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十五歳のポエム(1)

 

***「涙」***

 あなたの瞳に雨粒がひとつ降りた
 それはハートの化学反応が起こした、涙
 あの人の目に熱いものが込み上げた
 それは、せつない想いの結晶作用、涙
 あの子の瞳がキラキラ潤んだ
 それは喜び、悲しみ、胸のたかまり、涙
 感情が飽和状態になる時、人は涙が出る

 

<せつな>
 せつなを生きて来た
 せつなだけを生きて来た
 せつな、せつなを生きて来た
 人生はせつなの連続だ

 せつなを乗り切るために、悪ぶって生きた
 せつなのために身を流した
 せつなを生きてうそをついた
 せつな的な生き方だった
 人はそれをいけないと言うかもしれない
 将来の展望を持てと言うかもしれない

 だけどやっぱりせつなだった
 一瞬の出来事だった
 その時、その場所で、私だけの
 その場かぎりのワン・ナイト・ショーだった

 まわりに合わせて生きた
 その時が流れることを望み
 その場をつくろえば良かった
 ひよりみ主義のかざみどり
 みんなが気持ち良ければいいのだ
 過去も未来も関係ない
 「刹那」だった


~~なすがままに、あるがままに~~
流れにながされて、どこへ行く
まわりに合わせて、何になる
自分をいつわって、むなしい夜
なすがままに、あるがままに

こうなったのは自分のせい
いやそうさ、いやそうじゃない
なすがままに、あるがままに

こうあるのは私の運命
さだめに逆らって生きるのはかったるい
悲しいだけの、デスティニー
なすがままに、あるがままに
そうさ! Let it be


『深い悲しみをもつひとは』

 深い悲しみをもつ人は、さびしい傷を持った人
 寂しい傷を持つ人は、昔に夢を持った人

 古い夢をもつ人は、老いた自分を持った人
 老いた自分をもつ人は、疲れた心を持った人

 疲れた心をもつ人は、痛む苦しみを持った人
 痛む苦しみをもつ人は、それは誰にもわからない

 人のいたみの分かる人、そしてやさしい気持ちを持った人
 深い悲しみをもつ人は


「あなた」
 ふれてみたい、あなたの髪に
 陽だまりの中の若草のかおりがする
 見つめてみたい、あなたの瞳を
 水をたたえた澄んだ湖のような
 つつまれてみたい、あなたの暖かい手に
 いつまでも私の心をつかんでいる大きな手のひらだから
 歩いてみたい、あなたのバラ色の夢の中を
 そして私は、あなたの夢の旅人

 


十五歳のポエム(2)

 

***「無言のままで」***
 心にわいてくるありったけの感情は、すべておさえられて
 無言のままで静かに笑ってみたい
 頭の中は空っぽで、目から入る光がその中を透明色にする
 すべての苦悩が拭いとられて、自分はただそこに存在する
 まわりの人たちは、何かを言っているのだけれど
 感覚を失った私には、ただ意味もなく
 口を開けているようにしか見えない
 それは無意識のうちに自分がそうさせたのであろうか
 いや、自分を守ろうとしているのさ
 ウソをつけ、逃げようとしているくせに
 時間は、いつだって過ぎて行きます。

 
~ある作家が言いました。
 私には今、幸福も不幸もありません
 ただ人生は過ぎて行きます~

 無言のままで実はきき耳たてています
 無言のままで暗中模索しています
 無言のままで
 エエイ ままよ どうにでもなれ



「風の吹いている時 1979年」
風の吹いている時は、心洗われて
思い出が流れていく 私は独り外へ出て、
日だまりの中を歩いてみる
むなし 悲し くやし やるせなし

風の吹いている時は、心冷たくて
太陽が見えない 公園のベンチに腰掛けて
これが平和なのかしら
むなし 悲し くやし やるせなし

めめしい男を歌うマゾソングふっと口に出て
同じ型の家ばかり並ぶ 丘の上の住宅街
どこかのベランダで、爪を切る音
静けさが、よどんでる

風の吹いている時、私は流れて 心は止まっている
むなし 悲し くやし やるせなし
むなし 悲し くやし やるせなし
流されて行くしかないのでしょう~

注釈:めめしい男を歌うマゾソングとは
井上陽水の「心もよう」のことです



風のにおい

夕方のえんがわにある 風のにおい
夕立のしぶきの去った 草の香よ

夕ぐれの のきばの下の 光る露
夕やけの そっと見上げる 父の顔

夕やみの 長く尾をひく 燈下の人かげ
夕顔の ひっそり咲いた 母の顔


波紋

あなたの心の湖の岸辺に立って
そっと水の中へと手を入れたなら
波もんは生まれるのでしょうか?

あなたの輝くみなもに向かって
深く届けと石を投げたなら
さざ波は返ってくるのでしょうか?

夕陽が森の向こうに消えるまで
私はここにいようと思います。


<からっぽの私>
ハンプティー ダンプティー エンプティー
私の心に今住んでいる者はない
エンプティー むなしいの? ただからっぽなだけ
どんな色をしているの? まっ白なだけ

大きな夢は胸の下の方にいっちゃった
火山みたいに またいつか噴火する日を待っている
それは炭火の様な愛だ!

いつの日か 私の心は うずまるさ
たくさんの たくさんの お話で


==みたされない心==
なにをしても
本を読んでも、映画を観ても、音楽を聴いても、恋もできなくて
何をしても、なにを考えても みたされない心 むなしい心
なにをしても! 感じない 楽しくならない 空想すらできない 
なにをしても! 自分が小さく 自分が無力で 希望も見えない
なにをしても! お金がもっとあって、時間が一日に48時間あったとしても
なにをしても! 欲しいものは あるのか、ないのか
なにをしても! なにをしても、なにをしても
満たされない心


つぶやき
小さな声で 叫んでみたい
私の心 あなたへ届けと

小さな声で 叫んでみたい
私の想い 夢を見ていたあの頃へ

小さな声で 叫んだよ

それは私のつぶやき
それは私のひとりごと

まあるく小さな口を開け
声にならない 声をはりあげ

小さな声で 叫んでみたい


「花時計のまわりで つかまえて」

まわれ まわれ 花時計
あなたの手からするりと抜けて、また捕まって
まわれ まわれ 花時計
季節の花はめぐりめぐって

日が照って、雨にさらされても
まわれ まわれ 花時計
時に私はあまのじゃく
あなたを追って逆に回るの

まわれ まわれ 花時計
いつしか二人は一緒になって 
まわれ まわれ 花時計
二人だけの時 刻みます

When I'll see you, just I say,
I Love you …


Outsider「アウトサイダー」
おいらは outsider はみ出し者
人が楽しい時に みんなが笑う時に おいらは笑えない
それで ひとりになったのさ

おいらは outsider 見ているだけ
情熱燃やす人に 大声あげている人に ついて行けない
ただ それだけのこと

仲間はずれにされた訳じゃない
おいら一人で 離れただけ
言葉を交わす時に、心が消えてゆく

おいらは outsider よけい者
従うことが 追われることが 我慢出来ない
だから はぐれて来たのさ

おいらは outsider 意味を持たない
価値があるものと みんなが言っても おいらには解らない
だから 自分で出て来たのさ

それで 一人になったのさ
それで 一人になったのさ

おいらは、Outsider.



十五歳のポエム(3)

 

往来
私は ふぬけの おおまぬけ
なんの 勇気も ありゃしない
なんの 望みも ありゃしない

これから どうして 生きて行こう
これから 何としよう

昔のことなんか 思い出しても
なんの解決にも なりゃあしないョ
だから お止めよ そんなこと

どうして もっと 快活になれないのだ
あんたは そんな人じゃなかったョ

心の釘が 心の歯車がひとつどこかへ行っちゃった
そいつは 誰かさんの事なのかい
そいつは あんたの夢なのかい

あこがれかい 希望かい


青春期 モラトリアム

君はもう社会人と呼ばれる年なのに
君はもう学生ではないはずだ

でも やっぱり君は その気でいるんだよ
責任も生活の自立も 出来ないでいる

まだ、ねむいよ どうか揺り起こさないで
僕は、まだ赤ん坊でいたいんだ

怖いんだよ 解らないんだ

みんな平気な顔して暮らしているのに
一夜のうちに みんな変身してしまったのかしら

まだ ねむいよ 怖いんだよ
解らないんだ
このままで いたいんだ


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Life Work

お父さん お母さん 自分の生き甲斐は自分で見つけて下さい
私は、あなた方を満足させるための道具には なりたくない
私に望みを掛けたりしないで下さい
どうせ私は あなた方の子供なのですから
今日もどこかで誰かが 自分の気持ちのあざむいて
寂しい日々を送っている
みんな自分が悪いのさ みんな自分のせいなんだ
誰のせいにもしたくないけど 少しは私にも言わせて下さい

Life work
 を みつけましょう
Life work
 を みつけましょう

あまりになにもない生活だから あまりに心が空っぽだから

Life work
 を みつけましょう
Life work
 Life work

きっと すてきな明日が見えてくるはず 他人のことは気にしないで

Life work
 を みつけましょう
Life work
 を みつけましょう

あまりに長い一日だから あまりに小さな自分だから

Life work
 を みつけましょう
Life work Life work


「ある心」
この道を行けば 未来はやって来る

それは苦しくもあり 望ましくもある

永遠の充実がやって来るに違いない

一歩ふみ出すことは 怖いものです

波を乗り越えればいいのに

いつまでも岸を離れられない

春になってもかえらない さなぎのように

なんだかこのままでは いけないようで いたいような

時計の振り子に座っているような私は

いつも、行ったり、来たり


(やすらぎ)

悲しい夢よ 飛んでいけ
心の霧よ 晴れてくれ
私は何をすれば良いのだ
こんなに むなしく けだるい時に
この世のものが いやになって どこかへ行ってしまいたい
ああ 私のやすらぎよ どこいった。

人間世界に あいそがついた
なにもかもが しらけてる
私はふぬけのでくのぼう
明日のことも わからないまま
人間のいない国へ行って 静かにひとりねむりたい
ああ 私のやすらぎよ どこにある。

(1976年 15才の入試の春)


十五歳のポエム(4)

 

<おはしの枕>                          

chopsticks, step, skip
chopsticks, step, skip

二本のsticks ふたつ合わせて、追うは一つの夢の豆

チョップスティックス、ステップ、スキップ
チョップスティックス、ステップ、スキップ

指の間で ふたつからめて 踊るは おそばのcheek dance,

chopsticks, step, skip
chopsticks, step, skip

テーブルにふたつ並んだおはしの枕
遊び疲れて、夕食すんで、今日の糧のあることに感謝をしたら
おはしは白い陶器の枕でねむるのです。
ニンジンとナスの絵柄の上で、すてきな夢を見て下さい
ふたつ並んだ、おはしの枕、私とあなたの


「空がない」

あの子があいつと立ち話 楽しそうに笑う
勝ち誇った様なあいつの瞳に
耐えきれず 駈けだした
俺の上に空がない 空がない空がない

お前はナイーブなのさと あいつが笑う
やっとの思いで出した手紙を
あの子は読んだのだろうか

約束の場所に俺は2時間立ち続け
日が傾いて、心がしずみ、涙色の海の底
見上げたら空がない 空がない空がない

街を走り抜けて行く、俺の上に空はない
灰色に続く雲に、果てがない

やけににじむ 夕陽に向かって
むりに笑いかける 真っ赤な光の中

俺の上に、空がない


『明るさは 滅びの姿』

パンドラの匣に最後に残ったもの それは希望
昔、ある作家が言いました 明るさは滅びの姿
明るく美しい太陽が、沈みゆく時、それは斜陽
昔、ある作家が言いました 明るさは滅びの姿

死に行く人の最期の輝き
倒れ行く、かつての英雄(ヒーロー)
滅ぶ者の明るさのかげに 悲しみをみる

だから まだ暗いうちは 希望は遠く 夜は明けない
人には生まれてから死ぬまでに 輝く時がいつかある
遠い希望にむかって、明るい太陽をめざして
今は暗くつらくても 歩いて行ける

昔、ある作家が言いました 明るさは滅びの姿

明るさは滅びの姿


(風に乗る心)

遠い世界へ 私の心飛んで行け
黄緑色の風に乗って
アリスの住む 不思議の国から吹く風よ
すてきな夢を見せてほしい

遠い世界へ 私の心飛んで行け
小さなあこがれを乗せて
子供のころからの夢をやさしく包む風よ
知らない国へ運んでほしい

過去も未来もない 真実の世界
逃げているんじゃない 楽しんでいるだけ

遠い世界へ 私の心飛んで行け
黄緑色の風に乗って

遠い世界へ 私の心飛んで行け
小さなあこがれを乗せて


How could I forget “you"?

耳の不自由な人のためには読唇術
心の不自由な私のために、あなたは読心術の手品を見せてくれた
ぬりかえられて行く、あなたの魔法の掌で
私の心 あなた色に染まれ
あなたの瞳 私だけに輝いて
空も海も今 新しく生まれ変わっていく
永遠という時の中で
いつまでも いつまでも いつまでも
this time and this day is forever
that time and that boy,say good-by


~ほんの小さなやさしさが~
ほんの小さなやさしさが 僕を変えた
ほんの小さな君のしぐさが、心にしみた
ほんの小さな君のやさしさがすべてを変えた
君はもう 忘れ得ぬ人

ほんの小さなやさしさが新しい世界を作った
君に会う前、僕はいつも一人ぽっちだった
暗い部屋の隅で、ひざをかかえて
たくさんの人とは離れて彼らのことをじっと見ていた。

ほんの小さなやさしさが僕を変えた
ほんの小さな微笑みがまわりを明るくした
ほんの小さな明るさで僕は希望を手にしたのさ
君はもう 忘れ得ぬ人

君のほんの小さなやさしさが
ほんの小さなやさしさが
君のほんの小さなやさしさが


☆FHLMのローマ字恋占い

 

☆高校の英語の参考書のおまけコーナーにあった。恋占いの遊びです。

 

FHLMのローマ字恋占い

ブログのサイトにリンクします。携帯・iPhoneからも読めます。

http://36sanako.at.webry.info/200905/article_13.html

 

 



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