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その40

悲しむ / じょうろ / 愚鈍(エーイーリー)

梅干の種を埋め毎日じょうろで水をやる皇帝を見て、芽が出ないと知れば悲しむだろうと案じていたけど、愚鈍なのはいつまでも向こうの世界の常識に囚われている私の方だったね。「民のためにも大きく育ちスーパーの梅干をたくさん実らせるのじゃぞ」彼は優しく梅干の芽に語りかけた。

見る / ダイヤモンド / 皇帝(エンペラー)

「世継ぎのできる予兆かもしれぬのう」皇帝が嬉しそうに私の肩を抱く。世継ぎってあなたと私の? 私にはウサ耳はないんだけど……。私はもう一度梅干の芽を見た。紫の双葉には朝露がダイヤモンドのように輝いている。そうだね。この世界でなら何が起きたって不思議じゃないかもね。

 

 

おわり






 お題は「診断メーカー」様よりお借りしました。

『三題ランダムキーワード2』 http://shindanmaker.com/67758

『三題ランダムキーワード2』 http://shindanmaker.com/68407


奥付



皇帝フーカー八世の冒険


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著者 : モギイ
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