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『13年前逆日記 1999年12月16日(木)』

【1999年12月16日(木)】*2013年2月4日(月)記

 

●時間割

9:00 起床。

9:30 朝飯。

10:30 『The Residence Hotel』チェックアウト。

12:00 『CHINA TOWN HOTEL』チェックイン。

13:00~ 昼飯、買い物、銀行。

15:00~ ホテルに戻り、昼寝。

21:00 晩飯。

5:00 就寝。

 

●家計簿(タイ通貨1Bが約3円)

100B―トゥクトゥク

650B-ホテル

10B-チップ

10B―屋台のやきとり

10B-パイナップル

20B-ケーキ

65B―昼飯

23B―水、ジュース

280B-晩飯

30B-ランプータン

 

●日記

 9時に起床。9時30分にホテルの食堂で、朝飯バイキング(何を食べたかは書いてないがきっと腹一杯食べたことだろう、きっと。バイキングではいつも限界を超えて食べる。そして、最後の方は朝のお通じに行きたくてモジモジしながら、でもきっちりデザートとコーヒーまで楽しむんだ、便意と死闘を繰り広げながら戦いながら。この12年間変わらぬ習慣。あ、ご紹介が遅くなりましたが、12年後、2011年の俺です。また近いうちにお会いできると思いますよ)。

 部屋に戻り、クソバイキングしてパッキング。

 

 10時30分にチェックアウト。朝イチでホテル引越しなわけは最初から一晩だけのお付き合いのつもりだったのさ。

 でもよう、前払いで大枚の1200Bも出してんだ、文句は言わせねえぜ。

 

 それに仕事柄、顔を覚えられるわけにはいかない。

 だからいくら身分を隠して、変装してるからって、そんな素人じゃあるまい無防備に連泊なんてありえない。

 

 既にこのホテルの従業員はもちろん、昨晩のツゥクツゥクのドライバーや隣のレストランのおばさんに顔を覚えられたし(12年後のオレオレ。レストランのおばさんとはメモすらない。なぜ12年前の朝バイキングに食ったものは何一つ覚えてないのに、レストランのおばさんと覚えているのか。だいたいよう、おばさんなんだよ、タイのレストランをやってるのは。レストランちゅうか定食屋、屋台に毛の生えた。だから、レストランのおばさんって言っておけば、だいたい合ってる。ばっちし。今日も2011年からの副音声をお楽しみください。いやなら、()内は読まない、もしくは全部読まない)。

 

 国内用らしい青の公衆電話で電話を掛ける(あ、12年後の俺だけど、「1、5、10Bのコインが使える」って走り書きのメモが書いてあるが、誰に掛けたのか、幾ら使ったのかは書いてない。そういうところが嫌い、12年前の自分の!)。

 

 12時、バンコクの中華街、チャイナタウンにある『CHINA TOWN HOTEL』へトゥクトゥク (100B)に揺られて。

 ちなみに、ツゥクツゥクの新たなドライバーにヤサを覚えられたのはご愛嬌。

 

 ちなみに一泊650B。だって、いきなり安宿は無理じゃん。「いやいや、そもそも初日からいきなり安宿とかありえないっしょ」って理由で取った初日のホテルよりは若干お安くなっております。

 

 段々安くしてくんだぜ、プロは。体、壊しちゃうから。体調管理も大事な仕事の内だから。

 自称プロ戦場特派員の仕事は多岐に渡る。

 

 まあ、最後の方は路上泊はもちろん、カレン族の難民キャンプに居候泊したり、カレン民族同盟解放軍に従軍したら当然ジャングル泊もあるわけで。

 

 でも、相部屋は絶対イヤー。いかに安上がりに節約しているか自慢合戦に巻き込まれたくない。

 というわけで、昨日のホテルと比べて、250Bの大節約。

 

 逆に浮いた250Bを使えるって寸法よ、イカンイカン。

 汗水たらして稼いだ金は1円たりとも、あ、1Bたりとも、無駄にできやしない。

 

 早くタイ慣れしなくちゃ。だからもちろん今日は絶対チップなんて払うものか、俺はこの国にチップを払いに来たんじゃねえ、舐めるとやけどするぜと言う顔で、フロントから部屋まで荷物を運んだだけのボーイになぜかチップを(10B)…。

 

 13時、荷物を解く間もなく、ホテルの外へ。

 カメラ2台、望遠レンズが3本、ビデオカメラが1台、バッテリー3つ、マイク、ライト、大量のフィルム、同じく大量のミニDVテープなどが詰まったカメラバックを背負い、これは盗難防止兼炎天下、延々と歩いても重い荷物にへこたれない、トレーニングを兼ねている、こういう地道な努力が後からジワジワ効いてくるもんさ(ホントその通りで、2011年の俺は腰を痛めて、ヘルニア持ちです、このバカのせいで)、なんだとイチイチ割って入りやがって、よし、腹わって話そう(いやいや、だから、おかしいだろう。12年後の2011年の俺が、12年前の1999年の俺にツッコむのはアリだけど、逆は時空的に無理があるだろう。)。

 

1999年の俺:「なんだその腹は、割れないだろ」。

2011年の俺:「お前こそ食生活に気をつけろ」。

1999年の俺:「なんだその言い種は、自分のことは棚上げして」。

2011年の俺:「そっくりそのままその言葉をお返しする、未来の自分に頼りすぎ、依存し過ぎ、未来の自分への宿題多すぎ!」

1999年の俺:「宿題やったか?」

2011年の俺:「歯磨いたか?」

1999年と2011年の俺:「せ~の、あい~んダッフンだうんこちんちん、カトちゃんペッ!ちょっとだけよ、あんたも好きねえ~」。

 

 まあ、さっきからずっとイチイチ1999年の俺ですだ、2011年の俺ですだと断りを入れているが、当然1999年の俺のところも当時の気持ちになって、2011年の俺が書いているんだけどね、ま、秘密ってことで。

 

 話は1999年のバンコクはチャイナタウン。

 道すがら買い食い、屋台のやきとり(15B)、肉だけでなく野菜や果物も取らなきゃ、串に刺さったパイナップル(10B)、フルーツ締めのデザートにケーキ(20B)。

 

 まるで南国にスイーツを楽しみにきたバカOLみたいだが、格の違いを見せつけてやるとばかり、別腹別腹というわけで、改めてまたタイ飯の肉と野菜炒めと目玉焼き乗せごはんとトムヤムクンスープでランチを(65B)。

 

 せっかく計40Bで昼飯を済ませたと思ったのにね、獲らぬ狸の皮算用。

 昼飯後、銀行で1万円両替。

 1万円で3623バーツ、1万円で3609バーツだった空港の両替屋よりレートよし。

 14バーツ、42円得した計算だ。

 

 銀行後、セブンイレブンにて、23バーツで水とジュースを買って、一番安い水ポラリスだっけは2Bか3Bだが、ちょっと贅沢して5Bの水を、ジュースはたぶんセブンアップ(13?B)。

 

 15時にホテルに戻って、昼寝。何か問題でも?

 郷に入れば郷に従え、熱帯じゃ、みんな昼寝するもんだ。その代わりみんな朝早いんだけど、何もかもいきなり順応はできないから、朝寝坊さんはするけど、がんばって昼寝するんだ。

 

 遠回りしてるようだけど、急がば回れ作戦で英気を養うのも自称プロ戦場ジャーナリストの仕事の内。

 いきなり無理して、身体を壊したら、元も子もないじゃん。

 三泊四日の駆け足パックツアーじゃあるまい。まだまだ先は長い。もしかしたらこのまま住み込んじゃうかもよ。

 

 ま、登山家が高山慣れするみたいなもんだ。

 まずはタイ、バンコクに慣れなきゃ。

 長丁場なんだから。焦っても仕方ない。

 

 チョモランマだって高地トレーニングで体が慣れるまで約3週間。

 チョモランマなんて山コロより高い頂き目指してるんだから、俺は。物見遊山取材。

 

 21時、起床。いっけな~い、やってもうた、ディナー食べなきゃ。

 昨晩より11Bケチって、280Bでディナー(チャイナタウンだから、食ったのは中華じゃないかしら。でも、辛れえよって書いてあるから、タイ料理か、四川料理だったか、あ、俺ね)。

 

 帰り道、デザートも忘れず、ランプータン(30B)を買い込んで、ホテルに戻って夜寝。

 でも全然目が冴えて眠れない。なぜだろう。なぜかしら。

 

 でも夜遊びはしない。夜はマジメなのだ。昼は不真面目だが。

 デスコとかゴーゴーバーとかは不良が行くとこだ。

 金ねえだ。酒も女もギャンブルもやらない、ええ、今のとこは。

 

 5時頃、就寝(と書いてあるよ。ま、郷に入れば郷に従えで一見うまくいったかに見えた昼寝が逆にアレだったね。みんな起き出したころに寝やがって。でも、最初からうまくいく昼寝なんてないから大丈夫。ま、二日目にして、昼夜逆転パターンか、バカじゃなかろうか。なんにしろ、こうして2日目は何事もなく無事に過ぎていった模様)。

 

○本日の出費、計算するの面倒臭いB。

 


奥付



【2013-02-04】『13年前逆日記』


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著者 : 山田夫妻
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