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医療現場での CT(キャラハン・テクニック)TFT

医療現場での CT(キャラハン・テクニック)TFT

Roopa Chari, M. D., TFT-Dx (2000-2001)
ルーパ・チャリ 医師

 私が自分の患者にCT(キャラハン・テクニック)TFTを使い始めて今や 3 年が経つが、TFTの結果に未だに驚き続けている。

ケース 1:
 2000 年 4 月、ひどく取り乱した 50 歳くらいの青白い年配の紳士が、とても深刻な痛風の自然療法を受けにやってきた。彼の右足の指は、かなり赤く、腫れていて、深刻な痛みを伴っており、足全体は 2 ヶ月以上も前から非常な圧痛があった。彼は歩けず、靴をはくことができなくなっていたので、この 2 ヶ月間は松葉杖をついていた。これは、私がそれまで見た中で最悪の痛風のケースだ。
 彼は私のところに来る前に、主治医の診察を受けており、主治医は彼にコルヒチン(抗炎症薬)を処方したリウマチ専門医に紹介した。通常、コルヒチンは 12 時間くらいで、75%以上の患者をかなり改善させるが、この患者の痛風は薬物療法に全く反応しなかった。実際彼は、足指と足の腫れがひどくなっており、 薬の副作用で歯茎から血が出ていた。その上、リウマチ専門医は、彼がコルヒチンに反応しないので、他の薬アロプリノールを試そうとした。アロプリノールもまた有毒な副作用があるものだ。
 その患者は症状に何の改善もなく、必要な食事制限を自分で行わなくてはならなかった。
 もっと彼と話すうちに、彼の妹が最近転移性の乳がんを患い彼はそのひどいストレス下にいること、先月には彼の大切な人が亡くなったことがわかった。その上身体的な衰弱と深刻な痛みで、彼は働くことができず、経済的な問題と結婚生活の問題を抱えていた。
 彼の痛風を治療する自然療法について話す前の第一段階でさえ、私はCTTFTを使った。
 初めに診断して治療したのは痛風による深刻な痛みであった。続いて、2 ヶ月以上も痛風がよくならずに実際悪化したことに対する彼の激しい怒りを治療した。治療の結果、彼の痛み、怒り、そしてフラストレーションは、SUD10 以上から数分で 1(10 点尺度でまったく苦痛なし)になった。その上私は、彼の妹のガンと最近の家族の死によるトラウマ、うつ、不安を治療し、トラウマのアルゴリズムだけで 10 以上から 1 まで落ちた。彼の経済的、結婚生活の問題による不安とストレスを治療すると 10 から 1 にすぐに落ちた。
 次に私は彼に鎖骨呼吸を見せ、彼は治療の途中に眠ってしまったのだ!(これは多くの患者に見られることだ。)
 数分でなんと早く多くのストレス、トラウマや痛みなどをクリアにできるのかと、彼はCTTFTに驚いた。治療の後、彼は本当に笑うことができ、顔色もよくなった!
 それから私は、彼の痛風に自然の治療を行い、一日に 3 回鎖骨呼吸を行い、1 週間後にもう一度来るように言った。
 驚いたことに、彼は 2 日後には松葉杖も痛みもまったくなしでオフィスに現れたのだ!その上、腫れ、赤み、圧痛も実際なくなっていた。オフィスから帰った夜に、腫れ、赤み、圧痛が消え始めたことを彼は感じたと言ったのだ!私に会った後、彼は主治医とリウマチ専門医のところに行き、彼の改善を見て彼らは大きな口をあんぐりあけたままだったらしい!

注) 痛風は、生物学的液性の尿酸が増大し濃縮されることで起こる関節炎の一般的なタイプで、結晶性尿酸が腱、関節、腎臓や他の組織に沈着して相当な炎症や痛みを起こす。痛風は、関節や腱のまわりに沈着するため、衰弱させる。


ケース 2:
 1999 年 12 月、51 歳の年配の紳士が私のところに深刻なパニック/不安発作をうったえてきた。彼は 5 ヶ月前にナイアシン(自分の高いコレステロールのために自分で飲んだ)を 500mg飲んで深刻な心理的反応を体験してから不安発作が起きるようになった。
 彼は 7 月にナイアシンを摂取するとすぐ体全体が極端に熱くなり、赤くなって、1 時間以上も激しい動悸を経験した。それから初めて苦しい、とても深刻な不安/パニック発作に見舞われ、ひどいめまい、激しい動悸、呼吸困難でほとんど失神しそうになったと言った。(ナイアシン〔ニコチン酸〕はコレステロールを下げ、顔の血流を良くし、血管拡張効果から「肌を紅潮させる」効果で知られている。 1000mgの摂取は、心不整脈、胃痛、下痢、吐き気の可能性がある。)
 彼はもう全くナイアシンを摂取してないが、その外傷的な体験以来、ほとんど毎日不安発作が起き、実際彼の生活を脅かしていた。不安発作で、彼は胸に熱を感じ、手は冷たくなり、ひどく怯え、失神しそうに感じ、激しい動悸で胸が苦しくなり、立てなくなった。またこの発作があるたびに、心臓発作のように感じると彼は言った。
 彼はペンキを塗っている(彼の職業)ときに、不安発作を経験した。また熱にさらされた後や、運動や階段を上った後には発作が起きた。これ以前には、彼はとても活動的で、定期的に運動/ジョギングをしていたが、今はちょっとした散歩もできないのだ。彼はまた、オンラインで株を購入するためにマウスをクリックすることもできないほど、投資をする
ことに恐怖を感じるようになった。 彼が株を買ったとしたら、ひどい恐怖に襲われたことだろう。
 また人ごみの中で、彼は初めてひどい不安発作に襲われ、激しい動悸があり、失神寸前だったため立ち上がることができなかったのだ!私のところに来るちょうど 1 週間前、彼は美術のクラスをとり、不安発作のためにクラスをやめなくてはならなかった。「絵の具の色が心の中を掻き立てた」と彼は感じたと言った。私に会う前に彼はEMDRを受けたが、うまくいかず、カリフォルニアで有名な医療健康センターに行って「ジランチン」30mgを処方してもらった。(ジランチンは通常発作のためにはもっと多く処方されるが、医者はひどい不安発作には少なめに、また「リラックスを援助する」ためにも処方した。)彼はジランチンを 3 ヶ月間毎日飲んだが、不安発作が軽減されるわけではなかった。
 私がまず初めに必ずすることのひとつは詳しい食事の調査である。私に会う前からわかっていたのは、彼は小麦と乳製品にアレルギーがある(彼は避けていた)ことだ。しかし彼はウェイ デアリ(乳清)を摂ったと言った。彼にどのくらいウェイを摂ったかと聞くと、彼は 6、7 ヶ月くらいと答えたのだ!私は彼のトキシンを診断し、「ウェイ」に敏感である
ことを見つけた。
 ウェイをすぐにやめるように言うと、彼はわかったと言った。そして私は、ナイアシンを摂ったあとのトラウマを治療し、彼がペンキを塗っているときや運動、ウォーキング、立っているとき、投資しているときに経験した症状(恐怖症も含む)を治療した。また鎖骨呼吸も教えた。
 その後、私は診察をして、EKG(心電図)をとったが、どちらも正常で 2 週間のうちにもう一度来るように言った(以前行った医療センターで、彼は心臓の精密検査をしたが正常だった)。私はまた、もし症状が戻ったらすぐに電話をするように伝えた。鎖骨呼吸も一日に何度も行うことを継続し、ジランチンは止めさせ、私たちのプログラム/漢方療法についても話し合った。
 彼は3日後に、この 5 ヶ月うちに初めて動悸や他の症状もなく散歩できたことを報告するためだけにオフィスに現れ、とてもワクワクしていた。彼は2週間後の正規の予約に現れた。そこで友人に電話したが、その数分後に激しい動悸、胸の苦しさ、めまいに見舞われ、立っていることが困難であった。私はすぐにオフィスに彼を入れて、この症状にCTTFTを行った。
 興味深いことに初めのホロンのナイン・ガミュートで、彼の目は左の下のほうにロックされたように文字通り「ひっかかった」ようになり、目が動かなくなり、動悸とともに他のすべての症状が激しくなったのだ!私はすぐにその位置にロックされた彼の目を治療し、ナイン・ガミュートと主要系列の繰り返しを行うことができた。それから、胸の苦しさ、
動悸、めまいなどのもともとの症状を治療し、ひとつひとつ消していった。彼の体を診察したところ正常だった。
 それから彼に聞いたのは、前回の診察以来ウェイを食べたかどうかである。彼はウェイの缶をたくさん買っていて、それを捨ててお金を無駄にしたくなかったので、先週食べたと恥ずかしそうに答えた。当然、パニック発作も戻り、毎日起こっていたのである。しかし彼はウェイが発作を引きこしていることを認識したので、私に電話してパニック発作が再発したことを 話すことを恥ずかしく思ったと言った。そして今ではトキシンの力がわかっているし、それ以来、食事からウェイを完全に外していると言った。
 彼は次の予約日に現れ、パニック発作が完全に止まったと言ったのだ!6ヶ月たってようやくペンキの仕事を再開しワクワクしていた。投資もうまくいっていた。これらの活動をしても全く症状はなかった。その上、とても大勢の親族会に出ても、大勢の人に囲まれて恐怖を感じることなく、むしろそれを楽しめたのだ!
 CTTFTは大変すばらしい治療である!私はよく自分の患者に、他のプログラム(漢方療法、解毒など)のことを話す前にさえ、CTTFTを使う。感情的な問題/トキシンを取り扱い、ヒーリング・プロセス全体を高めるためにクリアにする必要がある。

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最終更新日 : 2013-06-06 16:52:02

この本の内容は以上です。


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