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ワンワン! ぎゃんぎゃん!

 

施設に一歩足をふみ入れると、

不安とさびしさで

吠える、犬の声でいっぱいです。

 

 

 

 

 

 

 

 


5
最終更新日 : 2013-06-02 10:06:10

施設の中は、収容された日や

捕獲された場所、

犬どうしの相性などによって

いくつかのオリに、分けられています。

 


6
最終更新日 : 2013-06-14 08:25:53

ねえ、君

どうしてここへ来たの?

 

わたしは、そおっと やさしそうな顔をした

レトリバー犬にきいてみました。

 

 

 


7
最終更新日 : 2013-06-02 10:06:45

大きくなりすぎたから、

もう世話ができないよ って

おとうさんと、おかあさんが言うんだ

 

ボクが大型犬だって、

知っていたはずなのになぁ・・・

 

そして悲しそうに、うつむきました。

 

 

わたしは、胸がいっぱいになりました。

 

 

 

 

 

 


8
最終更新日 : 2013-06-02 10:07:10

りっぱな体格をした猟犬は、

うつろな目をして言いました。

 

ボクが吠えるから苦情がくるし、

もう飼えないからって

ここへ来たんだけど、これからどうなるの?

 

なんかここは、とても苦手だなぁ。

 

ボクが吠えるのは、ちゃんと理由があるんだ。

気がついて欲しいのに・・・

 

わたしは、柵の間に手をいれて、

やさしく なでてあげることしか、

できませんでした。

 


9
最終更新日 : 2013-06-02 10:07:27


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