たくさん言わないと神様に本気が伝わらないから」

 

「何回言えばいいの」

 

「とにかくたくさんよ。『ありがとう』をたくさん言えば言うほど、まずは身近で簡単なところから願いが叶ってくるようになるわ。そして、さらにもっとたくさん言えば大きな願いでも実現するの」

 

「たくさんっていわれても……。独り言みたいでもいいの?」

 

「もちろん。気持ちを込めて神様に対して言えれば、さらにいいわね。でも誰に対して言っても構わないのよ。身近な人、知らない人、自分自身や自然に対してでもね」

 

「ありがとうって言われて嫌がる人はいないもんね」

 

「誰もがお互いに支えあって生きているんだから、みんなもっとお互いに感謝すべきなのよ。例えばこんな言葉を知ってる?『御蔭様(おかげさま)』っていうの」

 

「『おかげさまで○○できました』って使う時の?」

 

「そう、その『おかげさま』。よく使う言葉だけど、でも本当は誰のおかげだと思う?」

 

「やっぱり神様?」

 

「うん、それもあるかもね。でもこの場合は『みんな』のおかげなの」

 

「みんなって?」

 

「あなたの知ってる人や知らない人、外国の人も含めて地球上のみーんなのことよ」

 

「それって、ちょっと多過ぎない?」

 

「そうよね、多過ぎて想像できないわよね。でもこう考えたらすぐにわかるわ。例えば、毎日給食を食べられるのは誰のおかげかな?」

 

「給食センターの人たちかなあ」

 

「実はそれだけじゃないの。給食に必要な野菜やお米を育てる人。魚を獲る人。それを預かってお店で売る人。それを買って来て調理する人。できた給食を配達してくれる人。容器を洗ってくれる人。食べ残しを片付けてくれる人。あなたはそういった大勢の人に支えられているのよ。だから給食費を払うだけで時間通りにそれを頂くことができて、その分しっかり勉強に専念できるってわけね」

 

「本当だ。そんなにたくさんの人たちの『おかげ』で、僕は給食を食べれたんだ」

 

「まだまだあるわ。料理のためのガスや電気なんかもね。特に水道、ガス、電気関係の人達は24時間体制でみんなの生活を支えてくれているのよ。ガスや電気を作るための資源は海外から輸入されているし、今こうしてお話している間にも天然ガスや原油採掘のために、世界のどこかで誰かが働いているのよ」

 

「外国の知らない人もみーんなっていう意味がわかったよ、僕が今まで何も心配せずに暮らしてこられたのは、その人たちのおかげでもあったんだね」

 

「『おかげさまで○○できました』って言う時、本当は誰の『おかげさま』なのかわかったかしら?」

 

「うん」

 

「誰にも迷惑掛けずに一人で生きていくなんて事は、本当はとてもとても難しいこと。どこかで自分の知らない誰かの支えがあるからこそ、苦労をしないで生きていくことができるの。だからどんな時も、誰にでも感謝の心を忘れてはならないの。その感謝を言葉にする時、あなたは何て言えばいいのかしら?」

 

「あっ、『ありがとう』だ!」

 

「そう、それが正しいお祈りの仕方なの。あなたの夢を支えてくれる人全てに感謝して、ついに夢が叶いました『ありがとうございます』ってお祈りすればいいのよ」

 

「神様に『ありがとうございます』って言えばいいだけじゃないんだ!」

 

「神様はみんなの心を動かして、あなたの夢が叶う様にみんなの心に働き掛けてくれるわ。だから忘れないで、あなたは決して一人じゃないってことを」

 

「うん、わかった。明日から『ありがとう』をたくさん言うようにするよ」

 

「そうね、みんなが『ありがとう』って言えば、お互いの心に働き掛け合って、幸せに満ち溢れた世界がやって来るわ。案外そう遠い未来の話じゃないかもしれないわよ」

 

「早くそうなるといいな」

 

「お母さんもそう願っているわ」

 

「うん、一緒に『ありがとう』って祈ろうね」

 

「もちろんそうするわ。さあ、今夜はずいぶんお話しちゃったわね。もうそろそろおやすみにしましょう。明日は学校に行かないといけないし、ちゃんと一人で起きられる?」

 

「起きれるよ」

 

「そう。じゃあ、おやすみなさい」

 

「うん、おやすみ」

 


 

これが僕とお母さんが交わした最後の会話でした。

 

僕は布団を被り直し、目を閉じるといつもよりゆっくりと眠りに落ちていきました。

 

眠りに落ちる直前、お母さんが最後にこう言ったのを覚えています。

 



「おやすみ。明日からは目覚めても、もうあなたの目には私が映ることはないでしょう。でも忘れないで、私はずっとあなたのそばにいることを。あなたの命の炎が燃え尽きて、さらにあなたの子供の命が尽きるまで、決して私はあなたのそばから離れることはないということを」

 

 


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最終更新日 : 2019-07-26 23:46:10

序章

「この時にはすでに、お母さんは亡くなっていらっしゃったみたいね」

 

「大切な人に亡くなられたら、誰もが自分が生きている理由について考えてしまうものなんだろうね。でも内容はともかく、夢か現実かよくわからない話だとは思わないかい?」

 

「夢だとしてもこれだけの思いのこもったメッセージだからね、しっかり受け止めないと」

 

「それはそうだけどね。世界中にこのメッセージが伝われば、少しは争いも減るかもしれないし」

 

「よし!このメッセージがもっと理解されやすくなるように、もう少し掘り下げて考えてみましょうよ」

 

「掘り下げ過ぎて、かえってわからなくならないように気を付けてよ」

 

「そこは任せて。じゃあ、早速始めましょう」

 

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最終更新日 : 2019-07-26 23:46:59

第1章 この世で一番大きなモノの話

「まずは、今私たちが存在している場所について確認してみましょう」

 

「『私たちが存在している場所』とは、ずいぶん大袈裟な表現だね」

 

「えぇ、宇宙的スケールでの存在場所について考えてみようと思って」

 

「宇宙のどの辺りに地球があるかってこと?」

 

「そうよ。ただ、基準のない空間で闇雲に場所を探っても意味がないから、暫定的に基準を設けることにするわ」

 

「基準?」

 

「例えば太陽。それが一番わかりやすいでしょうね。しかも実感しやすくするために縮尺を1億分の1にサイズダウンしてみましょう」

 

「1億分の1、すると太陽の大きさはどれ位になるんだい?」

 

「直径13m92cmよ」

 

「へぇ、じゃあ地球は?」

 

「直径12.8cm。ソフトボールぐらいね」

 

「えっ、メートルじゃなくてセンチ!? それはなんでも小さ過ぎなんじゃないの?」

 

「でもこれが本当の縮尺なのよ。テレビなどで見掛けるのは、距離も大きさも全くのいい加減。まぁ、そうしないと表現しきれないからなんでしょうけど」

 

「そうなんだ。確かにこれだけサイズが違うんじゃ、テレビの画面内に両方は収まりそうにないしね。じゃあ、月はどう?月は地球より小さいんだよね?」

 

「その通り。月はもっと小さくて3.5cmだから、ピンポン玉くらいね」

 

「そうだろうね。でもよく考えると、太陽と月の大きさがこれだけ違うんだったら、地球から見た時の『見掛けの大きさ』ってのも違ってなきゃおかしいんじゃないかな?地球で暮らす僕らにはどっちも同じ大きさに見えるんだけど」

 

「その通り。要するにそれぞれ地球からの距離が全然違ってるのよ。この縮尺なら月は地球から38mのところを回っていることになるわ」

 

「えっ、38m!?……ってそんな彼方のピンポン玉ならほとんど点じゃないか!?

 

「えぇ、でも太陽は14m近くあるからね。もっともっと遠くでないと月と同じ大きさには見えないわ」

 

「だろうね。どれくらい?」

 

「なんと1.5kmの彼方になりまーす」

 

1.5km!? まさか。いきなり単位が違うんで、にわかには信じられないな」

 

「テレビが映し出すイメージとは全然違うから」

 

「ふぅ、なるほど。そういえば地球を回る国際宇宙ステーションというのもあったね。それはどうなの?」

 

「太陽電池パネルを広げた大きさはサッカー場2面分と言われてるけど、1億分の1ならきっとホコリよりも小さいわね。実際の国際宇宙ステーションは地上約400kmのところを飛んでるから、地球をソフトボールに置き換えたなら、その表面から4mm離れたところを回っている感じかしら」

 

 

 

 

 4mm!?……今度はやけに近いんだな。でも数字を見ると確かにそうなんだよね。ということは、38m先の月まで行って帰ってきたアポロ宇宙船っていうのは、ホントにすごかったんだな」

 

「だよねー。でも、今のところ月よりも遠方へ行った人間は、まだ誰もいないのよ」

 

「惑星までたどり着いたのは、みんな探査機だったね」

 

「そう、人は乗ってないし。じゃあ、ここからはドンドン遠くへ向かうわよ」

 

「そうだ、太陽系にはまだ星がたくさんあったっけ」

 

 

 

「どう?何か感じるところはある?」

 

「まぁ何というか、自分の中で想像していた太陽系のイメージとはずいぶん違うかな。木星と土星は他の星と比べてやけに大きいし」

 

「いいところに気が付いたわね。実はこの二つの惑星の強大な重力が彗星や小惑星を引き付けて、これより内側の惑星を守ってくれているらしいの」

 

「へぇ、それは有り難い」

 

「えぇ」 

 

 

 

「あと、海王星は45km彼方って、そんなに遠くて太陽の引力は本当に働いているのかい?」

 

「もちろん。地球上にいると、地球の重力が強すぎてとても太陽の引力なんて実感できないけどね」

 

「太陽系の端は海王星と言っていいの?ほら、昔は冥王星とかあったじゃない」

 

「それが実は、太陽系の端についてはまだよくわかっていないのよ。太陽を中心にして回る無数の小惑星から細かいチリに至るまで含めると、海王星よりまだ何倍も先まで広がっているらしいとしか」

  

 

 

 「まぁ、見に行った人もいないしね」

 

「早く行けるようになれば、うれしいんだけどね。それじゃあ、次はいよいよ太陽系脱出よ」

 

「よっしゃ。太陽系抜け出して今度はどこ行こう?」

 

「この太陽系から一番近い恒星、つまり太陽みたいに燃えてる星よ。名前は『アルファケンタウリ』。1億分の1の縮尺だと約40km彼方になるわ」

 

40kmって言われても、まったく想像がつかなんだけど」

 

「地球から月までの、実際の距離が38kmだから、それよりまだ遠いわね」

 

「前の表にあった太陽から海王星まで45kmというのも驚きだけど、隣の星までがそんなに遠かったとは」

 

「実際の距離をkmで表すと桁が大きなり過ぎて、かえって想像が難しくなくなるから、ここからは天文学で使われている『光年』という単位に切り換えましょう」

 

「聞いたことある。たしか光が一年掛けて進む距離だよね」

 

「そう」

 

「でも具体的にはどれくらい?」

 

「この世で一番速いとされている電気、光の速度は秒速約30km1秒間に30km進むということは、例えば地球から月までなら1.3秒で到達できるし、太陽までなら817秒で到達できるわ」

 

「はぁ~。その速度で1年かかって進む距離が『1光年』なんだ。その単位で距離を計るとしたら、さっきの一番近い星まではどれ位になるんだろう?」

 

4.3光年よ」

 

「光なんて目にも止まらぬ速さだと思っていたけど、意外に遅いんだね」

 

「ええっとー……」

 

「じゃあ2番目に近い星はどれくらい?」

 

「おおいぬ座のシリウスで8.6光年先になりまーす」

 

「なんと、倍じゃないか。じゃあ3番目は?」

 

「知りませーん」

 

「あっそ。まぁいいや。じゃあ、その星にも地球みたいな惑星が回ってるのかな?」

 

「今のところ発見はされてないんだけど、可能性としてはあるでしょうね」

 

「ということは、そこにも何らかの生命体が暮らしているかもしれないわけだね」

 

「まあ、あくまでも可能性だけど、ないとは言い切れないわね」

 

「なんだよ、案外夢がないなぁ」

 

「学者さんによって意見の違いもあるけど、宇宙には生命が満ちあふれているって言う人もいるし、いろんな条件を考えると逆にほとんど存在しないんじゃないかって言う人もいるわ」

 

「でも宇宙には無限に星があるんだろう?」

 

「そうね。まず、太陽みたいな恒星が約1000万個以上集まって、渦巻き状の銀河を構成してるの。写真を見たことあるでしょう?こんな天体写真」

  

 

 

 「あぁ、何とか星雲ってヤツだね。この点々がみんな太陽と同じもの?」

 

「そうよ。私たちが所属している『銀河系』についていうと、直径が推定で10万光年、太陽系は中心から約3万光年の位置にあると考えられているの」

 

10万光年って、もうわけがわからない大きさだ。しかも宇宙には、その巨大なのがたくさんあるっていうんだろう?」

 

「えぇ、一番近いところだと約230万光年先にある、その名も有名なアンドロメダ大星雲で、観測されている内でもっとも遠くにあるのは、百数十億光年彼方と言われてるわ。銀河系の正確な総数はもちろんわからないんだけど、1000億以上はあるだろうと計算されているみたい」

 

「そんなものが計算できるの!?

 

「世の中には不思議なことを研究なさる方も、少なからずいらっしゃるのですよ」

 

「でも宇宙の果てまでは、まだわかってないんでしょ?」

 

「もちろん。でも、日夜そんな研究をしている方々もまた少なからずいらっしゃるのよ」

 

「ご苦労様です」

 



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