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一石三鳥の呼吸法

一石三鳥の呼吸法


というわけで、今回はマインドフルネスを鍛え、自己肯定感を強化し、身体を整える一石三鳥のワークとして呼吸法をご紹介します。

1)マインドフルネスを鍛える効果

古来よりマインドフルネスを鍛える方法として呼吸法が使われています。禅では呼吸の出入りする鼻の感覚や呼吸の数に注目します。ヴィパッサナ瞑想では腹式呼吸のおなかの動きに注目します。どこに注目するとやりやすいかいろいろ試してみてください。

人の意識が注目できるのは同時には一つだけなので、呼吸にきちんと注目できれば思考はいったんとまります。つまりどんなにネガティブなことを考えていたとしてもいったんはそのネガティブ思考を手放すことができるのです。




ところが、心は退屈なことが嫌いですから、すぐに何か考え出してしまいます。いわゆる雑念ですね。禅であれば雑念にとらわれていたとして先輩の僧にキョウサクでたたいてもらうところです。たたいてもらうことでマインドフルネスに戻るのです。ネガティブ思考していた人、ストレスやトラブルを抱えていた人はすぐにネガティブ思考を始めるでしょう。

そこで、思考が始まったことに気づいたらすぐに呼吸に注目を戻すのです。すると思考はいったんとまります。また思考にとらわれ、また呼吸に戻って思考を手放し…と繰り返すことでだんだんとマインドフルネスが鍛えられてきます。これが禅や瞑想の極意です。


2)自己肯定感強化の効果

つぎに、この呼吸法の練習を毎日やると自分に約束します。そして実際に毎日やるのです。実施時間を何分間に(何時間!?)にするかは自分で決めます。そのさい、何があっても必ずできる時間に設定します。二日酔いでも、寝不足でも、熱があっても、体調が悪くても必ずできる時間にします。私は3分です。余力があればもっとすればいいのです。余力がなくても3分は必ずします。毎日必ず行うことによって「自分は実行力がある」「決めたことはやりとおす人間だ」というポジティブな暗示が潜在意識にはいります。その結果自己肯定感が強化されます。

3)身体を整える

また意図的に呼吸する時は深くて穏やかな呼吸をするものです。その結果自律神経が整います。身体が整えば、マインドフルネスも自己肯定感もさらに強くなっていくことでしょう。