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はじめに

 ブラム・ストーカーの著書『ドラキュラ』では、吸血鬼は悪魔です。
悪魔は聖書の記録の中に登場しますが、吸血鬼は登場しません。その上それを助長する記録もありません。それでは何故「吸血鬼は悪魔である!」と言われるのでしょうか。本書ではそれを説明します。なお、聖書外典に吸血鬼の記録だ思われている書があるらしいのですが、キリスト教に属している方は聖書外典を拒むかも知れません。ですので聖書外典を避けて説明します。

 私が吸血鬼に興味を持ったのは小学四年生の頃でした。ある映画を見てそれに惹かれ、設定をひたすら書いたのがきっかけです。中学校に入学するとインターネットが使えるようになったので、総合学習の時間に動物や植物の生態を調べる人のなかで私は、吸血鬼について調べました。満足に情報を集められた気になっていましたが、友人からの根本的な質問に答えられませんでした。それが凄くショックでした。
「何故、吸血するの?」
衝撃的過ぎて言葉が出ませんでした。やっと「我々人間が食事をするのと同じ」と回答ができても「死んでいるのに?」と言われたときには逃げたい気分でした。吸血鬼に詳しいと豪語しながら、根本的なことを知らない自分にも嫌気を起こし、その後も調べ続けたのです。
調べ続けた理由がもう一つあります。
私は本気で「吸血鬼になりたい!」と思っていた……、という今思うと笑ってしまいそうな理由です。

あなたは吸血鬼が好きですか。吸血鬼になりたいと思ったことはありますか。それは何の影響ですか。
残念ながら、私は現在も人間です。
『吸血鬼になってイジメっ子に仕返しをしてやるぅ!』
そう思っていましたが、今は人間でいることに満足しています。
もしもあなたが「吸血鬼になりたい!」と本気で願っているのであればこの先を読んでください。しかし本書では、悪魔と吸血鬼の関係について書いてあり、聖書の言葉が頻繁に出てきます。それが嫌な方には、読まないことを強くお勧めします。気分を害してしまうかも知れません。
何も知らずに申し訳なく思います。

本書を読まれた方に、内容を信じるようにとは言いません。しかし私が調べて『なるほど!』と思ったことを書いているので、悪く言うのは勘弁してくださいね。また、宗教勧誘のような表現を使ってしまいますが、本書はそういうモノではありませんので安心して読んでください。
ここからは興味を持たれる方、あるいは興味を持たれた方だけお進みください。

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最終更新日 : 2013-04-11 14:24:48

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