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プロジェクト

災害対策部

災害対策部は、2011年度の始動から3年が経過した。2013年度も東日本大震災で水損した映画フィルムの救済依頼があったことから、被災地からの問い合わせ等は来年度も続くことが予想される。

 

2013年度の活動カレンダー:

 

2013年5月

総務省「震災関連デジタルアーカイブ構築・運用のためのガイドライン」が小会災害対策部を「出所・参考資料」として掲載。 

2013年6月 

「防災・避難訓練」(参加者2名)

『史料ネットNews Letter』第73号(歴史資料ネットワーク)に以下のレポート2点を掲載

「映画保存協会の取り組みと災害対策部について」

「被災した映像資料の簡易洗浄ガイドを作成した経緯と意図」 

 2014年3月

「『被災した映画フィルムの簡易洗浄と検査』作業補助・見学会」開催(参加者6名)

『ネットワーク資料保存』第107号日本図書館協会資料保存委員会)に「資料保存セミナー『写真でつながるプロジェクト』参加報告」を掲載。 

 

応急処置の実務としては、水損した映画フィルム30本を岩手県大船渡市で扱った(東京藝術大学社会連携センター「風景と心の修景および創景事業プロジェクト」の依頼による)。

また、広報活動として月刊メルマガFPSに活動報告を連載し、災害対策部のチラシを国内8カ所に配布した。


最終更新日 : 2014-05-23 01:20:08

文京映像史料館

事業名:映像資料の上映及び調査保存事業の委託(2013年8月~2014年3月)

 

【事業のあらまし】

映画保存協会は、2007年より事務所を東京都文京区の谷根千〈記憶の蔵〉に移転し、移転に前後して地域に密着した活動にも注力するようになった。そして2010年、文京区ゆかりの映像を保存すべく「文京映像史料館(BFA)」を設立。文京区の委託により、地域映像の探索・調査・デジタル化・上映会の開催等の事業を担うことになり、成果発表の場として巡回上映会「フィルムに残る文京区くらし」を計9回開催した。

 

【活動報告】

1.     文京区内に眠るフィルムのデジタル化

巡回上映会のアンケートで「フィルムを持っている」という返答を寄せてくださった方にフィルムをご提供いただいた。内、予算内で可能であった千駄木三丁目南部町会制作・所蔵『創立20周年祝典』をDVD化した。

2.     巡回上映会の開催

2013年度は回の汐見・真砂篇と第9回の総集編を文京区主催事業として実施。

 

・文京映像史料館 巡回上映会 フィルムに残る文京のくらしVol.008 汐見・真砂篇

日時:2013年1117日(日)14:3016:00/会場:文京区男女平等センター研修室A

主催:文京区 共催:文京映像史料館 協力:谷根千工房、株式会社東京光音、コガタ社

参加者:約40名

 

DVD上映)

『創立20周年祝典』1977 8mm カラー 20分 千駄木三丁目南部町会撮影

『上真砂町会 祭礼』1959 8mm 無声 カラー 11分 日本義手足製造株式会社所蔵

『真砂小屋上』撮影年不明 16mm 無声 白黒 4分 日本義手足製造株式会社所蔵

『家族 正月』撮影年不明 16mm 無声 白黒 12分 日本義手足製造株式会社所蔵

 16mmフィル上映)*東京都立多摩図書館所蔵

 『文教の歩みをたずねて 文京の文化財』1975年 カラー 30分 岩波映画製作

 


最終更新日 : 2014-05-12 18:46:58

文京映像史料館

主な感想(アンケートより)

上真砂町会祭礼のような祭りは町の風景の写しそれがとても良く出ていたと思作品として出来ているので見やすかった60代 高木悠次さん

これまで上映会の開催を知らなかったので見られなかったのは残念です別のかたちでも再公開してください40匿名希望さん


・文京映像史料館 巡回上映会 フィルムに残る文京のくらし vol.009 総集編

 日時:平成2639日(日)14:3016:00/会場:根津地域活動センター 不忍通りふれあい館

主催:文京区 共催:文京映像史料館 協力:谷根千工房、株式会社東京光音、コガタ社

参加者:約130

 

DVD上映)*ピアノ演奏 柳下美恵

『フィルムに残る文京区のくらし 総集編』201450分 白黒・カラー混合

 16mmフィルム上映)*東京都立多摩図書館所蔵

『神田川』東京都映画協会制作 1986 10分 カラー

『佐藤英夫の近くへいきたい 湯島・本郷篇』東京都映画協会制作 1984 14分 カラー

 

主な感想(アンケートより)

散漫になりがちな映像をピアノがうまくつなげてくれたと思います。都電の映像は懐かしかったです。ピアノもステキでしたが、語り部が語ってくれればもっとよいのでは?特に所有者、提供者、関係者が多少なりとも語ってくれれば… または、来場者が何か知っていれば語るとか、工夫は色々あるように思いました。(60代 会社員)

文京出身の私にはどこか心の根底に文京区LOVEがあります。楽しかった小学校時代には今は見られない文京区の姿がたくさんあったからです。今こそ「文教」などと言っていますが、工場もたくさんあり、その間を遊んで過ごしたものです。(40代 会社員)

 

【今後の課題】

予算内でデジタル化できなかった貴重なフィルムも見つかっており、次年度はこれらのデジタル化を進めたい。また、上映会の来場者等からDVD貸出しのリクエストを度々いただいており、目録整備等が早急に求められる


最終更新日 : 2014-05-07 20:45:08

翻訳・映画保存資料室・その他

翻訳

 

レイ・エドモンドソン著『視聴覚アーカイブ活動:その哲学と原則』の日本語改訂版を公開した。また、モントリオールの出版社カブース(caboose)の映写に関する出版物の企画から派生した「プラネタリー・プロジェクション」というオーラルヒストリー・プロジェクトに協力し、川崎市市民ミュージアム等で映写のお仕事をされている神田麻美さんにお話をうかがった。さらに、世界で初めてフィルムアーカイブの設立を訴える文書とされるポーランド出身のボレスワフ・マトゥシェフスキ著「歴史の新しい情報源: 歴史的な映画のための保管場所の創設」(試訳)を公開した。東京国立近代美術館フィルムセンター展示室のパネルの英訳も継続している。

 

映画保存資料室

 

映画保存資料室では、会員が持ち寄った映画保存を学ぶための資料を中心に目録を作成し、閲覧可能にしている。2013年度は38件の資料を新たに加えることができた。
 
所蔵資料件数 2012年度末:1,475 → 2013年度末:1,513

 

その他

 

映画保存協会の公式HPをリニューアルした。また、ユネスコ世界視聴覚遺産の日を記念して手ぬぐい(前年度と同じデザインの色違い3色:緑、赤、茶)を制作した。


最終更新日 : 2015-05-20 11:18:20