閉じる


千一夜は読みやすい?

少女が王様に千夜にわたってお話をする物語、
それが千一夜物語、アラビアンナイトと呼ばれる物語群です。
これがとってもおもしろくてためになるので、ご紹介しましょう。

ステップ1

本屋で「千一夜物語」とか「千夜一夜物語」とか「アラビアンナイト」とか書いてある本を探してまとめて買ってきましょう。

ステップ2

枕元にまとめて置いておきましょう。

テスップ3

ありません。あとは読むだけ〜。

冗談じゃなくホントこれが私の実践経験。私が神経質なA型気質(ホントにA型)だからですが、カタチから入るのが一番です。あともどりできませんからね。とくに東洋文庫版をまとめて買ったときはかなり高額だったので気合いが入りました。心配しなくても大丈夫、小さな話が大半でそれも”夜”で区切ってあるので少しずつ読めます。1日1夜で3年で読めればいいやと始めて、実際は1版を平均1年というところ。私で1年だから普通はもっと早く読めるでしょから、ぜひチャレンジしてくださいね。



宇宙考古学


私は本を読むのが苦手で、マンガと雑誌をのぞけばほとんど読まない・・というか読めないです。私にとって本を読むのはけっこう大変なことです。子供のころから読書感想文がにがてで、夏休みの宿題は大変でした。そのときに出会ったのが星新一の短編SF小説。これが短くて分かり安くて面白い。読書感想文はほぼ丸写しで最後に面白かったと一言かいただけ。そんな本嫌いのまま大人になったのですが、あるとき古本屋で一冊の本に出会いました。

「宇宙人の謎」デニケン著、百円だったかなぁ。この著者はピラミッドのような遺跡は実は宇宙人が作ったんだよって仮説で過去に話題になってたことがあるらしいです。私が知ったのは後のこと、だから古本屋に安くあったんですね。ようはこの手の仮説を唱えるひとの本のなかではヒットしたということらしいのですが、私はこのジャンル宇宙考古学にどっぷりはまったんですよ。あのムー(雑誌)いっとき愛読してましたからね。今でも月は宇宙船だと思ってます。だって金環日食の時のぴったり度はふつうじゃないだろう。太陽と月の見た目の大きさがほぼ一緒。これは宇宙から来た宇宙船に違いないよね。実は昔、月が無かった地球に2つの月形宇宙船がやってきて・・ということで今でも”とも”という漢字は月が2つで”朋”なんだ!とかね。古い話を良く読むと宇宙人の痕跡があるんだとか。神話とか伝説とかに興味がでたのはこのころからで、聖書などは定番です。ところが古典とか聖書とか難しくてわたしにはとてもとても・・。そのときに出会ったのが千一夜物語。古典、伝説、宗教、不思議な話、宇宙考古学の要素たっぷり。しかも現代語に訳してあってエロティクでおもしろく読める。ご丁寧に夜で区切りまで付けてくれている。最高でしょ。

繰り返して読む

私がお勧めする正しいアラビアンナイトの楽しみ方は
・・繰り返して読む・・

まず本文を読む

読んでいて??というところを探しましょう。千年前の物語をヨーロッパで訳したものをさらに訳しているわけですからね。??があって当然です。どうしてなのかを考えて読む。例えばなぜターバンしてるいだろうとか?

関連資料を読む。

その??を調べるのですが、きっとこう書いてあるでしょ。「古くからターバンを巻いてます。アラビアンナイトにも書いてあるから」え〜となるわけですね。アラビアンナイトのことを調べるとアラビアンナイトが出てくるんですよ、それだけ古い話なんですね。ここで疑問が・・歴史ってわからないことが多いということを忘れていませんか。大人の事情で歴史書が作られてそれを覚えているんですよ。実はなにもわかってないんですよね。宗教の本を読めば千年どころか二千年前のことを書いてあるけど、歴史を研究した本になるとちょっと前のこともわからない。イスラムのことなら古くてもわかっていることになっている。が、アラビアンナイトのことになるとわからない。わたしもアラビアンナイトのことを知ろうとイスラムの本を読んだりしましたが。宗教書はおすすめしません(好きなら別ですが)、宗教の研究書は面白いしとってもためになるのでおすすめ。アラビアンナイト関係の研究書や中東の歴史、民族、研究書をあれこれ読みましょう。

また本文を読む

いろいろ調べてから読むとイメージが変わって面白い発見が出来ます。これを繰り返すのがアラビアンナイトの正しい楽しみ方です。ようするに”わからない”という前提で読むこと。日本人からすれば、アラビアンナイト読むということは未知の世界を探検していることなんです。

マムルーク

マムルークとはトルコ系の白人奴隷、解放奴隷、要するに役人、軍人、イメージが一番近いのはサムライでしょうか。奴隷=虐待されているイメージをもっているのは欧米がそうだからなんですね。アラビアンナイトの世界はエジプトのマムルーク朝時代もあるわけですが、もろに奴隷王朝ですからね、アラビアンナイトの奴隷制度は優秀な人材の教育と就職の制度なんです。ほんとに奴隷が王様になるんですよ。

私も最初は知らなかったのですが、知ってから読むとイメージが変わるものの一つがアラブの奴隷制度

奴隷はイスラム教徒にはなれないので異教徒なんですが、奴隷、労働者だよね?ということは異教徒の方が多いのかなアラビアンナイトの世界・・。イスラムというのは戒律つまり法律重視ですから奴隷は主人と同じ食事、服、待遇を要求しますし、いらないなら新しい主人に売らないといけない。解放とは自立独立することで、会社をクビする意味での解放はだめってこと。待遇は現代の会社員より良いくらいなんだとか。うらやましい。解放奴隷とは主人に忠義のある奴隷のことで主に軍人、役人のこと、まさしくサムライですね。

むかしの日本の丁稚奉公も盆と正月の年に10日程帰れるだけで衣食住の面倒を見てもらっていたことを考えれば、アラブの奴隷とかわらない?。住み込みの丁稚からはじまり、裏長屋からの通い番頭になって最後に主人の後を継ぐか、のれん分けでお店を持たしてもらえる。

他人の面倒をみるという文化が近代から消えてしまって、なぜか虐待してもいいと思い込まされているのかも・・。

などと歴史考察、日本との対象考察してみるのもアラビアンナイトの楽しみ方といえるでしょう。

ソロモンの指輪

いまだによくわからないのだけど、ダビデ王の子、ソロモン。アラビアンナイトに良く出てきます。いやこの世界の人はみんな知っている前提で話が進んで行くのでちゃんとは出てこないんですよね。だからわかりにくいんです。アラビアンナイトには魔人や魔法が出てきますが、この大元の話がソロモン神話らしい・・世の中すべての魔法のでどころかも・・

ここから先は私の感想&推測です・・

たぶんソロモンの指輪がいわゆる魔法の指輪で、この指輪を使って魔人達を自由自在に操っていたようなんです。そのときに使った移動手段が有名な魔法の絨毯、ソロモンのはかなりデカいんですけどね。アラビアンナイトにはみんなが知っている一人乗りようの絨毯なんかほとんど出てきませんからこれがモデルでしょう。
たぶんソロモンはこの指輪を一回無くしてる(つまり政権を一回取られてる)伝説があるんじゃなかろうかと想像しています。それらしき話があるので。ではなぜ指輪なのか?推測なんですが、神の名前が刻印されているようです。これで魔人を操り、壷に閉じ込めて封に指輪のしるしをつけるともう出ることはできません。神様の名前が付いてますからね。

昔の人はバカだったとおもいこんでませんか。祖先がバカじゃ今ごろ我々いないでしょうから、じつはけっこう凄いことしてる。王様のいうことなんかきけるかってんでボイコットしてますね。だから私がいってるんじゃないよ、神様がいってるんだよって、公私をわけたんだろう、これが宗教という政治になるわけです。でも王様が自分は神だといいだすので困るんだな。

イスラム教とはムハンマド(モハヘッド)が私の後に預言者(神のことばを伝える)は現れないといったことから出来たもので、これってもう神さまは出てこないと宣言しているわけですよね。これがどうして宗教なのか私にはわからないが、たぶん当時は政治だったんだろうと思うのです。なのでイスラム教もそのもとになったユダヤ教も神さまを利用されないように神様の名前は無いんですよね。(アッラーはアラビア語で神様の意味、ユダヤ教は隠しきれなかったようです。)

この神様の名前、政治に利用できる名前が刻印された指輪こそが魔法の指輪です。

ちなみにムハンマドと同じ六世紀に日本では聖徳太子が仏教で政治を開始したんですよね。仏教では神様は外にはおらず自分の中にいることを悟ことです。つまり、王様じゃなく国民主権、民主化したんですね。すごいぞ、ニッボン。天照大神の伝説はその後に作られた古事記、日本書紀の話。

あまり変なことは書かない方がいいいようなのでこのへんで。あとは自分で考えてね。


読者登録

den4roさんの更新情報・新作情報をメールで受取りますか?(読者登録について