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ねえ、君

どうしてここへ来たの?

 

わたしは、そおっと やさしそうな顔をした

レトリバー犬にきいてみました。

 

 

 


7
最終更新日 : 2013-06-02 10:06:45

大きくなりすぎたから、

もう世話ができないよ って

おとうさんと、おかあさんが言うんだ

 

ボクが大型犬だって、

知っていたはずなのになぁ・・・

 

そして悲しそうに、うつむきました。

 

 

わたしは、胸がいっぱいになりました。

 

 

 

 

 

 


8
最終更新日 : 2013-06-02 10:07:10

りっぱな体格をした猟犬は、

うつろな目をして言いました。

 

ボクが吠えるから苦情がくるし、

もう飼えないからって

ここへ来たんだけど、これからどうなるの?

 

なんかここは、とても苦手だなぁ。

 

ボクが吠えるのは、ちゃんと理由があるんだ。

気がついて欲しいのに・・・

 

わたしは、柵の間に手をいれて、

やさしく なでてあげることしか、

できませんでした。

 


9
最終更新日 : 2013-06-02 10:07:27

からだの毛が抜け落ちて

赤くただれた足をひきずって歩く老犬は、

皮膚病のようです。

 

かわいそうに・・・

「どうか、すこしでも 

苦痛を少なくしてあげてください。」

 

わたしは、神様と天使におねがいしました。

 

 

 

 


10
最終更新日 : 2013-06-02 10:07:43

となりのオリへいくと

 

まだ子どもの、かわいらしい雑種犬が

あまえた目をして 伝えてきました。

 

 

 


11
最終更新日 : 2013-06-02 10:08:01


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