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終えるために始める




低くたれこめる雲に舌打ちを

聞く価値もないニュースに無視を

溢れそうな溜息はネクタイで締めあげて

宵越しの疲労感はスーツで隠して

さあ、ドアを開けよう


今日という日を、終わらせるために





どこかへ。




夕暮れの輪郭をなぞるように飛ぶ飛行機に、無意識に「連れて行って」と思った。


どこへ、ではなく、どこかへ。連れ去ってほしいと。




ページ




空が暮れるように悲しみに暮れることができたら

それは美しいことだけど そうもいかないから


そっと心のページを繰る


塗りつぶしたところや 破けたところだらけの

でも自分だけのこのページに 

今日もまたひとつ 新しい悲しみを 書きつける




いつかの未来



流れていくコトバを眺めていたら

自分のコトバを忘れてた

流れ星につぶやくはずの

いつかの未来へのささやかな祈りも




さよなら、さよなら



さよなら、さよなら、また会おう

この道が近くなることはないけど

だからといって遠のいてしまわないよう祈るよ

さよなら、さよなら、また会おう

さよなら、さよなら、優しさよ





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