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はじめに

 サラリーマンというものは組織の中で行動しています。したがって多くの場合のその個性や人格を消して生きているのではないでしょうか。組織の中でも、個人としての個性や才能を発揮できる環境にいる人は幸せです。しかしそのような人はどの位いるものでしょうか。少なくとも私にはできませんでした。

 女性のOLであれば事務という個性を消した仕事の中で、自分としての仕事を認められないという屈辱や怒りをもっているのではないでしょうか。非正規雇用の人ではなおさらではないでしょうか。

 

 私たちは、もっとやりがいのある仕事がしたいと思っても多くは会社からは相手にされません。自分のなりたいものになるのはどうしても自分で道を切り開いていくしかありません。

自己実現について東大名誉教授 竹内 均氏は、「人生の理想は『自己実現』である」と言っています。先生は自己実現とは、

 ①好きなことをやり、

 ②それで食うことができ、

 ③しかもそれが他人によって高く評価されることである。

とし、「また、自分の好きなことが見つかったとしても、自己実現をしようとするものはまず勤勉に働かなければならない。」と言っています。

そして、勤勉のポイントは、「『やれることからやる』ことである。・・・自己実現のための『自分の好きなこと』を『大きい夢』と呼ぶとすれば、今すぐ『小さい一歩』を踏み出すことが重要である・・・」と言います。

小さな努力の積み重ねが、大きな成功に導く唯一の方法であることは、一芸に秀でた人の多くが語ります。他人によって高く評価されることは、人や社会の役に立つもの、人に勇気や元気を与えるものなどでしょう。

 

私の考え方は、スペシャリストになることはすごく重要だと思います。

スペシャリストになるとは

→人のあまりやらないことをやる。

→資格にはこだわらない。

→やりたいことが明確でないなら、人の役に立つ/社会の役に立つ仕事を!

と考えています。

人の役に立つ仕事をするということは、自分の存在価値があるということ。生きている意味があることです。

→自律的生き方だけでなく、他律的生き方もあります。(生かされている)

 

・ソーシャルビジネスの可能性、共感性

お金にはあまりならなくても、スペシャリストとしての専門知識・キャリア・スキルが身につくと生きていくうえでの財産になります。

また、キャリアは何歳になっても開発できるものと思います。(誰でも最初は始めてです。生涯現役の人生観)

まず自分の目標を具体化しましょう。そして、目標の設定と理由を明確に書きとどめましょう?

まず小さな目標設定から。小さな目標達成を積み重ねましょう。

目標を持つと自分のエネルギーが出ます。

 

 一気にはいかなくても徐々に力を蓄えていき、いつか羽ばたける日がくるように準備していかなければなりません。そのような決意、準備なくして自己実現ははかられません。

 要は自分の決意しだいです。副業からでもいいではないですか?やってみましょう。

インターネット時代はその道を具体的に容易にしてくれました。インターネットをつかってデビューしましょう。

 

著者 キャリア・コンサルタント、起業コンサルタント

上田信一郎


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1.コンサルタント、カウンセラー、アドバイザー等は、今日からでも既存資格と関係なければ、自分で名乗ればなれるもの。

 

世の中にはいろいろなコンサルタントやカウンセラー、アドバイザーがいますが、そのほとんどは公的な資格には関係がありません。これらを名乗るのは自由なのです。

 

 たとえば、ダイエットの指導をする場合に、ダイエットコンサルタントを名乗るのはもちろん自由ということです。経営コンサルタントという名前の資格はありませんから、世の中の多くの経営コンサルタントは資格名に頼って仕事をしているわけではありません。逆にこの分野の唯一の国家資格である中小企業診断士は名前から言ってもかえって大企業の経営コンサルティングはやりにくいでしょう。国家資格といっても国から特別に仕事を与えてくれるわけでもありません。

 

むしろ今までにない新分野のユニークな職種名をアピールすれば注目されるのではないでしょうか。 

 

 名刺にその職名をすりこんでアピールすることを考えてください。何かわくわくしませんか。これは大きな自己実現への1歩です。自分でその新しい分野を切り開いていくパイオニアになることです。

 

重要なことは社会的にニーズがあるのかどうか、仕事・お金が取れるのかどうかです。

 

 離婚アドバイザーという職種が生まれてきたのも、離婚数が増え社会的にも後ろめたさが減り、その悩みが表面化し、市場が形成されてきたことから成立してきました。社会的ニーズはもともとあったのですが潜在化していたのです。それが時代とともに顕在化してきたわけです。顕在化してくれば仕事として成立する可能性が出てきます。依頼しお金を払うのは受益者です。離婚の問題に悩む人が、その解決のためにどうすれば良いのか相談する時に対価が発生します。

もちろん離婚に関わる訴訟や調停になれば弁護士の仕事になります。

また、社会的ニーズがあっても仕事になるかどうかは、お金がいたただけるのかどうかです。ボランティア性はあってよいのですが、仕事となれば持続性が重要です。仕事としてやる場合はビジネスとしてお金のいただける仕組みが必要でしょう。


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2.既存資格の種類と性格

すでに資格として世の中に確立している名称を名乗るわけにはいきません。また、資格にも種類があり、公的な位置づけがあるものもあります。ご存知かも知れませんがまず資格の種類と性格について整理していきましょう。

 

(1) 資格発行主体から見た資格の種類

 資格は発行主体から、国家資格、公的資格、民間資格に分かれます。

 

a.国家資格

安全や衛生の確保、取引適正化などの行政目的実現のため、国が、一定の業務に従事する上で必要とされる専門知識、経験、技能などに関する基準を満たしていると判定したものについて、法令に基づき、当該業務への従事、管理監督者への就任又は一定の称号を認めたものです。

 法令に基づいてその位置づけや権能が規定されているため、国にもその成立に責任がともなっています。ただし後述しますが、その権限に関わる位置づけに関しては単に称号を認めただけのものもあり、仕事になるかどうかは別問題です。

 

b.公的資格

一般的に公的資格と言われるのは、監督省庁が大臣認定、長官認定をしているものと地方自治体の長が認定しているものと言えでしょう。かっては多くありましたが行政改革で多くは公益法人による民間資格に分類されるようになりました。英検、漢検のようなものです。

ただし、英検、漢検、簿記検定のように検定資格として社会的に定着し、英検・漢検などは大学入試時の評価がある場合もあり、簿記検定なども就職転職時の評価で実績があります。民間資格が弱いということには一概にならないのは言うまでもありません。

現状の公的資格では都道府県知事の認定によるものがあります。ホームヘルパーは都道府県単位で、都道府県知事と指定講習開催機関との共同修了認定になります。介護支援専門員(ケアマネージャー)も都道府県の認定資格です。

 

c.民間資格

民間資格という場合の「民間」の意味は、国から見て地方自治体と国の特殊法人やその他の特別の法律に基づく法人以外は、公益法人を始めすべて民間となります。しかし、民間の実態には各種あり民間資格発行主体には大きく分けて、独立行政法人、公益法人(財団法人、社団法人)、NPO法人、任意法人、株式会社があります。

中心となるのは独立行政法人、公益法人資格ですが、独立行政法人は国家資格試験の代行なども行っています。公益法人資格は、特に一般財団法人、一般社団法人が自由に設立できることから従来の大臣認定だったが公的資格から純粋の民間資格まで多様なものが存在しています。

また、特定非営利活動法人いわゆるNPO法人の設立も自由にできることからNPO法人の資格発行も多くあります。

任意法人では、法人化されていない協会や協議会などがあります。

株式会社資格は資格としてはビジネス性が強く出る印象があり、公平性の点から少ないのが現状ですが、コンピューター分野でベンダー資格という事業者のスキル認定資格が定着しています。ベンダーとは販売業者のことで、国際化の波によりコンピューター分野ではマイクロソフトの資格のようにベンダー資格が普及してきて、人材派遣や転職などの統一したスキル評価のモノサシとしての効果があります。

 

(2) 業務上の資格の必要性と効力

 

資格には、資格だけで法的な効力をもっているものと、そうでない一般のものがあります。国家資格の中でもまた効力が分類されます。この国家資格の効力として一般的に、業務独占資格、必置資格、名称独占資格の3つに分類されます。

 

a.業務独占資格

その資格を有する者でなければ一定の業務活動に従事することができないもの(業務独占資格一覧 参照)で、資格を持たない者が行えば法律で罰せられる強い規定のあるものです。国家資格ではないが、自動車の免許を持たないものが自動車を運転してはいけないという内容と同様です。

 

 

b.必置資格

一定の事業場などにおいて、その資格を有する者のうちから管理監督者を選任することが義務付けられているもの(例:衛生管理者など)及び有資格者の配置が義務付けられているものです。

不動産会社事業所において、従業員5人に1人は宅地建物取引主任者の資格を持っていなければならないというような規定のある分野です。経営者が必ずしも必置資格保有の管理監督者でなくても構わず、事業場現場において専門知識をもった管理監督的役割の人材の必要性を示します。

 

c.名称独占資格

資格を有する者でなければ一定の名称(称号)を用いることができないもの又は単に専門的知識・技能を有する旨を公証するもの(例:栄養士など)です。

資格だけでは仕事を生むものではない多くの資格がこれにあたります。ただし、一部の事業では業務上必要とされ、必置性が発生してきていますが、法律上の定めが

ないものです。業務が先行し法律が後追いするので、規定だけでなく実態について調べておく必要があります。

 また、名称独占資格には技能検定による専門的知識、技能の能力を評価認定するものも含まれています。技能検定とは、職業能力評価の観点で、労働者の技能を一定の基準で公証する制度で、厚生労働省の技能士制度がこれにあたります。FP技能士、キャリアコンサルティング技能士などホワイトカラー的なものもありますが、もともとは職人的な分野の技能認定の資格です。

 名称独占資格のある程度のものは名称だけ法律で規定され特別の権限がありません。


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著者 上田信一郎 略歴

■株式会社ライフワーク代表取締役

キャリア・コンサルタント、起業コンサルタント、元、起業家養成スクール・人材バンク社長、教育産業新規事業開発スタッフなどを歴任後1997年独立、

20001月現法人設立。聖学院大学政治経済学部キャリアデザイン非常勤講師(20074月~)

NPOエコグリーン協会(環境植物人材養成)理事、一般社団法人 高齢者活躍連絡協議会(高齢者の仕事振興)理事、不動産市民相談センター理事など

■事業内容

○大学生の就職活動支援 講師・キャリアデザイン講師、キャリア関連講座企画・教材制作

○社会人のキャリアコンサルティング(Webオールアバウトにて相談受託)

○教育関連事業(ビジネス・社会人・資格・スキルなど)企画開発、スクール事業立上げ支援、教材制作受託

○企業新規事業開発支援、起業コンサルティング

○書籍・雑誌執筆、出版企画 

■著書

●「社畜」と言われようと会社を辞めるな!角川マガジンズ(角川SSC新書)

●「サードジョブ」講談社 

●「60歳からの仕事ガイド」実業之日本社 発売

●「レンタル収納商売の始め方・儲け方」ぱる出版

●「パソコン便利屋の始め方・儲け方」ぱる出版

●「これが資格で生きる道」洋泉社ムック           

●「便利屋商売の始め方・儲け方」ぱる出版              

●「インストラクター・講師資格ガイド」ぱる出版            

●「世界資格チャレンジブック」同文館出版                 

●「キャリア・コンルタントになる本」ぱる出版            

●“現代「手に職」ガイド”実業之日本社                  

●「45歳からの転職・独立を成功させる本」かんき出版    

■ 雑誌執筆 

●プレジデント「資格関係」、PHPほんとうの時代「これだけある60代の働き方」、主婦と生活社「トクをする年金と保険・60歳からのワークスタイル」、ビジネス社 

50代からの自己実現雑誌 ON!、日経YOU TURN(日経事業出版)、「あなたにもできるコミュニティビジネス」、「ヒットする超専門店」「ニュースペシャリスト

で生きがい独立」、フォーブス(ぎょうせい)「50にして立つ」、ベンチャークラブ(東洋経済新報社)「40代からの起業」、独立王(ぶんか社)、ポケットカンパニー(実業之日本社)「マルチメディアビジネス」「インターネットビジネス」「中高年からの起業」、金儲け大作戦(双葉社)、めざせ独立起業(日経ホーム出版)、独立倶楽部(椎名総合企画)連載「ニュースペシャリストで独立しよう」、「バンカー(近代セールス社)「銀行マンの資格取得」、東京中日スポーツ新聞「中高年のサバイバルスキーム」1年連載コラム などに執筆。

 

■ビジネス講座、生涯学習講座(聖学院生涯学習センター、淑徳大学エクステンションセンター)大学就職活動・キャリア講座企画・講師(千葉商科大学、東京工科大学、千葉経済大学など)、緊急雇用対策基金訓練講座・求職者支援職業能力講座講師、独立起業講座講師など

 

  お問い合わせ

 独立起業のご相談は、企画書のアドバイスは

 キャリア・コンサルタント、起業コンサルタントの 上田信一郎

 lifework_ueda@yahoo.co.jp  まで

 

 

発行所 株式会社ライフワーク

http://lifework.dnserve.com/

                  著者 上田信一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 


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