目次
はじめに
もくじ
<序章>
<第1章>チャンスを掴みたければ準備せよ
段取りで結果の八割が決まる
仕事は全て想定内
仕事の力=意図どおりに進める力+何とかする力
準備せよ、覚悟を決めよ、謙虚たれ
準備なしに良い結果を期待するな
1秒、1分の改善をしても意味が無い?
ナイナイ7連発
「~だからシナイ」から「~でもスル」へ
やってみる
行き詰ったら体を動かせ
自分で決めてやったことは、自分で責任をとる
「~だろう」から「~だった」へ
準備とは5Mの条件を満足することである
「できる、できない」ではなく「やる、やらない」
現場は現状大好き変化大嫌い
変革したければ外部のプロを呼べ
ぬるい所に本当の喜びはない
努力はコストが掛からないだけでなく枯渇しない
安心感は求めるものであって浸っていてはダメ
変化を嫌う者には生産革新は苦痛である
美味しいものは最初に食べよ
工程管理の問題なのに人の問題だと言う
少し先にゴールを置くと人は伸びる
もう一度お願いしたくなるのが本物
しんどくなければ充実感は得られない
生産革新のアウトプットは成果と成長である
アホになれ
問題は自分以外の所にあると思っている
問題=目標-現状
迷った時は原点回帰
困った時は基本回帰
目に見える枝や幹でなく、目に見えない根っこを鍛えよ
外からつくるよりも内からつくれ
試練は感性と技術を磨く
頭が良いことや地位が高いことは生き抜く条件ではない
改革は少人数から始まるものである
自分を知るためには外に出よ
下を向いている所に商売の女神は降りてこない
こっちが淡々とやっていると、あっちが勝手にこけることがある
あなたの使命は何ですか?
仕事=やるべきこと+達成すべき結果
<第2章>結果を変えたければ行動せよ
何も始めなければ何も変わらない
なぜ、うちに注文が来たのか?
いまシナイことは、ズーッとシナイ
「やってます」と100回言うよりもズバリ成果を見せよ
現場、現物、現実
原理、原則
現場とは何か説明してください
その仕事はどんな役に立っているのか
仕事の意味を知ると仕事ぶりが変わる
プロセスを知ると愛着が湧く
見えない物を見る力
最高の見える化は行動である
見える化→感じる化→行動化
即行動→即改善→即解決
問題が起きたら、そこへ行け
現場は全ての結果がリアルにわかる
現場のニオイを察知せよ
意味の無い仕事を発見する眼力を磨け
ムダの排除は誰にとっても良いことである
ムダを排除したければムダを嫌いになれ
人を活かすとは人にムダな仕事をさせないことである
V/T(価値/時間)
始める時に終わりを告げよ
ロスゼロの線を引け
1秒いくらか表示せよ
人の能力を活かせないことが最大のムダである
それは考え尽くしたのか?
「成功するためには何が足りないか」は勝者の思考
結果には必ず原因がある
トラブルの原因を人にした瞬間に思考回路が停止する
成功したければ成功するような仕事の仕方をせよ
目的>目標>手段
「~を改善した」よりも「もともと何をしたかったのか?」
結果の変化に関心を持て
失敗するパターンを知っていると成功確率が上がる
管理とは何か?
目標が無い人に問題は見つからない
結果を出したければPDCAの速度を上げよ
差の分析+スグやる
最後は信念と執念だ
良い結果は簡単に得られても、正しいプロセスは簡単には得られない
仮説で問題解決のスピードUP
決めつけと仮説は違う
過去の成功体験を「原理・原則」と「方法」に分けよ
成功したら、なぜ成功したか考えよ
勝ったら中味、負けたら結果を反省せよ
成功の喜びと失敗の悔しさを知る者は必ず再チャレンジする
基準があると、そこから外れたものに敏感に気づく
現場力とは何か?
企業のやるべきこと「SEQDC」
<第3章>人を動かしたければ自分が動け
逆風を感じたら自ら風を起こせ!
「俺は本気だ」と言う前に
一度で解ってくれると思わず、何度でもしつこく伝えよ
嫌われることを恐れる者に改革はできない
期待して、期待せず
思ったとおりに動かない部下のお陰で自分が成長できる
儲かったのは社員の手柄、損したのは社長のせい
現場のシラケは上司のシラケ
期待を込めて本気で仕掛ければ必ず応えてくれる
仕掛ける+チャレンジさせる+リスク対策
教えることが最高の学び
人間性を高めると生産性が高くなる
良くするも人、悪くするも人
有事の時に実力が出る
有事は信頼を高めるチャンスと受け止めてしまえ
ウェルカム、トラブル!
変化は成長の機会である
全てが順調にいったら成長できない
1人で行動できる人間になれ
自分ならこう考えるという癖を付けよ
今の自分がMax大変だと思うな
できる人のマネをせよ、いつまでもマネしているな、マネされる人間になれ
人を見る眼はあるか?
鈍感以上、神経質未満
怒鳴っても利益なし
本当のやさしさとは相手の努力を証明することである
自分の努力を安売りするな
本当の喜びとは相手が喜ぶ姿である
経験が多いほどバランス感覚が磨かれる
言われたとおりに仕事をしていて楽しいですか?
誰のために働くのか
人を動かしたければ人の心を動かせ
丁寧な言葉よりも相手の心に響く言葉
形あるものは壊れるが形ないものは壊れない
信頼無くして注文無し
社内の常識は世間の非常識
簡単に手に入れたものは簡単に手放す
実力アップは最高のリスク対策である
ルールや規則では人は動かない
求める姿は相手と一致しているか
<第4章>相手を説得したければ相手の心を読め
相手を説得したければ相手を知るべし
相手の心理を読めなければ相手には勝てない
顧客は何を望んでいるか
相手にとって価値あることを探せ
相手はそれを問題だと思っているのか?
目的を持った人間は強い
理と情で相手を説得する
感情(情)で褒めるよりも事実(理)を見て褒めよ
努力の後に業績貢献度を伝えよ
減収増益は改善努力である
上司の評価よりもお客様の評判
相手を納得させる実力を身に付けよ
自分の道は自分で決めよ
真面目にコツコツが良いとは限らない
癖には良い癖と悪い癖がある
疑ってみる癖は改善に通じる
見聞きした情報に自分の考えを足せ
耳触りのいい話よりも耳の痛い話
相手の力で問題を解決せよ
努力したら確実に成果を出せるか?
ワクワクしなければ良い仕事はできない
ゴールから仕事を組み立て、ゴールまでせよ
大事なのは結果ではないと言う人は、結果を出せない人である
信じる者には見える
神様を置けば前向きになれる
結果には必ずプロセスがある
失敗から得られるものは、成功して得られるものよりも多い
完璧な組織など無い、不満の無い組織など無い
障壁が多いほど知恵が出る
有事は価値観を共有するチャンスである
外部の刺激があるほど本物だけが生き残る
<第5章>良い会社をつくりたければ良い風土をつくれ
働くということは存在を示すこと
正直であれ!透明であれ!
無いと困る会社をつくれ
生産革新は全てをHappyにする
意識が変わっても成果が出なければダメ
居心地のよい会社よりも成長させてくれる会社
和気あいあいよりも労働の実感
進化する会社は「内向き志向」でなく「外向き志向」である
弱みを組み合わせると強みに変わる
弱みを強みに変える
弱みを強みに、強みを儲けに
欠点を素直に受け入れると進化する
利益は高低ではなく長短である
経営はリスクとバッファーである
実力アップはリスクとバッファーを兼ね備えたものである
穴の空いたバケツで経営を続けていませんか?
最高の社会貢献は持続的な利益である
改善して結果を変える力
10対10で勝つ戦法
情熱は説得の手段である
相手の目に訴えよ
言葉で相手を動かす力
自分の仕事をキチンと説明できる技術者たれ
持続的な業績アップは人材の質で決まる
たかが5S、されど5S
良き企業風土は職場の5Sから
整理できない人は頭の中が整理できていない!
物を雑に扱うということは雑な経営ということ
在庫を改善したら納期が改善された!?
5Sを実践している現場は我が社の第二営業部
やるべき(必要な)ことと余計な(不要な)こと
簡単にマネされるようなものは独自の技術ではない
人間は知恵を使う仕事をせよ
個人よし、みんなよし
本質から外れた生産革新は経営革新にならない
儲かる会社よりも価値のある会社
習慣づくとやらないと不安になる
がんばらなくても「良い会社」
世の中で最も貴重なものは無形の財産である
良い会社とは社員が良い会社と感じる会社である
<おわりに>
おわりに

閉じる


試し読みできます

はじめに

一流と二流の違いは何か?

プロとアマの違いは何か?

成功と失敗の違いは何か?

 

この違いは、実はほんのちょっとした違いなのです。

二流が一流になるならば、アマチュアがプロになりたければ、失敗を成功に変えたければ、次の2つを変えてみることです。

 

①    ちょっと考え方を変えてみる

②    ちょっと行動を変えてみる

 

この2つを変えることは誰でも苦手なものですが、「もっと上手くなりたい」「もっと良い結果を出したい」「もっと良くありたい」「もっと自分を磨きたい」という心の底から湧き出る人間の本能が自分を奮い立たせてくれるはずです。

 

景気が悪いと「~だから仕方ない」と、つい愚痴や言い訳が出ることもありますが、勝敗の分かれ道は、その後の「考え方」と「行動」の違いにあります。

「ならばこうする」と次のステップを切り拓こうとするのか、それとも愚痴で終わるのか。その差は時が経つほど大きな差となって結果に表れます。

 

経営の神様は前向きな人が好きです。

勝利の女神は努力している者に微笑みます。

当然ながら愚痴で終わる人よりも、切り拓こうとする人の方が成功する確率は高くなり、勝者になりたければ、とにかく試しに何かをやってみることが大切です。

 

やってみると、意外とできてしまうことが多いものです。

例えば、「カラオケはちょっと」と控え目ながら、マイクを持ったら堂々と歌いきってみたり、「人前で話すことが苦手で」と言いながら、しゃべり出すと長々と立派に演説する人もいます。

指導先の企業でも高い目標値を見て「無理」「できっこない」と言いながら、「やってみたらできてしまった」の連続です。これはボケとツッコミを1人でやっているようなもので、自分達で否定して、自分達で実現してしまうから面白いものです。

 

人間は誰でもそんなもので、頭でモンモンと考えているだけでなく、体を動かしてみると自分が考えている以上に何とか形になってしまうものです。

海外のある国には、「始めた時点で半分終わったも同然」という言葉もあるそうですが、考え過ぎるよりも先ず始めてみることで現状が変わってきます。

 

大きな成果を出すためには、日頃の小さな努力の積み重ねが大切なことはご承知の通りです。生産革新でもコツコツと改善を積み上げたことで、業績向上と人材育成の双方で成果を出している会社がたくさんあります。

しかし、気合いと根性、やる気と思いだけで進めても、必ずしも成功を手に入れることはできません。

「どのようにやったらいいのか分からない」

「頭ではわかっているのにできない」

「いくらやっても目に見える結果が出ない」

「やっているけど成果が出ない」

といった声を聞きますが、そこには「何か」が足りないのです。

 

家庭で作る料理とプロの料理人が作る料理の差は、目の付け所と手間ひまが違います。

プロの料理人は素材の特性を研究し、その上で「ひと手間」と「ひと工夫」を惜しみません。美味しい料理にするために必要な「何か」を知り、それを日々実践できるから一流なのです。

つまり、良い結果を出すためには、それに必要なコツやキモがあり、ちょっと考え方を変え、ちょっと行動を変えてみるだけで普通に成果が出るようになるのです。

慣れてしまえば「そんなものか!」と感じることでも、知らないままだと、いつまでも美味しい料理は作れないのです。

 

この「考え方」と「行動」は、生産革新で成果(または仕事の結果)を出すために必要な要素であると考え、以下の公式を導きました。

 

「 生産革新の成果 」 = 「 考え方 」× 「 行動スピードの二乗 」

 

これはアルベルト・アインシュタインの特殊相対性理論から得られた公式「エネルギー=質量×速度の二乗」を応用したものです。

偉大なる博士に敬服し、私はこれを将来のあるべき姿を手に入れるための基本公式と考えています。

考え方をちょっと変え、それをできるだけ早く行動に移すことで、仕事の結果が変わってくるのです。特に行動スピードが二乗である部分が成果を生む鍵であり、業績の良い会社の社長は、皆「せっかち」であることからも裏付けられていると思います。

また、「考え方」が「行動スピードの二乗」よりも先になっている部分もポイントです。理念と使命、役割と責任、即ち原点から逸脱した考え方をすると努力の方向性を誤り、確かな成果に結びつかない点も加えておかなければなりません。

 

本書は、15年間の工場の現場経験を経て、生産革新の専門家として現場最前線の改善活動を支援する立場から、多くの企業改革を通じて得た「成功と失敗のパターン」を集めた実用書です。

成功している企業には、ある共通点があります。

成果を出すためには、ある条件があります。

その点を踏まえて、生産革新で確かな成果を得るために必要な「考え方」と「行動」を再確認し、現場の努力を無駄にしないようにしましょう。

始めから終わりまで一貫して辛口ですが、どんなに嫌われても、会社や暮らしが良くなればそれが本業と割り切って書き落しました。

どうぞ最後までお付き合いください。

2013年1月 唐澤良洋


試し読みできます

もくじ

<序章>                                            P3

 

<第1章>チャンスを掴みたければ準備せよ                       P4

段取りで結果の八割が決まる

仕事は全て想定内

仕事の力=意図どおりに進める力+何とかする力

準備せよ、覚悟を決めよ、謙虚たれ

準備なしに良い結果を期待するな

1秒、1分の改善をしても意味が無い?

ナイナイ7連発

「~だからシナイ」から「~でもスル」へ

やってみる

行き詰ったら体を動かせ

自分で決めてやったことは、自分で責任をとる

「~だろう」から「~だった」へ

準備とは5Mの条件を満足することである

「できる、できない」ではなく「やる、やらない」

現場は現状大好き変化大嫌い

変革したければ外部のプロを呼べ

ぬるい所に本当の喜びはない

努力はコストが掛からないだけでなく枯渇しない

安心感は求めるものであって浸っていてはダメ

変化を嫌う者には生産革新は苦痛である

美味しいものは最初に食べよ

工程管理の問題なのに人の問題だと言う

少し先にゴールを置くと人は伸びる

もう一度お願いしたくなるのが本物

しんどくなければ充実感は得られない

生産革新のアウトプットは成果と成長である

アホになれ

問題は自分以外の所にあると思っている

問題=目標-現状

迷った時は原点回帰

困った時は基本回帰

目に見える枝や幹でなく、目に見えない根っこを鍛えよ

外からつくるよりも内からつくれ

試練は感性と技術を磨く

頭が良いことや地位が高いことは生き抜く条件ではない

改革は少人数から始まるものである

自分を知るためには外に出よ

下を向いている所に商売の女神は降りてこない

こっちが淡々とやっていると、あっちが勝手にこけることがある

あなたの使命は何ですか?

仕事=やるべきこと+達成すべき結果

 

<第2章>結果を変えたければ行動せよ                         P45

何も始めなければ何も変わらない

なぜ、うちに注文が来たのか?

いまシナイことは、ズーッとシナイ

「やってます」と100回言うよりもズバリ成果を見せよ

現場、現物、現実

原理、原則

現場とは何か説明してください

その仕事はどんな役に立っているのか

仕事の意味を知ると仕事ぶりが変わる

プロセスを知ると愛着が湧く

見えない物を見る力

最高の見える化は行動である

見える化→感じる化→行動化

即行動→即改善→即解決

問題が起きたら、そこへ行け

現場は全ての結果がリアルにわかる

現場のニオイを察知せよ

意味の無い仕事を発見する眼力を磨け

ムダの排除は誰にとっても良いことである

ムダを排除したければムダを嫌いになれ

人を活かすとは人にムダな仕事をさせないことである

V/T(価値/時間)

始める時に終わりを告げよ

ロスゼロの線を引け

1秒いくらか表示せよ

人の能力を活かせないことが最大のムダである

それは考え尽くしたのか?

「成功するためには何が足りないか」は勝者の思考

結果には必ず原因がある

トラブルの原因を人にした瞬間に思考回路が停止する

成功したければ成功するような仕事の仕方をせよ

目的>目標>手段

「~を改善した」よりも「もともと何をしたかったのか?」

結果の変化に関心を持て

失敗するパターンを知っていると成功確率が上がる

管理とは何か?

目標が無い人に問題は見つからない

結果を出したければPDCAの速度を上げよ

差の分析+スグやる

最後は信念と執念だ

良い結果は簡単に得られても、正しいプロセスは簡単には得られない

仮説で問題解決のスピードUP

決めつけと仮説は違う

過去の成功体験を「原理・原則」と「方法」に分けよ

成功したら、なぜ成功したか考えよ

勝ったら中味、負けたら結果を反省せよ

成功の喜びと失敗の悔しさを知る者は必ず再チャレンジする

基準があると、そこから外れたものに敏感に気づく

現場力とは何か?

企業のやるべきこと「SEQDC」

 

<第3章>人を動かしたければ自分が動け                        P95

逆風を感じたら自ら風を起こせ!

「俺は本気だ」と言う前に

一度で解ってくれると思わず、何度でもしつこく伝えよ

嫌われることを恐れる者に改革はできない

期待して、期待せず

思ったとおりに動かない部下のお陰で自分が成長できる

儲かったのは社員の手柄、損したのは社長のせい

現場のシラケは上司のシラケ

期待を込めて本気で仕掛ければ必ず応えてくれる

仕掛ける+チャレンジさせる+リスク対策

教えることが最高の学び

人間性を高めると生産性が高くなる

良くするも人、悪くするも人

有事の時に実力が出る

有事は信頼を高めるチャンスと受け止めてしまえ

ウェルカム、トラブル!

変化は成長の機会である

全てが順調にいったら成長できない

1人で行動できる人間になれ

自分ならこう考えるという癖を付けよ

今の自分がMax大変だと思うな

できる人のマネをせよ、いつまでもマネしているな、マネされる人間になれ

人を見る眼はあるか?

鈍感以上、神経質未満

怒鳴っても利益なし

本当のやさしさとは相手の努力を証明することである

自分の努力を安売りするな

本当の喜びとは相手が喜ぶ姿である

経験が多いほどバランス感覚が磨かれる

言われたとおりに仕事をしていて楽しいですか?

誰のために働くのか

人を動かしたければ人の心を動かせ

丁寧な言葉よりも相手の心に響く言葉

形あるものは壊れるが形ないものは壊れない

信頼無くして注文無し

社内の常識は世間の非常識

簡単に手に入れたものは簡単に手放す

実力アップは最高のリスク対策である

ルールや規則では人は動かない

求める姿は相手と一致しているか

 

<第4章>相手を説得したければ相手の心を読め                   P135

相手を説得したければ相手を知るべし

相手の心理を読めなければ相手には勝てない

顧客は何を望んでいるか

相手にとって価値あることを探せ

相手はそれを問題だと思っているのか?

目的を持った人間は強い

理と情で相手を説得する

感情(情)で褒めるよりも事実(理)を見て褒めよ

努力の後に業績貢献度を伝えよ

減収増益は改善努力である

上司の評価よりもお客様の評判

相手を納得させる実力を身に付けよ

自分の道は自分で決めよ

真面目にコツコツが良いとは限らない

癖には良い癖と悪い癖がある

疑ってみる癖は改善に通じる

見聞きした情報に自分の考えを足せ

耳触りのいい話よりも耳の痛い話

相手の力で問題を解決せよ

努力したら確実に成果を出せるか?

ワクワクしなければ良い仕事はできない

ゴールから仕事を組み立て、ゴールまでせよ

大事なのは結果ではないと言う人は、結果を出せない人である

信じる者には見える

神様を置けば前向きになれる

結果には必ずプロセスがある

失敗から得られるものは、成功して得られるものよりも多い

完璧な組織など無い、不満の無い組織など無い

障壁が多いほど知恵が出る

有事は価値観を共有するチャンスである

外部の刺激があるほど本物だけが生き残る

 

<第5章>良い会社をつくりたければ良い風土をつくれ                P166

働くということは存在を示すこと

正直であれ!透明であれ!

無いと困る会社をつくれ

生産革新は全てをHappyにする

意識が変わっても成果が出なければダメ

居心地のよい会社よりも成長させてくれる会社

和気あいあいよりも労働の実感

進化する会社は「内向き志向」でなく「外向き志向」である

弱みを組み合わせると強みに変わる

弱みを強みに変える

弱みを強みに、強みを儲けに

欠点を素直に受け入れると進化する

利益は高低ではなく長短である

経営はリスクとバッファーである

実力アップはリスクとバッファーを兼ね備えたものである

穴の空いたバケツで経営を続けていませんか?

最高の社会貢献は持続的な利益である

改善して結果を変える力

10対10で勝つ戦法

情熱は説得の手段である

相手の目に訴えよ

言葉で相手を動かす力

自分の仕事をキチンと説明できる技術者たれ

持続的な業績アップは人材の質で決まる

たかが5S、されど5S

良き企業風土は職場の5Sから

整理できない人は頭の中が整理できていない!

物を雑に扱うということは雑な経営ということ

在庫を改善したら納期が改善された!?

5Sを実践している現場は我が社の第二営業部

やるべき(必要な)ことと余計な(不要な)こと

簡単にマネされるようなものは独自の技術ではない

人間は知恵を使う仕事をせよ

個人よし、みんなよし

本質から外れた生産革新は経営革新にならない

儲かる会社よりも価値のある会社

習慣づくとやらないと不安になる

がんばらなくても「良い会社」

世の中で最も貴重なものは無形の財産である

良い会社とは社員が良い会社と感じる会社である

 

<おわりに>                                          P206


試し読みできます

<序章>

世の中で最も合理的なシステムは「自然界」ではないでしょうか。

自然界に存在する全てのものが必然的であり、生命にも地形にも、その全てに今に至る経緯があります。長い歴史の中で進化と退化、堆積と風化を繰り返し、その延長線上でできた調和のとれた循環には、私達が学ぶべき要素が無限に詰まっています。

自然の摂理には企業存続の鍵がたくさんあり、同時に人間が繁栄する正しい方向性を示してくれるものでもあります。

また、生産革新でも自然界から学ぶべき点は多く、理にかなった改善は現場に馴染み、そこで働く人々の力を引き出すためのヒントを豊富に与えてくれます。

 

以下、私が生産革新の専門家となった「経緯」から始めることにします。

私は製薬会社の営業を経験した後、ソニーの工場で15年間お世話になりました。

薬の営業から電気業界の工場という、全く異なる分野に移ることは珍しいことだと思いますが、決して遠回りではなく、他の人とは違う思考ができる良い経験だったとプラスに考えています。社会人になって数年後に、工場の中で営業を知る者は意外と少ないことを知り、改めて自分が変わり者であることに気づきました。

学生時代に経営工学を学んだ影響から、薬の営業よりももっと自分の能力を活かせる仕事があると思い始め、「IE(インダストリアル・エンジニアリング)の仕事ならば入る!」と明確な目的を持ってアタックし、ソニーマンになりました。

希望して入ったIE部門は、工場全体の効率化と人材育成を進めるチームで、5年間、社内の生産革新に取り組みました。

その後、製造部門に移り大人数をまとめて生産活動に取り組む、いわゆる現場第一線で5年間揉まれました。

「IEの理論を知っていて、製造を経験した奴が適任」と言われ、次の5年間は海外工場を立ち上げる部門に異動し、年間100日以上、海外の生産現場に足を運びました。日本で通用したことも海外では相手にされないということを多々経験し、「世界は広いなぁ」と実感することができた刺激的な日々でした。

このように、「IE・製造・海外」と3つの部門で計15年を過ごし、「理論・実践・指導」という3つのステップを踏むことができたことは、自分の専門技術を磨く上で、これ以上ない恵まれたキャリアでした。

その後独立し、生産革新の専門家として企業を支援していますが、国内外で任された工場での経験が今も大いに活きています。

現場を体験すると、「こうすれば成功する」という成功の方程式も得ることができますが、「こうすると失敗する」という失敗パターンを体得できたことは、企業を指導する上において、何よりも大きな武器になっています。

もし自分の身を預けるとしたら、成功パターンだけを知っている医師よりも、成功できる腕を持ち、なお且つ失敗パターンを知っている医師の方が、より心強いに決まっています。

世の中には、成功するために必要な情報は多くありますが、失敗も含めたより実践的で現実的な情報は意外に少ないと感じています。極端に言うならば、失敗したくなければ、失敗するパターンを知ることです。

本書は工場での実務経験と、生産革新の専門家としての企業支援という2つの立場から得た、成功と失敗のパターンを紹介します。

特に、「改善活動をしているが目に見える成果が出ない」という問題を抱えた経営者、または商売やビジネスに関わる方々に向け、「ならば何が足りないのか」を、ひも解いていきます。

その中でも、第1章に挙げた「準備」は、近年の携帯電話やスマートフォンなどに代表される急激な技術の進歩と反比例するように、急速に不足してきているように感じます。便利になった反面、準備を軽視する癖が身に付いてしまうと、有事の場面や勝負所で大きなトラブルに巻き込まれることになると危惧しています。

私が工場で仕事をしていた時には、準備が不足すると必ずトラブルが起き、「もしかしたら」「ひょっとしたら」といった悪い予感は、たいがい当たるものでした。多くの現場体験から、準備もせずに良い結果を期待したり、準備しない者がチャンスを掴みたいと思うのは、ムシが良すぎると考えるようになりました。

準備もせず、技能の蓄積もせずに、世の中や社会のせいにしていても、問題は解決には向かいません。しかし、大半の人は頭では解っていても、手間がかかるとか、面倒だからと言い訳をして、行動に移せないことがほとんどです。

改善活動ばかりでなく、私生活においても成功と失敗を分ける、準備の大切さから幕を開けることにします。


試し読みできます

段取りで結果の八割が決まる

春は桜が咲いて春らしく、夏は花火が打ち上げられて夏らしく、秋は収穫物を食べて秋らしく、冬は雪景色を目にできる冬らしさがあります。日本には四季があり、その節目では「夏が来る前に」とか、「冬が来る前に」といった備えの文化が生活に浸透しています。

そんな背景からか、日本で暮らし日本の産業を世界レベルに高めた先人たちは、「仕事というものは段取り八分」であるというメッセージを残し、私たちに備えの重要さを伝えてくれています。

これは、「段取りで仕事の八割は終わったのも同然」という意味で使われますが、私はこれを、「段取りの良し悪しで、結果の八割が決まること」と受け止めています。

そうだとすると、

冬の結果の八割は、冬が来る前に決まっていることになります。

試合の結果の八割は、試合が始まる前から決まっていることになります。

テストの結果の八割は、テスト前に決まっているのです。

製品の出来栄えの八割は、工程へ投入する前に決まっているのです。

明日の結果の八割は、今日までの段取り次第で決まることになります。

「うちの仕事は特別だから当てはまらない」という場合は、特別だからこそ段取りが必要とも言え、そこに目を向ければ今よりももっと良い結果が期待できるでしょう。

例えば農業は、大変多くの且つ不連続な要素が出来栄えを左右しますが、知識や分析、経験や技術を積み上げ、必要な段取りを怠らないことで、継続して良い結果を出している凄腕も多くいます。

良い結果を出すためには、段取りが大切だということですが、現実はどうでしょうか?

「何とかなる!」で済ませ、「行き当たりばったり」や「出たとこ勝負」でやってしまうことが多いのではないでしょうか。

昔は冬支度を怠れば、寒く空腹な冬を迎えたに違いありません。だから冬が来る前にきちんと備えをしていたのでしょう。自分の趣味や遊びならば備えや段取りを怠っても問題ありませんが、生死に関わることや、他人や顧客に影響を及ぼす仕事となるとそれでは困ります。

誰でも手間のかかることは嫌です。誰でも面倒なことはしたくありません。しかし、段取りの過不足が結果を左右し、他社との差として表れるとしたら、仕事の取り組み方から考え直す必要がありそうです。

品質は作業する前から決まっているのです。

生産効率は生産する前から決まっているのです。

設備が正しく動くかどうかは動かす前から決まっているのです。

「備えあれば憂いなし」という言葉があるように、日頃から備えていればチャンスを掴めますが、備えていなければチャンスを逃すと心得ましょう。


試し読みできます

おわりに

生産革新は企業理念を具現化する手段です。

理念とは執念を持って理想を追求するものであり、企業活動の思考と行動の原点です。

改革や革新の時、変革や変化の時、困難や苦境に直面した時は、常にこの原点に立ち返り、正しい方向に向いて経営しなければいけません。

当たり前のことですが、企業理念は飾り物ではなく、目に見える形としてアウトプットし続けなければなりません。それを実現するための取り組みのひとつが生産革新です。

 

品質向上、納期遵守、生産性向上、在庫削減、どれも企業理念を実現させる方策であると同時に、メーカーとしての使命を果たすことでもあります。与えられた使命を果たすことが企業理念の追求であり、全社員の努力の合計が会社の業績となって具現化されるのです。

 

PDCA(計画→実行→確認→是正)に従って努力すれば必ず業績がアップします。

以下、PDCAサイクルを本書に何度も出てきた言葉でまとめます。

「準備→行動→反省→改善」

「仮説→実験→検証→改善」

「常に考える→即行動する→即確かめる→即改善する」

「信念を持つ→執念深くやる→素直に振り返る→改善し続ける」

全てに「改善」があるのが共通点です。成功するまで改善を繰り返せば、必ず結果が変わります。つまり、理念の実現に向かって努力を重ねれば、必ず業績がアップできるということになります。

 

持続的に業績が向上する企業は存続します。それは変化に対応して進化する企業であり、生物の生存の原理に於いて証明されています。「進化した」と称される企業の人々は、日々の弛まぬ改善以外に存続できる方法が無いことを知っているのです。

企業の進化を遂げる原動力は人です。そして、日々改善している社員の姿には世間の目と顧客の目が向き、自分達の努力が世の中に認められることに嬉しくない訳がありません。

社内の評価よりも顧客の評判、団体からの表彰よりも大衆の印象を気にするのが本物の実力者です。

 

上記のPDCAをベースとして、変革を実現させるのは人であるという視点で本書を構成しました。

第1章「準備すること」→第2章「行動すること」→第3章「人を動かすこと」→第4章「説得すること」、このサイクルを確実且つ迅速に行えば、必ず「良い会社をつくること」(第5章)に繋がります。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。次は現場でお会いしましょう。

 

 

 

■著者 唐澤良洋 1965年長野県生

KID生産コンサルタント代表

ソニーの工場でIE・製造・海外の3部門に計15年間在職。現場を熟知する生産革新の専門コンサルタントとして多くの企業の改善活動を支援。人間性の向上を通じて生産性を向上する。

公式HPhttp://www9.plala.or.jp/kaoru-h/

ブログ http://blog.livedoor.jp/karara123/


試し読みはここまでです。続きは購入後にお読みいただけます。

この本は有料です。閲覧するには購入する必要があります。
購入するにはしてください。
有料本の購入に関しては、こちらのマニュアルをご確認ください。
販売価格1,000円(税込)

読者登録

kidproconさんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について